2014年のプロ野球、解説者による順位予想。巨人、ソフトバンクの独走を止めるのは何処のチーム?
※ このページは、2014年の順位予想のページです。新しい、今年のページはこちらへ。
2013年のセントラル・リーグは、巨人が2位の阪神に12.5ゲーム差を付け、圧倒的な強さで優勝(84勝53敗7分、勝率.613)しました。一方、パシフィック・リーグは、楽天が創設9年目にしてリーグ優勝(82勝59負3分、勝率.582)し、併せて日本シリーズでも巨人を4勝3敗で破り日本一となりました。
さて、2014年のプロ野球はどうなることでしょう?。今シーズンは3月29日に、セパ揃って開幕!
2014年10月7日のナイターで開催されたセ・パ各1試合が最終戦となり、2014年のレギュラーシーズンの全日程が終了しました。
セントラル・リーグは、読売ジャイアンツ(巨人)がリーグ優勝3連覇を飾り、2位以下の順位も去年と全く同じ結果となりました。
一方のパシフィック・リーグは、福岡ソフトバンクホークスが3年ぶりの優勝となりました。去年の覇者の東北楽天ゴールデンイーグルスは、7日の最終戦でオリックスに逆転負けして最下位に転落してしまい、持病の腰痛が悪化した星野監督は今季限りで退任となりました。
今年のプロ野球の総観客数は、セが1,261万6,873人で、1試合平均は前年比3.4%増の2万9,206人でした。パは初めて1千万人を超える1,024万2,478人で、1試合平均は4%増の2万3,709人となりました。
10月11日からは、日本シリーズ進出を懸けて各リーグの上位3チームによるクライマックスシリーズ(CS)が始まります。まず11日から始まる、2位と3位が対戦するファーストステージ(3戦2勝制)では、セが阪神vs広島(甲子園)、パがオリックスvs日本ハム(京セラドーム大阪)で行われます。その勝者が、15日からのファイナルステージ(6戦4勝制、含アドバンテージ1)に進み、巨人とソフトバンクのリーグ優勝チームとそれぞれ対戦します。
順位 | 飯田哲也 | 山崎武司 | 金村義明 | 須藤 豊 | 安田 猛 | 最終順位(勝差) |
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優勝 | 巨人 | 巨人 | 巨人 | 巨人 | 巨人 | 巨人(優勝) |
2位 | 広島 | 中日 | 広島 | 阪神 | DeNA | 阪神(7) |
3位 | 阪神 | 広島 | DeNA | 広島 | 中日 | 広島(0.5) |
4位 | DeNA | 阪神 | 阪神 | 中日 | 広島 | 中日(6) |
5位 | 中日 | DeNA | 中日 | DeNA | 阪神 | DeNA(1.5) |
6位 | ヤクルト | ヤクルト | ヤクルト | ヤクルト | ヤクルト | ヤクルト(5.5) | 備考 | 俗に言う“1強5弱”。よほど故障者が出ない限り巨人が優勝。 | 評論家として巨人の優勝を予想しないのは困難。片岡を獲ったのもデカい。 | 戦力層の厚さで巨人が抜けている。独走してもおかしくない。 | ブルペンの力量で順位が決まる。阪神は呉昇桓次第で変動あり。 | 頼みの小川もOP戦不振。古巣の最下位予想もやむなし(涙)。 | 7日の最終戦、ヤクルトvsDeNAは逆転でDeNAが勝利。ヤクルトは2年連続最下位となり小川監督は退任、新監督には真中満1軍チーフ打撃コーチが昇格し若返り体制で立直しを狙う。 |
※ 「ぴーまん。(元自由人)さんのブログ」の予想一覧に照らし合わせてみると、今年のセリーグの順位(確定)を見事に予想し当てたのは、田尾安志氏、桧山進次郎氏、谷沢健一氏でした。張本勲氏も惜しかった(3位の広島と4位の中日を逆に予想)。
ほとんどの解説者が、巨人の優勝、ヤクルトの最下位を予想していました。ただ、安仁屋宗八氏、佐々岡真司氏、高橋建氏、山崎隆造氏の4人は広島の優勝を予想し、川藤幸三氏は阪神が優勝と予想していました。ちなみに川藤氏の最下位予想は、巨人です。ちょっと私的感情が入り過ぎですよ、川藤さん(汗)。
順位 | 飯田哲也 | 山崎武司 | 金村義明 | 吉井理人 | 薮田安彦 | 最終順位(勝差) |
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優勝 | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク(優勝) |
2位 | 西武 | 楽天 | ロッテ | 西武 | ロッテ | オリックス(0.5) |
3位 | 楽天 | ロッテ | オリックス | 日本ハム | 楽天 | 日本ハム(6) |
4位 | ロッテ | オリックス | 楽天 | 楽天 | 西武 | ロッテ(7.5) |
