鶴瓶の家族に乾杯 | 山梨県富士吉田市(木村佳乃さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和5年5月8日(月)放送 木村佳乃が山梨県富士吉田市で若者の声を聴く旅へ!(前編)

旅のゲストは、女優の 木村佳乃(きむら よしの)さん。東京都世田谷区成城の出身ですが、英国ロンドン生まれの46歳(4月10日の誕生日で47歳になります)。ご主人は少年隊の東山紀之さん。成城学園初等学校を卒業後、中学時代の3年間は父親の仕事の都合で米国ニューヨーク暮らし、帰国後は成城学園高等学校を経て成城大学文芸学部英文学科を中退。高校生の時から読者モデルとして活動し、1996年にNHKのTVドラマに初出演、翌1997年に『失楽園』で映画デビューし日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。私的には、TVドラマ「相棒」で演じる、美人でプライドが高くやり手ながらしたたかな裏の顔を持つ若手女性衆議院議員・片山雛子のイメージが強いのですが、NHKでは朝ドラ『ひよっこ』でのヒロインの母親・谷田部美代子などお茶目で可愛らしい役も多いですね。木村さんが家族に乾杯にゲスト出演するのは今回が3回目、1回目は2016年1月の放送で和歌山県九度山町を、2回目は2017年5月の放送で東京都日の出町を旅しています。

旅の舞台は、山梨県 富士吉田市(ふじよしだし)。富士山の北側、富士五湖の中東部に位置し、レジャー施設「富士急ハイランド」が大人気。米作に不向きな土地柄で古くから雑穀や麦が作られ、“ほうとう”や日本一硬いと言われる“吉田のうどん”が名物となっています。全国に“富士”の付く地名は沢山あり、富士山の周辺だけでも、静岡県には富士市と富士宮市が、山梨県には富士吉田市の他に富士河口湖町と富士川町があって、我こそが富士山麓一の自治体と競い合っていますが、当市の観光広報誌によると富士吉田市内から見る富士山が一番迫力があるとのこと!(笑)。市内には、富士登山の4ルートのうち登山客の半数以上が利用する吉田ルートの登山口(富士スバルライン五合目)があって、富士山駅(2011年に富士吉田駅から改名)もあります。木村さんがなぜ富士吉田市を旅先に選んだかは定かでありませんが、今のところ特技の乗馬が出来る場所っていう理由くらいしか思いつきません…(汗)。


番組の概要(前編)

木村佳乃さんが山梨県富士吉田市へ。今回はNHKのプロジェクト「君の声が聴きたい」とコラボ。木村さんは、若者たちの声が聴きたいと探していると、ジャージ姿の中学生の集団を発見、話が弾みます。近くにおすすめのうどん屋さんがあると聞いた2人は、歩いて案内してもらうことに。しかし、歩けど歩けどなかなか着きません…。ひとり旅となった鶴瓶さんは、富士山の見える生活に興味を持ち、ある地域へ。すると、背後から声をかけられます。その人は!?…。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

農村公園

ロケが行われたのは、2023年3月29日(水)。鶴瓶さんと木村佳乃さんが待ち合わせたのは、周りに田んぼが広がる田園地帯にある城山東農村公園。田んぼの向こうに富士山が望め、園内には炊事施設もあって、広々とした長閑な公園です。木村さんは、子供や若者の幸せを考えるNHKプロジェクト「君の声が聴きたい」のプロジェクトメンバーのひとりで、今回は、“若者が元気な町”と評判の山梨県富士吉田市で、木村さんと鶴瓶さんに若い人たちの声を直接聴いて貰うのが旅の目的だそうです!。公園で二人が出会ったのは、元大工の佐藤さん。以前、気仙沼の大谷海岸にある三島「復興の丘」に建てられた慰霊碑のさくら地蔵尊を建立したそうで、来週そこへ手を合わせに行くにあたって、その紹介リーフレットに鶴瓶さんらのサインが欲しいというので二人が快くサインすると、大喜びした佐藤さん、なんと『じゃぁ俺も書こう!』と、二人のサインよりも上に大きく自分の名前を書き記しました(笑)。

【二人旅】 女子中学生たちが案内してくれたのは?

