鶴瓶の家族に乾杯 | 神奈川県葉山町(高橋一生さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和5年5月22日(月)放送 高橋一生が神奈川葉山町へ!ドラマゆかりの地でいきなり登山!?(前編)

旅のゲストは、俳優の 高橋一生(たかはし いっせい)さん。東京都出身の42歳。幼少期より俳優を目指し、小学生で映画『ほしをつぐもの』で映画初出演。中学生でスタジオジブリのアニメ映画『耳をすませば』の主要キャラクターである天沢聖司の声を演じて一躍注目を集めます。以来、映画やテレビドラマ、テレビCM、舞台など数々の作品に出演し、受賞歴も数多、女性にも大人気の俳優さんのひとりです。高橋さんが家族に乾杯にゲスト出演するのは今回が2回目。前回は「おんな城主直虎SP」と題して、2017年6月の放送で大河ドラマの舞台となった静岡県静岡市葵区を旅しています。

今回の旅の舞台は、神奈川県 葉山町(はやままち)。三浦半島の付け根近くの西側、相模湾に面しています。北側は逗子市、東側から南側にかけて横須賀市に囲まれていて、人口は3万1千人。“湘南”と呼ばれる地域の東端辺り、海岸沿いには海水浴場や葉山マリーナなどのマリンスポーツ施設があって、その内陸側の丘陵地には別荘が建ち並び、葉山御用邸もあります。TUBEの『葉山でDance! All Night』や松任谷由実の『リフレインが叫んでる』、TOKIOの『トランジスタGガール』など、葉山を舞台にした曲は数多く、観光地としても大人気です。鶴瓶さんと高橋さんは、「石井ファーム」や「森戸神社」、高橋さん主演のNHKドラマ『岸辺露伴は動かない』でも使われたケーキの「ニコラ&ハーブ」を訪れた様ですよ。

荒木飛呂彦の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を映像化したNHKドラマ『岸辺露伴は動かない』で主演を務めた高橋さん、今度は今年5月26日に公開予定の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』で主演を果たします。そんなNHKドラマで岸辺露伴の家としてロケに使われたのが、神奈川県葉山町にある「葉山加地邸」(はやまかちてい)。国の登録有形文化財にも指定されている歴史ある邸宅で、三井物産のロンドン支店長や重役を歴任した加地利夫氏の別邸として1928年に建てられました。設計を担当したのは、帝国ホテルなどを手がけたフランク・ロイド・ライトの弟子である遠藤新氏。築90年近くたって老朽化が進んでいましたが、2020年に保存改修され、現在は一棟貸しの宿泊施設として使われています。たいそう値は張りますが、ご一泊如何でしょうか?(笑)。


番組の概要(前編)

高橋一生さんが神奈川県葉山町へ。ドラマ「岸辺露伴は動かない」のロケ地ですが、まったく土地勘がないと語る高橋さん。二人は、森戸海岸で待ち合わせ、近くの神社へ。お宮参りに訪れた家族と触れあいます。高橋さんは、ドラマでとある邸宅を頻繁に訪れていましたが、場所が分かりません。町行く人に聞き込み調査をするも、たどり着けません…。しびれを切らした鶴瓶さんが離脱!。一人旅となった高橋さんは、邸宅を探して歩き続けます。一方、鶴瓶さんもその邸宅を目指しますが…。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2023年4月12日(水)。鶴瓶さんと神奈川県葉山町の「森戸海岸」で待ち合わせた高橋一生さん。歩くのが大好きという高橋さんは、天気が良く美しい景色の砂浜で散策を満喫します。一方、その脇に建つ「森戸神社」(森戸大明神)側から海岸へと向かう鶴瓶さんは、トイレの前で出会った大船から来たという沼倉さんご夫婦から、パワースポットとしてもお勧めの神社と聞いて後でお参りすることに。森戸神社を出た所で出会った鶴瓶さんと高橋さん、6年前の出演を振り返りつつ、久しぶりの再開の挨拶を交します。高橋さんはNHKドラマと映画で演じている岸部露伴の家が葉山にあり、撮影のために何度も通ってはいるものの、その家の周りは全く分からないため、今回は葉山町をブラブラと散策してみたいと旅先に選んだそうです。

