鶴瓶の家族に乾杯 | 群馬県中之条町(中澤佑二さん)パート2

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和3年6月21日(月) サッカー元・日本代表DF中澤佑二が四万温泉満喫SP!

ここをクリックパート1(6月14日放送)はこちら


ようやく再開された地方ロケですが、まだ東京はコロナ禍の緊急事態宣言下にあって、先の深谷市、いすみ市の旅に続き、今回も特別に2週にわたっての放送です。先週(2021/6/14放送)の前編に続き、今週は後編をお送りします。

旅のゲストは、引き続き、元プロサッカー選手の 中澤佑二(なかざわ ゆうじ)さん。旅の舞台は、群馬県吾妻郡中之条町(なかのじょうまち)。群馬県の北西部にあり、新潟県と長野県との県境に位置する、山深い土地柄です。都会好きな奥さんとは反対に、自分は自然豊かでのどかな田舎や、温泉・山菜が大好きと語る中澤さん、『中之条町はどストライクな場所』と大喜び。サッカー元日本代表DFらしく、相手の様子を観察しながら懐に飛び込む“プレー”で、鶴瓶さんを圧倒します(笑)。


ロケが行われたのは、4月8日(木)。『草津の仕上げ湯』といわれる沢渡温泉で旅をする中澤さんは、地元のグルメを探し回ります。しかし、訪ねる店は軒並み定休日・・・。中澤さんは、自分の運のなさに心が折れます。その経験は、日本代表時代以上に厳しいものだったと語り・・・!?そして、舞台は四万温泉へ!。映画「千と千尋の神隠し」の世界観そのままの宿があると人気の温泉地で、中澤さんは運命的な出会いを果たします!(笑)。一方の鶴瓶さんは、古民家を発見。なんとそこは、アーティストが集まる“手作り”の宿でした!。

”花と温泉の町”として知られる中之条町の中心部で、新たな出会いを探して歩き始めた鶴瓶さん。すると、民家の脇に建つ鳥居と祠を見つけます。表で洗濯物を干していた今泉さんに話を聞くと、『淡島神社』というそうです。代々、今泉家の当主が神主を務め、現在はご主人が亡くなって奥さんが神主を務めているとか。そこに訪ねて来たのは、仲良しというご主人の姉の宮崎さん。お二人に話を聞く鶴瓶さんですが、近くでは飼い犬の”ちゃちゃ”がずうっと吠えっぱなし…(汗)。すると偶然にも、ちゃちゃを散歩に連れて行くために、近所に住む孫の広瀬さんが来てくれました。ちゃちゃは、8年前に広瀬さんが、お友達から『あなたが貰ってくれなかったら保健所行きよ』と言われ、可愛そうになってお婆ちゃん家に連れて来たんだとか。しかし今では、ちゃちゃのお陰で毎日こうして孫が犬の散歩に訪ねてきてくれると、喜ぶ今泉さんでした(笑)。

一方、『草津の仕上げ湯』といわれる「沢渡温泉」を訪れた中澤さん。温泉街の雰囲気を楽しみながら通りを歩いていると、見つけたのはぷらっと入りたくなるようなラーメン屋さん「上州軒」。しかし、生憎と”本日休業”の看板が…(汗)。桜が咲く上沢渡川のほとりに出ると、川沿いの沢渡温泉親水公園「晩つりせせらぎ公園」のグラウンドでは、お年寄りがゲートボールを楽しんでいる様です。小学校低学年の時、ゲートボール部だったという中澤さん、一緒に混ぜてもらおうと声を掛けます。皆さんが楽しんでいたのは、グラウンド・ゴルフ(昭和57年に鳥取県で誕生したスポーツで、ゴルフと同様にホールインまでの打数を競う)。クラブを借りてさっそく打たせてもらう中澤さんですが、力余って遥か彼方までボールを飛ばしてしまいます(笑)。皆さんに、山菜を食べられる場所がないかと尋ねると、山菜そばがあると「よしのや」を教えてくれました。さっそく、そのお蕎麦屋さんを訪ねる中澤さんですが、運悪くここも”本日休業”…(汗)。隣りにあった「宮田屋旅館」を訪ね、ご主人の鉾田さんに再度尋ねる中澤さんですが、この辺りでは難しく、四万温泉の方があるだろうとのこと。つくづく運に見放された中澤さん、サッカーであれば仲間やサポーターの応援があるのに、周りにいる番組スタッフは何も助けてくれず、心が折れそうだったと嘆きます(笑)。