時間はちょうどお昼前、鶴瓶さんと木村さんは若い人たちに会うために、名物の吉田うどんの店を探すことに。富士吉田市の中心部近くの上吉田地区へとやって来た二人は、赤いジャージを着た女子中学生のグループを見つけ声を掛けます。鶴瓶さんと木村さんを目の当たりにし、『キャーァァァ、マジ?マジ?』と黄色い歓声をあげる吉田中学一年生の5人組(遠山・及川・天野・小林・石倉さん)は、春休み中のバスケ部の部活帰りだそうです。おすすめのうどん屋を尋ねると、5人揃って「白須うどん」を勧めてくれました。どうやら友だちの家がやっている店らしく、全員で案内してくれることに。店に向かって歩きながら子供達に色々と話を聞いていると、ちょうど通り掛かったのは彼女たちが通う吉田中学校。偶然にも校門の前で、バスケット部の顧問で、生徒曰く新婚だからか今日は朝からとっても元気だったという渡邊先生に出会うことが出来ました(笑)。元気な中学生は『すぐそこ』と言いますが、歩いても歩いても到着せずに文句たらたらの鶴瓶さん、一方の木村さんは女生徒との“ジョシばな”に花を咲かせます(笑)。彼女たちと出会った場所から約2.3キロ、30分近く歩いて、ようやく目的の白須うどんに到着しました。

【二人旅】 「白須うどん」で吉田のうどんを堪能

白須うどんで、案内してくれた中学生らと一緒にうどんを食べることにした鶴瓶さん、うどんが茹で上がるまでに彼女らに将来の夢を訊ねると、バスケット選手や看護師のお母さんを目標に助産師になりたいとか、「NiziU」に入ってアイドルになりたいとか、警察官になって人の役に立ちたいといった声が上がりました。間もなくして出来上がった“湯もりうどん”(並:500円)は、温かい茹で汁の中に極太うどんが山盛りに入って、上にはキャベツとかつお節が載っている様です。三代目店主の白須さんによると、まずは茹で汁だけで食べてから、お好みで醤油をかけたり辛い胡麻風味のすりだねを入れて頂いて欲しいとのこと。太くて硬い麺は食べ応えがあってお腹いっぱいになるそうで、食べ終わった木村さんは眠くなってしまったそうです(笑)。

【君の声が聴きたい in 富士吉田】

ここでスタジオから、君の声が聴きたいの特別企画、「君の声が聴きたい in 富士吉田」。次世代を担う若者に、大人に言いたいことを本音で語って貰いました。題して、若者たちの「大人に言いたいこと」は!?

大人に言いたいこと

大人代表の鶴瓶さんにお願いするなら何?

ここからは、二人は別れひとり旅に!。

【鶴瓶さん】 富士山に向かって歩みを進めると

鶴瓶さんは、富士山が望める土地でその恩恵に触れてみたいと、上吉田地区の北稜高校入口バス停付近で車を降りて街を歩き出しました。すると道で出会ったのは、3年前に横浜から奥さんの実家のある富士吉田に引っ越してきたという永井さん。にこやかで人当たりが優しそうな方で、『とても話しやすいです』と鶴瓶さん、しばらく立ち話を続けます。

【木村さん】 酒店「河内屋」に立ち寄ると

一方、木村さんは、若い人たちが集まる場所を探して、下吉田地区へとやって来ました。そこで見つけたのは、昔ながらの雰囲気で、木村さん曰く『サザエさんに登場する三河屋さんの様』という酒屋の「河内屋」。店主の武藤さんにこの辺りの見所を尋ねると、向かいの山の中腹に見える「新倉山浅間公園・忠霊塔」を紹介してくれました。桜の時期には、富士山と桜と五重塔の絶景が望める外国人にも人気の有名なビュースポットです。ほかに地元の人が行きそうな場所を尋ねますが、うどん屋以外には思いつかない様子でした(笑)。

