鶴瓶の家族に乾杯 | 鳥取県若桜町(小池栄子さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和5年7月24日(月)放送 小池栄子が鳥取県若桜町へ!宿場町の町並みでぶっつけ本番旅!(前編)

旅のゲストは、女優でタレントの 小池栄子(こいけ えいこ)さん。東京都世田谷区出身の42歳。都心に住む実業家の家に生まれダンスを特技とするお嬢様ですが、高校時代にイエローキャブ社長の野田義治氏にスカウトされ芸能界入りし、17歳で芸能界デビュー。女優志望でしたが、デビュー当初は大きなバストのみが注目されグラビアの仕事が中心で、付けられたキャッチフレーズは「宇宙一のメロンパイ」。しかし、徐々にテレビ番組や映画などへの出演が増えると演技力や人柄も認められブレイク、イエローキャブ分裂を機にグラビアからは引退し女優活動に専念するようになります。これまで、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)には3回出演、大河ドラマには2005年の『義経』(巴役)と、昨年の『鎌倉殿の13人』では今も記憶に残るラストシーンが大バズリした北条政子役を演じて人気を博しました。そして、7月4日(火)スタートのNHK『お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ』(毎週火曜よる11時から、全10回放送)では主人公を演じています。今回はその番宣を兼ねての出演ですね!(笑)。

小池栄子さんが“家族に乾杯”にゲスト出演するのは今回が2回目。前回は13年前になる2010年4月の放送で、塩が好きだと「海人の藻塩」で知られる広島県呉市の上蒲刈島下蒲刈島を旅しています。

今回の旅の舞台は、鳥取県八頭郡にある 若桜町(わかさちょう)。兵庫県や岡山県と接する鳥取県の南東端に位置し、人口は2,800人ほどの小さな町で、兵庫県との県境にある氷ノ山にはスキー場もあって冬は西日本を代表する豪雪地帯です。歴史的施設が国の登録有形文化財に登録され、鉄道ファンのみならず隣の八頭町にある“隼駅”がスズキの隼ライダーの聖地となって人気化した「若桜鉄道」の終着駅・若桜駅には、展示されているSLを目当てに多くの観光客が訪れています。また、全国各地に源平合戦で敗れた平氏の落武者達が源氏の追っ手を逃れ隠れ住んだという地が多く存在しますが、若桜町の東端にある“落折”もそのひとつで、集落の15戸全戸が「平家」姓を名乗っているそうです。平清盛の異母弟で、壇ノ浦の戦いに敗れ入水するも後に陸に上がり落折に逃れたという平経盛が隠れ住んだと伝わる「平家隠棲の洞窟」や、「平経盛の墓」が名所となっていますので、そんな平家の落人の地を北条政子もとい小池さんは旅先に選んだのではないでしょうか?(笑)。


番組の概要(前編)

小池栄子さんが鳥取県若桜町でぶっつけ本番の旅へ!。行ったことのない自然豊かな町に行ってみたいと、小池さんは鶴瓶さんとふたり、宿場町の風情のある町並みを歩きます。そこで、ガーデニングにいそしむ女性を発見、話しかけると…。さらに、美容室の看板を見つけ訪ねると、83歳で現役という店主と出会います。そこで、小池さんがあるものを発見、鶴瓶さんにすすめますが…。ひとり旅になった小池さんは、蔵が並ぶ通りを歩いていると、立派な門構えのお寺を見つけます。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2023年6月28日(水)。鶴瓶さんと小池栄子さんが待ち合わせした場所は、自然豊かな森に囲まれ川の流れる音が大きく聞こえる、鳥取県若桜町にある国の重要文化財「不動院岩屋堂」。806年の創建で、大河ドラマで大泉洋さんが演じた源頼朝による再建と伝わり、天然の岩窟内に建てられた立派な舞台造りのお堂が圧巻です!。先に到着し、岩屋堂やその前に咲いたアジサイの花に見入る小池さんを待たせて、鶴瓶さんは豚を積んだトラックが前を通れば『くさっ!』と文句を言い、岩屋堂へと渡る橋に記されていた川の名前「吉川川」を見ては『ひとつ多いんちゃうの?』とケチをつけ…(笑)。久しぶりに小池さんと再会し、大河ドラマでの北条政子役の演技から着実に名俳優への道を極める仕事ぶりを褒める鶴瓶さん。一方の小池さんは、なぜ若桜町なのかと訊ねられ、『たぶん東京にちょっと疲れちゃってたのかも…。この歳になると雨の風景なんかも美しくて好きになっちゃったから、なんか雨降った棚田なんか見れたらいいなぁ、汽車とかあったらいいなぁ~』と願ったそうで、源頼朝が岩屋堂を再建した話や、平家の落ち武者集落がある行は、番組スタッフによる忖度で、ここ若桜町が旅先に選ばれた様です(笑)。

【二人旅】 郵便局で第一町人発見!

