鶴瓶の家族に乾杯 | 神奈川県真鶴町(村上佳菜子さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成30年7月23日放送 笑顔対決!フィギュアの村上佳菜子と神奈川県真鶴町の旅

旅のゲストは、元フィギュアスケート選手の村上佳菜子(むらかみ かなこ)さん。名古屋市出身の23歳。3歳からスケートを始め、ジュニアでは世界の頂点に立ち、2010-11シーズンにシニアデビュー。その年、グランプリシリーズ・アメリカ大会で総合優勝し、全日本選手権では安藤美姫、浅田真央選手に続く3位に入りました。2014年のソチオリンピックには、日本代表として出場(女子シングル 12位)。その後はケガもあり思うような成績が残せず、昨年4月、現役を退くことを発表しました。現在は、プロスケーターとして活動し、アイスショーなどで演技を披露するとともに、山田満知子コーチのもとで、指導者を目指して修行中です。

村上佳菜子さんが「家族に乾杯」に出演するのは、今回が初めて。元フィギュアスケートの選手では、織田信成さんが、東京都 谷中・根津・千駄木 ぶっつけ本番旅(平成28年4月25日放送)に出演しています。

今回の旅の舞台は、神奈川県足柄下郡真鶴町(まなづるまち)。東京からは、新幹線と在来線を乗り継いで、約1時間。神奈川県の南西端、小田原市と湯河原町に挟まれ、相模湾に突き出た”ツル”の形をした「真鶴半島」とその周辺の、面積7km2の小さな町です。古くから「本小松石」と呼ばれる上質の石材の産地として知られいますが、現在の主な産業は観光で、年間に100万人以上の観光客が訪れます。真鶴半島は、磯釣りのメッカであるとともに、ダイバーに人気のダイビングスポットでもあります。実は、スキューバダイビングのライセンスを持つ村上佳菜子さん、昨年の夏には、同郷で仲良しの浅田真央さんと一緒に、沖縄で潜ったとか。また、二人とも”かき氷”が大好きで、一年間に500杯ものかき氷を食べるという村上さんは、自身を「ゴーラー」と称しているそうです(笑)。旅の目的は、ダイビングか、はたまたかき氷か?、放送が楽しみです!。


ロケが行われたのは、平成30年6月2日(土)。神奈川県真鶴町にある「荒井城址公園」で待ち合わせた、鶴瓶さんと村上佳菜子さん。鶴瓶さんを見つけた村上さん、満面の笑顔で駆け寄ると、『大概、俺の笑顔の方が勝つけど、お前には負けるわ』と鶴瓶さん(笑)。鶴瓶さん曰く、村上さんの笑顔は、『腹立つぐらいの笑顔』だそうです!。

ずっと室内競技のスケートを続けてきた村上さん、東京の近くにキレイな海があると知り、ぜひ行ってみたいと思い、真鶴町を旅先に選んだそうです。また、現役時代は週7日練習していたので、休日の過ごし方がわからないという村上さんは、どうしても今回、バーベキューを体験してみたかったそうです(笑)。そこで早速二人は、公園に子供2人と遊びに来ていた地元の奥さんに尋ねると、「ケープ真鶴」でバーベキューが出来ると教えて貰いました。鶴瓶さんと村上さんは、次に公園で出会った、鰻を買って家に帰る途中という高校生の遠藤君に、『今からバーベキューしに行くねん』、『一緒に参加しませんか?』と誘おうとしますが、『僕は鰻食べるんで、がんばってください』と、バッサリ!(汗)。公園を降りたところで二人が見つけたのは、「ヤブタ建設不動産」のガレージに山積みされた、大量の野球ボールとバット。事務所を訪ね奥さんに話を聞くと、ご主人の薮田徹也さんを慕って大勢の野球少年達が、教えを乞いに訪ねて来るようなったそうです。奥さんから、ガスコンロを使って手軽に地元の魚を焼いたりするなら、「まなづる里海BASE」もおすすめと聞いた鶴瓶さん、肉類は途中の肉屋で調達することにして、里海ベースに行ってみることに。

ここでスタジオから、真鶴町の魅力をビデオ紹介。現役時代、ファンタスティックなスケーティングで観客を魅了した村上さんに負けず劣らず、真鶴町にもファンタスティックなものがあるそうです!?。
 まずは、”ファンタスティックワールド”。沢山の魚が生息する真鶴の海では、「スキューバダイビング」が大人気。
 次は、”ファンタスティックな3回転?”。「真鶴町立遠藤貝類博物館」には、世界中の貝が、4500種類・5万点も展示されています。中でも、ファンタスティックな世界最大の巻き貝・アラフラオオニシ。村上さんもビックリの、3回転いや4回転の、ファンタスティック!(笑)。
 最後は、”ファンタスティックなフェスティバル”。350年ほど前から、大漁と海の安全を祈願して毎年7月27日と28日に貴船神社で行われている、「貴船まつり」。国の重要無形民俗文化財にも指定されており、神輿が船に乗り花火の上がる海を渡る光景は、圧巻です!。