【二人旅】 森戸神社に参拝

朱色に塗られた「みそぎ橋」を渡りながら、鶴瓶さんは『何べんも渡らないとみそぎ足りない』と言い、高橋さんは『ここから飛び込みますかね?』と、身に覚えが多そうな二人でした(笑)。大森神社の境内に入り拝殿の前へと進むと、この日は大安で何組もの家族が赤ちゃんのお宮参りに来ていました。森さん家の赤ちゃんが生まれたばかりなのに髪の毛がフサフサなのを見て、『オレより毛あるやん、なんか腹立つ…』と鶴瓶さん(笑)。吉田さん夫妻から記念にと頼まれ赤ちゃんを抱っこする鶴瓶さん、その周囲に馴染む後ろ姿を見ながら、『まるで鶴瓶さんの親戚の集まりの様』だと高橋さん。財布を持っておらず、鶴瓶さんからお賽銭を借りることにした高橋さん、百円でええかと言う鶴瓶さんに対して、渡された五百円硬貨を全く臆することなく賽銭箱に投げ込むと、それを横で見ていた鶴瓶さんは『今の500円やで!、人のカネ…』と噛み付きます(笑)。小野アナウンサーによると、この森戸神社(森戸大明神)は鎌倉幕府を開いた源頼朝により創建され、葉山の総鎮守として凡そ850年の歴史があり、源氏のみならず徳川家、さらには明治天皇も足を運んだとされる由緒ある神社なんだそうです。

【二人旅】 貸し別荘「森戸ファニーハウス」へ

森戸神社から住宅街の方へと歩き始めた鶴瓶さんと高橋さん、すると湘南らしい葉山サーフクラブの前に、「Funny house」と書かれた看板の一風変わった建物を見つけます。直訳すれば“面白い家”、『何が面白いんだろう?』と気になった二人が中を覗いてみると、玄関で迎えてくれたのはちょうどオーナーと打ち合わせ中の塩澤さん。「森戸ファニーハウス」(一休.comで予約する)は4年前にオープンした貸別荘タイプの宿泊施設で、株式会社R&Yでは南葉山や逗子、千葉や熱海でも古くなった別荘を買い取ってリノベーションして1棟貸しの宿泊施設として事業展開しているそうです。施設内を見学させてもらうと、まるで新築の様にお洒落にリノベーションされた別荘内には家具や調理器具・食器など全てが揃っていて、自分で食材を調達して料理してもいいし、葉山牛を使ったバーベキューの食事を提供してもらうことも可能だそうです。これなら確かに、自分で別荘を持つより便利かもしれません!。昔から海が大好きで、ジェットスキーやサップをしに横浜から遊びに通っていたという内田さん、遊んだ後にゆっくり出来る場所が無いと不便に感じていた際に貸し別荘の存在を知り、先輩後輩や知人と一緒にこの施設を立ち上げたんだとか。

【二人旅】 カフェ「アリイドライブ」で葉山牛バーガーに舌鼓

岸辺露伴の家としてロケに使われた「加地邸」を探すことにした高橋さんですが、何度も来たことがあるのに人に運転してもらう車で玄関前に乗り付けていたため、全く土地感が分かりません…。そこで鶴瓶さん、近所のお宅のガレージで片づけをしていた中林さんの奥さんに「加地邸」の場所を訊ねますが、ここに嫁いで来て60年になるという中林さんも知らないそうです。一方、高橋さんは地元のお店の人に聞くのが早かろうと、たまたま道で見つけた「アリイドライブ (Ali'i Drive)」を訪ねることに。しかし店員の川口さんも「加地邸」は知らないそうです…。このお店では葉山牛のハンバーガーが頂けると聞いた高橋さん、ちょうどお腹が空いたので鶴瓶さんを誘ってお昼を頂こうと、川口さんに『一緒に来ている親戚を呼んでいいですか?』と了解を貰います。間もなくして高橋さんが親戚だと店に招き入れた鶴瓶さんを目の当たりにして、再度驚かされる川口さんでした(笑)。隣のテーブルでデート中というステキな高村さん夫婦もビックリ!。しばらくして運ばれて来た葉山牛バーガーはとてもボリューミーで、鶴瓶さんも高橋さんも大口を開けて齧り付きますが、なかなかバンズの外まで歯が届きません(笑)。葉山牛とは、神奈川県三浦半島で肥育されたブランド牛のことで、このお店では葉山牛の美味しさを味わって貰うために塩と胡椒だけで味付けしているそうですが、それを知らずにケチャップをたっぷり掛けてしまう鶴瓶さん…。でも、とても美味しかったそうです(笑)。オーナーのリョウさんはハワイ生まれで「加地邸」を知らなかったのですが、奥さんの横田さんが知っていて、この道を行った先にあるイタリアンのお店を目印にと教えてくれました。