とりあえず町人に会いたいと二人並んで田舎の川沿いの道を歩き出す鶴瓶さんと小池さんですが、どう考えても人に出会えそうもありません…。『とはいえ、車が停まってるし…』と小池さん、その向かいに郵便局を見つけ、郵便局なら絶対に人がいると喜びます(笑)。窓の外から手を振る二人を見つけ出て来てくれたのは、「池田郵便局」の局長の加藤さん。すぐ先は兵庫県で、ここは鳥取県内で最も東側にある郵便局、若桜町の中心部はここから6kmほど下った若桜駅の周辺だと教えてくれました。田舎にしては立派な郵便局と気になりますが、近年は人口減少が著しいものの、目の前がバス停なので地元のお年寄りには待合室代りに重宝され、局内の一角には買い物難民用にと日用品の販売コーナーを設けたり、冬には薪ストーブで焼いた焼き芋を振る舞ったり、コーヒーなどのドリンクサービスもありと、郵便局というよりは町のふれあいステーションとしての役割を担っている様です!。

【二人旅】 若桜駅へ

若桜駅

二人が郵便局で加藤さんに話を聞いている内に、外は何時の間にか本降りの雨に!。鶴瓶さんは『最悪やぁ』と嘆く一方で、小池さんは『雨の風景が見たかったんですよ』と願ったり叶ったり(笑)。その後二人は、車で若桜駅近くの町の中心部へと移動します。昭和レトロな木造駅舎がステキな若桜鉄道「若桜駅」の前に建つ「若桜町観光案内所」で出会ったのは、雨が降って来たので観光用のレンタサイクルを屋根の下へと仕舞っていた盛本さん。すると、事務局長の徳田さんも出て来てくれて、二人から観光案内所の前に置かれたベンチに座って話を聞くことに。そんな鶴瓶さんらを遠巻きに見ていたのは二人の女性、よく見るとそっくりな顔立ちで母娘の様です。彼女らも誘って一緒に話を聞くと、お嫁に行き山根と姓が変わった山口さん母娘ですが、お母さんの旧姓は厨子、人口3千人弱の小さな町なので、素性を明かせば『あぁ、レイちゃんの妹の…』と、徳田さんとは旧知の仲でした(笑)。二人ともまだ60代というのに、孫が10人いる、12人いると競い合い、徳田さんに至っては初ひ孫も生まれたそうです!。

【二人旅】 蔵通りを散策していると

皆さんから話を聞いている内に、急に降り出した通り雨はすっかり上がり、山の上には山霧が立ちこめ、まさにこんな場所に来たかったと喜ぶ小池さん!。皆さんと別れ若桜駅前の通りを歩き出した二人は、先に池田郵便局で見せてもらった観光パンフレットに載っていた「蔵通り」や「仮屋通り」の案内看板を見つけると、“かき氷”の看板に後ろ髪を引かれつつも、古い蔵や古民家が建ち並ぶ雨上がりのステキな街道を散策することに。途中で出会ったのは、お昼ご飯も食べずに雨が降ってきてもガーデニングの手入れを続けていた田島さん。恥ずかしいとカメラから逃げる姿や、鶴瓶さんが道へ上がる手助けにと差し出した手を遠慮する仕草など、時折見せる田島さんのお茶目な動きが気になった小池さん、訊ねるとやはり昔、日本舞踊をやられていたそうです(笑)。