【鶴瓶さん】 再び出会った及川さんの家を訪ねると

再び上吉田地区を歩き出した鶴瓶さん、すると偶然にも、さっき白須うどんに案内してくれた女子中学生のバスケ部のひとり、及川さんと道ですれ違います。家がすぐそこと聞き、一緒に及川さんの家を訪ねることにした鶴瓶さんですが、道路から入った長い私道の奥まで縦に並ぶ4軒の家がすべて親戚と知りビックリします(笑)。3軒目の家から出て来てくれた及川さんのお祖母ちゃんに話を聞くと、道路端の1軒目がお祖母ちゃんの実家で佐藤家、2軒目がお祖母ちゃんの長男の家でその娘が及川さん、そして4軒目は及川さんのはとこが住む志村家だそうです…(汗)。鶴瓶さんとお祖母ちゃんが私道端に置かれた椅子に座って話しをしていると、実家を継いでいるお祖母ちゃんの弟で長男の佐藤さん夫婦や、お祖母ちゃんの旦那さんも鶴瓶さんに会いに家から出て来てくれました。皆さんに話を聞くと、毎年12月の第4日曜日にはこの私道で一族揃っての餅つきが行われるそうですが、それに集まるのはなんと50~60人!。さすがに人が多すぎて、誰がどういう関係か分からなくなってしまうそうです…(汗)。すると、最近骨折して身体が効かなくなり、今は及川さんのお祖母ちゃんの家で面倒をみている及川さんの曽お祖母ちゃんが、居間から車椅子に乗って顔を見せてくれました。歳を聞くと、なんと100歳!。先日行われたという100歳の誕生祝いの写真を見せてもらうと、そこに写っているのは一族総勢60名!。鶴瓶さんが健康の秘訣を尋ねると、『何でも食べる』ことだそうです。小野アナウンサーによると、なんと先に鶴瓶さんが道で会った永井さんの、奥さんのお父さんの妹が及川さんの曽お祖母ちゃんなんだとか(笑)。

【木村さん】 元製氷工場というギャラリー「FUJIHIMURO」へ

FUJIHIMURO

ひとり当てもなく歩き続ける木村さん、大きな金属製の扉がある見慣れない変わった建物を見つけます。そこで車から荷物を降ろしていた赤松さんに話を聞くと、ここは元は富士製氷という製氷工場だったそうですが、4年前にリノベーションして、現在は「FUJIHIMURO」という名の施設に生まれ変わり、ギャラリーなどに使っているそうです。興味を抱いた木村さん、中を見せてもらうと、洞窟の様な入口の先には木枠で囲まれた「氷室」の空間が広がっていて、こうした部屋が4つあるそうです。もう殆ど何も残っていませんが、ロケの3日前の3月26日までここで開催されていたのが、「B TAN工作アイデア展」というイベントで、ちょうど一緒に居たその企画者の藤枝さんにも話を聞くことが出来ました。富士吉田は織物産地ということで、市内の織物工場から出た捨てられてしまう廃材も産地に眠る資源と捉え、その廃材を工作の材料として使うワークショップ等を開いたりしたそうです。

大学生がUターンの魅力を取材・発信!梨バック

その場にいたのは、富士吉田市での暮らしや仕事などの情報を発信し移住を支援している「ふじよしだ暮らしのサポート」のメンバーの方々。出身地を聞くと、赤松さんは千葉、藤枝さんは埼玉、新井さんは静岡の出身で、皆さん全員が移住者でした。富士吉田は移住者がとても多く、それぞれが街づくりにとても熱心なんだそうです。そこで木村さん、子供達の声が聴きたいと若者が集まりそうな場所を尋ねると、富士吉田では中高生の地域活動が盛んで、「かえる組」という地域活動をする高校生たちのグループを市の予算を貰ってNPO法人「かえる舎」がサポートする仕組みがあり、ちょうどその功労者への表彰式が行われている最中だとか。そんな活動を発信している「かえる新聞」を見せてもらうと、本当に元気そうな若者が大勢写った写真が載っていました。木村さんが気になったのは、その写真に載っていたポスターに記された『梨バック』というキャッチコピー。何かと赤松さんに尋ねると、若者が東京の大学に行っても山梨にUターンすることを“梨バック”と呼んでいるんだそうです!(笑)。

