その他のフライタックル、売れ筋ランキング

Let's enjoy fly fishing together.

 1.フライフィッシングの基本タックル

フライフィッシング用の「ロッド」と「リール」、「フライ」については、すでに解説しました。

これ以外に、フライフィッシングの基本タックルとしては、「フライライン」、「バッキングライン」、「リーダー」、「ティペット」があります。

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フライライン

フライラインとは、フライフィッシング専用の釣糸(ライン)で、釣糸であると同時に、一般的な投げ釣りでの“オモリ”の役目も兼ねています。フライフィッシングでは、ロッドを振りながら、このフライラインの重みを利用して、軽いフライを遠くに飛ばすことが出来ます。

フライラインには、水に浮く「フローティングライン」と、水に沈む「シンキングライン」があります。また、その形状から、「ダブル・テーパー」(DT)や、「ウェイト・フォワード」(WF)などがあります。

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渓流や管理釣り場で、ドライフライを使う場合には、基本的に『フローティングのダブル・テーパー(DT)』のラインを使います。フローティングラインでも、その先に結ぶリーダーやティペット部分は水に沈ませることが出来るので、それほど深く沈ませる必要がない渓流や管理釣り場では、ウェットフライを使う場合でも、フローティングラインの方が視認性が高く、扱いやすいメリットがあります。ダブル・テーパー(DT)とは、一般的に30ヤードの長さがあるラインの両端が、同じテーパー(先に行くほど細くなる)形状になっているラインのことです。まず30ヤードのライン全部を使うことが無い渓流では、片側を使っていてラインが痛んだら、逆向きに結び直して二度使うことができるので、経済的です。商品のパッケージには、例えば#4番の、DTのフローティングラインであれば、「DT-4F」と記されています。

また、フライラインには、様々なカラフルな色があります。シンキングラインでは、魚に警戒心を与えないためにラインの色は重要ですが、フローティングラインでは、殆ど魚には影響を与えないとされています。したがって、自分が視認しやすい好みの色を選らんで構いません。一般的にオレンジ色が見やすいようですが、私は何となく目立ちすぎると気分的に落ち着かないので、ホワイト系を使うことが多いです。

バッキングライン

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バッキングラインとは、リールのスプールに、フライラインの下巻きとして巻く糸です。通常30ヤード(約27メートル)しかないフライラインすべてが、大物の魚に引き出されても引き代が残るように、フライラインの後ろに繋ぐラインですが、径の小さいスプールの中心部にフライラインを巻いて、巻き癖が付かないようにする役割も果たしています。

バッキングラインには、一般的に強さが20ポンド(記号はlb又はLB、約9kg)のものと、30ポンド(約14kg)のものがあります。しかし、普段の釣りでこれほど大きな魚がヒットすることはまずありませんし、どうせ下巻きとしての役割しか果たさずに一生を終えるラインなので、20lbで十分なのですが、値段がどっちも変わらないので、結局30lbのラインを買ってしまうことに。バッキングラインの必要な長さは、通常はリール本体か、そのパッケージに、『ラインキャパシティ WF4F+80yds.20lb.バッキング』のように、適正なラインの番手と共に記されています。小径のリールであれば、通常は50ヤードもあれば十分です。

先に、ダブルテーパー(DT)のラインは、片方が痛んだら、反対側に結び直して使うことができ経済的と書きましたが、私は新品のフライライン買ったら、最初から半分にちょん切って、半分ずつ使うようにしています。私のフィールドとなる渓流では、フライラインは15ヤードもあれば十分なので、最初から使わない反対側のフライラインをリールに強く巻き付けておくと、巻き癖がついてしまい、何か月後かに反対に縛り直して使う時に、使い難くなってしまうためです。ただし、その切ったフライラインの分は、余分にバッキングラインをリールに下巻きしておく必要があります。こうすると、時々ですが、バッキングラインまでラインを引き出すことがあります・・・(^_^;)

なお、主に湖で使用するシューティング・テーパーのフライラインの後ろには、「ランニング・ライン」を結びます。この二つのラインを繋げることで、ウェイトフォワード・ラインと同じような形状にして遠投することが出来るようになります。

リーダー(テーパードリーダー)

モーリス(MORRIS) テーパードリーダースタンダード 7.5F 4X ミスティグリーン

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リーダーとは、根元から先端にかけて徐々に細くなるテーパー形状の、ナイロン製の釣糸のことです。

太いフライラインの先端に、直接小さなフライを結ぶことは出来ません。そのため、フライラインの先には、フライラインの太さから、フライのサイズに合った道糸(ティペット)の太さまで、徐々に細くなるように作られたリーダー(テーパードリーダー)を結ぶ必要があります。

リーダーには、6~15フィートもの長さまでと、先端のティペット部の太さに応じて、様々な種類のものがあります。基本的に、長さはフィールドのシチュエーションに応じて、太さは使用するフックのサイズに応じて、選びます。

私がよく行く渓流では、長さは 7.5ft(フィート)、太さは 6X7X のリーダーを、主に使っています。ただし、スレた管理釣り場などでは、9ftを選択することも、よくあります。
リーダーの長さは、使用するフライロッドの長さより、一回り長いものが適しているとされますが、流れの速い渓流で長いリーダーは絡みやすいし、ブッシュにも捕まりやすので、キャスティングの腕前とも相談が必要です。
また、リーダーの太さは、使うフライのフックサイズが、主に#12~#14であれば6Xのリーダーを、フックサイズが#14~#16なら7Xのリーダーを結ぶことが多いですが、川の流れが速い場所などでは、これより太いリーダーを使うこともあります。なお、リーダーとティペットの太さは同じにするのが基本ですが、フライを交換する度に、ティペットは交換できても、リーダーを交換することはまずありません。そのため、6Xのリーダーに、5Xや7Xのティペットを結んだり、7Xのリーダーに、6Xや8Xのティペットを結ぶこともあり得ます。多少はキャスティングし難くなりますが、さほど無理となるような影響はありません。したがって、リーダーはその日のフィールドのシチュエーションに合わせて選び、ティペットはこまめにフライサイズに合わせて交換するようにします。


ティペット

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フライをより自然に水の流れに乗せて流すために、リーダーの先には、更により細くしなやかなティペット(道糸)を結び、その先端にフライを結びます。

釣行中、フライは何度も結び直しますが、その度に結び糸は、徐々に短くなります。リーダーに直接フライを結び、リーダーの先端が短くなってしまうと、テーパー部に影響してしまうので、その緩衝材としての役目も、ティペットが担っています。


 2.その他、フライフィッシングに必要な用具、あると便利な道具

フライフィッシング用のアクセサリー

ティムコ(TIEMCO) ドライジェル

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フライフィッシャーの身支度

 3.Fly Fisshingの部屋 コーナー目次

 

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