鶴瓶の家族に乾杯 | 青森県つがる市(夏木マリさん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

JR東日本 木造駅

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成26年10月6日放送 「青森県つがる市(前編)」(ゲスト:夏木マリさん)

今回の旅のゲストは、女優で歌手の夏木マリさん(初登場)です。「りんごが大好きで、りんご栽培が盛んな地域で自分のりんごの木を持ちたい」と、鶴瓶さんと二人で青森県つがる市を旅します。

まず前編。 鶴瓶さんと夏木マリさんは、木造きづくり前で待ち合わせをしますが、それぞれが駅舎を見てビックリさせられます。駅舎の壁には、高さ17mもある巨大な「遮光器土偶」のオブジェが張り付いています。さらにこの土偶、電車が来ると目が光るというから驚きです。

二人が駅前通りを歩いていると、3世代の家族が営む「神武(じんたけ)食堂」が目にとまり、屋号を何と読むのかと訊ねてみました。90年続く食堂で、先代までは蕎麦や焼き魚がメインの定食屋だったが、次男が東京の中国料理店で修行をして四代目として店を継ぎ、今はラーメン類が人気で中華がメインの食堂になっているとのこと。二人が店に上がって話し込んでいると、いつの間にか開店の11時となり、気づいたら店はお客さんで一杯になっていました。中には、わざわざ弘前から美味しいと評判の“坦々麺”を食べ来たという二人連れも。店は古くてこじんまりとしていますが、さびれた田舎の駅前で多い日には200人以上もの来客があり、外にまで行列ができる程というから、たいそうな繁盛店です。

スタジオからは、「つがる美人」がビデオで“美しさが自慢”の地元を紹介。賑やかな「馬市まつり」、車力・七里長浜の砂を焚きあげ“宙吹き”という伝統の技法で作る美しいガラス工芸品「しゃりきびいどろ」、様々な色の米粉の生地を重ね合わせて松や菊など美しい模様を作るお菓子「うんぺい」が紹介されました。うんぺいは、彩りの鮮やかさから結婚式の引き出物としても重宝されてきたとのことです。

つづいて二人は、「りんごの木の“オーナー制度”」があるという柏地区へ行ってみることに。車窓から広がるりんご畑を見つけ、畑の隣にあった農家を訪ねてみると、そこで40歳からりんご作り始めたという古坂さん夫妻と出会います。「一番難しいのは剪定で、袋掛も大変だが、収穫の時には、このりんごがお金に変わると思うと思わず“ニヤリ”となる」という話に笑いが起こります。後日スタッフが訪ねると、形も味も古坂さん一押しの“ふじ”がなるという、夏木さんがオーナーの“マリの木”を選んでくれていました。

その後、リンゴへの興味がつきない二人は、「日本最古のリンゴの木」を訪ねてみることに。その木は個人所有のりんご畑の中にあり、たまたま畑に居た古坂さん(たまたま同名)の厚意で畑の中まで案内してもらい、136歳の古木を見せてもらうことができました。一本の木で2000個も成るという実は、“長寿りんご”として人気だとのことです。

 平成26年10月20日放送 「青森県つがる市(後編)」(ゲスト:夏木マリさん)

後編では、まずスタジオからビデオで町紹介。 小野アナウンサーが『紹介してくれるのは、健康でかわい~ぃ女の子、田畑の妖精です』と紹介してビデオに最初に映ったのは、ちょっとぽっちゃりめの大人の女性、つがる市地域振興対策課の工藤さんです。“女の子の妖精”と聞いて彼女を見た鶴瓶さんは、おもわず「えぇ~!?」って(笑)。“かわいい女の子”というのは、工藤さんと一緒に“つがる市おすすめの食材”を紹介してくれる、つがる市PRキャラクター「つがーるちゃん」のことでした。りんご、メロン、スイカ、お米、ネギ、トマト、長芋、ゴボウ等が特産で、つがーるちゃんの身体にも、これらの農産物がデザインされています。