鶴瓶さんは、ご家族にゆっくり話が聞きたいと、お昼にチキンライスを頂いた食堂「千里」を再び訪ねますが、営業時間外でドアには鍵が掛かっています。そこで、向かいにあった本屋さん「CBCちぎりいちブックセンター」を訪ね、千里の店主の自宅を教えてもらうことに。応対してくれたのは店主の町田さん、はす向かいにある本店の「ちぎりいち」にいるお姉さんに電話して、調べてもらえることに。「ちぎりいち」とは屋号で、創業は220年前、土蔵が建ち並ぶ大きな屋敷の傍らにはお稲荷さんもあるそうです。そこで、お稲荷さんを見せてもらいに自宅兼事務所という本店を訪ねると、先ほど電話してくれたお姉さんの山口さんが、千里のママの連絡先を携え出てきてくれました。また、92歳になるお母さんも玄関先まで出てきてくれて、店の生い立ちについて教えてくれました。

四万湖カヌー体験四万温泉に向かうことにした中澤さん、途中で「中之条ダム」を見つけると、車を降りて散策してみることに。ダム湖(四万湖)の水は、侍ブルーの如く真っ青で、とてもきれいな景色が広がっています。そこで出会ったのは、桑原さん母娘と孫娘の女性3世代。四万温泉への日帰り入浴の帰りに立ち寄ったそうです。ダム湖ではカヌーもしていると教えられ、桑原さん母娘と一緒に岸まで見に行ってみると、ちょうどカヌー体験をしていた一行が、ダム湖を一周してきて岸に上がるところでした。インストラクターをしていた「ぐりんぴーす」の髙栁さんに、ダム湖の水がなぜ青いのか尋ねると、上流にある四万温泉の湯に含まれている銅イオンの成分が光に反射して青く見えるらしく(諸説あり)、光の加減で色は様々に変化するそうです。

中澤さんが再び車に乗って四万温泉を目指していると、何やら「千と千尋の神隠し」の主題歌『いつも何度でも』のメロディーが流れてきます。四万温泉に向かう国道353号には、群馬県内に10箇所ある「ぐんまメロディーライン」(溝が刻まれた道路を制限速度で走ると、走行音がメロディーを奏でる道路)のひとつがあり、四万温泉には千と千尋の神隠しに登場する「油屋」のイメージとなった「積善館」があることから、この曲が選ばれたそうです。

千と千尋のモデル宿「積善館 本館」中澤さんがやって来たのは、四万の病を癒すと伝わる「四万温泉」。古くから湯治場として親しまれてきた、群馬県を代表する温泉地のひとつですが、映画「千と千尋の神隠し」の世界観そのままの旅館が話題となり、一躍人気となりました。ジブリ作品とジャッキー・チェンの映画、安室奈美恵さんのライブDVDはめちゃくちゃ観ているという中澤さん、千と千尋の神隠しも5回以上は繰り返し見て、何時も奥さんに呆れられているとか(笑)。そのモデルとなった「積善館 本館」を訪れ、千がカエルにバレそうになってハクに助けられた橋にそっくりな赤い橋の前に立った中澤さん、『やべぇ、やべぇ』を連発します!。たまたま旅館の渡り廊下を浴衣で歩いていた、女性三人組の宿泊客を見つけた中澤さん、庭越しに話を聞くと、あの橋を渡る時には皆さん息を止めたそうです(笑)。当日は旅館の中には入ることが出来なかった中澤さんの為に、後日スタッフがお邪魔して、第19代当主の黒澤さんに、旅館を案内してもらいました。創業は元禄7年(1694年)、現在の3階建ての建物は明治30年頃に建てられた物だそうです。

ちぎりいちで教えてもらった食堂「千里」のオーナー、唐澤さんのお宅を訪ねた鶴瓶さん。出迎えてくれたのは、ご主人と女将さん。隣りの畑では、店で使う無農薬の野菜を、息子さんがもくもくと収穫作業中!。昔は鎌倉の由比ガ浜にあったホテルで支配人をしていたというご主人、親の面倒を見るため地元に戻り、食堂を始めたんだそうです。鶴瓶さんは、畑にいた息子さんも呼んで、三人から暮らしぶりについて、色々と話を聞くことができました(笑)。

