鶴瓶の家族に乾杯 | 大分県姫島村(六角精児さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

ひめしま

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成27年1月26日放送 「大分県姫島村(前編)」(ゲスト:六角精児さん)

今回の旅のゲストは、俳優の六角精児さんです。六角さんは、鉄道ファン(乗り鉄ちゃん+飲み鉄?)として有名ですが、鉄道が無い全く違う地域を知りたいと、大分県姫島村を、鶴瓶さんと二人で旅をします。

まず前編。 旅のスタート地点は、姫島に向かう本土側の”伊美港”です。姫島行きのフェリー乗り場で待ち合わせた鶴瓶さんと六角さん。二人は、姫島に向かう島民と知り合い、地勢などの情報を仕入れます。島に到着すると、既に伊美港から「鶴瓶さん達が姫島に向かっている」との情報が島民に届いていて、多くの出迎えで、港には黄色い歓声が響き渡ります!。二人は、その賑やかな地元のご婦人達から、姫島に伝わる「七不思議」や、伝統の「盆踊り」の情報を入手します。さらにこのご婦人方、姫島名物の「さかな味噌」を開発した当人達と知り、港で箸を借りて、試食させてもらいました。『美味しい!、ご飯にもお酒にも合う!』と、ご飯を探しに向かほど(笑)。さかな味噌は、この元キャンディーズ?の三人が、毎週2回、漁港の加工センターに集まって、魚を煮るところから瓶詰まで手作りしているとのことです。さかな味噌は、小骨が多くて地元では捨てられることも多かった「カナガシラ」を、茹でて身をほぐし、丁寧に小骨を取り除いて味噌と煮込んで作ります。

ここでスタジオから、島の女性達による地元紹介ビデオ、題して、”姫島村の姫自慢”。まず最初は、「黒曜石」。観音崎火口には、高さ40m、幅120mもの黒曜石の断崖が広がっていて、国の天然記念物に指定されています。つづいて、毎年春と秋には「アサギマダラ」が、南は沖縄から北は北海道までの旅の途中で姫島を訪れ、多い日には4千もの蝶が羽を休めに島を舞います。毎年8月14日と15日には、「盆踊り」が開かれます、代表的な踊りが「キツネ踊り」ですが、「アヤ踊り」「タヌキ踊り」など、地区によって様々な踊りがあるのが特徴です。

二人は、ご婦人方に連れられて、島の特産である車エビの養殖場を訪問します。そこで、車エビを生で向いて食べさせてもらい、『甘い、エビの味がしっかりする!』と、ご満悦。

鶴瓶さんと別行動となった六角さんは、七不思議の一つ「拍子水」を味わおうと向かう途中の”金地区”で、人々の生活ぶりや子供たちの遊んでいる風景を見事に表現した”かかし”を見つけ、感動します。そこから歩いて「拍子水」に辿り着いた六角さん、その茶色く濁った水を口に含んでみると・・・『ものすげぇ~まずいぞ!』、さすが名俳優の表情(笑)。鉄分と炭酸が多く含まれているためだそうですが、健康のためにと、毎日飲んでいる島民も居るとのこと(驚)。

一方の鶴瓶さんは、のどかな港町へと向い、お爺さんを買い物に連れて行ってあげるという車で迎えに来たお孫さんや、双子のお孫さんを世話するお爺さんとそのご家族、たこ壺を掃除する漁師さんご夫婦との交流を楽しみます。最近のタコツボは、ネズミ取りみたいな仕掛けになっているのですね。

 平成27年2月2日放送 「大分県姫島村(後編)」(ゲスト:六角精児さん)

後編では、 姫島の七不思議の一つ「拍子水」を訪ねた六角さんは、出会った村人に『鶴瓶さんじゃない』と残念がられ、ショックを受けます。それでも『相棒を、いつも見ていますよ』と言われると、機嫌を直して「拍子水温泉」に入ることに。一緒に入浴した地元の人の話では、加温水していない源泉のみの風呂は25度と冷たいですが、さすが拍子水、脳梗塞による麻痺の治療にも効果があったとのことです。

一方の鶴瓶さんは、道で出会った中学生3人に、学校生活について聞いた後、「きつね踊り」が伝わる地区へ向かう途中で、前編で六角さんも訪れた、不思議な案山子(かかし)を発見します。子供達が野球をしたり”胴馬”(どうま)をして遊んでいる田舎の風景を、案山子でジオラマ風に表現しています。そこへ撮影の様子を見に来た姫島村役場の水産・観光商工課の西村さんとその上司が、「田楽の会」が毎年作っている案山子だと教えてくれました。この二人、鶴瓶さんと六角さんが行く先々で、ひょうきんにチョコチョコと顔を出します。
田楽の会のメンバーで、実際にこの案山子を作った人が、畑の隣に建つ「ペンション野路菊」のオーナーだと知り、鶴瓶さんはペンションを訪ねます。ご主人は漁師さんで、獲れたての新鮮な魚と、素材の味を活かした料理で、観光課の西村さん曰く『食事がめちゃくちゃ旨い』と評判だそうです。

六角さんは、温泉の外で出会った奥さん二人に案内してもらい、「姫島燈台(灯台)」を見に行きます。姫島灯台の周辺は公園として整備されており、「ハートの奇跡」と呼ばれる、”恋愛成就”の観光スポットとして人気?の”ハートの形をした切り株”があります。六角さんは、その木の切株を触りながら、『奥さんと何か起こるかも?』とニヤリ(笑)。そのおかげか、奥さんから、自家栽培したサツマイモ(甘藷)を頂きました。

続いて六角さんは、漁港近くの大海地区に案内してもらい、漁師さんと、ゲートボールのご老人方を紹介してもらいました。ゲートボールを教わった後には、「大海コンボリュートラミナ」(層内褶曲)を見学し、そこで観光紹介をさせられてしまいます。

鶴瓶さんは、ペンションで教えてもらった「比売語曽(ひめこそ)神社」を拝みに行こうと表に出ると、偶然にも車で神官さんが通りがかり、神社を案内してもらうことに。神官さんは、1980年代にラジオ大阪で放送されていたラジオ番組「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」の熱心なリスナーで、「ぬかる民」とも呼ばれる大の鶴瓶ファンでした。二人は、当時を懐かしがってじゃれ合います(笑)。神官さんによると、姫島の名の由来ともなった比売語曽神は、簡単に説明すると”頑張る女性を応援する神様”だそうです。

ゲートボール場に戻った六角さんは、休憩小屋の薪ストーブで焼いてくれた”焼き芋”をご馳走になりながら、皆さんの生活ぶりの話などを聞きました。後ほどスタジオで、ゲートボールをしていたご老人方の集合写真を見ながら小野アナウンサーが教えてくれたのは、『大海地区にある58世帯のうち、なんと57世帯の苗字はすべて”大海(だいかい)さん”である』という秘密でした・・(驚)。

 


番組内で紹介された 姫島村の名物など

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