鶴瓶の家族に乾杯 | 秋田県五城目町(あいみょん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和5年4月3日(月)放送 あいみょんが雪の秋田県五城目町でぶっつけ本番の出会い旅!(前編)

旅のゲストは、シンガーソングライターの あいみょんさん(以下、敬称略)。兵庫県西宮市出身の27歳(誕生日が3月6日なので放送時には28歳に)。中学生の頃から作詞作曲を始め、高校時代にはYouTubeへの出演やオーディションに参加して事務所の担当者の目に留まり、高校卒業後い芸能界入り。2015年にインディーズデビュー、2016年に初ライブ、2017年に1stフルアルバム『青春のエキサイトメント』を発売しロングセールスを記録します。アーティスト名の“あいみょん”は、親友から呼ばれていたあだ名だそうです。あいみょんが“家族に乾杯”にゲスト出演するのは、これが2回目。ただし1回目は、コロナ過で地方ロケが出来なかった2021年正月のブラタモリとのコラボ特番『新春スペシャル2021 ~ブラつけないタモリと乾杯できない鶴瓶~』へのスタジオ出演でしたので、ぶっつけ本番旅は今回が初体験です!(笑)。あいみょんは、4月3日(月)よりスタートする令和5年度上半期のNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』の主題歌「愛の花」の作詞作曲を担当。この朝ドラは、天才植物学者・牧野富太郎をモデルに、彼の喜びと発見に満ちた人生を描くドラマで、主人公の槙野万太郎を神木隆之介さんが、万太郎の妻・寿恵子を浜辺美波さんが演じ、語りは宮崎あおいさんが担当します。今回は主題歌の歌手が、新スタート朝ドラの番宣を背負ってのゲスト出演ですね(笑)。

旅の舞台は、秋田県 南秋田郡 五城目町(ごじょうめまち)。県中央部、県庁所在地である秋田市の北側に隣接し、牡鹿半島(八郎潟)の内陸側に位置します。2016年に綾野剛さんが旅した三種町の直ぐ隣町でもあります。人口は8千人ほど、520年あまり続く「五城目朝市」が開かれる町です。あいみょんが何故ここを旅先に選んだのか思案した挙句にたどり着いたのが、「スズムシ」。五城目町は、かつては日本におけるスズムシ群棲地の北限として知られていたのですが、平成の初め頃から鳴き声が聞こえなくなってしまい、2020年にスズムシ群棲地の登録も解除されてしまいました。しかし今でも、五城目町出身の川柳作家・渡辺銀雨が昭和11年に設立した「すずむし吟社」が活動を続けています。あいみょんの音楽の原点と言われているのがスピッツ、その代表曲のひとつに『鈴虫を飼う』という曲があります!。そんなこんなで五城目町が旅先に選ばれたのではないかと想像したのですが、一面の雪景色の中で鈴虫なんているはずもなく…(汗)。


番組の概要(前編)

シンガーソングライターのあいみょんが、秋田県五城目町で初のぶっつけ本番旅へ!。出会うなり、雪合戦を楽しむ鶴瓶さんとあいみょん。ふたりは出会いを求めて、目についた施設を訪ねます。そこで出会ったのは…。さらに、町の中心部へ向かうと、いきなり二階から声をかけられます。お腹がすいたふたりが、町の食堂を訪ねると、店主の女性はあいみょんを見て驚きます。子どもと遊びたいというあいみょんは、近くに遊び場があると聞き訪ねることに。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは2023年2月23日(木)、天皇誕生日の祝日。鶴瓶さんとあいみょんが待ち合わせたのは、五城目町の高台にある広場で、あたり一面は雪景色。町を挟んで反対側の山には、「五城目城」を見渡すことが出来ます。そこであいみょんは、鶴瓶さんが登ってくる前に雪玉を作って、雪合戦の準備を怠りません(笑)。遅れて到着した鶴瓶さん、丘の上で待ち構えているあいみょんに気付くと、『あいつ、やる気やな』とこっちも雪玉を握って距離を保ってあいみょんに接近、雪合戦が始まります!。すると、あいみょんが投げた雪玉を鶴瓶さんが避けたので、鶴瓶さんの後ろにいたカメラマンに命中!。その弾みでマイクさんとカメラマンの二人が雪に足を取られ転んでしまいました…(笑)。

