鶴瓶の家族に乾杯 | 愛媛県松山市(具志堅用高さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和5年4月17日(月)放送 具志堅用高が愛媛県松山市でびっくり出会い旅SP(前編)

旅のゲストは、元プロボクサーでタレントの 具志堅用高(ぐしけん ようこう)さん。沖縄県石垣市出身の67歳。中学卒業後に沖縄本島に渡り興南高校に入学、ボクシング部に入って3年次にインターハイ(モスキート級)で優勝。高校卒業後に上京して協栄ジムに入門、19歳でプロデビュー、21歳でWBA世界ライトフライ級王者に登り詰めますが、その後も2年間ほどはアルバイトをしながらの苦労生活が続いたそうです。沖縄出身で初の世界チャンピオン、そして最強ボクサーを称え付けられたニックネームは、“カンムリワシ”。世界王座を13回防衛し、日本人男子最多記録を樹立します。しかし、1981年3月の地元沖縄県での凱旋試合で14回目の防衛に失敗、ケガの影響もあって引退を決意。その後は解説者として活躍する一方、タレント活動にも参加、2001年のNHK朝ドラ『ちゅらさん』(石嶺高役)や、2022年の『ちむどんどん』(安里会長役)にも出演しています(笑)。

旅の舞台は、愛媛県 松山市(まつやまし)。愛媛県の中部に位置して人口は約50万人、県庁所在地であり四国最大の都市です。みかんに代表される農業や、日本最古の道後温泉や松山城などを中心とした観光業、帝人など化学繊維を中心とした製造業が盛んで、夏目漱石の『坊っちゃん』や司馬遼太郎の『坂の上の雲』などで知られる文学の街でもあり、市のキャッチフレーズは「いで湯と城と文学のまち」。愛犬と一緒に行くこともあるという温泉好きの具志堅さん、熱い湯に長風呂するのが好きだそうなので、今回の旅のテーマは「道後温泉」でしょうか?。しかし現在、国の重要文化財である「道後温泉本館」は保存修理工事の真っただ中(令和6年末まで)。後期工事期間にあわせて令和6年3月まで実施中の“みんなの道後温泉 活性化プロジェクト”は、温泉とアートの融合で訪れる人に驚きと感動を届けています。


番組の概要(前編)

具志堅用高さんが愛媛県松山市へ。父が漁師だったという具志堅さんは、松山の港町で家族で漁師をしているという一家と出会います。その経歴を聞いて、ふたりは仰天!。具志堅さんは、高校生の頃に初めて本土へ渡り、ボクシングの試合をした相手が松山市内の高校生だったと語り、行ってみることに。この日は卒業式。おそるおそる入っていくと…。街が好きという具志堅さんは、松山に詳しい鶴瓶さんの案内で商店街へ。鶴瓶さんは、とある店に具志堅さんを連れていきます。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2023年3月1日(水)。愛媛県松山市にある三津浜港(松山港内、三津浜漁港とも)にやって来た具志堅用高さん、港には所狭しと漁船が係留されています。岸壁で立ち話をしていた地元の河野さんと石丸さんらに声を掛けると、ちょうど夕べから漁に出ていた船が帰って来て、獲れた魚を陸揚げしている所の様です。すると元漁師という若江さんが、従弟の船だと桟橋を渡って案内してくれました。具志堅さんがシートの隙間から船内を覗くと、船底の生簀から獲れた魚を仕分け作業中の香川さん、イカやカレイの他に、大きな天然ヒラメを生簀からすくって見せてくれました。その大きさに具志堅さんが驚くと、『これなら1匹1万5千円くらい、2匹で3万円、今日は全部で10万円位いったかなぁ』と、顔がほころぶ香川さんでした(笑)。