牛筋の煮込みここでちょっと一息、千葉県いすみ市の「家族に一杯」(その2)の時間です。
 訪ねたのは、のんびりした雰囲気のJR中之条駅の駅前にある、大衆酒場「ニューサイトウ」さん。居酒屋ですが、店内はカワイイ雰囲気!。さっそく作ってもらったのは、本日の一杯、「牛すじの煮込み」。実は、煮込みは群馬県のソウルフード、家庭やお店で昔から親しまれてきたメニューだとか。群馬は、お蕎麦屋さんや定食屋さん、どこのお店にも何かしらの煮込みがあるそうです。お店を切り盛りするのは、若い斉藤さんと神谷さん。斉藤さんは、中之条町出身のUターン組ですが、10代の頃はこの町を出たくて仕方なかったとか。当時は、何も無くて地元がチョー嫌いだったそうですが、齢を重ねて、今ではこの町の環境や人がいいなぁと思える様になったそうです(笑)。地元を盛り上げようと始めたお店は、今では町の人の憩いの場。ふる里を愛する斉藤さんの思いが詰まった、ニューサイトウの煮込みです。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、『Magic Night』(キャラヴァン)でした。

四万温泉を散策していた中澤さん、見つけたのは苗字が同じ「なかざわ旅館」。まさかこんなところに親戚の旅館があるとは?と、訪ねることに(笑)。出迎えてくれたのは、若女将の中沢さん。先代とその大女将もまだ現役で手伝ってくれているそうで、居間で休んでいたお二人を呼んでくれました。皆さん、歳の割には肌艶がよくて若々しく、きっと温泉のお陰だと聞いた中澤さん、自慢の温泉に入らせてもらうことに!。お風呂に向かう途中、廊下には、中村勘三郎さんや嵐のメンバーが来客した時の写真が飾ってあり、中澤さんはえらい宿に上がり込んだとビックリ(笑)。貸切専用露天風呂「高野の湯」に浸かった中澤さん、『あったまるわぁ~!』と感激しきり。先代のお父さんに三助として洗い場に座ってもらい、旅館の歴史やご家族のことについて話を聞いていると、中澤(中沢)という性は武田信玄公の奥方の家系に由来すると教えられ、自身のルーツに自信を持つ、温泉に浸かり汗びっしょりの中澤さんでした(笑)。お風呂から上がると、居間で冷たいジュースを頂きつつ、大女将と若女将も交えて、再び皆さんに、ご家族の暮らしぶりなどについて話を聞きました。

新たな出会いを求めて、西中之条地区にやってきた鶴瓶さん。車を降りて通りを歩いていると、見つけたのは、古民家を改修した複合施設「かたや」。1階のテナント「おこわ カフェ おてのくぼ」は定休日で、テラスで娘さんとアイスクリームを舐めていたのは、たまたま掃除に来ていた従業員の諸角さん。突然の鶴瓶さんの来訪に、『ボスを呼びます』と(笑)。ボスというのは、この古民家を改修して、1階には飲食施設を、2階には国際現代芸術祭「中之条ビエンナーレ」に来訪するアーティストの為の宿泊施設を開設しようとしている、中之条町移住コーディネーターの村上さん。中之条ビエンナーレとは、2007年から2年に一度開催されている芸術祭で、今年はその開催年に当たります。町内およそ40箇所に作品が展示され、人口1万5千人の町に、40万人もの来訪者が訪れるとか!。しばらくして到着した村上さんに施設内を案内してもらうと、手作りという割にはオシャレな内装に鶴瓶さんもビックリ。以前は東京でスタイリストをしていたという村上さん、地元に戻って結婚して、今は不動産業を営んでいるとか。そんな中で、何十人もの町中の知り合いをまき込んで、中之条町を盛り上げようと、ただいま奮闘中です!。

再放送は、6月24日(木)の午後11:40から、NHK総合1で放送予定です。


鶴瓶さん

中澤さん

家族に一杯


 

番組内で紹介された 中之条町の名物など

【ふるさと納税】中之条町ふるさと寄附感謝券3000円分

価格:10,000円
(2021/6/22 19:35時点)
感想(3件)

▲ページTOPへ