【二人旅】 「五城目町屋内温水プール」を訪ねると

五城目町のスローガンは「世界一子どもが育つまち」、他県からの移住や子育て環境の整備に力を入れていると聞いたあいみょん、行ったことがない秋田県でそんな元気な子供たちとめっちゃ遊びたいと、五城目町を旅先に選んだそうです。そこで二人はさっそく、眼下に見えた五城目町立五城目小学校を訪ねてみることに。しかし、生憎とこの日は祝日で、学校に生徒の姿は見当たらず…。隣にあったのは「五城目町屋内温水プール」、窓から中を覗くと泳いでいる人たちを見つけ、二人は中へ。受付で撮影の許可が出るのを待っていると、プールサイドから手を振る女性を見つけ、こっちに出てきて欲しいと手招きします。急いで服に着替えてプールから上がってきてくれたのは、伊藤さん母娘。お母さんは鶴瓶さんが何時か家にやって来ることを期待して色紙を買って待っていたそうですが、まさかここで出会うとはと…(笑)。そこにやって来たのは、今野さん親子。今度小学校に上がる子供がまだあいみょんのことが分からないと言うので、隣にいたお父さんが『クレヨンしんちゃんの歌の…』とそっと子供に教えるのを聞いて、『そうか、その手があったか!』と閃いたあいみょん、さっそく『どんな~未来が~、こちらを覗いてるかな~(ハルノヒ/あいみょん)』と歌ってくれました(笑)。

【二人旅】 建物の2階から大声を掛けてくれたのは…

次に二人は出会いを求めて、町の中心部へと向かうことに。そこで見つけたのは「ゑびす食堂」の看板。何か食べたいと、店がやっているか確認しに向かうと、向かいの建物の2階から声を掛けてくれたのは、大きな声が特徴の嶋崎ユッコさん。以前は1階で「サッチ&ユッコ」という喫茶店を営んでいたそうですが、サッチが死んで店を閉めたとか…。なにかプレゼントをあげたいと言うユッコさんに、代わりに何か歌を歌ってと鶴瓶さんがリクエストすると、『東京へは、もう何度も行きましたね~(東京/マイペース)』と1975年に大ヒットした懐かしいフォークソングを披露してくれました(笑)。その後も、2階の窓から大声で鶴瓶さんとあいみょんに話しかけるユッコさん、何か1階に降りて来られない理由でもあるのか、まるで「塔の上のラプンツェル」だと不思議がるあいみょんでした。するとユッコさん、車で通り掛かった田口歯科医院の田口先生を見つけると二人に紹介してくれますが、当の田口さんは恥ずかしそうに通り過ぎて行ってしまいました(笑)。次に見つかったのは高橋さん親子。今度は子供に、『芸能人になりたかったら鶴ちゃんにいい顔しておくんだよ』と大声で話し掛けるユッコさん、ご近所の事情通で知られているらしく、えびす食堂はやっていなくて、隣がマルホン酒店、その先にあるのが天中のうのき食堂、天中ってのはあっさり味のラーメンに天ぷらが乗っていて…と話が止まりません(笑)。

ユッコさんに『寂しくなったらまた来るわ』と言い残し、「うのき食堂」に向かうことにした鶴瓶さん。表の通りでは誰にも会わないので店も空いているだろうと覗いてみると、なんと店内はお客さんで一杯…。とても入れそうに無いと、諦める二人でした。

【秋田県五城目町のホットスポット紹介】

ここでスタジオの小野アナウンサー、冬の五城目町は外は寒くて町の人は誰も歩かない、でもうのき食堂の様にある場所には人が沢山集まっているそうで、そんな五城目町のホットスポットを紹介してくれることに。

