2019年プロ野球 各球団の注目選手

高額年俸に大型補強(外国人)助っ人、目玉ドラフト新人など。各球団の注目選手からチーム戦力分析。今シーズン、優勝に導いてくれるのは誰だ!?

※ このページは2019年シーズンのものです。最新の今シーズンはこちらへ。
※ 順位(並び)は、前年(2018年シーズン)の実績です。
※「2018年」「2017年」「2016年」のページはアーカイブへ!

 1.昨シーズン個人タイトルホルダー

昨年(2018年)のプロ野球レギュラーシーズンで、主な個人タイトル(セ・パ)を獲得した選手は、以下のとおりです。

プロ野球2018年シーズン タイトルホルダー(結果)
打者タイトル セ・リーグ パ・リーグ
タイトルホルダー 成績 タイトルホルダー 成績
首位打者 ビシエド(中) .348 柳田悠岐(ソ) .352
最多本塁打 ソト(横) 41 山川穂高(西) 47
最多打点 バレンティン(ヤ) 131 浅村栄斗(西→楽 127
最多安打 ビシエド(中) 178 秋山翔吾(西) 195
最多出塁率 丸佳浩(広→巨 .468 柳田悠岐(ソ) .431
最多盗塁 山田哲人(ヤ) 33 西川遥輝(日) 44
投手タイトル セ・リーグ パ・リーグ
最優秀防御率 菅野智之(巨) 2.14 岸孝之(楽) 2.72
最多勝利 菅野智之(巨) 15 多和田真三郎(西) 16
大瀬良大地(広) 15
勝率第1位 大瀬良大地(広) .682 ボルシンガー(ロ→? .867
最多奪三振 菅野智之(巨) 200 則本昂大(楽) 187
最多セーブ 山崎康晃(横) 37 森唯斗(ソ) 37
最優秀中継ぎ 近藤一樹(ヤ) 42 宮西尚生(日) 41

 2.高額年俸選手一覧(日本人選手、1億円以上)

昨年オフに契約あるいは契約更改した新年俸、もしくは複数年契約による出来高分を除いた基本額の年俸が、1億円以上の日本人選手を、球団別に一覧表にしました(金額はすべて推定)。ちなみに、今季の契約更改が最も遅くなった日本人選手は、毎年恒例となりつつある大トリ出場歌手ならぬ、ロッテの涌井秀章投手(32)。年末にはゲンダイが『電撃トレードか?』と報じ今年も粘りましたが、年が明けてみれば、1月17日に現状維持の2億円でサイン。

昨シーズンの年俸最高額は、オリックスの金子千尋投手(35)とソフトバンクの柳田悠岐外野手(30)の5億円でしたが、2019年の日本人選手最高年俸に立ったのは、2億円アップの6億5千万円で契約更改した、巨人の菅野智之投手(29)。昨季は15勝8敗、防御率2.14で2年連続最多勝、最優秀防御率をマーク、2年連続で沢村賞を受賞。

  1. 菅野智之(巨) 6億5000万円(+2億円増)
  2. 柳田悠岐(ソ) 5億7000万円(+5000万円増)
  3. 坂本勇人(巨) 5億円(+1億5000万円増)
※ 西武からFA権を行使して楽天に移籍した浅村栄斗内野手(28)の契約金は、4年総額20兆円超に留まらず、年俸6~7億円プラス最大2億円のインセンティブ付きで最大年俸9億円との情報も(汗)。
※ 柳田悠岐選手の契約は、2018年より変動制3年契約で、今年の契約更改の記者会見で2018年は5億円だったことが判明。
※ 最低年俸は、昨季リーグ2位浮上への貢献が評価され、3,000円増の年俸2万5,000円プラス出来高払い(ヤクルト400とタフマン飲み放題)でサインしたヤクルトの「つば九郎」(汗)。

一方、昨季5億円とトップだったオリックスの金子千尋(弌大)投手は、成績が不振。シーズンオフには、故障者特例制度で国内FA権を再び行使し、自らの申し出で自由契約となり、日本ハムと3億5千万円ダウンの1億5千万円で契約。ほかに、ソフトバンクの和田毅投手も、左肩痛の影響で3億円減の1億円と大幅ダウン。楽天の今江年晶内野手と巨人の上原浩治投手も、1億5千万円減の5千万円と、手痛い契約更改となりました(汗)。

