鶴瓶の家族に乾杯 | 青森県横浜町(三浦大輔さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成30年9月10日放送 ハマの番長登場!三浦大輔と青森県横浜町ぶっつけ本番旅

旅のゲストは、元プロ野球選手(投手)で、「ハマの番長」こと、三浦大輔(みうら だいすけ)さん。奈良県橿原市出身の44歳。矢沢永吉の大ファンで、愛称の由来にもなっているリーゼントの髪型がトレードマークです。高田商業高校からドラフト6位で1992年に横浜大洋ホエールズ(当時)に入団し、2016年に現役を引退するまで25年間、横浜ベイスターズ、横浜DeNAベイスターズ(現在)と横浜一筋でプレーを続け、この3球団に渡って横浜に在籍した選手は三浦さん唯一人だそうです!。2014年から引退する2016年まではコーチも兼務、現在はDeNAの”球団スペシャルアドバイザー”を務めています。現役時代は、多彩な球種を持つ技巧派ピッチャーで、特に制球力に定評があり、通算与四球率は 2.42。1997年に最高勝率のタイトルを獲得し、翌1998年には背番号「18」を背負い、チームのリーグ優勝と日本一に貢献。最優秀防御率と最多奪三振も、各1回受賞しています。

三浦大輔さんが”家族に乾杯”に出演するのは、今回が初めて。旅の舞台は、青森県上北郡(かみきたぐん)横浜町(よこはままち)。下北半島の中間部の西側、陸奥湾に面した人口4,600人ほどの町です。東側に隣接する、太平洋岸に面した場所には、原子燃料サイクル基地で知られる六ヶ所村があります。横浜町には4つもの漁港があり、漁業がとても盛ん。横浜町の特産品は、横浜ナマコやホタテガイなどの海産物のほか、ジャガイモや毛まめ(枝豆)など。全国2位の作付面積を誇る菜の花畑や、ゲンジボタル生息の北限地としても知られ、様々な観光イベントが開催されています。三浦さんのブログによると、旅の目的は、どうやら「横浜」繋がりらしく、横浜中学校野球部を訪れたみたいですよ!(笑)。


ロケが行われたのは、平成30年7月21日(土)。海なし県の奈良県出身の三浦さん、漁港のある町に行ってみたいと思っていたところ、ベイスターズ球団のホームタウンである「横浜」の名が付いた、漁業が盛んな横浜町があると知り、旅先に選んだそうです。

横浜漁港で待ち合わせをした、鶴瓶さんと三浦さん。船の手入れをしていた秋田さんに声を掛けると、ホタテ漁をしているそうです。ゲストの三浦さんに気が付いた秋田さん、町内に熱烈なベイスターズファンがいると教えてくれますが、残念ながら今日は風間浦まで野球をしに行っているとのこと。その話を聞いて鶴瓶さん、『珍しいなぁ、青森でベイスターズファン?』と。すると三浦さん、『全国区ですよ、しかもここは横浜ですから!』と(笑)。

港には、ロケを見学しに大勢の人が集まって来ていました。順番に記念撮影をしようと提案する鶴瓶さんですが、鶴瓶さんに背を向けた町民の関心事は、三浦大輔さん。鶴瓶さんとの写真撮影より、三浦さんと握手したり、Tシャツの背中や車にまでサインを求める始末(汗)。牛を80頭も飼っている”ベゴ屋”と言う石崎さんは、『子供たちの夕涼み会の準備をしていたら、”三浦大輔来てる”って大騒ぎになって駆けつけた』とのこと。その話を聞いた鶴瓶さん、『それは”鶴瓶が来てる”ちゃうの?』と・・・。『オレには誰もサインを求めて来えへんよ、オレ気悪いなぁ』と、三浦さんの人気にやきもちを焼く鶴瓶さんでした(笑)。

鶴瓶さんは、三浦さんと石崎さんも誘って、待ち合わせ前に道で出会い干貝柱を試食させてもらった「鳥山商店」を訪ねることに。すると、先ほど出会った奥さんと娘さんは、鶴瓶さんが『後で来るわ』と言っておいたのに、なんとファミマに出掛けてしまったそうです(汗)。成行きを知っていた従業員の方が、社長を呼んできてくれて、ようやく裏の作業場で干しているホタテを見せてもらえることに(笑)。ダシ用には1ヶ月間も干すそうですが、干したての柔らかい貝柱も美味しいそうです!。そこにちょうど帰ってきた奥さんと娘さん、ご家族の話を聞いていると、子供は大学生・中学生・小学生といるも、誰もスポーツはしていないそうです。ところが、暫くすると思い出したように、『野球!』と。しかも、その中学生の子は、横浜中学校野球部のキャプテンをしているそうです。普通、忘れるか!?(笑)。

