鶴瓶の家族に乾杯 | 和歌山県有田市(内藤剛志さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成27年9月7日放送 「和歌山県有田市(前編)」(ゲスト:内藤剛志さん)

今回の旅のゲストは、俳優の内藤剛志(ないとう たかし)さんです。内藤さんは、現在放送中のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に、長州藩の重臣”椋梨藤太”(むくなし とうた)役で出演しています(8/23の放送で、椋梨は斬首されてしまいましたが・・・)。
その内藤さんが、鶴瓶さんと一緒に、和歌山県有田市(ありだし)を旅します。撮影(ロケ)は、7月22日(水)で、この日はあいにくの雨降りでした。
実は鶴瓶さんと内藤さん、1983年に放送されたNHKドラマ「壬生の恋歌」で初共演をしており、その舞台となった和歌山県を、内藤さんは旅先に選びました。当時、内藤さんは27歳、鶴瓶さんは31歳。その映像がスタジオに流れると、二人とも若い!?。32年前の自分を見た鶴瓶さんは、『止めてくれ~!』と(笑)。メガネをかけていない若い鶴瓶さん、当時から目が小っちゃかったのね・・・(^_^.)。

まず前編。 箕島漁港で待ち合わせた、鶴瓶さんと内藤さん。 鶴瓶さんが”ほっといても、何ぼでもしゃべる”という内藤さんは、鶴瓶さんの到着を待たずに、さっさと一人で番組作りを進めようと、さっそく釣り人に話しかけます(笑)。

そんなこととは知らない鶴瓶さんも、勝手にさっそくタコ漁帰りの漁師さんに話しかけます。内藤さんは、『次に話を聞こうと思っていたのに、先を越された~』と。とても70歳には見えない漁師さんは、『笑うても一緒、怒っても一緒。同じ一生を過ごすんやったら、笑った方が得』と、とてもニコニコしていて、鶴瓶さんも内藤さんも、『いい人やわ~』と感心しきりです。

その後、雨が強くなってきたので早く家に上がりたい鶴瓶さんと内藤さんは、近くの渡船もしている釣具店「アリタ釣具店」を訪ねます。店先に居たのは息子さんで、店の中にはお父さんが。64歳の鶴瓶さんが、自分と同じくらいかと歳を聞くと、『47歳で、もうおじいちゃん』と(驚)。『貫禄ありすぎやろ~』と、鶴瓶さんもビックリ。息子さんは28歳ですが、こちらも鶴瓶さんや内藤さんに向かって敬語はいっさい出てこず、既にお父さん似の将来の貫禄が見え隠れ・・・。

ここでスタジオから、還暦の内藤さんに因んで、有田市の”赤いもの”をビデオで紹介。
まず、「蚊取り線香発祥の地」として知られる有田市。1886年、殺虫効果のある「除虫菊」の栽培がこの地で始まり、蚊取り線香が生まれました。有田市にあるKINNCHO(正式名称は大日本除虫菊株式会社)の紀州工場では、多い日には一日で20万巻もの蚊取り線香が生産されているそうです。なぜ蚊取り線香が”赤いもの”かというと、ローズの香りのする赤い蚊取り線香があるそうです。
続いて、有田市が漁獲量日本一を誇る「太刀魚」(たちうお)を使った新名物が、「たっちょほねく丼」。太刀魚の練り物である”ほねく”のかき揚げに、たっぷりの卵を絡めて丼ぶりにした、ご当地グルメです。これがなぜ”赤いもの”かというと、ほねく丼の”キモゆるキャラ”である「ドン・たっちょくん」は、赤いどんぶり型のパンツが、トレードマークだからです!。赤い理由は?、ありません・・・。(笑)

つづいて、釣具屋さんには、お母さんと妹さんが帰ってきました。鶴瓶さんと内藤さんは、家に上がらせてもらい、ご家族の暮らしぶりについて話を聞いていると、弟さんやお婆ちゃんから電話がかかってきて、さらには奥さんのお友達や、その息子さんやら甥っ子さん、そのお父さんやらと、次々に集まってきて、誰が誰だか分からなくなってしまいました(笑)。

このお宅を出て、鶴瓶さんと別れた内藤さんは、「ひーちゃん美容室」という看板を見つけ、気になって訪ねてみます。すると、秀美さんがやっている美容室で、夜はご主人と一緒にカラオケ店をやっているそうです。内藤さんは、ひーちゃんと一緒に、ご主人に会いに行くことにしました。