バーベキューの食材を買いに、「肉の石川(真鶴店)」に立ち寄った鶴瓶さんと村上さん。100gが795円の特上牛カルビを4パック、豚バラ肉と生姜焼き用ロース肉を数パック、メンチカツ10個、鶏のから揚げ、シューマイ、等々。大きな買物袋が3つにもなる、大量の肉や惣菜を買い込んだ二人は、早くも車内でメンチカツを食べながら、近場の里海ベースを目指すことに。

真鶴港の目の前にある「まなづる里海ベース」は、観光協会や様々な店が入る、地域の魅力を発信するスペースとして、2014年12月にオープンしました。一番正面にある「スミマルシェ」は、海産物や地元野菜も扱うマルシェで、ここで魚介類を買うと、横の広場でバーベキューを楽しむことが出来るそうです!。鶴瓶さんは、桜エビのウインナー(10本入り540円)を2パックと、メジナの開き(600円)を2枚、メジナのみりん干し(250円)を3枚買い、さっそく隣の広場に設置されたバーベキューを始めることに。ところが、最初に公園で出会った親子に電話をすると、都合が悪くなって来れないそうです。大量に食材を買い込んでしまった鶴瓶さんと村上さん、干物を買いに来た観光客や、辺りで遊んでいた子供や親子連れをどんどん誘って、一緒に食べてもらうことに(笑)。
店員さんから、『海の物は身から焼く』と教えてもらった村上さん、『楽しー』と言いながら、3台のコンロを掛け持ちし、肉、野菜、魚、ソーセージと次々に焼いていきますが、端から焦げた煙が上がり出します(汗)。必死に肉やソーセージをひっくり返す村上さん、『バーベキューって忙しいんですね』と(笑)。するとそこへ、先に出会った薮田さん家族が訪ねて来てくれました。鶴瓶さんは、『バーベキューをしている所に家族を呼び寄せるの、”家族に乾杯”始まっていらい初めてやわ』と言いつつ、集まってくれたご家族に、いろいろと話を聞きました(笑)。

バーベキューを開始してから2時間半、ずっと里海ベースに滞在し続けた二人は、ようやく別れ、別行動することに。

鶴瓶さんは、以前に都内で偶然出会ったことがあると話しかけてくれた、近所の酒屋の娘さんに誘われて、「草柳商店」を訪ねると、看板娘のお婆ちゃんが出迎えてくれました。草柳商店では、夕方になるとお使いに来た近所の人たちが、買った酒を家に持ち帰らず店で蓋を開け、店主のギターをつまみに、宴会が始まるそうです(笑)。

一方の村上さんは、面白い人が多いからメッチャ好きという”漁師さん”に会いたいと、「岩海岸」を訪れます。すると、お父さん同士が高校の同級生という2家族で海遊びに来ていた人達と出会った村上さん、それぞれのご夫婦に、馴初め話を聞くことができました。

鶴瓶さんは、新たな出会いを求めて町内をひたすら歩き続けていると、腰を悪くしてウォーキングをしているという小山さんと出会います。一緒に歩きながら、小山さんから話を聞いていた鶴瓶さん、書道教室の先生が近くに住んでいると知り、小山さんに案内してもらうことに。現在、NHK大河ドラマ”西郷どん”で岩倉具視役を演じている鶴瓶さん、頻繁に筆で字を書くシーンがあることから、ぜひ教えを乞いたいそうです。

アシカと遊べるメキシコ・ラパスの魅力と潜り方「マリンダイビング 2018年7月号」

村上さんは、岩海岸で出会った方から、この時間なら素潜りの漁師さんが市場にいるかもと教えられ、「魚市場」へ向かうことに。その途中、PADIの看板が掛かったダイビングショップを見つけた村上さんは、自身もPADIのライセンスを持っていてダイビングを楽しんでいることから、思わず「岩ダイビングセンター」を訪ねてみることに。すると店内では、ショップの人達がちょうどテレビで、村上さんが出演しているテレビ番組を見ていたところ!(驚)。ダイビングスタッフの皆さんに、『今まで潜った中で、どこの海がキレイでした?』と尋ねる村上さん。ベテランダイバーに出会うと、必ず聞いてしまう”ダイバーあるある”な質問ですね(笑)。世界中あちこちの海を潜り、ダイビングをしていなかったら家が3軒くらいは建っていたかもという、元保育士の川口さんは、メキシコの海で、アシカと一緒に遊んだことが一番の思い出だそうです。アシカはイルカ以上に犬と同じくらい人懐っこくって、シュノーケルをカプカプしたり、身体の脇の間にグルグル入って来たりするそうです。しかし、メキシコは遠いと田端さん。真鶴の一番の利点は、都心から近いこと、日帰りダイビングが楽しめます。真鶴の海でしか潜ったことが無いという田野さんは、『みんなが普段食べている魚が見れますよ』と(笑)。