海沿いの道を「加地邸」を探して歩き続ける鶴瓶さんと高橋さんですが、行けども行けどもそれらしき場所が見つからず、道行く人に聞いても分かりません…(汗)。だんだん不安になってきた鶴瓶さんと高橋さん、きっと高橋さんが思い違いをしていて、このまま捜し歩いたらとんでもないことになりそうだと、鶴瓶さんはここで別れてしまうことに!(笑)。

【神奈川県葉山町の魅力紹介】

ここでスタジオから、お洒落な雰囲気が漂う神奈川県葉山町をビデオ紹介。葉山町を語るうえで忘れてならないのは、葉山町を愛したレジェンド、昭和を代表する国民的大スターで青春時代を葉山で過ごした石原裕次郎さん。今回は石原裕次郎さんになりきって、紹介してもらいます(笑)。

葉山と言えば、「マリンスポーツ」は欠かせないとSAILFASTの後藤さん。葉山は、日本ヨット発祥の地として知られています。石原裕次郎さんが主演した映画『狂った果実』では、葉山でヨットをする場面が随所に登場し、当時の若者の憧れの場になりました。現在でも、東京大学運動会ヨット部など名立たる大学のヨット部が葉山を拠点に活動中です。
 続いては、葉山に来たら「コロッケ」と葉山旭屋牛肉店の北村さん。6千個も売れる日があるという葉山定番の味で、石原裕次郎さんも愛したコロッケだとか。ホクホクのじゃがいもと、旨味たっぷりの葉山牛がベストマッチ、パンに挟んで食べるのがお勧めです。
 そして、葉山ライフに欠かせないのが「ビーチサンダル」とげんべい商店の葉山さん。日本人の足に合わせて作られたビーチサンダル、葉山町では30年近く前の1955年から販売されていました。げんべい商店では1万足ものビーチサンダルを取り揃えていて、どれを選んだらいいか迷います。
 これまで黙って後ろ姿で石原裕次郎を演じて来たゆうたろうさん、最後にソファに足を組んで斜に座ると、サングラスを外しながら『鶴瓶さん、高橋さん、葉山でのイカした旅、期待してるぜ!』と…(笑)。

【髙橋さん】【鶴瓶さん】 それぞれが「加地邸」を目指しますが…

高橋さんが一人で「加地邸」を探して歩いていると、途中の道で声を掛けて尋ねた女性が追いかけて来て、思い出したと行き方を教えてくれました。

一方、高橋さんと別れた鶴瓶さんも引き続き「加地邸」を探して道で出会った八木橋さんに尋ねますが、分からないと勤め先の「湘南グリーン介護老人保健施設 葉山」に戻って他の職員さんを連れて来てくれました。すると矢嶋さんがスマホで場所を調べてくれましたが、とても歩いていく距離ではないと車を呼んで向かうことに。途中、車に乗った鶴瓶さんが歩いて探す高橋さん一行を追い抜きますが、乗せてあげるどころか声もかけずに通り過ぎます…(笑)。

【髙橋さん】 やっと「加地邸」に到着!

引き続き歩き続ける高橋さん、「葉山御用邸」の前まで来ると何となく見覚えのある通りに出て、さらに歩き続けると目標にしていたコンビニを見つけます。向かいにある「寿し屋の吉兆」の角を曲がると、その先に見覚えのある「葉山加地邸」をやっと見つけることが出来ました!(笑)。この日、高橋さんは邸内に入らず終いでしたが、後日番組スタッフが建物の内部を撮影して来て、とてもステキな邸宅をビデオで紹介してくれました。経済界で活躍した加地利夫の別荘として1928年に建設されたもので、旧帝国ホテルの建設に携わった建築家・遠藤新が手掛けたので、高橋さんによると帝国ホテルと造りが似ているそうです。

