鶴瓶の家族に乾杯 | 青森県階上町(キムラ緑子さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

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「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成27年6月22日放送 「青森県階上町(前編)」(ゲスト:キムラ緑子さん)

今回の旅のゲストは、女優のキムラ緑子さんです。キムラ緑子さんは、2013年度下半期のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』に、主人公”西門め以子”(杏さん)のご主人”西門悠太郎”(東出昌大さん)の長姉、”西門(山本)和枝”役で出演していました。め以子に意地悪をする「いけず」な和江を好演し、そのイメージが今でも私の目に焼き付いてしまっていますが、劇団M.O.P.の旗揚げから参加する、ベテラン女優さんです。番組では、いけずではないキムラさんが、鶴瓶さんと一緒に、青森県階上町(はしかみちょう)を旅します。

まず前編。 階上(はしかみ)駅で待ち合わせた、鶴瓶さんとキムラ緑子さん。先に駅に到着して鶴瓶さんを待つキムラさんは、旅が不安で、鶴瓶さんに出会うと、『なんかどうしたら良いのか分からなくて』と、思わず涙します。まったく”和江”さんの雰囲気と違う、キムラさんに・・・、(*_*;
そのキムラさん、『日本の美しい風景が見たい、そして美しい風景のなかで、究極に優しい人に会いたい』と、岩手県との県境、青森県の最東南端に位置する”階上町(はしかみちょう)”を訪れました。

階上駅前で、鶴瓶さんとキムラさんが話していると、ちょうど駅の”しおかぜトイレ”から出てきた、『入院中の兄を見舞いに、里帰りで今しがた駅に着いた』という、年配の姉妹に出会います。お二人は、駅近くの和菓子屋で、兄弟6人で育ったそうです。鶴瓶さんとキムラさんも一緒に、その店を訪ねてみますが、今は廃業していて、家もお菓子を作る機械が残されたまま、空家になっています。

そこで鶴瓶さん、その駅前通りに残っている店が、電気屋さんばかりであることに気が付きます。向いは”クスリとデンキ”、隣は”化粧品と電気”、その向こうは・・・。(私の住んでいる所もそうですが、田舎のシャッター商店街で残っているのは、ほとんどが薬屋と電気屋さんですよ!)。
鶴瓶さんとキムラさんは、一軒の電気屋さんを訪ねてみると、ここにも年配の姉妹がいて、姉の店を、妹が手伝いに来ていました。鶴瓶さんは、4月の終わりというのに焚かれているストーブに、『寒いわ~』と、あたらせてもらいます。町の話を聞くと、『近くに、いちご煮のお祭り会場となる浜があり、白い灯台があってキレイですよ。』と教えてもらいました。そこに、お嫁さんと、”どうぶつ(道仏)小学校”に通う孫の双子の姉妹が、バスケのクラブ活動から帰宅します。鶴瓶さんはボールを借りて、家の前に立てられたバスケットゴールに、華麗?にドリブルシュートを決めました!。

ここでスタジオから、2010年にボランティアで結成された”階上売り込み隊”の皆さんが、階上町をビデオ紹介。最初に全国に”売り込む”のは、800年もの歴史を持ち、豊作を祈る祭り、「えんぶり」。次は、町の至るところに聳える、樹齢千年のイチョウや樹齢850年のトチなど、「階上の巨木」。最後は、巨大な露天掘り石灰石の採取場、「八戸キャニオン」を売り込みました。

鶴瓶さんとキムラさんは、岩手県との境目(キムラさん曰く「中間」)を探しに、「階上灯台」を訪れますが、とてもキレイな景色の場所なのに、観光客は一人も居らず、”青森県最東南端の地”と記された石碑が建つのみです。二人が浜を降りると、立派な昔風の家屋を見つけ、たまたまウニの潜り漁から帰ってきたばかりという、ウェットスーツ姿の漁師さんと出会います。青森県の最東南端の家で、最東南端のイケメンの漁師さんと、最東南端の美人の娘さんに出会い、笑い上戸のキムラさんは、笑いっぱなしです(笑)。
二人は、その漁師さんに案内してもらい、青森県と岩手県の県境を流れる小川を見に行きます。すると、県境石と書かれた標石の横に、破れた、地味な赤い旗が立っているのを見つけたキムラさんは、『新しい旗に換えて!』と笑い転げます。実はこの赤い旗、漁師さん達が、海上から見て漁業権の境を知るために立てられていることを、スタジオの小野アナウンサーが教えてくれました。

