各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。
「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。
今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。
旅のゲストは、タレントで女優、歌手でもある ファーストサマーウイカさん。カタカナ名ですがれっきとした日本人で、コテコテの関西弁と歯に衣着せぬ辛口発言が人気という、大阪市出身(京橋生まれ)の33歳です(笑)。高校卒業後に演劇を志して大阪の劇団に入団、派遣やアルバイトで生活費を稼ぎつつ本名の“初夏”(ういか)で舞台や映画に出演し、女優としての経験を積み、23歳の頃に上京。上京後は高校時代のバンド経験を活かして音楽活動も始め、本名の初夏からヒントを得た芸名「ファーストサマーウイカ」を使う様になります。そして2019年に日本テレビ『女が女に怒る夜』に出演し、“宝塚ヘア&コテコテ関西弁&毒舌”というミスマッチキャラクターが受けて一気にブレイク、次世代バラエティークイーンとも称され脚光を浴びます。2020年度後期放送のNHK連続テレビ小説『おちょやん』にはハリウッド帰りの映画監督・ジョージ本田の妻のミカ役で出演、2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』(主人公の紫式部/まひろ役を演じるのは吉高由里子さん)には、清少納言役で出演します!。
旅の舞台は、兵庫県 淡路市(あわじし)。淡路島の北端から中央部にかけて位置し、平成の大合併で2005年に旧淡路町など5町が合併して誕生した、人口約4万人の市です。東京23区や琵琶湖とほぼ同じ広さの淡路島は、北から淡路市、洲本市、南あわじ市の3市に分かれています。温暖な気候や豊富な日照量を活かした農業や畜産業、明石海峡や大阪湾・播磨灘という豊かな漁場に囲まれ漁業も盛んです。人材派遣業の「パソナ」が、2020年に本社の主要機能と約1000人の社員を淡路市に移すことを発表し注目を集めました。一方、1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の震源地でもあり、2013年4月13日に発生した淡路島地震でも再び大きな被害を受けました。『光る君へ』でファーストサマーウイカさんが演じる清少納言の所縁の地といえば京都ですが、淡路島も古くから古典文学に度々登場する主要な舞台です。例えば、淡路市岩屋にある「絵島」は月の名所として知られ、清少納言の『枕草子』にも登場しています。また、大阪出身のファーストサマーウイカさんにとっては、地元に近い場所なので何か思い出があったりするかもしれませんね(笑)。
大河ドラマ『光る君へ』に出演するファーストサマーウイカさんが兵庫県淡路市へ!。祖父母との思い出の地・淡路島で、清少納言が好きだというお香を探したいというウイカさん。鶴瓶さんと待ち合わせた海岸で出会った親子に話を聞くと、出身の地域がお香の産地だとか。二人はさっそく、お香の工場を探そうと、その地域を訪問。港を歩いていると、声をかけられます。向かってみると、そこがお香の工場だとわかり、さっそく中を案内してもらうことに!。
ロケが行われたのは、阪神が日本一に輝いた日から3日後の2023年11月8日(水)。鶴瓶さんとファーストサマーウイカさんの二人が待ち合わせたのは、兵庫県淡路市の「浦県民サンビーチ」。快晴で小春日和の大変よいお天気で、海の青さが気持ちいい!。対岸に鎮座する大きな六甲山を望み、思わずウイカさんの口から『♪六甲おろし』のメロディーが溢れ出します(笑)。ウイカさんが出会った小さな子供二人と淡路市の実家に帰省中という長坂さんに話しを聞くと、長坂さんが淡路島に住んでいた高校生までの頃と今では様子が一変、昔は田舎でしたが今や北淡路とかにはオシャレなカフェも出来て、すごく栄えているそうです。そこに合流した鶴瓶さん、淡路島と言えば「淡路牛」はもちろん、「大江のり」も美味いが、何故今回の旅先が淡路市なのかとウイカさんに訊ねると、役どころの清少納言がお香が好きだったらしく、淡路市の旧一宮町はお香の産地として有名なんだとか!。長坂さんの地元でもある一宮には、今でも線香工場が沢山あるそうです。