私が調べた限り、2019年シーズンの1億円プレーヤー(日本人選手)は、全部で71人。一昨年は77人、昨年は2人減って75人でしたが、今年はさらに4人減りました。特に、親会社が日本有数の投資会社として名を馳せる、ソフトバンク(14人→10人)と楽天(8人→5人)の動向が注目されます。

球団別では、1億円プレーヤーを最も多く擁するのは、ソフトバンク(10人)と巨人(10人)です。逆に、1億円プレーヤーが最も少ないチームは、2人のオリックス。次は、3人の中日


広島 広島 (6人→8人)

選手名 2019年年俸(増減)
菊池涼介(28、内野) 2億4,000万円(アップ5,000)
長野久義(34、外野) 2億2,000万円(アップ3,000)
田中広輔(29、内野) 1億8,000万円(アップ4,000)
中崎翔太(26、投手) 1億6,000万円(アップ4,500)
鈴木誠也(24、外野) 1億6,000万円(アップ7,000)
大瀬良大地(27、投) 1億4,500万円(アップ8,200)
野村祐輔(29、投手) 1億2,000万円(± 0)
松山竜平(33、投手) 1億円    (アップ3,500)

ヤクルト ヤクルト (5人→6人)

選手名 2019年年俸(増減)
山田哲人(26、内野) 4億3,000万円(アップ1,500)
青木宣親(36、外野) 3億3,000万円(± 0)
川端慎吾(31、内野) 1億4,000万円(± 0)
坂口智隆(34、外野) 1億4,000万円(アップ4,000)
雄 平 (34、外野) 1億円    (アップ4,000)
石山泰稚(30、投手) 1億円    (アップ5,200)

巨人 巨人 (10人→9人)

選手名 2019年年俸(増減)
菅野智之(29、投手) 6億5,000万円(アップ2,0000)
坂本勇人(29、内野) 5億円    (アップ15,000)
丸 佳浩(29、外野) 4億5,000万円(アップ24,000)
山口 俊(31、投手) 2億3,000万円(± 0)
阿部慎之助(39、内) 1億6,000万円(ダウン5,000)
中島宏之(36、内野) 1億5,000万円(ダウン20,000)
野上亮磨(31、投手) 1億5,000万円(± 0)
炭谷銀仁朗(31、捕) 1億5,000万円(アップ4,000)
沢村拓一(30、投手) 1億2,150万円(ダウン2,850)

DeNA DeNA (4人→5人)

選手名 2019年年俸(増減)
筒香嘉智(27、外野) 4億円    (アップ5,000)
山崎康晃(26、投手) 2億5,000万円(アップ10,000)
宮崎敏郎(29、内野) 1億6,000万円(アップ8,000)
三上朋也(29、投手) 1億  500万円(アップ3,000)
大 和 (31、内野) 1億円    (± 0)

中日 中日 (3人→3人)

選手名 2019年年俸(増減)
大島洋平(33、外野) 1億8,000万円(± 0)
平田良介(30、外野) 1億8,000万円(アップ6,000)
大野奨太(31、捕手) 1億円    (アップ4,500)

阪神 阪神 (5人→6人)

選手名 2019年年俸(増減)
鳥谷 敬(37、内野) 4億円    (± 0)
糸井嘉男(37、外野) 4億円    (± 0)
西 勇輝(28、投手) 2億円    (アップ8,000)
福留孝介(41、外野) 1億5,000万円(± 0)
藤川球児(38、投手) 1億4,000万円(ダウン1,000)
能見篤史(39、投手) 1億1,000万円(ダウン1,000)
※ 外国人選手は除く(日本の高等学校に3年以上在籍していた巨人の陽岱鋼選手は外国人枠ではありませんが、ここでは除外)。年俸は何れも推定額。複数年契約で総額の場合は単年度換算。年齢は本資料の作成時ウィキペディア調べによる。

西武 西武 (7人→6人)

選手名 2019年年俸(増減)
中村剛也(35、内野) 2億8,000万円(± 0)
秋山翔吾(30、外野) 2億3,500万円(アップ1,500)
栗山 巧(35、外野) 1億3,700万円(アップ700)
山川穂高(27、内野) 1億1,000万円(アップ7,800)
増田達至(30、投手) 1億円    (ダウン1,500)
内海哲也(36、投手) 1億円    (± 0)

ソフトバンク ソフトバンク (14人→10人)

