鶴瓶の家族に乾杯 | 鳥取県米子市(野村忠宏さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

ヨネギーズ

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成30年11月12日放送 五輪柔道3連覇! 野村忠宏と鳥取県米子市ぶっつけ本番旅

旅のゲストは、柔道家の野村忠宏(のむら ただひろ)さん。奈良県出身の43歳。祖父も父も有名な柔道家という柔道一家に生まれ、小柄ながら抜群の切れやスピードから繰り出される多彩な技で相手を翻弄し、「平成の三四郎」との異名も与えられた技巧派。オリンピックでは、1996年のアトランタ大会、2000年のシドニー大会、2004年のアテネ大会と3回連続で60kg以下級に出場し、アジア人としては五輪初、柔道競技では世界初となる五輪3連覇を達成!。しかし、3度も連続で金メダルを獲得しながら、3度とも翌日の有名スポーツ新聞の1面は谷亮子選手に奪われ、未だに国民栄誉賞も貰えていないという自虐ネタが、テレビのバラエティ番組での定番になってしまっています(笑)。2015年に現役選手を引退してからは、後進の指導にあたっています。

野村さんが旅先に選んだのは、日本海に面する鳥取県の最西端、島根県にも隣接する、米子市(よなごし)。人口は約15万人、「山陰の大阪」とも呼ばれ、松江や鳥取と並び山陰地方の中核を成す都市です。商業都市でありながら、山陰地方の名物、松葉がにや岩ガキ、二十世紀梨などの特産品もありますが、なかなか野村さんとは結び付きません(汗)。むしろ、医学博士でもある野村さんとは、弘兼憲史氏の大学医学部を目指した学生を描いた「ガクラン放浪記」(高校放浪記)や「人間交差点」などに登場する米子、皆生トライアスロンが開催され「トライアスロン日本発祥の地」として知られる米子の方が、何か関係がありそうです・・・。鶴瓶さんと野村さんは、米子駅近くの「カフェレストBARドドド」で食事したようです(笑)。


ワールドマスターズゲームズ2021関西ロケが行われたのは、平成30年10月10日(水)。2021年に日本で開催される「ワールドマスターズゲームズ2021関西」に向けて、23人のアスリートの一人としてアンバサダーに就任した野村さんですが、柔道競技が米子市の鳥取県立武道館で開催されることから、米子市を旅先に選んだようです。今回は、まったく予想できませんでした(~_~;)。

弓ヶ浜公園」で鶴瓶さんと待ち合わせた、野村さん。『ずうっとスポーツばかりしてきたので、もう筋肉がパンパンに張るようなことはやりたくない。静かなこと、例えば陶芸とか、釣りとかがしてみたい』そうです。ところが鶴瓶さんは、オリンピックで金メダルを3個も取った野村さんが、羨ましくて仕方ない様子。そこで、公園でグラウンド・ゴルフをしていた同好会の方々に誘われるがまま、野村さんとグラウンド・ゴルフで勝負することに!(笑)。最初に打った鶴瓶さんのティーショットが弱かったのを見ていた野村さん、よーしと渾身の力を込めてクラブを振ると、ボールはホールポストの遥か向こうまで飛んで行ってしまいました(汗)。すったもんだの勝負は、結局5打ずつ打って引き分け。

二人がグランド・ゴルフをしている間に、雨が強く降りだしてきてしまいました。さて、これから何処に行こうかと、傘を差して歩き出した二人は、道で見かけた若い女性に聞いてみることに。すると大庭さん、『米子は、何にも無いのがイイところ』だそうで、『商店街もあまり活気があるとは・・・』と(汗)。

ここでスタジオから、『そんなことは無い、野村さんも一本取られたと言うような米子自慢がいっぱいある』と、ビデオ紹介。紹介してくれるのは、米子特産の白ネギをモチーフにしたご当地キャラクター「ヨネギーズ」のネギ子ちゃん!。
ワールドマスターズゲームズ2021関西 まずは、その白ネギを”将軍”、他の具材を”家来”と呼んで食べる新たな郷土料理、その名も「白ねぎ将軍鍋」。その美味しさは、まさに『一本!』(笑)。
 続いては、淀江地区で作られている「淀江傘」(よどえがさ)。美しい飾り糸が特徴で、190年以上の歴史があります。野村さん、この傘は何本欲しいですか?、『一本!』(笑)。
 そして、米子の「皆生(かいけ)温泉」は、日本で最初のトライアスロンの大会が開催されたことから、日本トライアスロン発祥の地と言われています。毎年、全日本トライアスロン皆生大会が開かれ、1千人以上もの選手が参加します。水泳、自転車、マラソンの技を合わせて頑張るネギ子ちゃん。合わせ技と言えば?、『一本!』(笑)。