【二人旅】 「ロマン美容室」を訪ねると

ロマン美容室

鶴瓶さんと小池さんは、畑の横にあった昔ながらのパーマ屋さん「ロマン美容室」が気になり田島さんに訊ねると、なんと八十何歳になる店主の平尾さんがまだ現役でやっていると聞き、さっそく訪ねることに。店にいたのは、お手伝をしている近所の伊井野さん、そして先生と呼ばれ奥から出て来てくれたのは、84歳になる店主の平尾さん。父親を早くに亡くし、4人姉弟の長女として家族を養うために手に職を付け、21歳で借金をして自分の店を開いたそうです。当時は町内にパーマ屋が7-8軒もあって、さらにこんな裏通りに平尾さんが店を開いたので“流行らせんわ”と揶揄されたそうですが、今では残っている3軒の中でも最も古くからある店になったとか。鶴瓶さんが『髪ってね、そこが気に入ったらもう離れられないんですよ』と話すのを聞いた小池さん、サラっと『今どれくらいのペースで?、何か新しいアレンジ方法かなにか…』とツッコミを入れると、『やかましいわ!』と返す鶴瓶さん、なんと2週間に1回は床屋に行っているそうです(笑)。そこで小池さん、棚にあった女性用のウイッグを見つけると、『付けますか?、これ3万8百円もする良いものですよ!』と言い、平尾さんに鶴瓶さんの頭に被せてもらうことに(笑)。

【鳥取県若桜町の魅力紹介】

ここでスタジオから、鳥取県若桜町をビデオ紹介。小池さん主演の7月スタートの新ドラマ『お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ』にちなんで、テーマは「若桜町の○○な生活のススメ」。紹介してくれるのは、普段は観光案内をしている永遠の二十歳、“若桜町の山口百恵”こと、山本さんです(笑)。


【ふるさと納税】
(若桜町)鹿肉の生ハム

まずは、「SL押しな生活のススメ」。若桜駅を起点に隣の八頭町の郡家駅まで19.2キロを結ぶ若桜鉄道、通称“若鉄”。1930年に全線開業し、90年以上も地域の足として活躍してきました。そんな若鉄でいま人気を博しているのが、SLを間近に感じられるイベント。実際に運転席に座って、本物のSLを運転出来ちゃいますよ!。
 続いては、「ジビエLOVEな生活のススメ」。面積の95%が山林の若桜町、鹿やイノシシの狩猟が盛んで、獣肉解体処理施設に持ち込まれる数は全国トップクラスの年間3千頭近く。首都圏の飲食店から注文が入るほか、町内の食堂でもジビエとして頂くことが出来ます。そのうちの一軒「キッチン ふる~る」で鹿ヒレステーキ定食を食べた山本さん、『柔らかくて臭みもなく、とても美味しい』そうです!(笑)。
 最後は、「町屋住まいな生活のススメ」。明治以降に建てられた町家が多く残る中心街、国の保存地区に指定されているこの場所に格安で暮らすことが出来るんです!。若い家族におすすめの物件は、若桜駅から徒歩2分の駅近で、リノベーションされていますが築90年の立派な梁がいい味を出しています。家賃はなんと、2万5千円!。そして、かつて旅館だった目玉物件は、築90年ほどで旅情漂う眺めが自慢。部屋の数は10、たくさんのお客さんが来ても安心です(笑)。この売家の販売価格は、なんと200万円!。この家を買って、若桜町に移住しては如何でしょうか?(笑)。

ここから、いよいよ一人旅。

【小池さん】 「正栄寺」の住職に“欲”を相談?

町並みがキレイだと、引き続き古い町家が並ぶ通りを散策していた小池さんが見つけたのは、立派なお寺の「正栄寺」。寺の謂れが書かれた看板を読もうとしますが、漢字が多すぎて断念…(笑)。さらに古い蔵が建ち並ぶ狭い裏通りを歩いていくと、さらに大きなお寺「西方寺」を見つけます。庫裏の玄関が開いていたので声を掛けてみると、住職の渡辺さんが出て来てくれて、本堂の前に建つ観世菩薩(子安観音)のことや、二度の大火を経て寺がここら辺に集められたことなどを教えてくれました。これはいい機会だと小池さん、『歳を重ねるごとに欲は減っていくと思っていたのに、最近ますます欲しいものが明確になるなど欲が強くなり、日頃生きていて欲が邪魔をするんですけど…』と、住職に相談を始めます(笑)。『歳いくと欲はなくなるけど手に入れたものを手放すのは惜しくなるらしいですが、それでいいんじゃないですか?』と答える住職。小池さんに『いま欲しいものはありますか?』と聞かれ、『いや無いですよ』と答えると、自分も徳を積んだ人のようなそういう答えをしてみたいと言う小池さんに、『(実は)そんなことないですよ、言わないだけで…』と(笑)。