選手名 2019年年俸(増減)
柳田悠岐(30、外野) 5億7,000万円(アップ7,000)
内川聖一(36、内野) 4億円    (± 0)
松田宣浩(35、内野) 4億円    (± 0)
森 唯斗(26、投手) 2億8,000万円(アップ15,000)
今宮健太(27、内野) 2億6,000万円(アップ4,000)
中村 晃(29、外野) 2億4,000万円(アップ8,000)
千賀滉大(25、投手) 1億6,000万円(アップ3,500)
和田 毅(37、投手) 1億円    (ダウン30,000)
長谷川勇也(33、外) 1億円    (ダウン10,000)
明石健志(32、内野) 1億円    (± 0)

日本ハム 日本ハム (3人→6人)

選手名 2019年年俸(増減)
中田 翔(29、内野) 2億8,000万円(アップ8,000)
宮西尚生(33、投手) 2億5,000万円(アップ10,000)
西川遙輝(26、外野) 2億円    (アップ4,000)
金子弌大(35、投手) 1億5,000万円(ダウン35,000)
中島卓也(27、内野) 1億円    (アップ1,400)
近藤健介(25、捕手) 1億円    (アップ4,400)

オリックス オリックス (5人→2人)

選手名 2019年年俸(増減)
増井浩俊(34、投手) 3億円    (± 0)
T-岡田(30、外野) 1億2,000万円(± 0)

ロッテ ロッテ (5人→5人)

選手名 2019年年俸(増減)
涌井秀章(32、投手) 2億円    (± 0)
角中勝也(31、外野) 1億3,100万円(± 0)
益田直也(29、投手) 1億3,000万円(アップ2,000)
石川 歩(30、投手) 1億1,500万円(アップ500)
鈴木大地(29、内野) 1億円    (ダウン1,000)

楽天 楽天 (8人→5人)

選手名 2019年年俸(増減)
浅村栄斗(33、内野) 6億円超(アップ昨季 2億1千万)
岸 孝之(33、投手) 3億円    (± 0)
則本昂大(27、投手) 2億5,000万円(± 0)
松井裕樹(23、投手) 1億1,000万円(ダウン3,000)
嶋 基宏(34、捕手) 1億円    (± 0)

 3.侍JAPAN!招集メンバー

侍ジャパン・ベンチ入りメンバー2018年11月8日から15日まで全6試合開催された、「2018日米野球」に招集された稲葉監督率いる「侍ジャパン」のベンチ入りメンバー、29人です(11月2日発表)。試合結果は、5勝1敗で侍ジャパンの圧勝に終わりました!。

ちなみに、2018年12月23日(日)放送の「ビートたけしのTVタックル」で、野村克也氏と落合博満氏が、東京五輪の野球開催に向けて、それぞれの思い描くベストナインを発表!。野村氏と落合氏が考える「東京五輪最強ナイン」はこちらのページをご覧ください。


広島 広島

  • 大瀬良大地(投手、27)
  • 岡田明丈(投手、25)
  • 會澤 翼(捕手、30)
  • 田中広輔(内野手、29)
  • 菊池涼介(内野手、28)

ヤクルト ヤクルト

  • 山田哲人(内野手、26)

巨人 巨人

  • 岡本和真(内野手、22)

DeNA DeNA

  • 山﨑康晃(投手、26)
  • 濵口遥大(投手、23)

中日 中日

  • 佐藤 優(投手、25)
  • 笠原祥太郎(投手、23)

阪神 阪神

  • 岩貞祐太(投手、27)

西武 西武

  • 多和田真三郎(投手、25)
  • 森 友哉(捕手、23)
  • 秋山翔吾(外野手、30)
  • 外崎修汰(内野手、26)
  • 源田壮亮(内野手、25)
  • 秋山翔吾(内野手、30)

ソフトバンク ソフトバンク

  • 東浜 巨(投手、28)
  • 高橋 礼(投手、23)
  • 甲斐拓也(捕手、26)
  • 柳田悠岐(外野手、30)
  • 上林誠知(外野手、23)
  • 【辞退】
    石川柊太(投手、27)

日本ハム 日本ハム

  • 上沢直之(投手、24)

オリックス オリックス

ロッテ ロッテ

  • 【追加】
    成田 翔 (投手、20)

楽天 楽天

  • 岸 孝之(投手、34)
  • 松井裕樹(投手、23)
  • 高梨雄平(投手、26)
  • 田中和基(外野手、24)

 4.新加入、この選手に注目!