うのき食堂の天ぷら中華

まず訪ねたのは、「湯の越温泉」。この温泉は、300年以上前から町の人たちの“生活の湯”。濁りのある硫黄泉は、身体の芯から温まると人気です。
 次に訪ねたのは、「いちカフェ」。1階のカフェには人影はありませんが、2階に上がってみると、そこは大勢の町の人たちで賑わっていました!。2年前に地元のためにと“いち”からスタートした店主の坂谷さんによると、この辺りで「がっこ茶っこ」と呼ばれる集いだとか。がっこは秋田弁で漬物、ちゃっこはお茶することで、五城目町では昔からご近所さんや友だちが集まって、漬物を食べながらお茶する習慣があるそうです。この日は特別に、73歳のおばあちゃんが仕留めた熊鍋で茶っこなんだそうです!。
 そして最後は、鶴瓶さんとあいみょんが訪ねて入れなかった「うのき食堂」。実はこちら、町の人たちのたまり場で、お昼時は何時も満席。皆さんが食べているのは、丼ぶりサイズの大きなサクラエビ入り天ぷらを乗せたラーメン。その名も“天ぷら中華”(600円)、これが町の人たちを虜にしているんだとか!。天ぷらの溶けた脂がスープと絶妙に合って、とても美味しいそうです。夫婦で切り盛りする河内さんは店を開いて60年、今はお孫さんと一緒にこの味を守っています。

【二人旅】 「丸井食堂」でランチ

うのき食堂に入れなかった鶴瓶さんとあいみょんはお腹が空いたと、五城目町の中心部にあるバスターミナル「秋田中央交通五城目営業所」へとやってきました。そこで見つけたのは「丸井食堂」、店主の菅生さんご夫妻に歓迎され、ようやく二人は食事にありつけることに!。実はこの店にも“天ぷら中華”がメニューにあったのですが、二人とも気が付かなかった様で、あいみょんが頂いたのは温かい天ぷらうどん?。九州みたいな柔らかいうどんで、とても美味しいそうです。鶴瓶さんが頂いたのは野菜炒め定食でしょうか、秋田の漬物がお気に入りみたいでした(笑)。食後、店主のお二人に話を聞くと、お父さんの代から続く店で、奥さんが嫁いできてから50年。なんとお二人は中学の同級生で、成人式で再会してお付き合いが始まったんだとか(笑)。

ここで二人は別れ、ひとり旅に。

【あいみょん】 五城目町総合交流センター「五城館」へ

五城館

あいみょんは、町の情報を得ようと、食堂の近くにあった町の総合交流センター「五城館」を訪ねることに。町の資料展示や多目的ホールなどがある立派な施設ですが、中に入っても誰もいません…(汗)。ならばと、併設されている「レストラン悠紀」を訪ねると、こちらにはお客さんが!。オレンジジュースを頂きながら作戦会議をすることにしたあいみょん、店員の畠山さんに子供が集まる場所がないかと訊ねると、朝市通りの先に「子供の遊び場(ただのあそび場)」という場所があると教えてくれました。

【鶴瓶さん】 「マルホン酒店」にて

鶴瓶さんが来た道をユッコさんの方へと戻っていると、後ろから『ここが私の店です』と声を掛けてくれたのは、丸井食堂で出会った町内会長の工藤さん、マルホン酒店の3代目店主だそうです。扱うお酒は、近くの「福禄寿酒造」から仕入れたものがメインだとか。鶴瓶さんと同い年という工藤さん、鶴瓶さんがひと言聞けば十は話を返してくれる方で、奥さんとは見合いして2か月で結婚したとか…。一方の奥さんはというと、そんなご主人を『明かるいにも程があるんで、私は大人しい人がいいな…』と、結婚45年目にして半ばあきらめ顔(笑)。自宅では94歳になる母親が健在で、今でも毎日化粧を欠かさないと聞いた鶴瓶さん、会いに行くことに。

【あいみょん】 古本屋で掘出物の「マティス」をゲット!