【鶴瓶さん】 カフェで頂いたのは冷茶とお団子だけでなく…

一方の鶴瓶さん、小池さんと一緒に若桜駅前を歩いていて見つけた“かき氷”の看板が忘れられず、その店へと向かおうとしますが、かき氷を食べていたらロケの時間が無くなると思いとどまり、スタッフに移動するための車を呼んでもらうことに!。ところが、そのとき目に留まったのが、アイスクリームの旗がはためく涼し気なカフェ…。ロケ車を呼んでおきながら、引き寄せられるように店の中へと吸い込まれていく鶴瓶さんでした(笑)。カフェ「URUWASHI JAPANESETEA(ウルワシ ジャパニーズティ)」で迎えてくれたのは、店主の丹松さん。横で先客の坂本さんが美味しそうに食べていた“抹茶氷”を頂くことにした鶴瓶さんですが、ここはお茶屋さんだと聞いて、まずは大好きな日本茶を頂くことに!。この店で夏の一番人気という佐賀の嬉野の冷たいお茶を注いでもらうと、『これ、めっちゃ美味いやん』と感嘆する鶴瓶さん。丹松さんに団子もあると勧められ、お茶にはかき氷より団子が合うと“みたらし団子”を頂くことにした鶴瓶さん。醤油を探すところから始めて、鳥取と香川の小豆島の二種類の醤油を独自にブレンドして餡を作っていると聞き、団子だけでなくお皿に残った餡まで指で舐め尽くします(笑)。若桜町で生まれ育ち、元々はレストランで料理人をしていたという丹松さん、料理と一緒に出していたお茶への感心が強くなって、ついに自分でお茶の店を開くことになり、さらに昔からある日本のいいものを世界に発信したいと、醤油にこだわった団子も独学で作ってみたそうです。その後も丹松さんから色々な話を聞く鶴瓶さん、そのビデオをスタジオで見ていた小池さんは、『結局、氷も召し上がっていたんですね』と、ちらっとビデオに映っていた抹茶氷を食べる鶴瓶さんの姿を見逃しませんでした(笑)。

【小池さん】 「正栄寺」の庭園を見せてもらうと

西方寺庭園

住職の渡辺さんに案内してもらい、お寺の庭を見学させて貰うことにした小池さん。庫裏の裏へと回ってみると、そこに広がっていたのは、とても立派な日本庭園…。大きな池には数多くの錦鯉が泳いでいて、それはそれは立派です!。年に2度とはいえ、この数多くの庭木を手入れし維持していくのは、並大抵のことではありません。欲は無いと仰っていた住職ですが、改めて『やっぱりすごいんですね、お坊さんって…』と感心する小池さんでした(笑)。最後に寺の入り口にあった鐘楼の梵鐘を突かせてもらうことになった小池さん、住職から『きれいに鳴れば良いことがある』と言われ、撞木に下げられた綱の根元を持って“いちにのさん”で突くようにとアドバイスを受けて突いてみると、『ごおぉぉぉぉぉ~ん…』と町中に心地より鐘の音が鳴り響き渡ります。住職から『100点です』と採点してもらい、飛び跳ねて大喜びする小池さんでした。【後編へ つづく】

前編の再放送は、7月31日(月)と8月28日(月)の午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

鳥取県若桜町の紹介

小池さん主演のNHKドラマ『ラフな生活のススメ』にちなんで、テーマは「若桜町の○○な生活のススメ」!。紹介してくれるのは、普段は観光案内をしている永遠の二十歳、若桜町の山口百恵こと山本さん(笑)。

鶴瓶さん

小池栄子さん

 

 令和5年7月31日(月)放送 小池栄子が鳥取県若桜町へ!駅でロマンチックな出会いと別れ!?(後編)

番組の概要(後編)

小池栄子さんが鳥取県若桜町を旅する後編。小池さんは通りで気になる場所を見つけ訪ねると、そこは土鈴という焼き物の鈴を扱っており、興味を持った小池さんは、その作家を訪ねることに。さらに、地元を走るローカル線に乗ってみたいと、駅舎へ向かいます。駅や列車の佇まいに感動する小池さん。列車に乗ろうとすると、あるプレゼントを持った男性が現れ…。一方、山あいの集落を訪ねた鶴瓶さんは、道端にひとりたたずむ人の姿を発見。声をかけますが…。


放送内容(後編)