三津の渡船「こぶかり丸」

一方の鶴瓶さんは、入り江を挟んで三津の対岸(北側)にある港山から「三津の渡し」に乗って三津へと渡り、待っていた具志堅さんと対面します。奥さんの出身地である松山には何度も訪れ詳しいはずの鶴瓶さんも、この渡し舟に乗るのは初めてなんだとか。なんと船賃は無料、なぜ橋を架けないのかと船頭の小野さんに訊ねると、港に漁船が出入り出来なくなるからだそうです。対岸に渡って出会った具志堅さん、鶴瓶さんを見つけると、『お会いする度に(この番組に)是非出たいとお願いして、やっと実現できました!』と大喜びで頭を下げます(笑)。父親が漁師で、石垣島の港町で生まれ海に親しんで育ったという具志堅さん、やはり港町に行きたいと、松山市を旅先に選んだそうです。さっそく鶴瓶さんを先に出会った香川さんの船へと案内すると、そのヒラメの大きさに鶴瓶さんもビックリ!(笑)。大漁で終始笑顔の香川さん、これから帰って寝て、また夜の7時くらいに出港するそうですが、その前に夕方から高校サッカーの監督をしているとか…。自身も高校時代にサッカーでスカウトの声が掛かるほどの実力だったそうですが、大学で遊びすぎて失敗。弟はクラブチームを経営していて、三男は名門の東福岡高校でキャプテンからアルゼンチンに渡り、今は漁師をしているそうです。

【二人旅】 サッカー一家の香川家とは?

そんな話をしていると、ちょうど香川さんのお母さんが港にやって来ました。息子の船の隣が夫婦で漁をしているお父さんの船(夫婦船)で、これから出港するそうです。ご家族のことを詳しく聞くと、次男は現在「FCリヴェント」というU-15のクラブチームの代表を務めていて、三男も漁に出ずにそっちにかかりっきりだとか。その三男がキャプテンをしていた東福岡高校時代のひとつ下に同郷の長友(佑都)君がいて、寮で一緒だったのでよく知っているそうで、高校時代は全然伸びずにお母さんが何時も励ましていたんだそうです。今はがめつい顔でブラボーって叫んでいるけど、当時は目がくりっとしていて、とても可愛らしい顔をしていたんだとか(笑)。そこに三男も到着。高校3年の1月にアルゼンチンに渡り5年、その後ウルグアイで2年、プロを目指していた当時の話を聞きました(note「兄達の背中を追いかけながら、プロになったサッカー人生」より)。そんな彼らも漁師としてはまだまだで、漁で使う網の修理や道具作りは、最初に具志堅さんを船に案内してくれた親戚の若江さんが全部してくれているそうです!。

【二人旅】 卒業式が開かれていた新田高校へ

次に二人は、ボクシングの強豪校として知られる新田高校へ向かうことに。具志堅さんが初めて本土へ渡ってインターハイで試合をした相手が、新田高校の選手だったそうです。すると、校舎の前には大きな垂れ幕や看板が何枚も掲げられ、「令和4年度 愛媛県総体 9種目優勝 インターハイ出場 116名」とか、「第28回日本管楽合奏コンテスト全国大会 優秀賞・フォトライフ賞 吹奏楽部」「第70回全日本剣道選手権大会 優勝 村上哲彦先輩 平成22年度卒」等々。部活動だけでなく、国公立大学や早慶上理、医学部への進学者も多数いて、中には東大合格者も!。二人がその看板の数々に驚いていると、さらに校門の前には「卒業証書授与式」の看板が!。なんとこの日は卒業式で、さすがにマズイと狼狽える具志堅さんでしたが、鶴瓶さんはここで撮影許可を取ったらいいと、どんどん学校内へと入って行ってしまいました(笑)。二人が事務局を訪ねると、ちょうど卒業式が終わって卒業生らが式場から出てきたところで、来賓の方々に祝福してやってくださいと促されて渡り廊下へと出ると、たちまち卒業生と保護者の歓喜の輪が広がり、『おめでとうございます』と卒業祝いの言葉を掛ける鶴瓶さんと具志堅さんでした。その後、校長室で永井校長先生とボクシング部顧問の藤井先生に話を聞くと、昨年の全日本女子(バンタム級)で準優勝し今年3位に入った山﨑茉華さんが卒業して、日本体育大学に進学するそうです。すると、『あの、カエルの?』と喜ぶ具志堅さん。鶴瓶さんは何のことかさっぱり分かりませんが、藤井先輩はちょっと考えてから、『そうです、入江さんの』と、蛙好きで知られる東京五輪金メダリストの入江聖奈選手のことだと気が付いてくれました(笑)。