小野アナウンサーによると、淡路市は“飛び出す魅力”に溢れてるんだとか?。
淡路島の北の玄関口・淡路市、淡路島と本州を結ぶのが「明石海峡大橋」。世界最大級の全長3,911m、日本一長いつり橋です。空に海から飛び出しているのが、海上およそ300mの主塔、実はツアーで登ることが出来るんです!。今回参加するのは、淡路市への移住をお手伝いしている“島くらし淡路”の事務局長・堀内さんと、淡路市移住一年生の小川さんのお二人。まず、ビル10階分ほど40mの階段を登って橋桁に到着すると、明石海峡大橋を1kmほど歩きます。足下の金網の下50メートルには海面が波打ち、下を見ると震える怖さですが、遠目には絶景が広がります。海上散歩を楽しんだ後、エレベーターに乗って2分、海上300mまで登ると、いよいよ空へ飛び出します!。海上300メートルからの大パノラマは、それはそれは圧巻です(笑)。
続いての飛び出す魅力は、淡路島には沢山ある映えスポット。淡路島の西海岸はオシャレなカフェが大ブームですが、パンケーキ屋さん「幸せのパンケーキ」のテラスに設置された、空や海へと飛び出す「幸せの階段」や「岬のブランコ」が映えスポットとして大人気!。
さらに淡路市が生産量日本一を誇る飛び出すもの、それは「吹き戻し」。株式会社吹き戻しの里の工場では、吹き戻し作りが体験できて、いろんな吹き戻しで遊べますよ!(笑)。
二人は、長坂さんに教えてもらった「お香の町」、旧一宮町へと向かいます。江井漁港でロケバスを降りて港を歩いていると、さっそく線香を製造販売する「精華堂」の看板を見つけます。建物へと近づいていくと、2階の窓から従業員の女性陣が二人を見つけ、黄色い声を上げながら手を振ってくれました(笑)。出て来てくれた舟橋さんからお線香の会社だと聞き訪ねると、玄関で迎えてくれたのは、一見して鶴瓶さんが『力(りき)のある人やなぁ』という平川社長(笑)。3代目となる創業73年、家族メインで従業員総勢24名の会社だそうです。作っている所を見せて欲しいとお願いすると、皆さんから拍手で招き入れて貰いました。
工場内には、まるでカレー屋さんの様なスパイシーな匂いが充満していています。平川社長によると、粘土状の原料を機械に投入し圧力をかけて金属のプレートから押し出すと、スパゲッティーの様な細い棒状になり、それを2日間ほど乾燥させるとお線香になるそうです。さすが毎月の月命日に師匠の墓参りを続けているという鶴瓶さん、原料を嗅がせて貰っただけで直ぐにそれが白檀だと分かりました!。精華堂では主に香木を使ったお線香を作っていて、白檀・沈香・伽羅とあって、全国の寺院でご愛用いただいているそうです。鶴瓶さんが線香とお香の違いを尋ねると、基本的には製造方法も同じで、一般的に短めのものがお香と呼ばれていますが、普通のお線香でも香りが気に入ればお部屋だきで使って構わないんだとか。工場の2階では、女性陣が手作業で線香を束ねる作業を見学させて貰いました。グラム数を計ってから箱詰めする人に、線香の束を輪ゴムで止めたり紙の帯で止めたりと、いろいろな商品がある様です。
普段は白檀を使っているという鶴瓶さんに平川社長が紹介してくれたのは、精華堂で一番高い線香という「極上伽羅」。なんと20本で28,000円もするそうです…。1本が1,400円と聞き絶句するウイカさんに、『全部値段で考えるのではなく、香りで選んでください』と諭す平川社長(笑)。「お試しセット」があると、封を解いてから一本にライターで火を点け、香りを嗅がせてくれました。風邪気味で繊細な香りが匂えない鶴瓶さんと、香りを嗅ぐ姿はまるで清少納言の様に高貴な姿ながら、その感想は『なんかキャンプみたいな匂い』というウイカさん…。お試しセットなら1,800円と聞き買って帰ることにしたウイカさんですが、それくらいなら買ってやると鶴瓶さんに言ってもらい大喜びします(笑)。
ここで二人は別れ、ひとり旅に!。
