鶴瓶の家族に乾杯 | 山口県柳井市(平愛梨さん)
~アモーレSP~

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成28年11月21日放送 山口県柳井市 ぶっつけ本番旅

旅のゲストは、女優でタレントの平愛梨(たいら あいり)さん。2010年の日本アカデミー賞において、映画「20世紀少年」(ヒロインのカンナ役)で新人俳優賞を受賞。テレビでは、日本テレビ「ヒルナンデス!」(木曜日)や、フジテレビ「もしもツアーズ」等に出演中です。また、6月にサッカー日本代表でインテル(イタリアセリアA)所属の長友佑都選手との交際を宣言し、公私共に注目されている方です。長友選手が会見で、平さんのことを「アモーレ」(イタリア語で”愛する人”)と呼んだことで、アモーレは流行語となり、11月17日に発表された2016年流行語大賞の候補30語にもノミネートされました。

旅の舞台は、山口県柳井市。鶴瓶さんと平さんは、穴子料理のお店「米徳」や、国の重要伝統的建造物群保存地区として観光名所の白壁通りにある「やない西蔵」等で目撃されています。また、バタフライアリーナ(柳井市体育館)で開催されていた卓球大会の会場も訪れたようです。

「バタフライ」と言えば、リオ・オリンピックで史上初の卓球個人で銅メダルを獲得した”水谷隼”選手が使用しているラケットやラバーのブランドです(実は私も、バタフライのラケットを2本持っています!)。会社名は「株式会社タマス」。1950年に、この柳井市(当時の柳井町)で「タマス運動具店」として創業し、現在では世界有数の卓球用品総合メーカーにまで成長しました。こうした背景もあり、山口県は卓球が盛んな土地柄。リオの卓球女子団体で銅メダルを獲得した”石川佳純”選手も山口県の出身です。平さんは、ひょんな経験をきっかけに、7月ごろから卓球にハマり、卓球が盛んな柳井市を、旅先に選んだそうです。


ロケが行われたのは、10月7日(金)。市内を流れる柳井川のほとりに整備された「柳井河川公園」で待ち合わせた、鶴瓶さんと平さん。鶴瓶さんは、不格好なエアーサッカー?、ドリブルの真似をしながら登場です。
公園で二人が話しをしていると、大勢の市民や観光客が集まって来てしまい、二人は慌ててその場から逃げ出すことに。すると、土手下にあった「寿司勝」から、アナゴを焼く甘い匂いが漂ってきて、鶴瓶さんは引き寄せられるように、そのお寿司屋さんへ吸い込まれて行ってしまいました(笑)。奥さんに、お店のことや馴初めの話などを聞いている間も、ご主人は人気の仕出し用の穴子を焼くのに、てんてこ舞い。あまりの繁盛店で、鶴瓶さんは残念ながら穴子にありつくことが出来ませんでした。

鶴瓶さんと平さんは、卓球ができる体育館に向かうことに。途中、数多のスナックが犇めく夜の通りを見つけた鶴瓶さんは、興味深々で路地の中に入って行ってみますが、昼間では誰にも出会えません。たまたま、「中国新聞柳井販売所」の裏手で、そこでパートで働く女性達が、噂を聞きつけて二人に会いに出てきてくれました。これから、明日の折込チラシを準備すると聞き、鶴瓶さんは昔ながらの手作業をイメージしますが、時代は当に機械化されており、作業を見せてもらった鶴瓶さんは、その機械の速さに驚嘆しきりでした・・・(汗)。