【二人旅】 大街道商店街でみかんジュースを堪能

次に、賑やかなところが好きという具志堅さんのために、松山に詳しい鶴瓶さんが案内したのは、「大街道商店街」。松山市駅から東へ延びる「銀天街」と、その先から松山城ロープウェイ乗場のある北へと伸びる「大街道」(おおかいどう)は、松山を代表する二大アーケード商店街で、大街道のアーケードは幅15m・高さ13mで、全長は483mもあります。その大きさに驚いた具志堅さん、『雨降りの日はここでロードワークできますねぇ』と(笑)。代々木公園でロードワークしていたという具志堅さん、走り込みが必要な試合の前に雨降った時は新宿の地下街でやっていたそうです。松山はみかんが美味しいという鶴瓶さんの話を聞きながら、ちょうど具志堅さんが見つけたのは、ジューススタンド「noma noma」。搾りたてのみかんジュースが飲みたいという具志堅さんのために、鶴瓶さん奢ってくれるそうです(笑)。『ハッピーになりますように!』と出して頂いたのは、のま果樹園直送の甘平などカットフルーツが乗った蜜柑ジュース、一口飲んだ具志堅さんは、『うまいなぁ~、最高だコレ!』と大絶賛でした(笑)。

【鶴瓶・具志堅が俳句作りにチャレンジ!】

ここでスタジオから、愛媛県松山市を紹介するコーナー。俳人・正岡子規を生んだ松山は、俳句の街として知られており、鶴瓶さんと具志堅さんが訪ねた大街道では毎年「俳句甲子園」が開催され、高校生が俳句で熱いバトルを繰り広げています。そこで小野アナウンサー、その審査員のひとり、松山市出身の俳人・神野紗希さんに、鶴瓶さんと具志堅さんが詠む俳句を評価していただきますと(笑)。神野さんが選んでくれたお題は、「家族」。
 鶴瓶さんが詠んだ句は、『乾杯を 観れば家族の 愛深く』。先生から、正にこの番組を体現している句で、さすが司会の鶴瓶さんと褒められましたが、最後の所は“深し”と言い切った方が余韻が広がると直されてしまいました(笑)。
 一方、具志堅さんが詠んだ句は、『エメラルド 色まぶしい わったー島』。“わったー”は方言で、私の島=石垣島のことだそうです。先生によると、自分の家族、自分のルーツがそこにあるという句でとっても素晴らしい、“わったー島”という沖縄の言葉をそのまま入れることで生きた人間の呼吸がこの句の中に生まれていますと高評価で、手直しは必要ありません(笑)。
 最後、神野先生が詠んでくれたプロの一句は、『家族とは 蜜柑分けたき 人のこと』。松山の人は、仲の良い人皆に蜜柑(みかん)を配るそうで、みかんを分けあったら鶴瓶さんも具志堅さんも家族になるかなぁと感じたそうです。

【二人旅】 鍋焼うどんの「アサヒ」を訪ねますが…

次に鶴瓶さんが具志堅さんを案内したのは、「松山銀天街」。その横路地を入った所にある「アサヒ」という鍋焼き屋が有名と訪ねますが、生憎と閉まっています。声を掛けると、たまたまオカリナ教室の帰りに寄ったという現女将で創業者の孫という川﨑さんが店に居て、火曜と水曜は定休日と教えてくれました。ここの鍋焼うどんがメチャメチャ美味しくてしょっちゅう来るという鶴瓶さん、メニューは鍋焼うどん(800円)と鍋焼玉子うどん(880円)、いなりずし(1ケ150円)にジュース類のみだそうです。沖縄でも大阪でもメニューが多くないと商売は難しいと思うのですが、鍋焼きひとつで創業から76年続く秘訣を訊ねると、店主はもちろん支えてくれるスタッフと応援して下さるお客さんの3方向ないと成り立たないし、人対人の温かさが大事と語ってくれました。鶴瓶さん絶賛の鍋焼うどんが食べられず、定休日を知らせる貼紙を見て『3月の休み多すぎません?』と残念がる具志堅さんですが、逆に営業中だと撮影NGなので、休みだったおかげで話が出来たと川﨑さん。ならば定休日だからこそ吹いて貰えると、8年習ってこの春に教室を卒業する予定という川﨑さんに、オカリナ演奏(愛媛の歌)をお願いする鶴瓶さんでした(笑)。