ひとり精華堂に残されたウイカさんは、平川社長ご夫妻から恒例の馴れ初め話を聞くことに(笑)。大阪でのサラリーマン時代に奈良出身の奥さんと知り合ったという平川さん、淡路島に戻って線香屋の家業を継ぐにあたって奥さんにプロポーズし、二人揃って淡路島に渡ったそうです。奈良から線香工場に嫁いで、今では毎日のように家でもお香を楽しんでいるのかと思いきや、逆にお香を炊くことは無いそうです。平川社長によると、ずっと香りに包まれていると繊細な香りが分からなくなってしまうので、家では香りから離れて鼻を休め、嗅覚を研ぎ澄ます様にしているんだとか。
ここでスタジオから、淡路島がなぜ線香の産地になったのか、その理由を紹介してくれるそうです。ナレーションは、三宅民夫さん。
淡路市のお香の歴史は、日本書紀に記述が残る伝説から始まります。1400年ほど前の飛鳥時代、淡路島の海岸に大きな木が流れ着きました。この木を火にくべたところ、かぐわしい香りが漂ったため朝廷に献上したということです。香木伝承の地として、淡路市にある「枯木神社」では、御神体として沈香木が祀られているんだとか。そして旧一宮町(現淡路市)江井は、淡路島の線香の製造が始まった場所です。江井港もともと廻船業が盛んでしたが、冬場は風が強く港が閉ざされることが多かったので、江戸時代の末期、船乗りたちの副業として線香作りが始まりました。以来、港に吹く風が線香を乾燥させるのに適したことも手伝って、線香作りが盛んになりました。現在、淡路市では20を超える会社が線香を製造していて、“紙のお香”や“紐のお香”など、様々な種類のお香が作られ、私たちに香りを届ています。
精華堂の前でウイカさんと別れ、ひとり江井の町を歩き出した鶴瓶さん、すると道端でヘルメットを被りスクーターに跨ろうとしていた年配の女性と出会います。歳を訊ねると、なんと87歳という東田さん。バイクがないと不便だし、お母さんさんならまだ大丈夫と娘さんに太鼓判を押してもらい、免許証の有効期限が切れるまで後1年は乗る予定なんだとか!。最初はテレビに映るのを恥ずかしがっていた東田さんですが、鶴瓶さんの口車に乗せられ素顔を晒すと、昔に孫と神宮に野球を観に行った際もテレビのインタビューを受けたことや、中学3年生の時に淡路島の水泳大会で平泳ぎ50メートルで1位を取ったことなどを話してくれました(笑)。幼い頃に両親と死に別れて養女に貰われて来たと話す東田さん、娘さんが結婚する際に占師に占ってもらうと、貴方は家族運に恵まれていないものの晩年は幸せになりますよと言われたそうで、今日は鶴瓶さんに会えてインタビューもされて幸せだと喜んでくれました。毎日昼間は4チャンネル(毎日放送)しか見ていないという東田さんですが、NHKも“家族に乾杯”だけは見てくれているらしいです(笑)。
ウイカさんが精華堂の前に広がる漁港で出会ったのは、海苔養殖をしているという魚住さん夫婦とその双子の娘さんに、海苔漁師の親方という魚住さんのお父さん。漁師の仕事は早朝からで昼には終い、そして海苔は今は育成の時期で、収穫作業で忙しくなるのは12月の中旬以降だそうです。漁港に沢山繋がれている船は、海苔の船もあれば底引き網の魚獲りの船もあるそうで、主な魚は夏場だとタコが有名だと教えてくれました。一緒にいた双子の女の子に、ウイカさんが『タコだと刺身、唐揚げも美味しいよね?』と話し掛けると、『大嫌い』と言われてしまいました…(笑)。実は芸能人が淡路島に来ていると知ると、家族全員で見に行くのが楽しみという魚住さん一家、小野アナウンサーによると鶴瓶さんらが来ているという噂はあっという間に町中に広まったらしく、その話を聞いて『漁師さんやから、“網”はってるんですね』と上手い事まとめて拍手を貰い、ドヤ顔をするウイカさんでした(笑)。【後編へ つづく】
前編の再放送は、大相撲と国会中継のため延期され、2月12日(月)の午後3時05分からNHK総合で放送予定です。
価格:28000円 |
淡路市は、“飛び出す魅力”に溢れてる?。