【小池さん】 「若桜民工芸館」を訪ねると

小池さんは引き続き、昔ながらの町並みを楽しみながら散策していると、「若桜民工芸館」を見つけ入ってみると、そこには所狭しと膨大な数の土鈴が飾られていてビックリ!。スタッフの三島さんによると、この民芸館が出来た時に全国から寄贈された土鈴の数は約3千個、魔除けやお守りなど意味合いも形も様々な様です。若桜民工芸館がオープンしたのは2015年のこと、築約100年の古民家(旧中尾邸)をリノベーションし、若桜町に縁のある方々の民工芸品を展示しています。工芸品だけでなく、大正時代の旧家の造りや美しい庭園も見所です。二階に飾られていた若桜在住という大坪さんの作品、十二支の土鈴の可愛らしさに魅了された小池さん、この方の工房を訪ねミニチュア作品を買いたいと三島さんに相談すると、電話して聞いてくれることに。三島さんが『小池“エリコ”さんが訪ねたいと仰ってる』と伝えてくれると、すんなり撮影の許可を頂くことが出来ました(笑)。

【鶴瓶さん】 93歳のお婆ちゃんとの出会い

一方、山の方へとロケ車を走らせる鶴瓶さん、途中に掲げられていた「国定公園 わかさ氷ノ山」の看板を見つけると、『これ何なの?、かき氷の山って…」と(笑)。その先にあった山間の集落で車を降りた鶴瓶さん、ひっそり静まり返った住宅地を歩いていると、通り端で手押し車に座っていたお婆ちゃんを見つけ声を掛けますが、『聞こえりゃぁせん』と手を振ります…。大声で自己紹介する鶴瓶さんですが、『聞こえん、聞こえん』と繰り返す山根さん、まったく耳が聞こえない様です。そこで、スタッフから紙とマジックを借りて名前を書いて差し出す鶴瓶さんですが、『つるべ?、なんだい分からん…』と山根さん(笑)。家の中に人がおるから聞いてくれと言われ玄関から声を掛けると、娘さんが出て来てくれて、話を聞くことができました。93歳になるお婆ちゃん、耳が聞こえないほか元気で、3食以外に大好きな甘い物のおやつを食べ、畑仕事もするそうですが、娘さんの植えた野菜は全部草と一緒に抜いてしまい、自分の育てたい野菜を植え直すんだとか(笑)。

【小池さん】 昔懐かしい駄菓子屋「昭和おもちゃ館」を見つけると

大坪さんの工房へと向かう途中、表に飛出注意の“とび太くん”の看板など懐かしくてかわいいマスコット類が置かれた「昭和おもちゃ館」を見つけた小池さん、通りから店内の様子を覗いていると、中にいた中島さんが気が付いて、通り沿いのガラス戸を開いて招き入れてくれました。そこに並んでいた数多くの駄菓子を見つけた小池さん、『テンションあがるぜぇー』と大喜びで子供のころに買っていた駄菓子の物色を始めます(笑)。しかし「さくら大根」も「よっちゃんいか」も、小池さんが子供の頃とはパッケージのデザインや色も違っていて驚かされます…。今でも近所の駄菓子屋のおばちゃんとは手紙のやり取りをしているという小池さん、160円出してピンク色の「ドラゴンヘッドスネーク」のおもちゃを買うことに!。なんと笛付で、しっぽを持って左右に動かすと関節が連なったヘビがクネクネと動くのですが、上手に動かすにはコツが必要で、なかなか思うように行かない小池さんでした(笑)。

【若桜町のシンボル・氷ノ山の紹介】

ここでスタジオの小野アナウンサー、鶴瓶さんが“かき氷山”と読んでいた氷ノ山(ひょうのせん)について紹介してくれるそうです(笑)。
 鳥取県と兵庫県の県境となっている「氷ノ山」は、標高 1,510m、中国地方では大山(1,729m)に次いで2番目の高さを誇ります。夏は美しい緑や沢を眺めながらの登山、冬はスキーやスノーボード、一年を通して多くの人が訪れる、若桜町を代表するレジャースポットです。わかさ氷ノ山スキー場では、オフシーズンのゲレンデを活用して、夏苺を栽培しています。暑さに弱いイチゴですが、標高900mの涼しい環境で冷たい雪解け水を使って育てることで、酸味と甘みのバランスが取れたイチゴが出来るんだそうです。今日は特別に、夏苺を使ったアイスをスタジオにご用意。鶴瓶さんと小池さんに食べてもらうと、『果肉感が感じられて、めっちゃ美味しい』そうです!。