※ 年俸は何れも推定額です。外国人とのドルベースでの年俸は、主に昨年暮れ頃の契約時点での為替レートを参考に日本円に換算。複数年契約の場合の年俸は、契約金(出来高払い等も合算)を契約年数で案分。

広島 | ヤクルト | 巨人 | DeNA | 中日 | 阪神

西武 | ソフトバンク | 日本ハム | オリックス | ロッテ | 楽天

セントラル・リーグ

広島 広島

ドラフト新人(1軍A班スタート:3人)

小園海斗
ドラフト1位(報徳学園高)。18歳、内野手(右投左打)。
島内颯太郎
ドラフト2位(九州共立大)。22歳、投手(右投)。
正隨優弥
ドラフト6位(亜細亜大)。22歳、外野手(右投右打)。

移籍組

長野久義
34歳、外野手(右投右打)。FAで巨人へ移籍した丸佳浩外野手の人的補償で獲得。2009年のドラフト1位でHONDAから巨人入りし、9年間で1209試合に出場、137本塁打、500打点、打率.286。2011年に首位打者、2012年に最多安打タイトルを獲得。巨人と契約更改済みだった年俸は2億2千万円。
菊池保則
29歳、投手(右投)。楽天と福井優也投手との交換トレードで入団。2007年の高校生ドラフト4位で楽天に入団。プロ通算で69試合に登板、12勝15敗1ホールド、防御率4.23。新年俸は100万円ダウンの1,100万円。
(退団)
丸佳浩外野手(29)がFA権を行使して巨人へ移籍。福井優也投手(30)が、菊池保則投手との交換トレードで楽天へ移籍。新井貴浩内野手(41)が現役引退。エルドレッド内野手(38)が退団。

新外国人

ケーシー・ローレンス
31歳、投手(右投)。米国出身。昨季マリナーズに所属し、11試合に登板して1勝、防御率7.33。制球力の高い技巧派タイプで先発として期待される。契約金は30万ドル(約3300万円)、年俸は52万ドル(約5720万円)プラス出来高。
カイル・レグナルト
30歳、投手(左投)。メジャーでの登板経験はなく、今季はメッツ傘下の3Aで48試合にリリーフで登板し4勝1敗3セーブ、防御率4.77。契約金12万5000ドル(約1400万円)、年俸40万ドル(約4500万円)プラス出来高。

ヤクルト ヤクルト

ドラフト新人(1軍A班スタート:2人)

清水昇
ドラフト1位(國學院大)。22歳、投手(右投)。
吉田大成
ドラフト8位(明治安田生命)。23歳、内野手(右投左打)。

移籍組

(新加入)
何れもソフトバンクから戦力外となった、五十嵐亮太投手(39)と、寺原隼人投手(35)と契約。
日本ハムとの交換トレードで、2016年の新人王・高梨裕稔投手(27)と、太田賢吾内野手(21)を獲得。
(退団)
日本ハムとの2対2のトレードで、サイドスローの秋吉亮投手(29)と、内野ならどこでも守れる谷内亮太内野手(27)を放出。由規投手(28)は戦力外通告を受け、楽天と育成契約。

新外国人

アルバート・スアレス
29歳、投手(右投)。先発候補。ベネズエラ出身。昨季はダイヤモンドバックス傘下の3Aでプレーし、31試合に投げ、0勝1敗1セーブ4ホールド、防御率4.97。1年契約で年俸は4950万円。
スコット・マクガフ
29歳、投手(右投)。中継ぎ候補。米国出身。昨季は3Aで43試合に登板し、7勝3敗1セーブ6ホールド、防御率5.55。1年契約で年俸5500万円。

巨人 巨人

ドラフト新人(1軍A班スタート:1人)