【鶴瓶さん】 コンビニの前で出会った女性に導かれ…

一方の鶴瓶さんも、コンビニの前で出会った石坂さんに尋ねて、ようやく緑色の屋根の「葉山加地邸」を見つけることが出来ました。石坂さんから、友だちに習っているお絵描き教室の帰りと聞いた鶴瓶さん、加地邸は見つけた事で用が足りたと、その絵の先生を石坂さんと一緒に訪ねることに!(笑)。両親の介護をしていた時に、空いた時間に家の中で気晴らしに出来る趣味が無いかと考え、美大に行った同級生の井口里栄さんに絵を習うことにしたんだとか。石坂さんに案内してもらい鶴瓶さんが訪ねた井口先生のお宅は、石坂さんが『すごくステキな家よ』と言うに違わず、細い路地をしばらく歩いた奥にあって、自然美を生かした手入れの行き届いた庭が広がるステキなお宅でした。石坂さんによると、井口さんの家で出会った、井口さんの座禅仲間という藤原さんのお宅も茶室があってとてもステキなんだとか…。井口さんによると、座禅は近くの古民家で、すごく有名な藤田一照さんというお坊さんが教えてくれるそうです。その古民家の建物がまた素晴らしいと話す石坂さんの横で、『(自分も)座禅やったら?』と指摘する鶴瓶さんですが、石坂さんも明るくて可愛らしい素敵な女性ですよ!(笑)。

【髙橋さん】 スタッフの苦しそうな顔を見て山登りを楽しむ

初めて加地邸の裏に回ってみた高橋さん、自然に囲まれた散歩に最適な歩道が裏山へと続いている様です。この先がどこに通じているのか分かりませんが、こんなステキな道を歩ける機会は滅多に無いと、番組の趣旨をしばし忘れて山道を登ってみることに…(汗)。しばらく行くと、『ここの標高 60.4m』『つつじコース登り口、山頂まで約700M』と書かれた看板を見つけます。後ろを振り返ると、高橋さんの後を重い機材を抱えて登って来たスタッフは舌を出し、その後ろにいるメイクさんは『(僕に)まだ登るんか?』って顔をしていると気が付いた高橋さん、ここで引き返すのかと思いきや、『冗談じゃない、そんな顔されたら登るよ!』と、頂上を目指して登り続けることに(笑)。ついに、周囲に「はやま三ヶ岡山緑地」が広がる標高約140mの三ヶ岡山(大峰山)の山頂まで登頂した高橋さん、何時の間にか“一生の自然に乾杯”になってしまったと、反対側の真名瀬コースを歩いて真名瀬漁港に降りて、“鶴瓶の家族に乾杯”を再開させることに!(笑)。小野アナウンサーによると、旅のスタート地点から山の頂上までは約4キロ、高橋さんは海岸線から標高140mの山頂まで一気に登ったんだとか。当の高橋さんは、後ろの皆さんが『まさか行かないよな?』という顔をしているのを見てつい行きたくなってしまったと、笑いながら『大変申し訳ございませんでした』と…(笑)。

【鶴瓶さん】 井口里栄先生のお宅を訪ねると

井口先生の家に上がらせて貰うと、家の中もステキなお宅でした。あちこちに置かれた絵を見せて貰い感心する鶴瓶さん。いま教室でやっているという参考作品を見せてもらうと、ステンドグラスの様な貼り絵でした。ポストカード大の紙に様々な色で抽象的な模様を描き、その一部を好きな形に切り取って貼り合わせて一枚の作品を作るという井口先生オリジナルの手法だそうです。単に花の絵を描いてもつまらないし、単に上手か下手では続かないと藤原さん。石坂さんによると、展覧会で40年ぶりに井口さんと再会し、4年前から60過ぎの手習いで絵を始めたそうですが、それを横で聞いていた同級生の井口先生は『年齢がバレちゃった、何てことを…』と呆れ、鶴瓶さんは『やっぱ座禅行った方がいい!』と(笑)。そんな石坂さんの家族はというと、石坂浩二さんから名を貰い単純に“こうじ”と名付けた次男がドイツで指揮者になる勉強をしているそうで、クラッシックなんか全く聴かない親から鷹が生まれたと、謙遜しつつも“未来の小澤征爾”と煽てられて満更でない様子でした(笑)。一方、小野アナウンサーによると、井口先生の趣味は“開墾”なんだとか…。『化粧はしないし服も買わないけど、土地は買う。そして耕すの!』と(笑)。

前編の再放送は、5月29日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

神奈川県葉山町の紹介

葉山に所縁のある石原裕次郎さんになりきったゆうたろうさんに紹介してもらいます(笑)。

鶴瓶さん

高橋一生さん

 