ここでスタジオから、横浜町の魅力をビデオ紹介。紹介してくれるのは、横浜町のハマの番長こと、ツネさんです。鶴瓶さん曰く、『ホンマもんやないか!出して大丈夫?』と・・・(汗)。実はツネさん、見かけは強面ですが、意外にお茶目(笑)。
 まず、横浜町で採れるものと言えば、「ホタテ」。横浜町が面する陸奥湾は、津軽半島や下北半島、八甲田山に囲まれていて、その山々から流れ込む水はミネラルがたっぷりで、餌となる良質なプランクトンを育むため、ホタテの栽培漁業に適しています。生はもちろん、焼いてもよし!。最近は「ホタテバーガー」も人気です。
 次に、横浜町の自慢と言ったら、「菜の花畑」。全国有数の作付面積を誇る、横浜町の菜の花畑、5月の開花時期には、町一面が黄色い花で覆われます!。この菜の花の種を使った町の特産品が、「菜種油」。農薬や化学肥料を使わず、すべて手作業で自然ろ過しています。他にも、菜の花の茎や葉を混ぜた、ドーナッツやシフォンケーキ、ソフトクリームも絶品です!。

”ベゴ屋”という石崎さんのお宅を訪ねることにした、鶴瓶さんと三浦さん。家族のことを尋ねると、”鶴瓶”の番組が大好きだったというお父さんは、今年の2月に他界したばかりだそうです。自宅でお母さんに招かれ、まだ納骨が済んでいない仏壇にお参りさせてもらうことにした鶴瓶さんですが、なぜか石崎さんのお宅では、家族の皆さんから『鶴瓶』と呼び捨てにされるのが気になります・・・(汗)。

ここで二人は別れ、一人旅に。

三浦さんは、石崎さんに案内してもらい、鳥山商店の娘さんの子供が野球部のキャプテンをしているという、「横浜中学校」を訪ねることに。中学校のグランドの、広いこと、広いこと(驚)。グランドにいた野球部の監督さんに撮影の許可を頂いた三浦さん、まずは全員にピッチング指導。高校2年まで野球をしていたという石崎さんも、長靴のまま投げさせてもらうことに。すると、1球投げただけで、短パンがビリッ!(笑)。

次は、三浦さんがピッチャーをするので、生徒は順番に打席に入ってバッティング練習。中学生のピッチャーが投げる球のスピードを確認してから、多少の変化球も混ぜてピッチングする三浦さん。キャプテンは打ち取ったものの、4番には見事センター前に運ばれ、『打たれた・・・』と、ちょっとショック(笑)。

最後、生徒達を集めて三浦さん、『オレも練習は大嫌いだけど、負ける方がもっと嫌い。負けないためには、練習しかない。プロ野球選手でも、子供の頃から上手かった人はごく僅か。練習すればしただけ、上手くなれるから。あと、お父さんお母さんに買ってもらった道具は、大事にしような!』と。真剣な子供たちと野球ができて、三浦さんもとても楽しかったそうです(笑)。

一方の鶴瓶さん、新たな出会いを求めて車で移動していると、運転手さんがとある場所で車を停めたので、何かあるのかと降りてみることに。その道端で出会ったのは、漁師さんの使うカゴを作っている成田さんでした。どうやら、年配の成田さんが道にふらふらと出てきたので、運転手さんは車を停めたようです(汗)。成田さんに話を聞こうとする鶴瓶さんですが、鶴瓶さんのことを知らない上に、青森弁がきつくて、なかなか会話が続きません・・・。

成田さんと分かれ、通りを歩き出した鶴瓶さん、すると若手の漁師さん達に声を掛けられ、『よかった~、言葉が通じる人が来た』と(笑)。話を聞くと、これから「どんどり会」の仲間で集まって、裏手の海辺で夕日を見ながら、生ビール会をやるんだそうです。40年も前に3人でスタートしたどんどり会は、今では漁師さんだけでなく、いろいろな職種の人も加わって、家族など準会員含めると15名ほどに。そして、理由をつけては、年がら年中飲み会を開いているんだそうです(笑)。しかし、単なる飲み仲間の会かと思いきや、会の旗を作ったり、規約まであるという凝りよう!。鶴瓶さんが、どんな規約かと尋ねると、『楽しく飲んで騒ぎましょう、政治的な話は一切しない』といった内容だそうです(笑)。