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ファーストサマーウイカさんが兵庫県淡路市へ!。大河ドラマ「光る君へ」で清少納言を演じるウイカさんは、お香の町で出会い旅を繰り広げます。お昼どきでおなかが空いたと、おいしい海の幸を探して歩いていると、和菓子店の女性と出会い、訪ねることに。親子三代で営む店で、長い歴史があると聞きます。さらに、夕日を見ることと、おいしい魚を食べることのハザマで思い悩みますが…。一方、鶴瓶さんは、路地で遊ぶ子どもの姿を見つけ、そっと近寄ると…。
鶴瓶さんが江井の港近くの露地をブラブラ歩いていると、案の定イヌに吠えられます(笑)。イヌの声の方を覗くと、二人の女の子が水をかけあって遊んでいました。年長の子は近所の「音羽旅館」の娘で小6の中谷さん、もう一人はこの家の子で小4の大塚さん。お母さんを呼んでもらうと、海苔養殖をしている漁師さんのお宅で、両親もご主人も漁から帰ってきて2階で休んでいるそうです。すると、自分家の海苔を加工してもらった味付け海苔があるというので食べさせてもらうと、『東京は焼き海苔なのよ、やっぱ味付け海苔はうまいなぁ』と鶴瓶さん(笑)。将来はイラストレーターになりたいという中谷さん、常に持ち歩いている自由帳を見せてもらうと、人物画をたくさん描いています。そこで鶴瓶さん、オレも描いてくれと頼むと、あっという間に上手に鶴瓶さんの似顔絵を描いてくれた中谷さん、後日色を塗って仕上げてくれた鶴瓶さんとウイカさんの似顔絵をスタジオに届けてくれました。
一方、お腹が空いたファーストサマーウイカさん、鶴瓶さんから淡路の魚は美味い美味いと聞かされてすっかり魚の口になってしまったと、お寿司屋さん探すことに(笑)。すると、撮影の見学に集まっていた人たちの中に、近所にあるおまんじゅう屋の「寳來堂」の奥さんがいて、隣の女性から美味しいですよと勧められ、訪ねることに。お店は創業160年、女将の田中さんとお嫁さん、そして6代目になるその息子さんの三世代で切り盛りしているそうです。一番人気の酒まんじゅう・まわり弁天は売り切れてしまい、ウイカさんは塩大福とみかん大福を頂くことに。丸ごと1個のミカンが入った大福は、ちょっと酸っぱいかと思いきや、とても甘いミカンでめっちゃ美味しいとウイカさん、スタッフにも食べさせようと全員の分を買ってあげることに(笑)。6代目は大阪で修行してから淡路に戻って家業を継ぎ3年目、バイク仲間の奥さんと結婚して昨日がちょうど1年目の結婚記念日だったとか。そんあ田中さんから、スタジオに売り切れていてウイカさんが食べられなかった酒まんじゅうの“まわり弁天”と、淡路島特産の玉ねぎを使った玉ねぎパイの“島のかおり”が送られてきていました。ご相伴に預かった鶴瓶さん、『めっちゃお酒の香りがスーっとして、普通の酒まんじゅうより濃厚で…』と、とても美味しいそうです。一方、玉ねぎパイを頂いたウイカさん、玉ねぎがとても甘くてビックリだそうです(笑)。
大塚さん家で出会った中谷さんに案内してもらい、「音羽旅館」を訪ねた鶴瓶さん。しかし生憎と休館日で誰もいないと焦るお祖母ちゃん、たまたま旅館にいたお祖母ちゃんの娘で店主の姉と、先代であるお祖母ちゃんの夫の妹という萩原さんを呼んで、一緒に鶴瓶さんと対峙することに(笑)。すると、ちょうどそこに旅館のご主人である中谷さんのお父さんから電話が掛かってきて、その電話に出た鶴瓶さん、事の成り行きを説明します。お姉さんによると、昔は結構ヤンチャしていた弟だったそうですが、3代目として旅館を継いでからだいぶマシになったとか(笑)。一方、中谷さんのお兄さん二人は、長男は牛が彼女というほど牛が大好きで、次男は野球に夢中、中谷さん自身も野球とバスケの二刀流で、4代目候補が不在なんだそうです(笑)。
淡路の魚が食べたいウイカさん、寳來堂で魚が食べられる店がないかと訊ねると、近所に魚屋さんならあると、田中さんが「あじろ鮮魚店」まで案内してくれることに。店で迎えてくれたのは、店主の網代さんと娘の菅さん母娘。しかし今日は魚がすべて売れてしまったと、店頭の冷蔵ショーケースの中は見事に空っぽです!。皆さんにここら辺で魚が食べられる店はないかと訊ねると、「寿司一」さんの名前が上がりますが、生憎とウイカさんが期待した夕日が見れる場所では無いそうです。それならば、寿司の「春吉」さんなら夕日が見れる海辺に近いと網代さん。以前は網代さんの同級生が店をしていたそうですが、今は亡くなり息子さんが継いでいるとか。