 令和5年5月29日(月)放送 高橋一生が神奈川葉山町で念願の家族と初対面!鶴瓶は座禅で...(後編)

番組の概要(後編)

高橋一生さんが神奈川県葉山町を旅する後編。山を下りた高橋さんは、ようやく人に出会う旅へ。漁港を訪れ、次々と出会いを繰り広げます。さらに、ドラマ撮影がきっかけで存在を知り、気になっていた地元の洋菓子店を訪れます。店主に会うのは初めてという高橋さん、果たしてどんな出会いが?。一方、鶴瓶さんは、知り合った3人の女性たちと一緒に、おすすめの座禅ができる場所へ。そこで座禅をすすめられた鶴瓶さんは…。さらに、1人の女性の自宅へと向かいます。


放送内容(後編)

【高橋さん】 真名瀬漁港「ゆうしげ丸」で釜揚しらすを堪能

前編で山登りを楽しんだ高橋一生さん、ようやく三ヶ岡山を下り、やって来たのは「真名瀬漁港」(しんなせぎょこう)。そこで見つけたのは、特産品の“葉山しらす”の幟が立つ「ゆうしげ丸」のしらす直売所。立ち寄ることにした高橋さん、店主の矢嶋さんに見せて頂いたのはパックに入った釜揚げしらす(650円)。美味しそうなので1パック頂くことにすると、その場で食べさせてくれることに。獲れた時の群れによって大きさが違うそうで、今日は特に粒が大きいそうです。昔は小さい方が好まれましたが、最近は大きい方が味がいいし、パスタやピザにも合うと喜ぶ人が多いんだとか。そのまま摘まんで口に運んだ高橋さん、味がとてもしっかりしていて美味しいそうです。すると店先に顔を出してくれたのは、ご主人で漁師の矢嶋さん兄弟。しらす漁がメインですが、時期によっては天然ワカメ漁のほかヒラメなども網で獲って、隣にあるしらすと地魚料理のお店「勇しげ」で生しらす料理などを提供しているそうです。

【鶴瓶さん】 藤田一照さんの座禅道場へ

庵と道場のある藤田一照さんの住まい

一方の鶴瓶さん、井口さんと藤原さんが藤田一照さんから指導を受けている“座禅”をぜひ石坂さんにもやらせたいと、その道場のある庵を皆さんと一緒に訪ねることに。到着すると、葺き替えたばかりという茅葺屋根の大きく立派な門にまず驚かされます…。門を入ると、広大な庭園の中にまた立派な茅葺屋根の道場が凛と建ち、その雰囲気に飲まれる鶴瓶さん。藤田さんによると、大正時代からある建物だそうで、所有者の友人から託されて藤田さんが管理人をしているとか。

鶴瓶さんが、落ち着きない石坂さんにぜひ座禅をさせたいと相談すると、『効果ないですよ、座禅は』と藤田さん…(汗)。『うちに来ているのはみんな落ち着きがなくて、俺が大体そうだから』と、禅僧にしてはとても気さくな方の様です(笑)。ちょっと待ってくださいと鶴瓶さん、『精神の統一が出来るんでしょ?』と訊ねると、首を傾げながら藤田さん、『いやぁ~、座るのが大事で、(精神が)統一されてないと分かればいいですよ』と。井口さんが『無になるってことは無理なんですよね?』と確認すると、『みんなそう言いますが、僕はそんなん言うたことないです。ただ座るだけで、何が起こるかはお任せするっちゅうのが一番気が楽やないすか』と藤田さん。座禅しましょうと誘われ、道場に上がった鶴瓶さん、身体の大きい外国人の方にもと設えられた大きな四角い座布団の上に、お尻の下に敷く小さく丸い座布団を重ねて胡坐を組みます。『座禅は別に苦行じゃない』と話す藤田さん、お尻を高くすると楽に座れるんだそうです。藤田さんに『大事なのは、上半身が楽に伸びやかに立ち上がっていること』と姿勢を正してもらい、居眠りしたら落ちるようにと頭の上に板を載せられた鶴瓶さん、『その板を頭のてっぺんで持ち上げる様に』と言われて再び背筋を立て直します(笑)。そして『あとは任せておけばいいんですよ。いい心境になろうとかってのは、ならんでもえぇんです。ただ寝んことね。居眠りと考え事、浮かんでくるけどそれを追っかけないようにする。そうすると、そのうち段々とシーンとした感じになってくるので、シーンとした様になろうとするんじゃなくて、シーンとした状態がやってくるのを待っているだけでいい』と藤田さん。しばらくして、『脈打ってるんですけど…』と気が付いた鶴瓶さん、それを聞いて『いいです いいです』と藤田さん、『そういうのに気が付くのが大事なんですよ。自分の身体が呼吸してたり脈打ってたり勝手にやってるでしょ、自分が何もしてないのに色んな事が起きてるってことに気が付くのが大事なんですね』と!。