5位 | 日本ハム | 西武 | 日本ハム | ロッテ | オリックス | 西武(2) |
6位 | オリックス | 日本ハム | 西武 | オリックス | 日本ハム | 楽天(0.5) |
備考 | 投手力の高いソフトバンクと西武が上位。選手層が厚さでソフトバンク。 | ソフトバンクが優勝候補だが、巨人ほどぶっちぎれる実力はない。 | 戦力層の厚さでソフトバンクが抜けている。2位以下は混戦。 | 混戦でどのチームも優勝する可能性がある。ソフトバンクは補強が大きい。 | 6球団の実力は均衡。大型補強を敢行したソフトバンクが優勝候補。 | 7日の最終戦、楽天vsオリックスは逆転でオリックスが勝利。楽天は昨年の優勝から最下位に転落。腰痛悪化の星野監督は今季限りで退任。デーブ大久保の新監督誕生はあるのか?。 |
※ 「ぴーまん。(元自由人)さんのブログ」の予想一覧に照らし合わせてみると、パリーグの順位(確定)を的中させた解説者は、一人も居ませんでした。
多くの解説者が、1位のソフトバンクは予想通りも、2位のオリックスを最下位に、最下位の楽天を2位もしくは上位と予想したため、結果的には全くといっていいほどボロボロで、近い予想すら見当たりませんでした。
2014年のプロ野球も、10月7日にセ・パ両リーグのレギュラーシーズンが終了し、個人タイトルが決まりました。
タイトル | セ・リーグ | パ・リーグ | ||
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タイトルホルダー | 成績 | タイトルホルダー | 成績 | |
首位打者 | マートン(神) | .338 | 糸井(オ) | .331 |
最多本塁打 | エルドレッド(広) | 37 | メヒア(西) | 34 |
中村(西) | 34 | |||
最多打点 | ゴメス(神) | 109 | 中田(日) | 100 |
最多安打 | 山田(ヤ) | 193 | 中村(ソ) | 176 |
最多出塁率 | バレンティン(ヤ) | .419 | 糸井(オ) | .424 |
最多盗塁 | 梶谷(D) | 39 | 西川(日) | 43 |
最優秀防御率 | 菅野(巨) | 2.33 | 金子(オ) | 1.98 |
最多勝利 | メッセンジャー(神) | 13 | 金子(オ) | 16 |
山井(中) | 13 | |||
勝率第1位 | 山井(中) | .722 | 岸(西) | .765 |
最多奪三振 | メッセンジャー(神) | 226 | 則本(楽) | 204 |
最多セーブ | 呉昇桓(神) | 39 | 平野佳(オ) | 40 |
最優秀中継ぎ | 福原(神) | 42 | 佐藤達(オ) | 48 |
10月4日にコボスタ宮城(楽天ホーム)で開催された「楽天vsオリックス」戦において、オリックスの投手が楽天の打者の銀次に対して、5打席連続で敬遠気味の四球を出し、場内から大きなブーイングが巻き起こりました。
シーズンも残り数試合となったこの日、首位打者争いはオリックスの糸井がトップで、僅か5厘差で楽天の銀次が追っていたため、オリックスの投手陣(首脳陣?)は糸井の首位打者タイトルを確定づけるために、銀二を敬遠にした?のではないかという憶測からです。まぁ明らかにそうなんですけど・・・(汗)。
毎年の様にこの時期になると、タイトル獲得のための相手ライバル選手の敬遠の可否が話題になりますが、当事者の立場としては、年俸(お金)や選手記録に係る重要な問題なので仕方ない部分もあるかもしれませんが、一プロ野球ファンとし見る側の立場からすれば、全てのゲームで正規の戦いが行われた結果としての成績(個人タイトルの行方)が知りたいと思います。
2014年のクライマックスシリーズは、10月11日(土)からファーストステージが、10月15日(水)からファイナルステージが、セ・パ同時に始まりました。
ファイナルステージは、、10月15日(水)からセ・パ同時に始まりました。
セリーグの覇者・巨人は、チームトップの防御率と勝率を収めた菅野が、10/2の対ヤクルト最終戦に先発し2回途中で緊急降板、翌日の精密検査で右肘じん帯の部分損傷と診断され登録抹消となってしまいました。一方、パリーグの覇者・日本ハムは、ファーストステージで中止を挟んで3戦をフルに戦い2勝1敗で勝ち上がったため、1stから2ndステージへ中空かずの連戦となってしまいました。
2014年の日本シリーズは、10月25日(土)から、阪神vs.ソフトバンクで、まず甲子園球場で開幕します。
東尾修氏は、「苦しんだソフト打線に上がり目ある」と予想。また、夕刊フジの記者は「ソフトバンクに“真のリーダー”待望論 投打ともに不在・・・」との記事を寄せている。現状、巨人を敵地でスイープして、CSを負けなしで勝ち上がり勢いに乗っている猛虎に歩があるのか?。 さて・・・