高橋優貴
ドラフト1位(八戸学院大)。21歳、投手(左投)。

移籍組

丸佳浩
29歳、外野手(右投左打)。広島からFA権を行使し移籍。年俸は異例の5年契約で総額25億5千万円。背番号は8。2017年に最多安打、2018年には最高出塁率を記録。
炭谷銀仁朗
31歳、捕手(右投右打)。西武からFA権を行使し移籍。3年契約で年俸は1億5,000万円。背番号は西武時代と同じ27。強肩が武器も、打撃面に課題。
中島宏之
36歳、内野手(右投右打)。オリックスから1億円超の減俸提示され折り合わず自由契約となっていたが、巨人が年俸1億5千万円の1年契約で獲得。背番号は5(ゲレーロは44に)。昨季の出場は77試合、打率.289、5本塁打、34打点。
岩隈久志
37歳、投手(右投)。マリナーズを退団するも現役続投を希望し、8年ぶりに日本球界に復帰。1年契約で年俸は5千万円。日米通算170勝、うちメジャー63勝。
(退団)
長野久義外野手(34)がFAで獲得した丸佳浩外野手の人的補償で広島へ移籍。内海哲也投手(36)がFAで獲得した炭谷銀仁朗捕手の人的補償で西武へ移籍。橋本到外野手(28)が金銭トレードで楽天へ移籍。杉内俊哉投手(37)、山口鉄也投手(34)、西村健太朗投手(33)、脇谷亮太内野手(36)らが現役を引退。

新外国人

C・ビヤヌエバ
27歳、内野手(右投右打)。メキシコ出身。2008年プロ入りし、2017年にパドレスでメジャーデビュー。メジャー2年目の昨季は、110試合に出場し、20本塁打、46打点、打率.236。対左投手では、打率.336、14本塁打をマーク。1年契約で契約金と年俸は総額200万ドル(約2億2000万円)。背番号は33。
ライアン・クック
31歳、投手(右投)。米国出身。2008年プロ入りし、201年メジャーデビュー。メジャー通算6年で236試合に登板、15勝13敗17セーブ58ホールド、防御率3.58。昨季はマリナーズで19試合に救援登板、2勝1敗5ホールド、防御率5.29。1年契約で年俸は130万ドル(約1億4000万円)。背番号は高橋前監督が付けていた24。

DeNA DeNA

ドラフト新人(1軍A班スタート:3人)

上茶谷大河
ドラフト1位(東洋大)。22歳、投手(右投)。
大貫晋一
ドラフト3位(新日鉄住金)。24歳、投手(右投)。
知野
ドラフト6位(BC新潟)。23歳、内野手(右投右打)。

移籍組

(新加入)
巨人から戦力外となった中井大介内外野手(29)を12球団合同トライアウトで獲得。推定年俸は半減の1200万円。
2011年にドラ8位で入団し2014年の戦力外通告後は地方リーグを渡り歩いた古村徹投手(25)が、入団テストを受けて5年ぶりに古巣で復帰。
(退団)
G後藤武敏内野手(38)らが現役引退。自由契約となったウィーランドは韓国KIAへ。

新外国人

特に動きなし。

中日 中日

ドラフト新人(1軍A班スタート:2人)

根尾昂
ドラフト1位(大阪桐蔭高)。18歳、内野手(右投左打)。
勝野昌慶
ドラフト3位(三菱重工)。21歳、投手(右投)。

移籍組

(新加入)
特に動きなし。
(退団)
岩瀬仁紀投手(44)、浅尾拓也投手(34)、荒木雅博内野手(41)らが現役を引退。昨季チームトップの13勝を挙げながら残留契約が折り合わず自由契約となったオネルキ・ガルシア投手(29)は退団し阪神へ入団。

新外国人

エンニー・ロメロ
27歳、投手(左投)。ドミニカ共和国出身。昨季はシーズン当初からメジャー3球団を渡り歩くも7月にはロイヤルズで自由契約となりドミニカでプレー。メジャー通算5年で137試合に登板、主に救援出場ながら4勝6敗、防御率5.12。1年契約で年俸は5千万円。

阪神 阪神

ドラフト新人(1軍A班スタート:3人)

近本光司
ドラフト1位(大阪ガス)。24歳、外野手(左投左打)。
木浪聖也
ドラフト3位(Honda)。24歳、内野手(右投左打)。
齋藤友貴哉
ドラフト4位(桐蔭横浜大)。24歳、投手(右投)。

移籍組

西勇輝
28歳、投手(右投)。オリックスで10年間プレーし通算74勝65敗、オールスター出場3回。昨季は開幕投手を務め、10勝13敗、防御率3.60。FA権行使の表明を受けソフトバンクが大型提示をするも、在阪を希望し阪神入り。年俸は4年契約で総額10億円。背番号は16。
(退団)
竹安大知投手(24)がFAで獲得した西勇輝投手の人的補償でオリックスへ移籍。ロッテ時代にはスイッチヒッターとして首位打者にも輝き、メジャー挑戦を経て2013年から阪神で日本球界に復帰していた西岡剛内外野手(34)が戦力外通告。

