鶴瓶の家族に乾杯 | 福岡県久留米市(松坂桃李さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成27年2月9日放送 「福岡県久留米市(前編)」(ゲスト:松坂桃李さん)

今回の旅のゲストは、俳優の松坂桃李さんです。松坂さんは、2015年1月31日公開の映画『マエストロ!』で、主演としてヴァイオリニスト役を演じています。その映画作りには、佐渡裕さんやピアニストの辻井伸行さんなども参加していて、その音楽家の人達の話がとても面白かったことから、音楽に縁の深い福岡県久留米市を、今回の旅先に選びました。久留米市では、毎年夏に開催される「くるめ街かど音楽祭」をはじめ、音楽イベントが市内で数多く開催されていて、大勢の音楽家が集まってきます。また、松田聖子さんや藤井フミヤさん(チェッカーズ)など、ミュージシャンも大勢輩出しています。

まず前編。 筑後川沿いで待ち合わせた、鶴瓶さんと松坂さん。二人が映画の役作りについて立ち話をしていると、大勢の人が見物に集まってきました。皆さんは、近くにある「水天宮」に、安産祈願やお宮参りに来た人達です。松坂さんの、『音楽に携わっている人や、楽器の工房などがあれば訪ねてみたい』という話を聞き、鶴瓶さんは地元出身のご夫婦に、『久留米で音楽に関係する人といえば誰?』と尋ねてみますが、全国区レベルの名前しか出てきません。次に松坂さんが、『美味しいものも食べてみたいし・・・』と話すと、鶴瓶さんは『久留米といえば、着物の”絣(かすり)”とちゃうか?』と、再度先ほどのご夫婦を呼び寄せ尋ねてみると、今度はとても詳しい情報がポンポンと出てきます。久留米の名物といえば、『食べ物では、焼き鳥、玉ねぎ、ハトムギ』とのこと。なんと、このご夫婦、JA職員と元JA職員(妻が先輩)でした(笑)。
鶴瓶さんと松坂さんは、次々に出会う安産祈願やお宮参りのご夫婦と、そのご家族との会話を楽しみながら、ようやく本堂に辿り着き、全国の総本宮である水天宮(8歳で亡くなった安徳天皇を子供の守護神として祀る)に、『いい人と出会いますように!』と、お参りをすることができました。

ここでスタジオから、『久゛留米』(小野さん曰く、グルメと読むそうです!)の美味しいものを、久留米出身の人の音楽に合わせて、地元の人達がビデオで紹介。 まず、チェッカーズの”涙のリクエスト”にのせて、「久留米ラーメン」。豚骨ラーメン発祥の屋台「南京千両」が、今も当時と変わらない味で久留米に店を構えて、ファンを魅了し続けています。 次は、松田聖子の”夏の扉”にのせて、日本有数の店舗数を誇る「焼き鳥」。鶏肉はもちろん、串に刺して美味しく食べられれば何でもOKなのが久留米流!。豚や牛や馬なども、メニューの数は50種類以上。 最後は、中村八代作曲の”明日があるさ”にのせて、15もの酒蔵がある全国屈指の酒処として知られる、「日本酒」を紹介。毎年2月に城島地区で行われる”酒蔵開き”には、全国から10万人以上が訪れます。(今年の「第21回 城島酒蔵開き」は、2月14日(土)・15日(日)に開催されます!)

鶴瓶さんと松坂さんが、水天宮の近くの街角で、古い佇まいの家屋を気にしながら歩いていると、二人の独身の姉妹が表に出てきて、松坂さんの顔の小ささに見惚れて、熱い視線を送り続けます。しかしこの姉妹、ちょうど年末の大掃除で、これから換気扇を掃除しよと、二度と着ないであろう服を来て、スッピンでテレビに出てしまったことを、大後悔・・・(笑)。

その後、一人旅となった松坂さんは、音楽を愛する人を捜す旅に出ます。街中で教会を見つけて中を覗きますが、ちょうど告解の日曜ミサの最中で、中には入れてもらえそうもありません。次に、「まちカフェ六ツ門」の前で出会った障碍者支援の人達に、ちょうど建物の上の階にある「シニア情報プラザ 久留米」で、三線の教室が開かれていると聞き、尋ねてみます。そうすると、少しだけ三線の弾き方の手ほどきを受けただけで、いきなり一緒に、三線の演奏に参加することに!。