後編へ つづく】

前編の再放送は、5月15日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です 大相撲中継のため未定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

鶴瓶さん

木村佳乃さん

 

 令和5年5月15日(月)放送 木村佳乃が山梨県富士吉田市で若者の声を聴く!富士山と鶴瓶!(後編)

番組の概要(後編)

木村佳乃さんが若者たちの声が聴きたいと山梨県富士吉田市へ。木村さんは、出会った方の紹介で、おすすめの織物工場へと向かいます。織機の動く様子に圧倒される木村さん。さらに、工場で作られた製品を見て、すっかり魅せられた木村さんは、買い物モードに突入!。その後、地域活動をする高校生のもとへ。高校生にさまざまな質問を投げかけます。一方、鶴瓶さんは、一人の女性から話しかけられます。実家が富士山の山小屋を営む家だと聞き、そのお宅を訪ねることに。


放送内容(後編)

【木村さん】 富士吉田一のオシャレな機屋さんとは?

木村さんは、藤枝さんが『一番オシャレな機屋さん』と絶賛する富士吉田でおすすめの織物工場に案内してもらうことに。藤枝さんが紹介してくれたのは、「Watanabe Textile(渡邊織物)」。広い布生地と大きな機械で埋め尽くされた工場で迎えてくれたのは、三代目社長の渡邊さん。この工場では、キュプラ等の糸から、スーツの裏地や洋服の生地、ブランケットなどを織っているそうです。40年使っているという年季の入った大型の機織り機械が動くのを目の当たりにした木村さん、初めて見る光景に感動します!。隣のショールームには、渡邊織物の生地を使ったブランドのスーツやバックなどの商品が数多く展示されていて、『富士吉田で(最先端の)ハイファッションを見つけた…』と再び感動する木村さんでした(笑)。ストールを羽織らせて貰った木村さん、とても大きいのに軽くて、肌ざわりも良くて暖かいと大いに気に入り、思わず買うことに!。ただ、茶色とグレーと白の3色があり、ロケ中ということを忘れてマジで悩む木村さん…。スタッフが、富士吉田の市民50人にアンケートを取ったらグレーが半数以上で一番人気でしたが、木村さんが選んだのはシックな茶色!。とってもお似合いです(笑)。

【鶴瓶さん】 トイレを借りにファミマに立ち寄ると…

富士山の麓の町を歩き続ける鶴瓶さん、トイレを借りにファミリーマートに立ち寄ると、店から出てきた所で実家を訪ねに河口湖からやって来たという古屋さんと出会います。実家の母は今、近所の妹の嫁ぎ先に来ていると知り、二人でその藤井さんのお宅を訪ねます。すると家の玄関先で待っていてくれたのは、古屋さんの母親の堀内さん。このお宅の庭がスゴイと言うので、裏に廻って立派な庭園を拝見すると、手入れの行き届いた立派な黒松と赤松のほか、多くの庭木や庭石が迎えてくれました。

買い物を終えた木村さん、表彰される高校生たちが居ると聞いた富士吉田市役所へと向かうことに。市役所のロビーに居たのは5人の高校生。これから表彰式が始まると聞き、終わる5時に再びロビーで待ち合わせすることにして、それまでの1時間、木村さんは藤枝さんおすすめのカフェに行くことに!。

【鶴瓶さん】 古屋さんの実家が営む山小屋にはカーター元大統領が!