ここでちょっと一息、青森県横浜町の「家族に一杯」の時間です。
つぼ汁 やってきたのは、町の公民館「横浜町ふれあいセンター」。集まっていただいたお母さん方に作っていただいた本日の一杯は、地元の珍しい料理、「つぼ汁」です。鮮やかな色合いが特徴的で、赤い人参に白いお麩、緑の物は野菜の収穫が難しい時期に彩を加えるために食紅を入れて作ったお団子。ちょっと捻った形が、まるで本物のうぐいす豆の様!。精進料理なので、普段は作らないそうですが、作るとなると『”たいぎ”になるので・・・』とお母さん(笑)。

鶴瓶さんは、新たな出会いを求めて住宅街を歩いていると、家の前にいた杉山さんを見つけ、声を掛けます。この3月に役所を定年退職し、今はジョギングや趣味のフルートを楽しんでいるそうです。そこで鶴瓶さん、『何をしてるんですか?、はよ持ってきて下さいよ』と(笑)。しぶしぶフルートを吹く準備を始めてくれた杉山さん、少し音出ししないと鳴らないと言いいますが、鶴瓶さんは『練習のとこはカットしますから』と答えつつ、しっかり全部放送されてしまいます(汗)。そして披露してくれたのは、エルガーの「愛の挨拶」。エルガーの名前も知らなかった鶴瓶さんですが、曲を聞いたら分かったようです(笑)。この時、鶴瓶さんは教えて貰えませんでしたが、小野アナウンサーの入手した情報によると、実は杉山さん、30年前に自分で作詞作曲したレコードを出していたそうです(驚)。タイトルは、「だから僕に一言いわせてほしい」。歌を聞いてみると、現在とはだいぶ違う、とても甘い声。そこで30年前の写真を拝見した鶴瓶さんですが、顔はほとんど変わっていませんでした(笑)。

一方の三浦さんは、石崎さんに案内してもらい、熱烈なベイスターズファンという森川さんのお宅を訪ねることに。今日は野球をしに行っているとは聞いていましたが、もう帰ってきているかもと訪ねてみましたが、まだ留守の様です。そこで三浦さん、自分が訪ねてきた証拠を残してあげようと、番組のポストカードにサインをして、ドアに挟んだほか、石崎さんに玄関前で写メを撮ってもらい、後で渡してもらうことに。

三浦さんは次に、途中で見かけた「トレーニングセンター」を訪ねてみることに。そこで出会ったのは、夏休みの運動不足解消にトレーニングセンターに来ていた、高校三年生の樋熊さん。そこで彼に、一度もやったことが無いとバスケットボールの手ほどきを受けながら、将来の夢など話を聞きました。

鶴瓶さんが次に出会ったのは、庭で趣味の盆栽を150鉢も育てている小林さん。昨年病気をして、盆栽をやめようと仲間に話したら、良い盆栽から順番に持っていかれてしまったそうですが、体調も徐々に回復し、再び盆栽を続けることにしたそうです。しかし奥さんからは、『やめろ』『処分せぇ』と言われっぱなしだとか。そこで鶴瓶さん、私が奥さんに反乱の狼煙を上げてあげましょうと、家の中にいた奥さんに出てきてもらいますが、実際に奥さんと会うと鶴瓶さん、『これ、多すぎますよねぇ。私は全てお母さんの味方ですから』と、みごとな寝返り(笑)。奥さんの希望どおり、半分ぐらいは処分するよう、ご主人を説得することに成功した鶴瓶さんでした。

お腹が空いた三浦さん、石崎さんに紹介してもらい、「菅沼商店」を訪ねます。女将さんの今の時期のおススメは、「ホヤ」。スタッフも一緒に、ここで食事を頂いたようです。ここまで三浦さんに付きっきりで、スタッフの様に面倒を見てくれた石崎さんですが、そろそろ牛の世話があると帰ってしまい、急に不安になる三浦さんでした(笑)。

最後に三浦さん、石崎さんのお子さんも通っている「ちどり保育園」の夕涼み会を訪ねることに。すると、スペシャルゲストとして挨拶まで求められた三浦さん、その後は子供や父母の皆さんと一緒に、盆踊りの輪に参加することに(笑)。

 

再放送は、9月14日(金)午前0時55分~午前2時10分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。


二人旅

ハマの番長が横浜町の魅力をビデオ紹介

鶴瓶さん

三浦さん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 横浜町の名物など

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