ここで二人は別れ、ひとり旅に。

【鶴瓶さん】 道で出会ったのは…

商店街を外れた路地で鶴瓶さんが出会ったのは、母親の車椅子を押す息子の親子。十数年前に事故で車椅子生活になり、この子の姉が介護してくれていたそうですが、腰を悪くして弟が代わって介護してくれているそうです。周りからは優しい息子さんでとよく言われるそうですが、近しい家族に感謝を伝えることはなかなか出来ず、逆に我儘を言ってケンカばかりの日々だとか…。お母さんからテレビで見るよりハンサムで良い人と褒められた鶴瓶さんですが、『これはテレビ撮ってるからでっせ、これテレビ無くなったらボロカス言いまっせ』と(笑)。

【具志堅さん】 商店街で女子高生に囲まれて…

鍋焼うどんが頭から離れない具志堅さん。商店街ですれ違った人たちに、次々と鍋焼うどんの美味しい店を教えて欲しいとお願いしますが、菊池さんが紹介してくれたのは目の前にあった「はなまるうどん」(笑)。次にすれ違ったのは、済美高等学校の卒業生一行。先に鶴瓶さんと一緒の時に出会ったのは聖カタリナ学園高等学校の卒業生たちだったので、また別の女子高校生です。小野アナウンサーによると、この日は松山市内の多くの高校で卒業式が執り行われた様で、街には卒業生が大勢いました。女子高校生に囲まれ、『写真撮ってください』『シャドーが見たいです』と次々に声を掛けられると、喜んで笑顔で応えてくれる具志堅さんでしたが、頭の中は“鍋焼うどん”で一杯の様です(笑)。【後編へ つづく】

前編の再放送は、4月24日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

愛媛県松山市の紹介

俳人・正岡子規を生んだ松山は俳句の街として知られ、鶴瓶さんと具志堅さんが訪ねた大街道では毎年「俳句甲子園」が開催され、高校生が熱い俳句バトルを繰り広げています。その審査員のひとり、松山市出身の俳人・神野紗希さんに、鶴瓶さんと具志堅さんの俳句を評価していただきました。お題は、「家族」。

鶴瓶さん

具志堅さん

 

 令和5年4月24日(月)放送 具志堅用高が愛媛県松山市でうどん愛の仰天旅!鶴瓶は奇跡の再会(後編)

番組の概要(後編)

具志堅用高さんとの愛媛県松山市の旅、後編。松山に詳しい鶴瓶さんの案内で、商店街の鍋焼きうどん店を訪ねるも定休日で食べられなかった具志堅さんは、どうしても鍋焼きうどんを食べたい衝動に駆られます。別の商店街へ向かった具志堅さんは、目についた金物屋さんで鍋焼きうどんの話をすると、そこで驚きの事実を聞きます!。一方、鶴瓶さんは、妻の母校がある地域へ。店で話を終えて歩き出すと、通りがかった車から突然声をかけられます。奇跡の出会いに仰天!。


放送内容(後編)

【具志堅さん】 柳井町商店街へ向かうと

どうしても鍋焼うどんが食べたい具志堅さんは、別の商店街を目指すことに。地元の運転手さんが案内してくれたのは、古くからある「柳井町商店街」。そこで具志堅さんが気になったのは、ノスタルジックな建物「ステクルビル」。ドーナッツが人気のカフェの様ですが、一風変わった雰囲気にのまれ入る勇気が出ずに通り過ぎる具志堅さんを、後ろからスタッフが入ってみる様にと声を掛けて促します(笑)。ビルに入って直ぐの場所にあったのは「八百屋ステクル」ですが、なぜかカウンター横では手づくりのドーナッツが売られています。残り3個だけと聞いて、シナモン(180円)を頂くことにした具志堅さん、強めのシナモンにモチモチ感があってとても美味しいそうです(笑)。ドーナッツを食べながら、店主の松本さんに松山うどんのことを訊ねると、鍋焼うどんの「アサヒ」と「ことり」という店が有名ですが、2軒とも水曜日は休みだそうです…。具志堅さんは愛媛のじゃこ天も大好物なんだそうですが、松本さんによると松山市内ではなく松本さんの出身地である宇和島が特産地なんだとか…。