鶴瓶さんは、郊外の北野町の商店街へ向かうと、「平木ストアー」から出てきた奥さんを見つけ、呼び止めます。ご主人は、日曜でギャンブルをしに、「オートレース」に行っているそうで、電話が通じると、『今日は少し勝っとる』と。一方の鶴瓶さんも、駄菓子のオマケに釣られて、子供たちと一緒にギャンブル漬け?になり、『オートレースにハマる人の気持ちが分かるわ~』と。後日、ビデオで登場したご主人曰く、『電話をもらって、鶴瓶さんには会いたかったけど、オートレースの方が楽しいから、帰れなかった・・・』(笑)。

 平成27年2月16日放送 「福岡県久留米市(後編)」(ゲスト:松坂桃李さん)

後編では、鶴瓶さんは駄菓子屋で知り合った小学生たちと、近くの北野天満宮へお参りに行きます。ベンチに座って、子供たちに何を願ったのか尋ねると、男の子二人は「平凡な人生を」と「勉強」で、女の子は「将来、給料のいい仕事に就けるように」と「金運アップ」だそうです(笑)。夢は相当現実的ですが、一方で、金縛りにあったり幽霊も見たことがあるので、幽霊や宇宙人の存在は信じているそうです。鶴瓶さんが、何回も金縛りにあったことがあると話すと、子供たちは、『原因は、ストレス、更年期障害、疲れ、食べ過ぎでは?』と(笑)。

一方の松坂さんは、後編でも”音楽”をキーワードに旅を続けます。地元で有名な「木下楽器店」が近くにあると聞き、道を尋ねながら店を探すと、実は最初に道を尋ねた場所の直ぐ隣にありました。店長さんに『この店は何時から?』と尋ねると、『創業92年』と聞いて”1992年”と勘違いした松坂さんは、『ぼくが4歳の頃ですね・・・』と、天然さをアピールします(笑)。
松坂さんは、店のショーケースに飾ってあったバイオリンを弾かせてもらいますが、一年間練習して弾けるようにはなったものの、チューニングの仕方は全く知らないそうで、うまく弾けません。店員さんから、東京からサックスの先生が来ていて、ちょうど店のスタジオでレッスンをしていると聞き、訪ねてみます。先生は久留米の出身で、時々地元に帰ってきて、学生さん達にサックスを教えているそうです。生徒さんの演奏を聞かせてもらうと、その上手さに驚き、とりあえず音が出ればサックスの才能があると言われた松坂さんは、自分も吹かせてもらうと、なんとか音だけは出すことができました。

鶴瓶さんは、子供たちに連れられて、次は久留米市の保健センター「コスモすまいる北野」を訪ねることにします。施設内では、体操やバウンドテニスなどの運動が行われていました。鶴瓶さんも、自分より年配の方々に交じって、”バウンドテニス”を体験させてもらいますが、皆さんのように上手にできず、『くそ~、腹立つな・・・』と。そこで、ペアを組んでくれた女性に、『根性ねじれとる』と、ラケットの持ち方を直されて、よやく少し打ち返せるようになりました。なんとこの女性、全国大会で優勝したこともある大ベテランさんでした。

松坂さんは、オーケストラの市民グループが練習しているかもしれないと、音楽ホールがある「久留米市民会館」に行ってみます。すると、ちょうど玄関から出てきた、着物を来た大勢のご婦人方に、『黒田節の!』と、取り囲まれてしまいました。松坂さんは、大河ドラマ「軍師官兵衛」で、黒田長政役を演じていたためですが、このご婦人方は、久留米市民会館で開催されていた「日本舞踊チャリティ会」で、ちょうど黒田節を踊られた、「とどろき会」の先生と生徒さん達でした。松坂さんがご婦人方に、『他に音楽にまつわる場所』を知らないかと尋ねると、ジャズ喫茶があると教えてもらいました。

松坂さんは六ツ門町に戻り、前編で出会った方に案内してもらって、”くれない小路”にあるJAZZ喫茶「Eight MODERN(エイト・モダン)」を訪れます。喫茶店は、大勢の常連さんで、たいへん賑わっていました。松坂さんは、マスターに『これはおいしいよ!』と淹れてもらったコーヒーを頂きます。生クリームを入れて、混ぜずに飲むと、よりまろやかな味に。マスターの”人柄の味”らしいです(笑)。松坂さんは、店で知り合った常連さんに、前妻との息子さんとその家族を紹介してもらい、今の奥さんとの関係など、”家族に乾杯”らしい話を聞くことができました。

後編の再放送は、2月23日(月)、NHK総合第一で、午前10時05分から放送予定です。

 


番組内で紹介された 久留米市の名物など

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