二人が岩手県から戻ってくると、野球部の練習帰りの中学1年生、ユウマ君と遭遇します。ユウマ君に、ご家族について話を聞くと、鶴瓶さんとキムラさんは、その大人っぽい話ぶりと、子供っぽい内容のギャップに、思わず笑いが込み上げます。あまりに大人っぽいユウマ君の話しぶりに、鶴瓶さんは逆にとぼけた振りをして、名前を『ユウダイ』と何回も間違えるなど、子供っぽいチャチャを入れて、笑いを取りました(笑)。

 平成27年6月29日放送 「青森県階上町(後編)」(ゲスト:キムラ緑子さん)

後編では、 鶴瓶さんとキムラさんは、地元の中学生、ユウマ君に案内してもらい、同級生で野球部の4番バッター、ユウマ君(同名)の家を訪ねます。玄関を開けた先のユウマ君、『あのさ~、今”ツルベ”来てんだけどさぁ、ちょっと来い!』と。それを後で聞いていた、鶴瓶さんとキムラさんは、顔を見合わせ口をあんぐり(笑)。
二人は、二人のユウマ君に案内されて、後のユウマ君のお母さんがやっている食堂、「はまゆう」を訪れます。鶴瓶さんとキムラさんは、お母さんのおすすめで、地元の名物料理「いちご煮」を頂くと、『おいしい!、うまいゎ、これ!』(鶴瓶さん)、『う~ん、美味しい!、海の香りがします。』(キムラさん)。
そろそろ旅も終盤というのに、一人旅が不安なキムラさんは、未だに鶴瓶さんから『意地でも離れない』と言い張ります。鶴瓶さんがトイレに行くと、しばらくしてハタッとしたキムラさんは、『しまった!』と、大慌てで店の外を走り回り、鶴瓶さんを探します。しかし鶴瓶さんは見当たらず、キムラさんは嘆き崩れますが、店に戻るとそこには鶴瓶さんがいて、ほっとしたキムラさんは、目に涙を浮かべます(笑)。

そろそろ、お爺さんがやっている「民宿はまゆう」の観光釣り船が到着する頃と聞き、鶴瓶さんとキムラさんは港に行き、ちょうど帰港したばかりの釣り客に、大漁のクーラーボックスの中を見せてもらいました。すると、1mもあるような大きなタラやアイナメが、たくさん釣れていました。
別れ際に、ユウマ君のお兄さんから、ジャイアンツから貰ったというグローブにサインを頼まれ、鶴瓶さんが先にサインをしてからキムラさんに預けると、キムラさんがサインをしている間に、鶴瓶さんは、キムラさんを一人残して、港から逃走!。

一人旅になった鶴瓶さんは、移動中に車の中から見かけた「左京窯」という看板が気になり、場所が何処かと探していると、たまたま同じく左京窯を探していた人と出会って、二人で左京窯を訪ねます。そこで、素敵なご夫婦と出会い、ご主人が制作する縄文土器を現代風によみがえらせた陶芸作品や、奥さんが制作する縄文土器をモチーフにした現代風アート作品を拝見し、たいへん感心させられました。

一方のキムラさんは、困り果てていると、小学生の女の子達と出会います。女の子たちと一緒に、犬の散歩をしているうちに、何かに導かれるように「左京窯」を訪ねることになり、そこでなんと、鶴瓶さんと再開してしまいます。運命の糸を感じた、キムラさんでした。

鶴瓶さんは、左京窯を後にして、ユウマ君や左京窯のご主人に勧められた「寺下観音」を訪れます。境内でたまたま掃除をしていた、宮司の桑原さんと出会い、鶴瓶さんは神社をお参りをした後、桑原さんがやっている茶屋「東門」(toumon)へ行き、この地域の在来種である「階上早生そば」を頂くことに。
茶屋東門に向かう途中、鶴瓶さんは、駐車場でものすごく本格的なストレッチをしている女性を見かけ、声を掛けると、なんと彼女、『15キロ位しかない』と言う”階上岳”(標高740m)の頂上まで70分で走って行ってきたとのこと。彼女は、100kmものマラソンを走破するというアスリートの「佐々木奈津子」さんで、鶴瓶さんは彼女と一緒に、『宮司が丹精込めて打つ蕎麦』がキャッチコピーという、階上早生そばのザルを頂きました。

一方のキムラさんも、左京窯で一緒になった男性の車に乗せてもらい、階上岳が一望に望める「フォレストピア階上」を訪れ、”La Fata イチオシ!”の山ぶどうジェラートや、早生そばジェラートを頂き、続けて、お蕎麦も頂戴しました。

階上早生そばは、階上町内にある4軒の店でしか食べることができないそうで、偶然にも、そのうちの二軒で時を同じくして、カップルで蕎麦を頂いた、鶴瓶さんとキムラさんでした。

後編の再放送は、7月6日(月)、NHK総合第一で、午後2時05分からの放送予定です。

 


番組内で紹介された 階上町の名物など

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