【鶴瓶さん】 囲碁を見せてもらうと…

鶴瓶さんは、山根さんの娘さんと道端で立ち話をしている時に何事かと向かいの家から顔を出した山根さんにも話を聞こうと家を訪ねると、ちょうど仲間と碁を打っていると聞いて二階に上がらせて貰います。山根さんと都宮さんから“名人”と呼ばれる谷口さん、この辺りでは敵なしだとか(笑)。谷口さんに一度も勝てないという都宮さんは、寝ていても碁盤が頭に浮かぶので散髪屋を早々にリタイアして奥さんに叱られながら碁会に参加しているそうですが、山根さんから『考えるのが長い』と言われ、石を打てば谷口さんから『筋が悪い』と言われ、『ちょっと待って!』とその石を引っ込めます(笑)。そして、碁のことが全く分からない鶴瓶さんは、白と黒の石がまだらに置かれた碁盤を見ているだけで眠くなってしまうと、その場を失礼することに(笑)。

【小池さん】 土鈴を作っている大坪英治さんの工房を訪ね

大坪英治ーわかさ観光ガイド

ようやく土鈴を作っている大坪さんの自宅兼工房を訪ねあてた小池さん、奥さんに招き入れて頂くと、玄関先の部屋には所狭しと大坪さんの作品が飾られていました。東京からの注文で毎年作っているという干支の焼き物や、水戸岡鋭治さんがデザインした列車の土鈴なども。大坪英治さんは、29歳で焼き物を始めて45-6年、独学で身に付けた因州若桜焼の技法で鳥取県の伝統工芸士に認定されています。先週の佐藤二朗さんとは違い、よ~く番組の趣旨を理解している小池さん(笑)、大坪さんご夫婦に馴れ初めを訊ねると、お二人とも若桜の出身で、十代後半で一緒になった青年団繋がりで気が付いたらお嫁に来ていたそうです。当時のお互いの様子について更に訊ねる小池さんですが、年配のご夫婦は恥ずかしがってなかなか言葉が出てきません(笑)。

【鶴瓶さん】 男子中学生二人との出会い

再び若桜町の中心部に戻った鶴瓶さん、風情ある石畳の裏路地を歩いていると、後ろから『写真撮ってもらっていいですか?』と声を掛けられます。振り返ると、声を掛けてくれたのは若桜中学に通う杤本さんと伊原さん。やっと若者を見つけたと大喜びの鶴瓶さん、根掘り葉掘り今どきの中学生の学校生活について訊ねることに!。3年生の伊原さんは、同級生14人のうち4人しかいない女子のひとりに付き合って欲しいと告白したそうですが、『ちょっとムリです…』って断られてしまったとか(笑)。一方、同級生が8人しかいない2年生の杤本さんは、外に出会いを求め、ネットで彼女を見つけたそうです!。年下の友だちに彼女がいたと知って大そう羨む伊原さんですが、これからも狙うはただ一人、先に断られた同級生の女子だそうです。それを聞いて『えらい!』と一途さに感動した鶴瓶さん、今どきのデジタル世代に対して自分と同じアナログ感丸出しの伊原さんに親近感が沸いたらしく、テレビカメラに向かって『これがその子やと思って言いなさい』と再チャレンジの機会を提供します(笑)。すると、カメラに向かって姿勢を正すと、『ずっと前から好きでした、僕と付き合ってください』と思いの丈をぶつけた伊原さん、鶴瓶さんは『(彼女に)7月31日の“鶴瓶の家族に乾杯”を見てよ』と伝える様にとアドバイス(笑)。