小山さんの書道の先生のお宅を訪ねることにした鶴瓶さん。”鶴さんぽ”とはしゃぎ、案内してくれる年配の小山さんについていきますが、『すぐそこ、もうすぐです』と何度も聞かされながらぜんぜん辿り着けず、ついに足はフラフラ(汗)。途中、せっかく小山さんが美味しい干物が買えると「青貫水産」を教えてくれたのに、見向きもしません・・・。ようやく訪ね当てた福井さんのお宅、書道の先生は男性とばかり思い込んでいた鶴瓶さんですが、応対してくれた奥さんが、実は書道の先生でした(笑)。2階に上げて頂き、一筆「乾杯」と書かせてもらった鶴瓶さん。先生から『すごいじゃない』と褒められると、『気持ちえぇな~、褒められること好きやから』と話す鶴瓶さん、村上さんに負けず劣らずの笑顔が弾けます!(笑)。

いわしの味噌汁ここでちょっと一息、真鶴町の「家族に一杯」の時間です。
 やって来たのは、日本でのダイビング発祥の地とも言われている”琴ヶ浜”。海辺に面したダイビングサービス「ブルーアース」のロハススタジオ・ビーチ館のテラスでスタッフが作っているのは、目の前の海で獲れた新鮮なイワシをぶつ切りにし、そのまま味噌汁に入れて野菜と煮込んだ、「いわしのみそ汁」。みそ汁を振る舞うお客さんは、目の前の琴ヶ浜の海から上がってきたばかりの、ダイバーの皆さん。いくら夏の海でも、長く海に潜っていると、身体が冷えてしまいます。海から上がって頂く、体の芯から暖まれる一杯は、何よりのご馳走です!。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、「LOVELAND, ISLAND」(山下達郎)でした。

漁師さんに会いたい村上さんは、岩ダイビングセンターのスタッフに案内してもらい魚市場を訪ねると、素潜り漁から上がってきて片づけをしていた、若い漁師の五十嵐さんと丸山さんの二人と出会うことが出来ました。しかし二人とも、意外と恥かしがりやさんで言葉少なく、なかなか話しが弾みません(汗)。そこに助け舟の様に登場したのが、五十嵐さんの奥さん(笑)。五十嵐さんが獲ってきたサザエやアワビなど、その日に上がった魚貝を、奥さんが調理して、お店で提供しているそうです。『ぜひ食べたい!』と村上さん、5時から開店と聞き、1時間後に訪ねると約束しました。

一方の鶴瓶さんは、車で山の方へと向かい、高台の住宅街で車を降りると、仕事から戻って洗車をしていた大工の片山さんと出会います。ちょうど奥さんも出先から帰ってきて、道端で立ち話をしていると、近所の田中さんも様子を見に出てきてくれました。皆さんから、この山の上にある松本農園は、3世代で営んでいるので番組向きと教えられた鶴瓶さん、これ幸いと訪ねてみることに(笑)。「松本農園」は、今のご主人で5代目という、山奥で100年も続く農園です。みかん狩りや、10年ほど前から始めた子犬の販売やレンタルが人気で、大勢のお客さんのほとんどが、『どこまで登るんだろう?』と言いながら、ようやく訪ねて来るそうです(汗)。

村上さんは魚市場を訪れてから一時間後、約束した食事処「嵐丸」を訪ねると、漁師の五十嵐さんご夫婦と、小さな子供2人が出迎えてくれました。まず出してくれたのが、ほうぼう・まあじ・あぶらかますの刺身3点盛り。みんな、今日獲れたばかりの魚だそうです。次に出されたのは、村上さん期待の、サザエのつぼ焼き。村上さん曰く、『メッチャ美味しい』そうです(笑)。嵐丸は、まだ3ヶ月前に開店したばかり。店を開くのが、漁師の五十嵐さんと、魚屋の娘だった奥さんの共通の夢だったそうで、今はとても忙しい毎日ですが、夢がひとつ適ったと話すご主人、まだまだ頑張るそうです!。

再放送は、7月27日(金)午前0時55分~午前2時10分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。

 


二人旅

真鶴町のファンタスティックなものを紹介

鶴瓶さん

村上さん

家族に一杯

 


番組内で紹介さた 真鶴町の名物など

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