【鶴瓶さん】 見覚えのある魚屋を見つけ…

一方の鶴瓶さんは、奥さんの出身校である東雲(しののめ)高校を訪ねようと、松山城の近くを車で走っていると、ふと見覚えのある魚屋を見つけ車を降ります。20年ほど前にフグを送ってもらった記憶があると「土屋水産」を訪ねますが、水曜は定休日で店は閉まっています…。表の通りで出会ったのは、母子で買い物に来たという村橋さん。今度アパレルに就職するという息子はハンコを買いに、美容師をしているというお母さんは商売道具を知り合いがいる卸問屋に買いに来たとか。鶴瓶さんが魚屋を訪ねたら閉まっていたと相談すると、その知り合いの矢野さんがこの辺りのことに詳しいと紹介してくれました。矢野さんによると、すぐ先に本店があるそうですが、そこも今日は休みで閉まっているそうです。

【具志堅さん】 アサヒで使われているアルミ鍋をゲット!

再び柳井町商店街を歩き出した具志堅さん、金物店「来島金物」の店先にいた店主の来島さんに『何事ですか?』と声を掛けられ、家族に乾杯の撮影で来て鶴瓶さんと別れた所と伝えると、『鶴瓶さんと誰が来とん?』と…(汗)。どうやら撮影クルーの一行が気になり声を掛けてくれたらしく、相手が具志堅さんだとは気が付いていない様です(笑)。鍋焼うどんの「アサヒ」で別れたと話すと、アサヒさんではうちの鍋を使ってくれていると、ちょうど店先にあったアルミ鍋を紹介してくれました。これは家庭用の18cmだからと、来島さんが店の奥からアサヒで使われている16cmのアルミ両手鍋を出してきてくれたのを手にした具志堅さん、この鍋を買ってどこかで鍋焼うどんを作って食べさせて貰おうと画策します!。鍋を手にうどんを探すことにした具志堅さん、道で出会った若い女性三人組(日野・佐々木・鵜籠さん)にそのことを話すと、めっちゃ笑われてしまいました(笑)。

【鶴瓶さん】 「土屋水産」を訪ねフグの御礼を伝えると…

鶴瓶さんは、矢野さんが勤めている理美容機械器具・用品卸の「日英商会」を訪ね、社長の鈴木さんに事の成り行きを伝えます。店の一角をお借りして、鶴瓶さんが村橋さん母子や矢野さんからご家族の話を聞いていると、社長の横で話を聞いていた橋本さん、なんと自分の娘が土屋さん家に嫁いでいると呼び出して鶴瓶さんに引き合わせてくれました!。

お嫁さんに連れられ、鶴瓶さんが「土屋水産」の本店を訪ねると、休みとはいいながら店の奥では片付けや仕込みの作業が行われていて、土屋社長ご夫婦が迎えてくれました。20年くらい前に鶴瓶さんが訪ねて来てくれてサインを貰ったと奥さん、そのお礼にとフグと鱧を送ったと当時から勤めている垣添さんが覚えていてくれました。ちょうど今週末に“河豚祭り”を開催すると社員総出でその準備に大忙しの様子ですが、奥さんから『フグ、またお送りします』と言ってもらい、遠慮しつつも満更でもない様子の鶴瓶さんでした(笑)。

【具志堅さん】 念願の鍋焼うどんを作ってもらいに八百屋ステクルへ

具志堅さんが食べた鍋焼きうどん

具志堅さんが鍋を片手に向かった先は、先に訪ねた「八百屋ステクル」。『野菜は売っていますよね』と具志堅さんが鍋を見せると、それが来島金物で買った鍋で具志堅さんは鍋焼うどんを作って欲しいんだと気が付いた松本さん、ちょっと考えてから奥にいる人と相談してくれることに…。その間に、店で売られていたネギと玉子としいたけと材料を調達した具志堅さん、それも松本さんに渡して、いよいよ鍋焼うどんを作ってもらうことに!(笑)。