東洋館

次に古屋さんの実家、堀内さんのお宅にお邪魔することにした鶴瓶さん。富士山の7合目で山小屋を営んでいるという弟さんは外出していて留守でしたが、その弟さんの新しい事務所兼自宅の奥にある、お母さんが住んでいる立派な古民家風の母屋に上がらせて貰いました。さっきは娘の嫁ぎ先の庭がスゴイと褒めていたお母さんですが、イヤイヤ、この家の広い座敷から眺められる庭も見事です!。以前に堀内家では、夏の山小屋経営の他に撚糸工場を営んでいたそうで、工場に家事にと忙しかった母親はとても怖かったと話す娘姉妹でした。お母さんが写真を出してきて見せてくれたご主人は4年前に他界、今でも夕方5時の鐘がなるのを聞くとお母さんは泣き出してしまうんだとか…。お父さんが亡くなったのは山小屋が書入れ時の8月だったので、お父さんは山の心配をしながら息を引き取り、娘さんらも山の仕事をしながらお葬式を出したんだそうです。堀内家が江戸中期から営んでいるという山小屋「海抜一万尺 東洋館」には、ジミー・カーター元アメリカ大統領が泊まったこともあるそうで、床の間にはカーター元大統領とお父さんが一緒に写った写真が飾られていました!(驚)。

【木村さん】 カフェ「FabCafe Fuji」へ

Saruya Hostel

藤枝さんが紹介してくれたカフェ「FabCafe Fuji」は、元銀行だった建物をリノベーションしたと聞いた木村さん、本町通りで銀行っぽい建物を探します。ほどなくして、ここで間違いないという建物を見つけて入ってみたのですが、撮影許可は近くにあるゲストハウス「Saruya Hostel」(楽天トラベルで予約する)に居るオーナーの八木さんに聞いてみて欲しいとのこと…。来た道を戻ってお洒落なゲストハウスを見つけた木村さん、中にいた八木さんから了解を貰えたので、一緒にお茶しながら富士吉田の話が聞きたいとカフェに連れ出すことに!。静岡出身の八木さんは、9年前に富士吉田に来て空き家を活用する事業を始めたんだそうです。

【木村さん】 表彰された高校生に会いに市役所へ

バカの集まりですいません - YouTube

高校生に話を聞くために、木村さんが再び富士吉田市役所を訪れると、表彰式を終えた高校生たちがロビーで待っていてくれました。安倍井さんから見せてもらった修了証書を見た木村さん、そこに書かれていた名前を見て女の子なのに『堀内しげるちゃん?』と首を傾げると、隣の佐藤さんに『あのーそれ、市長の名前…』と突っ込まれてしまいました(笑)。佐藤さんによると、「かえる組」は学生による地域ボランティア活動の有志の集まりですが、その中でももっと活動したいと望んだ5人が今日表彰して貰ったんだそうです。佐藤さんは富士吉田の織物産業についてまとめてポスターを作ったり、安倍井さんは「出張道の駅」といって道の駅で売っている高校生が作った味噌やかりんとうをリヤカーに積んで売り歩いたんだとか。大人に言いたいこととか何でもいいので高校生の声を聴かせて欲しいとお願いすると、“バカの集まりですいません”というバンドをやっているという佐藤さんは、『自分が本当にやりたい事とかを大人に面と向かって言える人は本当に少ないので、もっと大人と子供の距離が近いといいな…』と。次に、将来の結婚とか家庭を持って子供を育てるとかはどう思っているかと訊ねると、『将来すごい働きたくて、家庭を持つことはお母さんとか見ると大変なのかなって…』と宮下さん。お母さんは何の仕事をしているのかと思いきや、なんと市役所に勤めているそうで、直ぐ近くにいて挨拶しに出て来てくれました(笑)。宮下さんに、お母さんが働きながら育ててくれた姿を見てどう感じているかと訊ねると、『夜遅くに帰って来てもごはん作ってくれるし、家事もいろいろやってくれるから、ありがとうございます』と隣にいたお母さんにちゃんとお礼を伝え、頭を下げられたお母さんも『どういたしまして』とお辞儀を返します(笑)。微笑ましい母娘の姿を見て感動する木村さんでした。渡辺さんは、『自分の夢を追いたい気持ちもあるんですけど、生涯孤独っていうのもなぁってなるし…、家庭は持つ方がいいのかなって思うし、親もその方が安心してくれるかなって思います』と(笑)。