ここでスタジオから、愛・アモーレに溢れる柳井市を、市役所の美女二人がビデオ紹介。
 まず、アモーレ込めて育てた「自然薯(ジネンジョ)」。柳井市は、自然薯栽培の発祥の地とされています。魚にも、肉にもかけても美味しい、まさに愛する人と食べたい逸品です。
 次は、瀬戸内海のアモーレ、「鯛」です。渦潮に揉まれた鯛は、身が締まって、甘みがあって、美味しいと評判です。柳井で一番アモーレな食べ方は、「鯛釜飯」。
 最後のアモーレは、恋愛成就の仏さま。「普慶寺」に祀られている”天弓愛染明王”は、北斗七星に向かって弓をひき、縁結びや家庭円満にご利益があるとされています。まさに、キューピット!。

柳井市の体育館(バタフライアリーナ)に到着した鶴瓶さんと平さんは、2階の卓球場を訪ねてみると、年配の女性らが、卓球を楽しんでいる最中でした。せっかくだからと、平さんも卓球の相手をして頂くのですが、『キャー』『あきゃー』と、なかなかラリーが続きません(汗)。そこで、鶴瓶さんと二人で、卓球の試合をすることに。しかし、二人とも卓球の試合というより、温泉場で浴衣とスリッパでの”ピンポン試合”の様相・・・(汗)。あまりの”ゆるさ”に、鶴瓶さんは視聴者に申し訳ないと、試合の様子は早送りで放送(笑)。ゲームは結局、11対8で、平さんが勝利。平さんに負けた鶴瓶さんは、あまりの惜しさに、『今後一生、卓球はしません』と!。

皆さんに話を聞いていると、午前中で練習を終えて帰っていた、81歳で卓球の世界チャンピオンという原田哲子さん(世界ベテラン卓球選手権大会女子ダブルス80~84歳の部で世界チャンピオン)が、戻ってきてくれました。せっかくだからと、平さんもお手合わせ願いますが、まったく歯が立ちません(汗)。

一人旅になった平さんは、体育館近くの、歴史が感じられる白壁通りの町へやってきました。そこにあった「やない西蔵」は、古くなった醤油の醸造場を改修して、柳井の民芸品である「金魚ちょうちん」と、「柳井縞」織物の、体験施設としてオープンした施設です。柳井縞は、江戸時代に柳井の商人が庶民の着物として販売し、地域の主要産業として栄えた木綿織物です。平さんは、機織り機の操作を教わりながら、20~30分ほどかけて、コースターの織物を作成体験させてもらいました。帰りには、お金を呼ぶと謂れの、大きな「金魚ちょうちん」をお土産に貰って、とても嬉しそうな平さんでした(笑)。

一方、鶴瓶さんは、海の向かいある小さな島、「笠佐島」が気になり、どうやって渡るのかと聞いて回っているうちに、あなご丼が名物の「米徳」に辿り着きます。しかし、この店も既に2時で閉店し、アナゴを焼いているお父さんは、DVDを返しに出掛けてしまったと、つくづく穴子に縁の無い鶴瓶さんでした(汗)。そこで鶴瓶さんは、娘さんと奥さんに、DVDショップに電話をして、お父さんに直ぐに帰ってくるよう伝えるように懇願。その間、隣に建つ「海原神社」へお参りすることに。
お参りを済ませ、神社の前で、笠佐島に渡るにはどうしたらいいか訊ねて回っていると、『漁師の方にお願いすれば』と教えてくれた年配の女性が、電話をして聞いてくれることに。また、近所の方からは、笠佐島には、美味しい韓国料理を食べさせる民宿があると教えてもらいました。

平さんは、やない西蔵を出て、再び白壁通りを歩いていると、大勢の市民に出迎えられますが、なかなか人に話しかける勇気が湧きません。そこで、平さんが出会いを求めて向かった先は、なぜか、人よりバッタと出会えそうな、田畑の広がる長閑な地区(笑)。そこで、稲刈りをしている最中のご夫婦を見つけ、話しかけてみると、なんと『鶴瓶の家族に乾杯』の大ファンとの事ですが、平さんはスタッフと間違えられてしまいます。秋の長雨で、収穫が遅れている上に、明日からも雨予報で稲刈りを急がねばならない日でしたが、平さんが『お宅にお邪魔するのは厳しいですよね?』と尋ねると、間髪入れずに『いや、いいですよ!』と。ウソ?(驚)。『是非、おい出てください。この番組が主体ですけん!』と(笑)。お宅にお邪魔すると、満100歳というお婆ちゃんも出迎えてくれて、とても和んだ雰囲気で、ステキな家族と交流することが出来ました。