その後、うどんを買いに走ってくれた松本さん、なんと具志堅さんが好きなじゃこ天まで入れて、念願の鍋焼うどんを作ってくれました!。大喜びで食べ進める具志堅さん、すっごく美味しくてお店で出せる味だそうです(笑)。現役時代、減量中はうどんなどの麺類は厳禁で、計量が終わって試合の4時間前に我慢していたうどんを食べるのが常だったという具志堅さん、その懐かしいうどんに大満足で、スープもとても美味しいそうです。松本さんによると、店で売っている一番良い醤油を使ったとか(笑)。我がままを聞いてもらえ感謝感激の具志堅さん、自分が食べた食器は自分で洗うと、厨房をお借りして後片付けをして帰ることに!。

【松山市民がこよなく愛する粉もん紹介】

ここでスタジオの小野アナウンサー、松山の人は鍋焼うどんをはじめ“粉もん”が大好きなんだとか。そこで常盤貴子さんのナレーションで、松山の人たちが大好きな粉もんをビデオ紹介!。
 まずは、港町・三津で生まれたお好み焼き「三津浜焼き」。紹介してくれるのは、三津浜焼き推進プロジェクト会長の渡部さん。三津浜焼きといえば、赤い竹輪が特徴的。『これがアクセントになって、そうとう美味いけん!』と。そして、折り畳んだ半月型も特徴。中のキャベツがソースと相まって、とてもジューシーなんだとか。
 次は、「パン」。松山市はパンの都市別消費量が全国1位(になったことも?)。街中の至るところにパン屋さんがあって、パンの買い歩きが松山市民の楽しみなんだとか(笑)。ユノマチベーカリー(越智さん)の、愛媛らしくみかんジュースだけで練り上げた“いよかんバゲット”も美味しそうです。
 最後は、もちろん「鍋焼うどん」。創業74年のお店「ことり」の店主・中矢さんにその特徴を訊ねると、一つ目はうどんが柔らかいので、だしが滲み込み易くツルっと食べることが出来るそうです。二つ目はだしの甘さ、いりこや昆布、具材の甘さが混ざってちょっと甘め。三つめはアルミの鍋、熱が伝わりやすく冷めにくいので、最後まで温かいうどんが楽しめます。松山ではどの家にも、家族分のアルミ鍋があって、自宅でアツアツの鍋焼うどんを楽しむんだとか(笑)。

【具志堅さん】 再び新田高校のボクシング部へ

具志堅さんは、やはり思い出のある新田高等学校のボクシング部の生徒に会いたいと、再び新田高校を訪ねます。卒業式が終わって部活動をしているかと、顧問の藤井先生を訪ねますが、生憎と練習は既に終わって選手は帰宅してしまったそうです。ただ、立派な設備が整った練習場には4人の女子マネージャーが残っていて、皆さんから話を聞くことができました。具志堅さんの高校時代は、学校にリングが無かったので、机と椅子を片付けた教室で部員が手を繋いで丸いサークルを作って、その中でスパーリングしていたそうです。サンドバックも1個だけだったので、交代に打ち合ったとか。50年くらい前に一回戦で当たった新田高校の選手の名前がどうしても思い出せない具志堅さんを見て、藤井先生が持ってきてくれた「全国高体連ボクシング専門部 五十年誌」を開くと、昭和47年の山形インターハイに具志堅用高(沖縄・興南)の名前が載っていて、その対戦相手は白石さん(愛媛・新田)だったと判明しましたが、まだ生まれてもいなかった藤井先生がその白石先輩を知る由もなく…(笑)。

【鶴瓶さん】 轟悠さんの熱血ファンが営むカフェバーとは

奥さんの母校の「松山東雲中学・高等学校」までやって来た鶴瓶さんですが、門から奥の建物までは遠く、さすがに入り難いと躊躇していると、通りの向かいにあったカフェバー「Havana Moon」のオーナーの女性が手を振ってくれたので、訪ねることに。店の外も中も、店主が大ファンという宝塚歌劇団・元雪組トップスターの轟悠(とどろき ゆう)さんポスターやグッズがいっぱい…。この店に来たお客さんは、宝塚の事を何も知らなくても、ここで飲んで喋ったら、轟悠のファンになって帰るシステムになっているそうです(笑)。轟さんは、1997年に雪組トップスターに就任して以来、ずっと第一線で活躍し続けて来ましたが、2021年10月に宝塚を退団。その後は一切アナウンスが無いため、今何処で何をしているのか分かりませんが、何時か轟さんがこの店に来てくれることを信じて、店を続けているそうです。そのことを何とか轟さんに伝えたくて、今日鶴瓶さんが松山に来ているとお客さんから聞いて、店の前で鶴瓶さんを待ち構えていたとか(笑)。