夏木さんは、「一枝オーナー制度」のことが知りたいと、りんご貯蔵所の前で出会った若者に尋ねてみると、制度に詳しい農協のりんご部会長をしている柴谷さんを呼んでくれました。夏木さんは、渋谷さんのリンゴ畑に連れて行ってもらい、葉摘み作業をしていた渋谷さんの奥さんにも話を聞くことができました。後日、夏木さんは「一枝オーナー制度」を申し込んだらしいですが、今年の募集は9月19日に終了したそうです。

鶴瓶さんは道を走っていたら、庭先にりっぱな葡萄棚がある家を見つけ、訪ねてみます。その家のお爺さんに、土偶の出土した“古墳”(実際は亀ヶ岡遺跡)を見に行きたいと話すと、「こふん自転車屋ね」と?。話が変だと疑問に思った鶴瓶さんは、近所で自転車屋を探してみると、「光風(こうふう)自転車」店を見つけて納得・・・。店を経営する葛西さんご夫婦に、60年続くという店の来歴を聞きました。そこで、90歳になった先代が、温泉好きが高じて自分で温泉を掘り当てて、温泉をやっているという話を聞いて鶴瓶さんはビックリ。敷地の奥にある「光風温泉」を訪ねてみることにしました。

光風温泉の番台に座る、先代に話を聞いていると、女湯から「だめよ~鶴瓶さん、裸を見に来ちゃぁ~」との黄色い?声が(笑)。そこで先代の、『津軽の人は、口は悪いが物を出すのが大好きで、物を出すの好きでないのは名古屋から向こう(西)の人』という話を聞いて、大阪出身の鶴瓶さんは、『ほっといてくれ!、俺は大好きじゃ。温泉に入らせてもらって、その代金の代わりに何か送るわ!』と言って、鶴瓶さんは温泉に入らせてもらいました。股間には、鶴瓶さんのイラストが被せてありましたよ(笑)。
葛西さんご家族は、収録時にスタジオに遊びに来ていて、『後日、鶴瓶さんからパイが届いた。名古屋から西だからダメだと思ったが、食べたらうまかった。12月になったら、日本で一番味のいいりんごを送るから』と。

夏木さんは「アップルパイ」が食べたいと、町に出て探し求めることに。當麻菓子店(たいま菓子舗)を見つけましたが、土偶最中やりんご最中はありましたが、残念ながらお目当てのアップルパイは無いとのこと。そこで「なりしげ」さんにはあるかもという話を聞いて、訪ねてみることに。途中で理髪店に立寄り、相馬さんご夫婦にアップルパイの情報収集を試みますが、「つがるではりんごはそのまま食べるもの」と・・・。しかし、たまたま夏休みで遊びに来ていたお孫さんの名が、夏に生まれたから“ナツキ”だと聞き、私も夏にデビューするから“夏木”になったという話しで盛り上がります。その後、夏木さんは相馬さんに車で案内してもらい「なりしげ菓子舗」に行きますが、『以前は作っていたのだけど、手間がかかる上に、つがるではりんごは生で食べちゃう』と、ここにもありませんでした。
夏木さんは、菓子店の店先で、先ほど道で出会った派手な格好のおばあさん達にコーヒーをよばれて、家に上がりこむことに。そこで、お孫さんの吹く笛で、「登山囃子」(とざんばやし,旧暦8月1日に五穀豊穣などを祈願し岩木山へ集団登拝する“お山参詣”で奏でる)を聞かせてもらい、子どもの笛のうまさに感動します。

鶴瓶さんは、道で出会った女子高校生に話しかけると、お父さんは倉庫でドラムを片づけているという話を聞き、訪ねてみることに。そのお宅では、「シローズ」というバンドを組みロックを演奏しているという素敵なお父さんとその家族に、いろいろ話を聞くことができました。

 


番組内で紹介された つがる市の名物など

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