ここで、ちょっと一息、「家族に一杯」の時間です。
 やって来たのは、街の中心部にある南町。ここにあるのが、地元の人が愛してやまない、「うどんの釜屋 柳井店」。この店で頂く本日の一杯は、”肉ごぼう天うどん”。ボリュームたっぷりの肉に、花が咲いたような牛蒡天。この組み合わせは、常連さんからのリクエストで生まれた裏メニューですが、今では店の一番人気。店のこだわりは、切りたてを直ぐに茹でる、細めの縮れ麺です。

平さんは、今度は若い人に出会いたいと、学校の多く集まる地区にやってきました。すると、下校途中の一人の女子高校生、舞さんを見つけ、家まで一緒に歩きながら、話を聞かせてもらうことに。すると、これからお父さんの誕生日プレゼントを買いに行く予定と聞いた平さんは、プレゼントは何がいいかと相談に乗っているうちに、一緒に買い物に行きましょう!と(笑)。

鶴瓶さんは、穴子を焼くお父さんの帰りを待つ間、先に漁船に乗せてもらい、笠佐島へ渡ることに。笠佐島は、その先の沖にある大きな島、周防大島町に属し、周防大島の小松港からの定期船はありますが、より近場の本州にある柳井市には、漁船をチャーターしないと渡れないそうです。島に渡った鶴瓶さんですが、幾ら探してみても、人に出会えません。ようやく草刈り作業をしている人を見つけ、話を聞くと、現在の島民は、たった5人。その5人中の1人のたまたま出会った方が、奥さんの作る韓国料理が美味しいと評判の「漁家民宿かささ」のご主人であり、かつ、過去に鶴瓶さんとは、いろいろな所で一緒に飲み交わしたことがある人でした!。

笠佐島から柳井に戻った鶴瓶さんは、孫のDVDを返しに行っていたご主人も戻って来てくれて、ようやく念願の穴子丼にありつくことが出来ました。ひとりで食べたら後で何を言われるかと、スタッフも一緒に御相伴。締めて、12,600円也の穴子丼でした(笑)。

平さんは、女子高校生の舞さんと一緒に、「マックハウス柳井店(Mac-House)」を訪れ、お父さんへのプレゼントを探すことに。スマホにお父さんの顔写真を映し、その写真にシャツを重ねて似合うかどうか確認した平さんが選んだのは、紺色でチェック柄の、ボタンダウンのフランネルシャツ。『これに靴下を合せましょう!』と、勝手に勧める平さんに、スタジオの鶴瓶さんはJK(女子高校生)の財布の中身を心配しますが、そこは平さん、『支払は割り勘にしましょう』と(笑)。

最後にスタジオでは、舞さんとその家族全員の、ビデオメッセージが放映されました。平さんの選んだシャツと靴下を履いたお父さんのファッションショーに続き、舞さんから、手書きの手紙を読み聞かせてもらった平さんは、とても嬉しいと涙ぐみつつ、ロケ当日は、飛行機で東京に戻ってから急に出会いの喜びと別れの寂しさ痛感させられたと、旅の感想を話します。それを聞いた小野アナウンサーも、思わず目頭をハンカチで押さつつ、『平愛梨さん、いいこと言いますよね~』と(泣)。

二人旅

鶴瓶さん

平さん

家族に一杯

 

再放送は、11月25日(金)午前0時10分~午前1時25分に、NHK総合で放送予定です。

 


番組内で紹介された 山口県柳井市の名物など

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