 平成27年9月14日放送 「和歌山県有田市(後編)」(ゲスト:内藤剛志さん)

俳優の内藤剛志(ないとうたかし)さんが、和歌山県有田(ありだ)市を旅する後編です。

鶴瓶さんは、箕島(みのしま)駅前に移動すると、「粟野おもちゃ・玩具店」の店先で、将棋を打っている男性2人を見つけます。今時めったに見かけない風景と、釣瓶さんは、その決着を見守ることにします。素人の将棋を見続け、ようやく決着がついた所で、この辺りの見どころを聞くと、駅前商店街にはカラオケ屋がたくさんあり、行けば昼間から大勢の人に会えるはずとのこと。特に「カラオケ・カフェ えん」のママの歌がNo.1だから、訪ねてみるよう勧められました

一方の内藤さんは、秀美さんの車に乗せてもらい、旦那さんが経営しているカラオケ店「スタジオ56」を訪れます。そこで、お父さんと奥さんの十八番をそれぞれ披露していただき、お二人の馴初めの話などを聞きました。そこで内藤さんは、お腹が空いたので、この辺りでお勧めの食事処を尋ねると、「鮎茶屋」を紹介され、さっそく移動することに。

釣瓶さんがおもちゃ屋を出ると、写真を撮らせてほしいと、大勢の一行が待ち構えていました。話を聞くと、先に訪ねた「アリタ釣具店」の近くに住む友人達で、漁師に仲買人も揃っているから、訪ねてきてほしいとせがまれます。旬の魚は“太刀魚”に“ハモ”だと聞いた釣瓶さんは、“ハモ”に釣られて、そのお宅を訪ねることにします。このお宅でもまた、近所に住む知人たちが、続々と集まってきました(笑)。
続いて釣瓶さんは、生きたハモを見せてもらいに、出荷場へ案内してもらいます。そこで巨大なハモを見た釣瓶さんは、『怪獣みたい』と仰天。

有田川温泉 鮎茶屋」では、入口で産直野菜が販売されています。食事処に入ると、内藤さんは一人では寂しいと、すき焼き定食を食べていたサラリーマンの2人連れに、相席をお願いします。そこで内藤さんは、店員さんにお勧めの“生しらす丼”と、“太刀魚のお寿司”を頂くことに。太刀魚のお寿司はバッテラ風で、生しらす丼は生卵を崩して、一緒に和えていただきます。『やばいくらい、おいしい!』と、内藤さんはご満悦。
食事が済むと内藤さんは、お風呂にも入りたいと、スタッフに案内してもらい、雨の露天風呂にご入浴。釣瓶さん、『こんな映像、見たくないわ!』と(笑)。露天風呂で内藤さんは、みかん農家のお父さんと出会い、次はみかん農家を探すことにしました。

釣瓶さんは、先に教えられた「カラオケ・カフェ えん」を訪れます。店内では、大勢のお客さんが釣瓶さんを歓待してくれて、さっそく前田さんが「酔待ち酒場」を、『ボトルに“釣瓶”の似顔絵を・・・』と、振り付けに替え歌も交えて、華やかなステージを披露してくれました(笑)。続いて、78歳の西崎さんは、サックスを片手に「夕日が泣いてる」を披露してくれて、カラオケ店はたいそう盛り上がります。

風呂から出た内藤さんは、雨の中、みかん農家を探し回りますが、なかなか見つかりません。そこで内藤さんは、たまたま通りかかった車を強引に止めて、みかん農家の知り合いを聞き出した上に、道案内までお願いするという強硬手段に。そこで、『今日は雨が“大きい”から、畑作業は休み』と話すみかん農家のお父さんに、みかん畑を案内してもらいました。良いみかんを育てるには、日当たりと潮風が重要で、海岸から4kmくらいの場所が栽培適地なんだそうです。また、みかんの花が咲く頃には、町中がその香りに包まれるとのことでした。
最後にスタジオでは、晴れた日のみかん畑での摘果作業の様子が、ビデオで紹介されました。

後編の再放送は、9月28日(月)、NHK総合第一で、午後2時05分からの放送予定です。

 


番組内で紹介された 有田市の名物など

▲ページTOPへ