教えて貰った「ただのあそび場」を訪ねたあいみょんですが、生憎と閉まっている様です。ガラス戸越しに中を覗くと、ボルダリングの壁があったりして、ちょっとしたアスレチックジムの様だとあいみょん。ここで漸く、『“ただのあそび場”って、“無料”ってことか!』と気付いたあいみょん、ずっと“ただのさん”がやっているからだと思っていたそうです(笑)。すぐ先で、古本屋の「小川古書店」を見つけたあいみょん、立ち寄ってみることに。声を掛けると店の奥から出て来てくれたのは店主の小川さん、あいみょんのことを知っていてくれてビックリしますが、店番をしている場所には本と一緒にクラッシックのCDがうず高く積まれていました。そんな店の片隅で、百円で売られている文庫本の山の中から「マティス(新潮美術文庫)」を見つけたあいみょん、美術館にも古本屋にもよく行くそうで、『掘り出し物ゲット!』と喜びます。子供に会いたくて五城目町に来たと伝えると、そこの遊び場が今日は休みなんでと小川さん、関係者の方に電話で連絡を取ってくれることに!。

【鶴瓶さん】 94歳になる工藤さんのお母さんに会いに…

工藤さんの自宅を訪ねた鶴瓶さん、玄関に迎えに出て来てくれたお母さんは、きれいにお化粧をしていてとても94歳には見えません…。若い頃には役場に勤めていて、GHQが五城目町に来た時にはアメリカの兵隊さんの接待にと、きれいどころ3人の代表の一人に選ばれて、「愛染かつら」を歌ったんだとか。

一方、小川さんから連絡を受けてあいみょんの元に駆け付けてくれたのは、ただのあそび場の運営チームのひとり、丑田さん。なんと、以前に子供から『あいみょんに似ている』と言われたことがあるそうです!。すると丑田さん、『30分から1時間以内に子ども集めますか?』と提案してくれて、それを聞いて『サイコー、サイコー、遊びた~い!』と喜ぶあいみょんでした(笑)。【後編へ つづく】

前編の再放送は、4月10日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

秋田県五城目町のホットスポット紹介

鶴瓶さん

あいみょんさん

 

 令和5年4月10日(月)放送 あいみょんが秋田県五城目町で子どもと遊びお米をいただく旅!(後編)

番組の概要(後編)

あいみょんが秋田県五城目町で出会い旅を繰り広げる後編。子どもの遊び場の管理人と連絡がつき、地元の子どもたちが大集合する展開に。子どもと遊ぶ夢をかなえます。そこで勧められた酒蔵のカフェに足を運び、地元の名物を楽しみます。さらに、おいしいお米が食べたいと、あるお宅へお邪魔し、温かく出迎えてくれたご家族と温かいひと時を過ごします。一方、鶴瓶さんは、気になる看板を見つけ、訪ねると、五城目名物というあるお菓子と出会います。


放送内容(後編)

【あいみょん】 「ただのあそび場」を訪れて

子どもの遊び場の運営チームの丑田さんに連れられて、「ただのあそび場」を訪ねたあいみょん、落書きだらけの壁を見て驚きます!。丑田さんによると、ここでは思いっ切り普段家では出来ない遊びをしようと、壁に絵を描いたり、柱や梁を登ったりと、やりたい放題なんだとか(笑)。間もなくして駆け付けてくれた、れお君とたえちゃんに見守られ、夢に見ていたいボルダリングに初チャレンジするあいみょん。最初は難しそうでしたが、コツをつかむと見事2階まで踏破!。その後も、どんどん集まってくる子供たちと一緒に、壁にドラえもんのお絵描きをするあいみょんでした(笑)。

【鶴瓶さん】 朝ドラ「ひよっこ」にも登場したかりんとうとは?