【鶴瓶さん】 はまなし焼酎で酔っぱらい…

更に富士山に近づこうと車を走らせた鶴瓶さんがやって来たのは、「諏訪内山神社」の前。お参りを済ませて鳥居を出た所で出会ったのは、自治会長で神社の総代もしているという田代さんご夫婦と息子のお嫁さんと孫のご家族。一緒に近所の自宅を訪ねると、曽お祖母ちゃんがいて、曾孫は15・16人いるとか…。近所でも有名なおしんこ作りの名人と聞き、曽お祖母ちゃんの漬けたおしんこときんぴらを頂いた鶴瓶さん、とても美味しと舌鼓!。すると、曽お祖母ちゃんが『お酒出しましょうか?』と言うので、お酒で何度も失敗している鶴瓶さんは『要らない要らない、アホなこと言いなんな』と断りますが、田代さんによると地元特産の焼酎漬けがあるそうで、富士山の“はまなし”(コケモモ)を漬けた焼酎だそうです。奥さんが冷蔵庫から赤い色をしたペットボトルに入った焼酎を出してきてくれたので、『コケモモの珍しいやつやから仕方なく…』とニヤケながらグラスを傾ける鶴瓶さんでした(笑)。実は田代さん、富士吉田市公認の富士山登山案内人組合の役員もされていて、30年前にカーター元アメリカ大統領夫妻の案内をしたと、その時の写真を見せてくれました。しかし、アルコール度数が35度もある焼酎を飲み、『これ、めっちゃ回るよ』と早くも顔を赤らめる鶴瓶さん、二度目のカーター登場に大して驚くこともなく、早々にお暇することに…(笑)。

【木村さん】 高校生からの質問に何と答えた?

最後に高校生から質問を受けることにした木村さん、下垣さんから『これから受験生で気持ちが落ちたりすると思うので、お仕事でしんどい時に、どうやってモチベーションを元に戻しているのか教えて貰えると嬉しいです』と聞かれ、『まず、終わらない仕事は無いと思っているのと…』と木村さん。『どんなにキツくても、時間ってみんな平等に進むから、時間が過ぎれば全部終わるから…』と続けつつも、『子どもにこういうこと言ったらダメですかね?』と心配になります(笑)。『うぁぁツライな~と思っても、一生続くわけじゃないと思って我慢します!』と話す木村さんの話を聞いて下垣さん、とても納得できた様子で、『頑張ります!ありがとうございます』と頭を下げてくれました。一方、佐藤さんは、『人前に出るお仕事でめちゃくちゃ緊張する場とか多いと思うのですが、自分もライブが近くて胃がキリキリしたりするんですけど、メンタルの持ち方ってどうしていますか?』とのこと。最近の若い子は、メンタルをとても気にしている様です。すると木村さんの答えは、『例えば映画に出たとして、10人がその映画を見てくれたら10人が好きってことは無くて、何人かは演技より前にまず木村佳乃の顔が嫌い・声が嫌いっていう人がいるし、もちろん作品を見て木村佳乃の演技が嫌いだっていう人もいる。一方で好きだって言って下さる方もいて、評価って本当にバラバラ。で、何が大事かって、自分が好きでやっていることが大事で、評価ばっかり気にしてたら心が持たない様な気がする。仲間と一緒に、自分が好きでやってるっていう、その気持ちが一番大事だと思う』と。それを聞いた佐藤さんも、『めちゃめちゃカッコイイです、頑張ります!』と頭を下げてくれました。最後に、木村さんが『今 自分は、幸せだと思う人?』と訊ねると、5人全員が手を挙げてくれました!。富士吉田市で元気な若者に大勢出会えた木村さん、大喜びで市役所を後にしました(笑)。番組の最後にスタジオでは、佐藤さんが参加するバンド「バカの集まりですいません」の新曲、佐藤さんが作詩した『MVP』がビデオ映像で紹介されました!。

後編の再放送は、5月22日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です 大相撲中継のため未定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

鶴瓶さん

木村佳乃さん

 


番組内で紹介された 富士吉田市の名物など


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