【具志堅さん】 ボクシング部顧問の藤井先生とスパーリング

新田高校ボクシング部のOBで高校時代に国体2位、インターハイ3位(何れもバンタム級)という実績の藤井先生に『ミット持ってくれる?』とお願いした具志堅さん、リングに上がってグローブを付けてもらうと、女子マネージャーがゴングを鳴らしてくれました(笑)。ワンツー、ジャブ、4つ、と藤井先生の指示でパンチを繰り出す具志堅さん、最初は嬉しそうに動いていましたが、1分もすると息も絶え絶えに…(汗)。ついに、『はぁはぁ…、キツイキツイ…』と音を上げた具志堅さん、その姿を見兼ねた女子マネージャーが3分経たずに終了のゴングを鳴らしてくれました(笑)。リングに寝転ぶと、『ありがとう!ゴングよく鳴らしてくれた!』と感謝する具志堅さん。藤井先生に左ストレートが重かったと煽てられ喜びますが、グローブを外す気力も残っていない様子でした…。

【鶴瓶さん】 高知で出会った人と松山でも出会う?

鶴瓶さんがカフェバーを出た所で、横を通り掛かった車の運転席から『野村です、シャモの野村!』と声を掛けてくれたのは、2015年5月放送の高知県南国市の旅(ゲスト:室井滋さん)で鶴瓶さんが出会った野村さん!。高知の人と偶然にも松山ですれ違った上に、なんと東雲高校のバレー部にいる娘に会いに来たと聞き、あまりにも奇跡の出来事に驚く鶴瓶さんでした…。これで東雲高校を訪ねる理由が出来たと、野村さんと一緒に学校を訪ねると、ちょうどバレーボール部が練習中で竹本監督の許可を貰って体育館に入った鶴瓶さん、すると『えぇぇ!、キャー!』と黄色い歓声と拍手が沸き起こります(笑)。練習の手を止めてしまったと平謝りする鶴瓶さん、再開してもらったスパイク練習を見ながら隣で練習をする中等部監督の日野先生に話を聞くと、高等部は7年連続9回目の県大会優勝で春高バレーに出場、中等部も愛媛県大会で優勝したそうです!。

【具志堅さん】 ボクシング部の女子マネージャーの重要な仕事とは?

スパーリングを終え、女子マネージャー(奥田・酒井・藤岡・西山さん)に話を聞くことにした具志堅さん。すると、彼女たちの重要な仕事のひとつが、毎日午前と午後の練習後に選手に配るおにぎり作りと牛乳の調達だと知りビックリします!。減量が大変かと思いきや、練習後30分以内に取る炭水化物とタンパク質の栄養補給が大切なんだとか…。根性だけでボクシングに打ち込んでいた具志堅さんの時代とは違う、現代的なスポーツ理論と時代の変化を知り、『幸せだね~』と羨む具志堅さんでした。そんな今どきの女子高校生でも、元ボクサーである具志堅さんの事を知ってくれていて、定期的に具志堅さんのTikTokも見てくれていると聞いて喜ぶ具志堅さん、『若い子からおにぎりと牛乳貰ったら、オレ(喜んで)すごい飛び上がるなぁ』と時代の違いを再び悔しがる具志堅さんでした(笑)。

【エンディング】

残念ながら具志堅さんが見ることが出来なかった新田高校のボクシング部の練習風景を後日、スタッフが撮影してきてくれました。創設74年を迎える新田高校ボクシング部は歴史と伝統を誇るクラブで、現在の部員は男子14人、女子9人。全国トップクラスの強豪校として、輝かしい成績を残しています。そんな選手たちを支えるのが、マネージャーが握る愛情たっぷりのおにぎり。照れながらも『ありがとう』と言って先を争っておにぎりに手を伸ばす選手たち、マネージャーも選手もこの時が一番嬉しい瞬間です!(笑)。

後編の再放送は、5月1日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

具志堅さん

松山の人が大好きな「粉もん」紹介


番組内で紹介された 松山市の名物など


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