【高橋さん】 コーヒーショップで出会った山本さん、実は…

高橋さんは貰ったしらすが沢山入ったビニール袋を手に、引き続き漁港の町を散策します。そこで見つけたのは、コーヒーショップの「G.BREEZE cafe HAYAMA」。山登りして喉が渇いたのか、アイスコーヒーを頂くことに(笑)。気さくに迎えてくれたのは、店主の山本さん。元々は東京に住んでいたそうですが、6年位前にご主人と一緒に横須賀市の佐島に引っ越してきて、去年の5月に念願だった葉山にカフェをオープンしたそうです。ならばご主人と一緒に店をやっているのかと訊ねると、なんとご主人はミュンヘンオリンピック代表の元レスリング選手、山本郁榮さんだそうです!(驚)。長女の山本美憂さん、長男の山本“KID”徳郁さん、次女の山本聖子さん、孫の山本アーセンさん(美憂さんの息子)もレスリング・総合格闘技の実力者で、まさに格闘家一家。ちなみに次女の聖子さんのご主人は、メジャーリーガーのダルビッシュ有投手です!。偶然にもスゴイお店に立ち寄ってしまった高橋さん、奥さんも名立たるアスリートかと気になりますが、奥さん一人全くスポーツ経験は無いそうです(笑)。

【鶴瓶さん】 禅僧から見た鶴瓶さんとは

どのくらい座禅を組んだのでしょう?。鶴瓶さんは睡魔に襲われ、入眠間際…。藤田さんの声がして頭の板を外すと、合唱して軽く一礼し、ようやく終えることが出来ました(笑)。藤田さんからアメリカ帰りと聞いた鶴瓶さん、なぜアメリカに行っていたのかと訊ねると、藤田さんの先輩たちが1970年代に米国マサチューセッツ州の林の中に小屋の様な座禅堂を建て、師匠にお前も行けと言われ1987年に渡米したそうです。一緒に座禅を組んだ石坂さんも少し大人しくなったと鶴瓶さん、自分もすっかりリラックスして立ち上がることが出来ません…。藤田さんに『眠くなってしまうから立ち上がって、仕事・仕事!』と促され、ようやく思い出した様に、次は藤原さんのお宅を訪ねることに(笑)。最後に、藤田さんが世界に広めているという、隣の人と両手を交差させて合掌し合う「コラボ合掌」で全員が繋がり、写真撮影をしました。小野アナウンサーによると、後日藤田さんは鶴瓶さんのことを、『鶴瓶さんは裏表のない人。鶴瓶を演じているという計算をしていない感じで、親和力が高く、くつろいでいる。その意味では、常に座禅しているとも言える。ただ鶴瓶さんの座禅している姿を見て、直ぐ眠くなってしまうことから、非常に疲れているんだなと思った。』と話していたそうです(笑)。

横須賀市にある藤原さんのお宅にお邪魔した鶴瓶さん、見晴らしのよい高台に建つ吹き抜けのある家で、こちらもステキでお洒落な造りです。2階の窓辺で海を見下ろす景色のなか、ハンモックに横たわった鶴瓶さん、またも気持ちよくなって眠ってしまいそうです…。『茶室を見なきゃ』と皆さんに急かされ立ち上がろうとしますが、自分ではハンモックから降りることができず、皆さんに抱えられ『せーの』と助け起された鶴瓶さんでした(笑)。

【高橋さん】 「ミサキドーナツ」のストロベリーチーズケーキ

テイクアウトしたアイスコーヒーを手に甘い物が大好きという高橋さんが次に訪れたのは、「ミサキドーナツ」(葉山店)。店員さんにおすすめのドーナッツを訊ねると、季節限定の“ストロベリーチーズケーキ”(385円)が今の一番人気と聞き、それを一つ買って歩きながら口に運ぶ高橋さん、店に戻って店員さんに伝えたいほど、すごく美味しいそうです!(笑)。

【鶴瓶さん】 藤原さんの茶室で懺悔?