ウイカさんは、あじろ鮮魚店で教えてもらった寿司の「春吉」を探し当てますが、生憎と準備中の看板が…。ならば話だけでも聞きたいと店を訪ねると、店主の鎌田さんご夫妻が快く招き入れてくれました。お店は5時半からだそうですが、淡路の魚が食べたくて訪ねてきたというウイカさんに、『もしよかったら(出前の準備があるので)一人前だけ作ろうか?』と!。大喜びしたウイカさんが、奥さんから渡されたランチメニューを見ながら何にしようか悩んでいると、ご主人からサワラが有名だからとサワラ丼(1,800円)を勧めてもらい、よろこんでそれを頂くことに。ウイカさんの家族に関する問い掛けに答えつつ、ご主人が手際よく作ってくれたのは、淡路のタマネギスライスがたっぷり載ったサワラの炙り丼、最初は何も掛けずに頂きます。ウイカさんによると、炙ったサワラが香ばしく、甘いタマネギと合って最高だそうです(笑)。すると、さらにご主人がさっとランチにぎりセット(2,750円)まで、握って出してくれました!。最初に煮アナゴの握りを口にしたウイカさん、『煮アナゴはお店の個性が出るっていうじゃないですかぁ、意外とやさしい甘みが効いてて、(ぶっきらぼうなとこがあって大将って感じがするけど)大将やさしい人なんやなって気がします』と(笑)。
鶴瓶さんは、今回の旅で一番最初に浦県民サンビーチで出会った長坂さんに教えてもらった青果店「ファミリーショップ マツモト」を訪ねたいと、淡路市郡家(ぐんげ)地区へ。店を見つけて訪ねてみると、富永さんなどパート従業員やお客さん、店主の松本さんと弟夫妻にも大歓迎してもらいました(笑)。町の規模からしたら比較的大きな八百屋さんで、何年続くのかと尋ねると、先代が57年前に借金して一代で大きくしたそうですが、7年前に90歳で飯食って30分後にポックリ大往生したんだとか…。皆さんにもみくちゃにされながら次々に記念撮影をしていると、その一組の男女がなんと先の音羽旅館の中谷さんご夫婦だそうです!(驚)。鶴瓶さんに会いたくて、出掛けていた神戸から急いで淡路市に戻って来たところ、たまたま八百屋の前を通ったら鶴瓶さんを見つけたんだそうです(笑)。
再び「音羽旅館」に戻った鶴瓶さん、お祖母ちゃんと中谷さんご夫婦と娘さんが揃ったところで、改めてご家族の暮らしぶりなどについて話を聞きました。するとスタジオの小野アナウンサー、中谷さんの娘さんが鶴瓶さんとの出会いについて一句詠んでくれたそうです。『おどろいた つるべいさんが うちに来た』(笑)。
お寿司屋さんの「春吉」で、鎌田さんご夫妻に馴れ初め話などを聞いていたウイカさん、大将に次はどちらへ?と聞かれ、夕日を見に行きたいと相談すると、どこでもよう見えるけど橋の真ん中がおすすめと、夕日スポットを教えてくれました。
日没まで10分を切り、慌てて教えてもらった夕日スポットへと車を走らせるウイカさん。海岸沿いの県道31号線「淡路サンセットライン」を走っていると、海の向こうに沈もうとしている太陽が、とてもきれいに見えます!。鎌田さんに教えてもらった淡路市深草の「くさか橋」で車を降りたウイカさん、完璧な夕日とスマホを取り出すと、『春はあけぼの 夏は夜 秋は夕暮れ 冬はつとめて 私はロケを努めました~』と言いながら、スマホで夕日をバックに自撮りを繰り返します。しかし一方で、『夕日の写真をいっぱい撮っても、見返すことは無いというあるある』と言いながら披露した歌は、『盛り上がって 何枚も撮っちゃうけど 別にそんな 枚数いらなかったって 思うよね』(by 令和の清少納言)でした(笑)。
後編の再放送は、大相撲と国会中継のため延期され、て2月12日(月)の午後3時50分からNHK総合で放送予定です。
価格:17000円 |
番組内で紹介された 淡路市の名物など
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