一方、出会いを求めてあてもなく車を走らせていた鶴瓶さん、道沿いで見つけた「伊藤菓子店」を訪ねることに。声を掛けると奥から出て来てくれたのは伊藤さんの奥さん、鶴瓶さんに驚き再び奥に戻って店主のご主人を呼んできてくれました(笑)。鶴瓶さんが気になって買うことにしたのは、ショーケースの上に並べられていた「かりんとう」。五城目町に古くから伝わる駄菓子で、一般的な細長い棒状ではなく、四角く平べったくて、手のひらぐらいの大きさで煎餅の様な形をして、片面の上に黒砂糖が塗られています。実はこの伊藤菓子店のかりんとう、NHKに出演するのは2度目なんだとか!。2017年度上半期放送のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』で、茨城から東京に集団就職したヒロインのみね子(有村架純さん)が、乙女寮の舎監の愛子さんの部屋で、青天目(なばため)澄子と一緒に『うめえなぁ~』と食べていたのが、正にこのかりんとう。同僚で病弱だった、秋田出身の優子の実家から届いたものでした(笑)。さっそく店先で頂くことにした鶴瓶さん、珍しいかりんとうに『これ 美味しいわ…』と舌鼓。一枚では止まらずに、もう一枚口に運びます。これは大人気になると鶴瓶さん、ご主人によると『絶好調』だそうです(笑)。

【あいみょん】 「ただのあそび場」での出会い

あいみょんが、集まってくれた小学5年生の女の子に話を聞くと、ここへは遊びではなく習い事に通っているとか。丑田さんによると、地域の大人たちがここで子供たちに習字を教えたり、刺繍を教えたりもしているそうです。あそび場がオープンしたのは5年前、この朝市通りを盛り上げようと、隣のカフェに併設する形で地域の人たちと一緒にDIYで作ったそうです。秋田出身で東京で働いていたという丑田さん、子育てのために自然豊かな秋田に戻って、今度は故郷の役に立ちたいと、移住者を受け入れて町おこしをする地域おこし協力隊に入ったんだとか。すると丑田さん、近くにある福禄寿酒造がやっているカフェ「下タ町醸し室 HIKOBE」のオーナーがさっき来て、今日は休みなんだそうですがあいみょんのために店を開けて待っていると教えてくれました。さらにここで出会ったのが、夫があいみょんと同じ西宮出身で同じ中学という張さん。その夫がこの近くでツリーハウスを手づくりしていて、あいみょんに行って欲しいと伝えてくれとのこと。子供の遊び場で、どんどん人との繋がりが出来て、とても喜ぶあいみょんでした(笑)。

【鶴瓶さん】 おしっこが我慢できずトイレを借りにGSへ

一方の鶴瓶さん、人を探してひたすら誰もいない道を歩き続けます…(汗)。夕方になって、だんだんと寒さも身に堪える鶴瓶さん、『めっちゃ おしっこ したぁなってきたわ』と呟くと、『はよせえな、えらいことになるよ』と、慌てて車に乗り込みます(笑)。すると見つけたのは、“大歓迎”と書かれた看板が掲げられたガソリンスタンド「GS湖東」。さっそく事務所にいた女性にトイレを貸して欲しいとお願いすると、『うちのは古いんで、向かいの(五城目町農村環境改善)センターに行ってもらえれば』と遠慮されますが、『古い方がいいです』と、とにかく早くトイレを借りたい鶴瓶さんでした(笑)。用を済ませた鶴瓶さん、話が聞きたいとガソリンスタンドの事務所に入らせてもらうと、応対してくれたのは笹川さん。先ほどトイレを貸してくれた女性が長男の奥さんで、笹川さんが次男だそうです。学校を卒業して就職先も決まっていたという笹川さんですが、先代の父親の一声で、長男と一緒に店を手伝うことになったそうで、就職先に断りに行ったんだとか。そんな頑固なお義父さん家へ嫁に来た奥さんに、鶴瓶さんが『苦労しはったんとちゃう?、お義父さんがキツイから…』と労うと、笑って『うまくやりました』と答える長男の奥さん。ご主人から、義父になに聞かれても『分かりません、知りません、あとで聞いときます』って喋っとけと言われ、3年間それで通したんだとか。その話を聞いて、確かに本当にいい言葉だと感心する鶴瓶さんでした(笑)。