新外国人

オネルキ・ガルシア
29歳、投手(左投)。キューバ出身。昨季は中日でチームトップの13勝を挙げるも残留契約が折り合わず自由契約となり、1年契約の1億7千万円で獲得。昨季は27試合に登板、13勝9敗、防御率2.99。背番号は77。
ジェフリー・マルテ
27歳、内野手(右投右打)。ドミニカ共和国出身。メジャー通算4年で30本塁打、打率.222。エンゼルスで大谷と同僚となった昨季は、90試合に出場し4番も経験、7本塁打、打率.216。年俸は100万ドル(約1億1千万円)の単年契約。背番号は31。
ピアース・ジョンソン
27歳、投手(右投)。米国出身。昨季はジャイアンツで主に救援で37試合に登板、3勝2敗1ホールド、防御率5.56。年俸は80万ドル(約9千万円)の単年契約。

パシフィック・リーグ


西武 西武

ドラフト新人(1軍A班スタート:5人)

松本航
ドラフト1位(日体大)。22歳、投手(右投)。
山野辺翔
ドラフト3位(三菱自動車)。24歳、内野手(右投右打)。
粟津凱士
ドラフト4位(東日本国際大)。21歳、投手(右投)。
森脇亮介
ドラフト6位(セガサミー)。26歳、投手(右投)。
佐藤龍世
ドラフト7位(富士大)。22歳、内野手(右投右打)。

移籍組

内海哲也
36歳、投手(左投)。FAで巨人へ移籍した炭谷銀仁朗捕手の人的補償で獲得。巨人一筋で15年プレーし、133勝101敗。最多勝タイトル2回、最多奪三振1回。昨季は4年ぶりに完封勝利も挙げ、15試合に登板し5勝5敗、防御率4.17。巨人と契約更改済みだった年俸は1億円。背番号は炭谷の27を引き継ぐ。
他に、巨人を戦力外となった廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(25)を合同トライアウトで獲得。台湾出身も日本の高校に3年間留学していたことで、日本人枠として2017年のドラフトで巨人が7位指名。一軍登板経験なし。
(退団)
炭谷銀仁朗捕手(31)がFA権を行使し巨人へ移籍。浅村栄斗内野手(28)がFA権を行使し楽天へ移籍。ポスティングシステムを利用して米大リーグ入りを目指していた菊池雄星投手(27)がマリナーズと契約合意し移籍へ。2017年に15年ぶりに古巣・西武に復帰しテクニカルコーチを兼任していた松井稼頭央外野手(43)が現役を引退(2軍監督に就任)。

新外国人

ザック・ニール
30歳、投手(右投)。米国出身。。2010年にマーリンズにドラフト指名され、アスレチックス時代の2016年にメジャーデビュー。昨季はマエケンと同僚のドジャースで1試合に登板。メジャー通算2勝4敗、防率4.94。年俸は65万ドル(約7300万円)の1年契約。

ソフトバンク ソフトバンク

ドラフト新人(1軍A班スタート:5人)

甲斐野央
ドラフト1位(東洋大)。22歳、投手(右投)。
杉山一樹
ドラフト2位(三菱重工)。21歳、投手(右投)。
板東湧梧
ドラフト4位(JR東日本)。23歳、投手(右投)。
奥村政稔
ドラフト7位(三菱日立パワー)。26歳、投手(右投)。

移籍組

(新加入)
特に動きなし。
(退団)
戦力外通告された五十嵐亮太投手(39)と、寺原隼人投手(35)は、何れも現役続行を希望してヤクルトへ移籍。摂津正投手(36)と、本多雄一内野手(34)らが現役を引退。

新外国人

特に動きなし。

日本ハム 日本ハム

ドラフト新人(1軍A班スタート:0人)