その後、「本通り商店街」へとやって来た、鶴瓶さんと野村さん。このアーケード商店街もご多分に漏れず、シャッター通りと化している様です(汗)。そんな中でも、店先に立っていて挨拶してくれたのは、靴や傘を売って創業150年になるという老舗、「川口乳母車店」の奥さん。すると向かいに、古そうな建物を見つけた鶴瓶さん。川口さんに尋ねると、”県民の建物100選”に選ばれた「船越家住宅」だそうで、お宅の方に声を掛けてくれるそうです。ところが看板には『建物は公開していません』と書かれており、一応止めに入る鶴瓶さんですが、船越さんの奥さんが出て来てくれると、そこは遠慮なく、中を見させてもらうことに(笑)。大広間が続く立派なお宅で、箱階段が2箇所もあります。一方、大きな本棚には、古いお宅に似合わず、大量の漫画本がズラーと並んでいます。そっちも気になった鶴瓶さん、誰が読むのかと尋ねると、二人の子供が昔読んでいたもので、今はそれぞれ隣で歯医者と、松江で医者をしているそうです!(驚)。

ここで別れることにした、鶴瓶さんと野村さん。一人になり、急に不安になった野村さんは、前に後ろに横にと、摺足で右往左往。まるで、一人エアー柔道をしている様です(笑)。向こうから声を掛けて貰えるように、首に3個の金メダルを掛けてきたらよかったと(笑)。

商店街を歩き出した鶴瓶さんは、額縁等を売っている古そうな「今岡商店」が気になり訪ねてみます。店主の安達さんご夫婦に話を聞くと、今年で創業78年目になるそうです。たまたま今日がお二人の結婚記念日と聞いた鶴瓶さん、そこで店に座り込み、馴初め話などを聞きました。

一方、鶴瓶さんと別れた野村さんは、柔道では経験したことのない孤独や不安を抱え、ひとり旅を始めますが、百戦錬磨の猛者も、初めての体験に大苦戦(汗)。勇気を振り絞り、バスから降りてきた男性におすすめの場所を尋ねると、この先にある「城山」(米子城跡)を紹介してくれました。しかし、その城跡は、遥か先の山の頂上。あそこまで登って誰にも会えなかったら最悪と、思い止まります(笑)。続いて、「西尾電機商会」の店先にいた西尾さんを見つけ声を掛けてみると、「皆生(かいけ)温泉」を紹介してくれました。そこで野村さん、温泉には入れなくても寒くなってきたので足湯くらいは浸かりたいと、皆生温泉に行ってみることに。

次に鶴瓶さんは、今岡商店まで鶴瓶さんに会いに来てくれた商店街のマドンナ、ブティック「ENDO」の女将、遠藤さんを訪ねます。遠藤さんの、鼻に抜ける話し方に妙に色気を感じた鶴瓶さん、いったい齢が幾つかと気になって、子どもの年齢から逆算すると、『えぇぇ!?』(笑)。

皆生温泉」にやって来た野村さん、温泉街を歩いていると、一人の女性から声を掛けられます。ずっと柔道をやっていたという大村さん、野村さんと出会えて握手までしてもらったことに感動して、涙交じりに『この間の世界柔道のコメント素晴らしかったです~。こんなところで○※△☆#~』と、言葉になりません(汗)。一方、救世主が現れたと野村さん、大村さんに足湯の場所まで案内してもらうことに(笑)。

鶴瓶さんは、商店街の裏手にあたる大通りに出ると、オモチャ屋の看板を見つけ、声を掛けてみます。すると、磨りガラスの向こうに透けて見えたのは、パンツ一丁の裸の男性のシルエット!(汗)。慌てて戸を閉め、服を着てもらってから話を聞くと、「オモチャのこばやし」も商店街の方はシャッターを降し、もう店は畳んだそうです。隣は、先ほどの船越家住宅の横で息子さんが営んでいるという、「ふなこし眼科ペインクリニック」。2人の女性スタッフが挨拶をしてくれたので、院長の息子さんが柔道をしているらしいねと尋ねると、野村さんの本「戦う理由」を持ち歩いて常に読んでいるそうです。そこで鶴瓶さん、待合室に通してもらい院長に話を聞くと、息子に電話をしたら『野村さんに会って本にサインを貰いたかった』と言っていたそうです。そこで鶴瓶さん、野村さんに電話してそのことを伝えると、『もっと前に言って欲しかった』と野村さん(笑)。後ほどサインをしに、息子さんを訪ねるそうです。