【あいみょん】 酒蔵カフェ「下タ町醸し室 HIKOBE」へ

あいみょんは、子供に案内してもらい、紹介してもらった酒蔵のカフェ「下タ町醸し室 HIKOBE」を訪ねます。カフェの中には酒粕のいい匂いが充満、冷蔵庫の中には福禄寿酒造の銘酒や、秋田名物のいぶりがっこなどが沢山あって、他にも五城目町の伝統品や特産品等が色々と売られています。せっかくだからと、日本酒を試飲させて貰うことにしたあいみょん、社長の渡邊さんが注いでくれたのは、「福禄寿酒造 一白水成 HIKOBE 生酒」。あいみょんによると、『辛口でもなく、甘さもあり、とても美味しい』そうです(笑)。これから子供の野球があると言う渡邊さんに、さっき遊び場で野球している子にあったと伝えると、なんとその子が渡邊さんの息子だとか!。あいみょんは、秋田で買うのが夢だったといういぶりがっこと、組子のコースターに、福禄寿酒造 一白水成を買って帰ることに。帰ってから、これらで一杯やりたいそうです(笑)。

【あいみょん】 張さんのツリーハウスへ

次にあいみょん、張さんの案内でツリーハウスへ向かうことに。車を降りたのは、森山地区公民館の駐車場。隣に見える森山(標高325m)は、五城目町のシンボルなんだとか。その麓の林の中に建てられていたのが、こじんまりとした張さん家のツリーハウス。ご主人が映画「スタンド・バイ・ミー」に憧れて、クラウドファンディングで建てたんだそうです。先日は公民館に泊まって、ここで家族でバーべーキュー等をしてキャンプを楽しんだとか。張さんにお願いされて、床の横木にサインを書いたあいみょん、これでツリーハウスの価値は暴騰ですね(笑)。すると最近、土鍋でお米を炊くのに嵌まっているというあいみょん、米どころ秋田に来て、美味しいお米が食べれたり買える場所を教えて欲しいと張さんにお願いすると、張さんが移住当初からお世話になっているというお米農家の伊藤さんに電話して、お米を食べさせて貰う了解を取ってくれました!。

【五城目町の元気な人を紹介】

ここでスタジオの小野アナウンサー、五城目町には町を盛り上げてくれている元気な人たちが他にも沢山いると、あいみょんの名曲『君はロックを聴かない』にのせて、常盤さんのナレーションで五城目町の元気な人を紹介してくれるそうです。

まず一人目は、秋田らしくお米の皮で出来たおやきを売る近野さん(73歳)。1日に300個作るという素早い手捌きは、魔法の手と呼ばれてるそうです。おやきを焼いて39年、地元の五城目町のお米で作る皮と、やさしい甘さのアンコが町の人たちに大人気です!。そんな近野さんはロックは苦手、せいぜいアッチッチ~の郷ひろみくらいだそうです(笑)。
 二人目は、組子を作る職人の小玉さん(78歳)。組子とは、ネジやクギを使わずに木の部品を組み合わせて文様を生み出す技術のこと、障子戸の飾りなどにも使われています。この道60年の小玉さん、買った人が自分で作って楽しめる組子のコースターを開発しました。そう、あいみょんが買ったお土産です!。そんな小玉さんはロックはあまり聴かない、五木ひろしの歌をよく歌うそうです(笑)。
 最後は、ワイシャツにネクタイをしてベスト姿のダンディーな出で立ちに豆絞りの鉢巻きをした、とても元気な伊藤さん(86歳)。「イトマン元気村」という手焼きに拘ったお煎餅屋さんを営んでいますが、なんと煎餅屋を開いたのは80歳になってから。1日300枚の煎餅を焼きながら、健康で元気で100歳まで挑戦を続けたいそうです!。ロックは聴いても分からない、千昌夫のおふくろが十八番だとか(笑)。