注目のドラフト1位の吉田輝星投手(18、金足農業)を含め、新人は全員2軍スタート。

移籍組

金子弌大(千尋)
35歳、投手(右投)。2005年に自由獲得枠でオリックスに入団。13年間で120勝78敗。最多勝タイトル2回、最多奪三振1回、最優秀防御率1回。昨季は6年連続の開幕投手を西勇輝に譲ると開幕4連敗を喫し、4勝7敗で8月14日にはケガで出場選手登録を抹消され、そのままシーズンを終了。オフの4年契約満了に伴う交渉で、年俸6億円から5億減の1億円を提示されたことで自由契約を希望。日ハムが1億円プラス手厚い出来高を付けて獲得。背番号はオリックス時代と同じ19だが、登録名は金子弌大(ちひろ)に変更。
他に、ヤクルトとの交換トレードで、サイドスローの秋吉亮投手(29)と、内野ならどこでも守れる谷内亮太内野手(27)を獲得。
(退団)
ヤクルトとの2対2のトレードで、2016年の新人王・高梨裕稔投手(27)と、太田賢吾内野手(21)を放出。石井裕也投手(37)、矢野謙次外野手(38)らが現役を引退。

新外国人

王柏融(ワン・ボーロン)
25歳、外野手(右投左打)。台湾出身。2015年から台湾のラミゴでプレーし、4年間で378試合に出場、86本塁打、319打点、打率.386。2016年と17年は2年連続で4割超の打率をマーク。付いたニックネームは「大王」。来季年俸は9千万円、3年契約で総額4億円プラス出来高払いの契約。
J・ハンコック
28歳、投手(右投)。米国出身。2011年にパドレスに入団。昨季カブスでメジャーデビューを果たし救援で10試合に登板、防御率1.46の好成績を残す。年俸は7千万円で1年契約。
ジョニー・バーベイト
26歳、投手(右投)。米国出身。。2010年にパドレスに入団。昨季はタイガースでMLBの7試合に救援登板、6.2回を投げて自責点6、防御率12.15。年俸は7千万円で1年契約。

オリックス オリックス

ドラフト新人(1軍A班スタート:2人)

荒西祐大
ドラフト3位(Honda熊本)。26歳、投手(右投)。
富山凌雅
ドラフト4位(トヨタ自動車)。21歳、投手(左投)。

移籍組

竹安大知
24歳、投手(右投)。FAで阪神へ移籍した西勇輝投手の人的補償で獲得。ドラフト3位で2016年から阪神でプレー。2017年に1軍マウンドに上がるも2年間で3登板のみ、通算9回を投げ防御率2.00。年俸は900万円。背番号は西が付けていた24。
(退団)
西勇輝投手(28)がFA権を行使し阪神へ移籍。それぞれ契約更改が折り合わず自由契約となった中島宏之内野手(36)は巨人へ、金子千尋投手(35)は日本ハムへ移籍。小谷野栄一内野手(37)、佐藤達也投手(32)らが現役を引退。

新外国人

ジョーイ・メネセス
26歳、内野手(右投右打)。メキシコ出身。昨季はフィリーズの3Aで130試合に出場、打率.311、82打点、23本塁打をマークし、打点と本塁打の2冠を獲得。1年契約で年俸は1億1千万円。番号は33。

ロッテ ロッテ

ドラフト新人(1軍A班スタート:5人)

ロッテは2017年からキャンプの1軍・2軍の枠を撤廃し、全員で石垣島キャンプを実施。2018年は第4クールより1・2軍を分け、今季はキャンプ初日に紅白戦を行い振り分けを実施。
藤原恭大
ドラフト1位(阪桐蔭高)。18歳、外野手(左投左打)。
東妻勇輔
ドラフト2位(日体大)。22歳、投手(右投)。
小島和哉
ドラフト3位(早稲田大)。22歳、投手(左投)。
中村稔弥
ドラフト5位(亜細亜大)。22歳、投手(左投)。
松田進
ドラフト7位(Honda)。27歳、内野手(右投右打)。

移籍組

細川亨
38歳、捕手(右投右打)。2001年ドラフトの自由獲得枠で西武へ入団、2010年にFAでソフトバンクに移籍。2015年以降はケガにより出場機会が減り、2016年オフにコーチ就任を打診されるも現役続行を希望し自由契約となり楽天へ移籍。2017年は一軍20試合に出場するも2018年は2試合のみ。戦力外となるが現役続行を希望し自由契約となり、ロッテが年俸1500万円で獲得。ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞2回。
(退団)
根元俊一内野手(35)、大隣憲司投手(34)、金沢岳捕手(34)、岡田幸文外野手(34)らが現役を引退。