野村さんと大村さん、二人の柔道家が並んで、「花風の足湯」に足を浸けながら話す話の内容は、ケガで曲がってしまった足の指のこと(汗)。小野アナウンサーによると大村さん、中学生の時に県で1位、高校でも県3位になったことがある柔道の実力者。今は止めてしまったそうですが、野村さんに会い、再び柔道がやりたくなったそうです。『なんでそれ言わへんねん!』と鶴瓶さん。だったら「ワールドマスターズゲーム」に出たらいいと小野アナウンサーが言うと、今度は野村さんに向かって、『そや、なんで言わへんねん!』と(笑)。野村さんも大村さんも、肝心な話をしないまま、無駄に時を過ごしてしまったようです(笑)。

牛骨ラーメンここでちょっと一息、鳥取県米子市の「家族に一杯」の時間です。
 やって来たのは、市内の住宅街。なんと、この普通の民家に見える家が、ラーメン屋さん?。本日の一杯は、満洲味(ますみ)屋で頂く、牛の骨でダシを取った、「牛骨ラーメン」。この辺りでラーメンと言えば、牛骨ラーメンが定番だとか。コッテリした牛骨のスープと太麺が、いい具合に絡み合って、とても美味しいそうです。戦後の物資が少ない時代に、この店の先代が、お肉屋さんで恵んでもらった牛骨でスープを作り始めたのが、牛骨ラーメンの始まり。それが今では、地元のみんなに愛される味になったんですね!。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、「Open Arms」(トレイシー・チャップマン)でした。

野村さんは、足湯を設置管理している「米子市観光センター」を訪ね、陶芸が体験できる陶芸工房が近くにないかと相談してみます。すると、体験はやっていませんが、陶芸工房なら近くにあると、電話して今から見学可能か聞いてくれることに。観光センターで紹介してもらい、野村さんが訪ねたのは、「法勝寺焼 皆生窯」。窯元の安藤釉三さんは、野村さんを知ってか知らずか媚びることも無く、たんたんと野村さんの体験希望を許してくれて、思わず野村さんは『ラッキー』と心の声が・・・(汗)。小野アナウンサーによると、普段でも予約の電話をしてもらえれば、陶芸体験を受けてくれるそうですよ(笑)。あまりにも似合わないエプロン姿の野村さん、緊張したイカリ肩状態でロクロに向かうと、ようやく椀形になりつつあった粘土は、みごとにフニャっと(汗)。すると安藤さん、『これはイイわ!、百均にも売っていない。こんな作品、有名な先生には絶対作れない』と、褒めているんだか、貶しているんだか(笑)。電子レンジに入れて水分を飛ばした後、高台を削り、名を入れた野村さん。スタジオには、きれいに焼き上がったその作品が届けられましたが、他人が見ればヘンチクリンも、本人にしれみれば、『売れそう』なほどの出来栄えだそうです(笑)。

鶴瓶さんは、市内を車で走っていると、古い趣きのある町並みを見つけ、車を降りてみます。そこは「笑い通り」と呼ばれる、古い商店街。城下町米子観光ガイドの詰め所でもある「米子まちなか観光案内所」も置かれている、町歩きの観光スポットです。そこで出会ったのは、尾高町の自治会長をしているという大谷さん。米子でも有名な骨董屋と、「平野康明堂」を紹介してくれました。店に入り、骨董屋のご主人夫婦に馴初め話などを聞いていると、なんと平野さんのご主人は、その昔、米子では「ジルバのアキ」で名が通っていた、ダンス界の有名人だそうです。鶴瓶さんが次に訪ねたのは、駄菓子屋の「岡本一銭屋」。すると店の看板娘のお婆ちゃん、芦屋に住んでいた息子が、アフロ時代の鶴瓶さんからサインをもらったことがあるそうです。しかし、なんと7年前に急逝してしまったとか。そこで鶴瓶さん、仏壇を拝ませてもらい、偶然の出会いも息子さんの導きと感謝を伝えると、思わず涙があふれ出てしまった岡本さんでした(泣)。

最後に野村さんは、柔道を習っているという子供に会いに、「ふなこし眼科ペインクリニック」を訪ねます。すると、野村さんの本を学校の朝読書の時間に毎日読んでいるという中学生のお兄ちゃんは、今日は英語の習い事があり留守だそうですが、同じく柔道を習っているという小学4年生の弟が、野村さんを見つけると商店街を走って会いに来てくれました。弟が、Tシャツの背中にサインを貰い、野村さんと組手までしてもらったことをとても羨ましがったというお兄ちゃんですが、なんと偶然にも、数日後に野村さんが以前から決まっていた学校訪問で訪ねた先が、お兄ちゃんの通う中学校で、お兄ちゃんも念願のサインを愛読書に書いて貰えたそうです!(驚)。番組の最後、野村さんからエールを送られた、若き柔道家たちでした。

再放送は、11月16日(金)午前1時00分~午前2時13分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。

 


二人旅

米子市の魅力をビデオ紹介

鶴瓶さん

野村さん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 米子市の名物など

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