鶴瓶の家族に乾杯 | 滋賀県大津市(佐藤健さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

比叡山ロープウェイ

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成26年9月22日放送 「滋賀県大津市(前編)」(ゲスト:佐藤健さん)

今回の旅のゲストは、俳優の佐藤健(さとう たける)さんで、「道を極めた人に会いたい」と、鶴瓶さんと二人で滋賀県大津市を旅します。

まず前編。 鶴瓶さんと佐藤さんは、佐藤さんの主演映画「るろうに剣心」のゆかりの地である「日吉大社」で待ち合わせをしました。日吉大社は、全国に3,800余もある日吉・日枝・山王神社の総本宮です。二人が境内を歩いていると一人のお爺さんと出会いますが、その人に鶴瓶さんは文珍師匠と間違われ、ショックを受けます。そこで鶴瓶さんは、家内安全と番組の繁栄、さらに自分の名前を多くの人に覚えてもらいたいと、ご祈祷を受けることに。

スタジオからは、大津市の魅力を伝えるため、二人の美女「びわ湖大津観光大使」と大津市の“ゆるキャラ”「おおつ光ルくん」が、「延暦寺」、「三井寺」とそこにある“弁慶の引き摺り鐘”、紫式部が源氏物語の構想を練った場所とされ“花の寺”とも呼ばれる「石山寺」を紹介しました。

その後、日吉大社の鳥居を出たところで、宿題の写生をする絵の上手い幼い姉妹を連れたお父さんと会話を楽しみます。そこで二人は分かれ、佐藤さんは“道を極めた人に会いたい”と比叡山延暦寺を目指し、鶴瓶さんは“近江商人の縁”を探して旧東海道の宿場町を訪ねます。

佐藤さんは、比叡山に登るため、全長2025mの“日本一長い”ケーブルカーの麓駅、坂本駅に向かいます。そこで駅員さんから、『無動寺谷には、千日回峰行という荒行を極めた阿闍梨(あじゃり)さんが居る』との話を聞き、訪ねてみることに。途中、ケーブルカーの車窓からは琵琶湖が一望でき、絶景を楽しむことができました。比叡山に着くと、佐藤さんはテレビ撮影をお願いする為にあちこちの事務所や関係先を訪ね歩くことに。なかなか許可がもらえず苦労していると、追い打ちをかけるように夕立ちの激しい雨が降り出してしまいました。

一方の鶴瓶さんは、移動の途中で地元のサッカー部という高校生達に出会い、大いに感動され写真を撮らせてくれとせがまれます。鶴瓶さんは、『早速ご祈祷の効果があった』と大喜びで写真撮影に応じます。その後、旧東海道の宿場町では、簾(すだれ)のかかった古民家が建ち並ぶ素敵な路地を見つけて散歩をし、京都から移住してきたという主婦や素敵な家族と出会い、祭りでつながる地区の人々の話に感激します。

 平成26年9月29日放送 「滋賀県大津市(後編)」(ゲスト:佐藤健さん)

後編では、まずスタジオからビデオで町紹介。 石工集団「穴太衆あのうしゅう」の達人の業、伝統工芸の「大津組紐」、「競技かるた」が紹介されました。小倉百人一首の第一首目を詠んだ天智天皇を祀る「近江神宮」は、“かるたの聖地”と呼ばれており、毎年1月の名人位・クイーン位決定戦をはじめ、多くの競技かるたの大会が開かれています。

鶴瓶さんは、旧東海道・大津市京町で、老舗巡りをします。この辺りでは親の代から住んでいても新参者という、先の路地で知り合った松井さんに連れられて、傘と提灯の店「柴山商店」を訪れます。ご主人と綺麗な奥さんに『店は寛延元年(1748年)の創業で、松井さんは“ごく最近の人”』という話を聞き驚かされます。

佐藤さんは、比叡山でなかなか阿闍梨さんに会える許可がもらえず苦労していると、たまたま通りかかった総務部長さんの計らいで、ようやく阿闍梨さんとの面会が許されました。案内してくれるのは円頓坊住職の中島さん、無動寺谷へ歩いて下りていく途中で100日間も寝ないという修行の話を聞き、『寝ないように頑張るのではなく、頑張っているうちに寝ないようになる。寝てしまって後悔するのではなく、次また頑張ることが大事。』という話に感銘を受けます。そして、ついに阿闍梨さんに対面、一時間も貴重なお話を聞くことができ大きな刺激を受けますが、残念ながらその様子は放送されませんでした。

鶴瓶さんは、松井さんに連れられて次は御饅頭処「餅兵」を訪ねます。餅屋の若旦那が仕入れ先である材料屋の娘さんと知り合い結婚に至ったという話を聞きながら、250年前から変わらぬ味という“おはぎ”を頂き、『めちゃめちゃ上品な味やわ、あんこの味がやわらかい!』と絶賛。次は、向にある180年続くというすだれ屋「森野すだれ店」に伺います。最近では琵琶湖の葦も良い物が採れず、30年前にストックしてある葦で作っているという様々な簾を見せてもらいました。

スタジオでは、佐藤さんが対面した「光永圓道阿闍梨」さんとの2ショット写真とともに、後日スタッフが光永さんから預かってきたという佐藤さんへの伝言『依心えしん(身)より依所えしょ』(最澄の教えで、拠り所となる場所の大切さを説いた言葉。人と人、心と心の繋がりばかりに目が向きがちな世の中ですが、今後さらに何か大きな事を成し遂げようと思った時、何かに集中できる場所、心落ち付く環境を探してください。)というありがたいお言葉を戴きました。
比叡山を後にした佐藤さんは、中島さんの車に乗せてもらいご自宅の寺「円頓坊」を訪ねます。立派な庭や建物に驚かされ、また優しい雰囲気で迎えてくれたご家族との会話を楽しみました。

最後に鶴瓶さんは、松井さんに連れられて「大津祭曳山展示館」へ行き、“パンチ力のあるおばちゃん”というスタッフの加藤さんに“曳山”の実物大模型や“からくり人形”を紹介してもらいます。お囃子体験コーナーでは、松井さんの息子さんでアニメなんかより祭りが大好きという小学生の太鼓、饅頭屋のご主人の鐘、松井さんらの笛の演奏で、大津祭囃子を聞かせてもらいました。
2014年の「大津祭」は、宵宮が10月11日(土)、本祭は10月12日(日)に開催されます。全国の皆さん、ぜひお越しくださいとのことでした。大津へは、京都駅から電車で10分です。

 


番組内で紹介された 大津市の名物など

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