新外国人

ケニス・バルガス
28歳、内野手(右投両打)。プエルトリコ出身。2009年にプロ入りし2014年にメジャーデビュー。4年間でメジャー通算236試合に出場、35本塁打、116打点、打率.252。1年契約で年俸は150万ドル(約1億6500万円)。
ブランドン・レアード
31歳、内野手(右投右打)。米国出身。2007年にプロ入りし2011年にメジャーデビュー。2015年から昨季までの4年間は日本ハムでプレーし、131本塁打、349打点、打率.240。2016年に本塁打王とベストナインを受賞し、日本シリーズでは満塁弾を含む3本塁打でシリーズMVP。2017年はプロ野球タイ記録の4打数連続本塁打を放つ。1年契約で年俸は110万ドル(約1億2100万円)。
ジョシュ・レイビン
30歳、投手(右投)。米国出身。2006年にレッズに入団、2015年にドジャースでメジャーデビュー。メジャー通算35試合に登板、2勝3敗1セーブ1ホールド、防御率5.12。1年契約で年俸は8720万円。
ブランドン・マン
34歳、投手(左投)。米国出身。2011年と12年に横浜ベイスターズ(当時)に在籍、2年間で28試合に登板、3勝9敗1ホールド、防御率4.27。昨季、プロ入り16年目にしてレンジャーズでMLB初登板、7試合8.1回を投げ勝ち負けなし。1年契約で年俸は20万ドル(約2160万円)。

楽天 楽天

ドラフト新人(1軍A班スタート:6人)

辰己涼介
ドラフト1位(立命館大)。22歳、外野手(右投左打)。
太田光
ドラフト2位(大阪商大)。22歳、捕手(右投右打)。
弓削隼人
ドラフト4位(SUBARU)。24歳、投手(左投)。
渡邊佳明
ドラフト6位(明治大)。22歳、内野手(右投左打)。
小郷裕哉
ドラフト7位(立正大)。22歳、外野手(右投左打)。
鈴木翔天
ドラフト8位(富士大)。22歳、投手(左投)。

移籍組

浅村栄斗
28歳、内野手(右投右打)。FA権を行使し西武から移籍。2008年のドラフト3位指名で西武に入団、9年間で1113試合に出場、147本塁打、645打点、打率.287。昨季は2013年以来2度目となる打点王のタイトルを獲得し、西武の10年ぶりリーグ優勝に貢献。西武が4年総額20億円で引き留め、ソフトバンクが4年総額28億円で獲得を計るも、楽天が年俸6~7億円プラス出来高の最大年俸8~9億円で獲得に成功。背番号は西武時代と同じ3。
橋本到
28歳、外野手(右投左打)。巨人から金銭トレードで入団。2009年に巨人に入団、2010年から7年間は一軍の393試合に出場、9本塁打、79打点、打率.243。原監督から守備力と肩の強さでは巨人で1-2番と評される俊足・強肩の持ち主も、2018年は一軍出場が無かった。
福井優也
30歳、投手(右投)。広島と菊池保則投手との交換トレードで入団。2010年のドラフト1位指名で広島に入団。プロ8年間で109試合に登板、29勝36敗、防御率4.51。昨季は3登板で3敗。
由規
29歳、投手(右投)。2008年からヤクルトでプレーし、7年間で90試合に登板、32勝36敗、防御率3.66。2010年には自己最多の12勝を挙げるも、リーグ最多の74四死球を記録。昨オフに戦力外となり、楽天と育成契約の年俸340万円で合意。登録名はヤクルト時代と同じく由規で、背番号は123。
(退団)
菊池保則投手(29)が、福井優也投手との交換トレードで広島へ移籍。戦力外となった細川亨捕手(38)は現役続行を希望し日本ハムへ移籍。聖沢諒外野手(32)、小山雄輝投手(29)らが現役を引退。

新外国人

ジャバリ・ブラッシュ
29歳、外野手(右投右打)。2010年にプロ入り、2016年にメジャーデビュー。3年間で123試合に出場、8本塁打、22打点、打率.186。昨季はエンゼルスで大谷と同僚。1年契約で年俸は1億2千万円。
アラン・ブセニッツ
28歳、投手(右投)。抑え候補。米国出身。2013年にプロ入り、2017年から2018年の2年間はツインズで51試合に登板、5勝2敗2ホールド、防御率4.58。年俸は7千万円。

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