藤原さん宅の敷地に建てられた茶室に上がらせて貰った鶴瓶さん、壁の漆喰塗りも自分たちの手づくりだそうです。藤原さんによると、福島に住んでいた陶芸家が東日本大震災で藤原さんの友人の実家で空き家になっていた大船に家族で避難してきていて、その方に藤原さん家の裏にある空き地に小屋を建てて、若い人をタダで住まわせる代わりに書生として老後に向けて手足の様に使おうというプランを話したところ、それは面白いという話になったそうです。そこで彼は、福島に帰ってから毎週末ここに通いながら、藤原さんの友人たちと一緒になって、小屋ではなく茶室を建てたんだとか。井口さんによると、この茶室にはパワーが漲っていて、ここに入るとみんな懺悔したくなるんだとか。しかし鶴瓶さんには懺悔することが多すぎて、何を懺悔したらいいか直ぐには思いつかない様です…(笑)。

【高橋さん】 昼間は和菓子店で夜はバー?

ドーナッツ店の次に高橋さんが立ち寄ったのは、聞き覚えのある“れんこん餅”の幟が立っていた和菓子の「日影茶屋」。本当に甘い物が大好きな様です(笑)。歴史と趣が感じられる大きな古民家風の建物が二棟並んで建っていて、一方は日本料理の料亭の様です。重厚な扉を潜り古い蔵をリノベーションしたらしいステキな店内へと入っていくと、壁に「バー」と書かれた看板が!?。店員さんに聞くと、夜はバーになるんだとか…。カウンター越しの後ろの扉を外して貰うと、そこにはズラーっと洋酒の瓶が並んでいました!。

バー久楽‐葉山

石井さんによると、日影茶屋は江戸中期に街道の茶店から始まったお店だそうです。葉山に20年住んでいるという瀧さんは、子育てにとてもいい環境で、遊びに行くにも海も山も近いのでアウトドア好きのご主人も好都合と葉山に家を構えたそうです。聞くと、葉山加地邸の近所だとか!。3年も前から頻繁に加地邸で夜遅くまでロケを繰り返してきた高橋さん、かなり怒号を飛ばすシーンもあって周辺の住民からクレームが出たとかという話をスタッフから聞いていて、この機会に謝りに回ろうと考えていたそうで、偶然にもご近所さんに出会えたので、これは好都合とお詫びの言葉を口にします(笑)。すると『大丈夫ですよ』と瀧さん、むしろ今高橋さんが来ていると皆がドキドキしていたそうで、自分も犬の散歩をしながら高橋さんに会えないかと加地邸の周りをキョロキョロしていたとか。後日スタッフが、夜のバーの様子を撮影してきてくれました。和菓子店の営業終了後、棚の扉を外して椅子をカウンターに並べると、大人の隠れ家「バー久楽」(バー くら)へと早変わり!。古い蔵の柱や土壁を活かしたステキな空間で、着物姿の聞き上手な葉月ママに癒されること間違いなし。一人でお酒を飲むのが好きという高橋さん、絶対に『行く!』そうです(笑)。

【鶴瓶さん】 葉山牛の三留牧場へ

鶴瓶さんは、藤原さんのお宅に向かう途中で見かけた葉山牛の牧場「三留牧場」を訪ねることに。声を掛けると牛舎から出て来てくれたのは、従業員の佐藤さん、高校卒業後に勤め出して5年になるそうです。牛180頭を牧場主の三留さんと佐藤さんの二人で育てているそうですが、社長は子牛の買い付けに宮城に行っていて留守とのこと。牛舎に入って鶴瓶さんが『べぇ~べぇ~べぇ~』と声を掛けると、寝ていた牛たちが立ち上がって鶴瓶さんの方に集まってきました(笑)。