【小池さん】 若桜鉄道に乗りたいと若桜駅へ

今回の旅の目的のひとつである鉄道に乗りたいと、若桜駅を訪ねた小池さん。改札窓口にいた駅員さんに撮影許可をお願いすると、さすがメディアへの露出機会が多い若桜鉄道さん、すんなりOKを貰うことができました!。あと9分で出発と聞き、隣の丹比(たんび)駅(鳥取県八頭町)までの切符をお願いすると、なんと渡されたのは、その場で改札鋏が入れられた懐かしの“硬券きっぷ”。そして木造の駅舎のホームに停まっていたのは、レトロなデザインのステキな車両。その景色をにテンション爆上がりの小池さん、『カッコイイィ~!、まるで映画、鉄道員(ぽっぽや) じゃん!』と叫びながらスマホで写真を撮りまくります(笑)。ようやく列車に乗り込もうとした時、近づいてきたおじさんから一輪の黄色い花束をプレゼントされた小池さん、感動し思わずその金森さんに抱き付いてしまいました(笑)。JRを退職して、臨時職員として若桜駅に勤務しているという金森さん、余生を若桜鉄道に捧げようと思っているとか。まるでドラマの別れのシーンの様に、窓を開けて列車の中からとホームから手を振り合う二人でした(笑)。

【鶴瓶さん】 おしっこが我慢できずに…

一方、町歩きを続けていた鶴瓶さんには、アクシデント発生!?。何かと思いきや、『めっちゃ おしっこしたい、早く行かなきゃえらいことなるよ、笑ぅてる場合とちゃうよ…』とスタッフに告げると、歩く足取りがだんだん速くなっていきます…。すると、たまたま自宅から車で出掛けようとしていた勝原新聞舗の奥さんに出会い、取り急ぎトイレをお借りすることに!。なんとか一命をとりとめた体で、ようやく家から出てきた鶴瓶さん、表で待っていた勝原さんご夫妻にお礼を伝えます(笑)。家業の新聞配達業について話を聞くと、子供二人を大学に進学させるには共働きでもサラリーマンの収入ではキツイと12年ほど前に脱サラして前任者から新聞屋を引き継いだそうですが、10年後には今のようなネット社会が訪れることは予想していたので、既に子供たちも独立して悔いはないんだそうです!。でも“田舎あるある”で、家と家の距離が離れていて、さらに道からポストまでが遠いので、田舎の新聞配達は大変なんだとか…(汗)。

【小池さん】 丹比駅で列車を降りると

若桜鉄道のレトロな列車に揺られ、車窓からのどかな景色を眺めていた小池さん、『こういう風景見ていると、なんか考えちゃいますね、自分が生まれ育った東京のギュウギュウのビル群って何なんだろうって…』と何やら感慨深げ(笑)。小池さんが降り立ったのは、隣町の八頭町にある「丹比(たんび)駅」。駅前で出会ったのは、鶴瓶さんが来ていると聞き見に来たという、朝倉さんのお祖父さんと孫の二人連れ。持っていたヘビのおもちゃで子供の感心を惹こうとする小池さんですが、あげようとして『欲しい?』と聞くと、『いや、大丈夫』と断られてしまいました…(笑)。この辺りの見所を訊ねると、この先の図書館でお姉ちゃんと友達が勉強しているそうなので、二人に案内してもらうことに!。どんなお姉ちゃんかと訊ねると、小さな弟は、『僕が何もやってなくてもビンタされ、怒るとぶん殴られる』そうです…(汗)。八頭町立図書館の「八東図書館」を訪ね、朝倉さんのお姉ちゃんとその友だちの大村さん・中村さん・山本さんの4人に会うことが出来た小池さん、若桜小学校の4年生は全部で20人、男女とも10人ずつと聞いて、『ちょうどカップルになれんだ!、取り合わないで済むね』と感心しますが、当の子供達はそうでもない様子(笑)。その話を隣で聞いていた弟が、『僕のクラスは19人ですけど、なんか一人だけいつも…』と話し出したところで、お姉ちゃんが弟に飛びついてその口を手で押さえ、『放送事故になるからやめなさい!』と叱りつけます(笑)。小学4年生には知られていない様子の小池さん、『みんなの年だったら、ドッキリグGPって番組で東野幸治さんの隣にいる…』と自己紹介すると漸く分かってもらえたらしく、『あぁぁ~ぁ!』と(笑)。そこで小池さんが『みんなからみたら お母さんの年齢だよね』と話し掛けると、また朝倉さんの弟が『よんじゅう…』と言い出したところで、再びお姉ちゃんの手裏剣が炸裂します!。お友達も、朝倉さんの家を訪ねると何時も姉弟喧嘩ばかりしているそうですが、それでもとても仲良しの姉弟なんだとか(笑)。

後編の再放送は、8月7日(月)は高校野球(甲子園)中継のため中止となり、9月4日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

わかさ氷ノ山(ひょうのせん)の紹介

小池栄子さん


番組内で紹介された 若桜町の名物など


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