【あいみょん】 美味しいご飯が食べたいと伊藤さんのお宅へ

張さんに案内してもらい、お米を食べさせてくれるという伊藤さんのお宅にお邪魔したあいみょん。いぶりがっこの漬物を出して貰い、おばあちゃんも一緒に鶴瓶さんのことや秋田の料理について話を聞いていると、今晩一緒に伊藤家でご飯を食べる約束をしていたという本間さん家族やご近所さんがぞくぞくと集まってきて、鶴瓶さんとは対照的にとても賑やかな雰囲気に(笑)。その中の小学一年生の女の子があいみょんのことが分からないと言うので、今度は一番売れているやつと、『麦わらの~ 帽子の君が~ 揺れたマリーゴールドに似ている~』(マリーゴールド/あいみょん)と生歌を披露するあいみょんでした(笑)。

【鶴瓶さん】 ようやく出会った町人によると…

一方、賑やかなあいみょんとは対照的に、寒空の下でなかなか人に出会えず、ひたすら歩き続ける鶴瓶さん…(汗)。とうとう旅のスタート地点まで戻ってきてしまいました。すると、通りの横の駐車場で出会ったのは、小学生の柳原くんと川村くん。柳原くん家に遊びに来ていた川村くんを、お母さんが車で家まで送っていくところだとか。保育園から友だちという二人ですが、お母さんによると、五城目町は「もりやまこども園」に「五城目小学校」「五城目第一中学校」と、それぞれ一か所しかないので、ここの子供達はずっと一緒なんだそうです!。鶴瓶さんが『第二中学は?』と尋ねますが、なぜか無いんだとか(笑)。

【あいみょん】 絶品のたまごがけご飯を堪能!

そうこうするうちに、お米が炊きあがりました!。さっそく炊き立てのご飯を頂いたあいみょん、すごく美味しくて、口の中でどんどん甘くなっていくそうです(笑)。おばあちゃんに、『たまごがけご飯にすれば、もっと甘いの』と言われ、伊藤家で飼っている鶏の卵をかけてご飯を口にかき込むと、『うんまぁっ!』と絶句!。ついに五城目町でやりたかったことが全部叶ったあいみょんでした(笑)。こんなに多くの人たちに慕われている伊藤さんですが、実は正月にご主人を亡くしたばかりで、そう言われればどことなく寂し気な雰囲気も…。でも、帰り際にそのことを知ったあいみょんが仏壇を拝んでくれたおかげで、後でスタジオに届いたビデオレターで、『これで私も復活か!』と宣言してくれた伊藤さんでした!。

【エンディング】

最後に小野アナウンサー、そんな伊藤さんがスタジオのあいみょんのために、あいみょんがずっと気になっていた「だまこ鍋」を作って送ってくれたそうです!。秋田といえば「きりたんぽ鍋」が有名ですが、五城目町では「だまこ鍋」が名物。きりたんぽは、すり潰したご飯を丸めて焼いてから鍋に入れますが、だまこは焼かずに団子状にしたものを鍋に入れて頂きます。伊藤さん手づくりのだまこに、伊藤家で飼っている鶏を絞めてとった鶏の出汁に、具材はセリやネギ、ゴボウ、鶏肉など。大喜びでアツアツのだまこを頂いたあいみょん、きりたんぽよりフワッとした食感で、鶏と一緒にセリの出汁が出ていて、ともて美味しいそうです!。ご相伴に預かった鶴瓶さんも、大満足のだまこ鍋でした(笑)。

後編の再放送は、4月17日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

伊藤菓子店 五城目の駄菓子 かりんとう

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感想(6件)

あいみょん

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秋田県五城目町の紹介

小玉建具店 天然秋田杉 手作り組子コースター2枚入

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あいみょんの『君はロックを聴かない』にのせて、五城目町の人を紹介!


 

番組内で紹介された 五城目町の名物など


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