【高橋さん】 ケーキ店「ニコラ&ハーブ」へ

ニコラ&ハーブ‐葉山

コーヒーショップ、ドーナッツ屋、和菓子屋と立ち寄って来た高橋さん、次は撮影で使わせて頂いたケーキ屋さんに行ってみたいと、「ニコラ&ハーブ」を訪ねます。店内に入ると直ぐに高橋さんだと気が付き喜ぶ店主の二コラさん、快く撮影に応じてくれました。劇中で食べた二コラさんのケーキは、『デザインもすごく可愛らしいけど味も本当にステキだった』と高橋さん。フランスのリヨン出身の二コラさんは日本に住んで23年、奥さんが葉山出身でここに住んで以前は銀座のお店まで毎日通っていたそうですが、4人の子供の顔も全然見れないのが寂しいと、5年前に葉山に店を構えたそうです。アトリエは店から車で5分ほどの自宅に併設していると聞いた高橋さん、ぜひお伺いしたいと、二コラさんに奥さんの許可を取って貰うことに(笑)。

【鶴瓶さん】 葉山牛の石井牧場へ

鶴瓶さんは、もう一軒あるという葉山牛の牧場「石井牧場」を訪ねます。牧場の前にあったキュウリのビニールハウス内で出会ったのは、『オレは(牛は)やらねぇんだよ、畑がいっぺぇあるんだよ』と話す先代の石井さん。息子さんは、今朝早くに子牛の市場が開かれる北海道に行って留守だそうです。倉庫でキャベツの出荷作業に追われていた奥さんに、ご主人が『一年中キャベツで腰がいてぇよ』と嘆いていると鶴瓶さんが伝えると、『だから何時でも辞めていいですって言っているんです、私も助かります』と(笑)。奥さんがこう言っているよと鶴瓶さんが伝えますが、それには一切答えず、『見りゃいいじゃん、牛を!』と話をはぐらかすご主人…。家からご家族も出て来てくれて、息子と一緒に牛を育てているという息子の長男は、修行しに北海道に働きに行ってしまうんだとか。そして長女は、この牧場で育てた“葉山石井牛”を使ってくれている六本木のレストランで働いているそうです。牛舎に入り牛を見せてもらった鶴瓶さん、『(息子に代を譲り)牛から手を放す時は辛かったんちゃう?』と訊ねると、『そんなん関係ねぇよ』と石井さん、『俺はあんまり知らねぇんだよ、牛は…』と言いますが、その昔に葉山牛ブランドを立ち上げたメンバーの一人なんだとか!。次に石井さんが見せてくれたのは、牛舎の横に作られた大きな竈(かまど)。ここでお米を炊いて牛に食べさせるんだそうです。鶴瓶さんが『お米食わすって凄いなぁ、そら旨いわ あの牛』と褒めると、『いや俺はやんねぇよ、見てるだけだもん』とそっけなく答える石井さん…。よっぽど自分も牛に携わりたいんだと察した鶴瓶さんは、本人に代わって、『牛やりたいんですよ、もうやらしたってください!』とご家族に頼んであげました(笑)。

【高橋さん】 ニコラさんのご自宅へ

ニコラ&ハーブ‐葉山

高橋さんが二コラさんと一緒にご自宅を訪ねると、奥さんが迎えてくれました。家に来るとの電話を貰ってから、今年一番の団結力を発揮して家にいた子供3人と一緒に大急ぎで片づけをしたそうで、奥さんの服はビショビショ…(笑)。家の中には広いアトリエがあって、ここで二コラさんは深夜1時か2時からお菓子を作って、お店に行くのは5時から6時、ちょうど長男が起きてくる時間なので出掛けに挨拶を交すことが出来るんだとか。お子さん達に話を聞くと、以前は横浜に住んでいたんだそうです。当時、葉山に住んでいる奥さんの両親から『葉山は何も無い』と説得されたという二コラさん、でもずっと葉山に住んだ方が幸せになれると信じて結局こちらに引っ越したそうで、今思えば自分が正しかったと嬉しがる二コラさん。イラストを描くのが好きと話す長女の子に、『よく“夢を持て”と言われるけど、夢が無くても楽しいことはいっぱいあって、楽しいと思うことをやった方がいいよ』と高橋さん。二コラさんも、『夢って仕事だけじゃなくて、私の夢は日本に来ることだった、日本に行けば絶対幸せになると信じていた、それもまた二コラ正解!』と(笑)。スタジオには、二コラさんが高橋さんとの出会いをイメージして作ったという「ハーモニー」と名付けられたケーキが届けられ、ご相伴に預かった鶴瓶さんも『美味いわぁ これ!』と絶賛でした。

後編の再放送は、6月5日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

高橋一生さん

 


番組内で紹介された 葉山町の名物など


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