各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。
「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。
今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。
旅のゲストは、女優の 吉岡里帆(よしおか りほ)さん。京都府京都市出身の30歳。京都の太秦で生まれ、映像会社を経営するカメラマンの父や母・祖母の影響を受けて、演劇の道を目指し、京都の大学に通いながら東京の演劇養成所に通い、20歳から女優業をスタート。2015年下半期のNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』では、ヒロイン・あさ(波瑠さん)の娘の親友で、丸メガネがトレードマークの「のぶちゃん」こと”田村宜”役を演じました。2017年には、TBSドラマ『カルテット』で元地下アイドルの”来杉有朱”役を好演し、その演技力が広く認められ一気にブレイク、年末にはNHK紅白歌合戦のゲスト審査員にも選ばれました。鶴瓶さんとは、2022年放送のNHK BSプレミアムドラマ『しずかちゃんとパパ』で親子役のダブル主演を果たした、とても親しい間柄です。そして、今年は“ドラマ10枠”で7月25日(火)から毎週火曜よる10時から全8回で再放送がスタートします!。きっとこの番宣を背負ってのゲスト出演ですね(笑)。吉岡さんが“家族に乾杯”にゲスト出演するのはこれが3回目ですが、コロナ過にあった2020年8月放送の北海道スペシャルはスタジオ収録のみでしたので、ぶっつけ本番旅は2018年6月放送の北海道新冠町への旅以来、5年ぶりになります。
今回の旅先は、アメリカ合衆国ハワイ州 ハワイ島。コロナ禍以前には毎年夏休みに恒例として放送されていた「海外スペシャル」ですが、2019年8月5日放送の『海外SP!貫地谷しほりと行くニュージーランドぶっつけ本番旅』を最後に海外ロケが中止になってしまい、4年ぶりに鶴瓶さんの大好きなハワイでロケが行われた様です(笑)。今回の海外旅行には、笑福亭恭瓶さんと笑福亭べ瓶さんも同行、6月18日にはヒロにあるパレス・シアターで、こちらも恒例となった落語会が開催されました。鶴瓶さんのインスタグラムには、14日と17日に宇木マネージャーやべ瓶さんらとゴルフを楽しんだ様子や、17日夜にはパパイコウ本願寺での盆踊りに参加した写真がアップされていますよ!。
ちなみに、これまで番組で訪れた海外ロケ地は、以下の13箇所です(2020年の特別編は、コロナ禍で外出ロケが出来ないため、これまでぶっつけ本番旅で訪問した海外ロケでの出会いを再構成し、スタジオ収録の内容と共に放送したものです)。
4年ぶりの海外スペシャル!。ドラマ『しずかちゃんとパパ』で鶴瓶さんと共演した吉岡里帆さんが、ハワイ島でぶっつけ本番旅へ。旅の舞台はヒロ。かつて多くの日本人が移住し、今も多数の日系人が暮らす町です。ふたりはサーフィンスポットのビーチで待ち合わせ。地元の人たちとの楽しい出会いが…。その後、町の中心部へ。日本から移住し、3世代で暮らす家族と出会います。ハワイ島の暮らしを見てみたいと、吉岡さんは、偶然出会った同世代の女性の部屋へ…。
ロケが行われたのは、2023年6月16日(金)。やって来たのは、地上の楽園・ハワイ島。アメリカ合衆国ハワイ州のハワイ諸島の中で最大の島です。ハワイ島といえば、圧倒的なスケールの大自然、巨大な渓谷(ワイピオ渓谷)、世界遺産の活火山(キラウエア火山)、ここでしか見られない自然の宝庫です。旅の舞台は、島の東側にあるヒロ(Hilo)。明治以降、サトウキビ農園で働くために多くの日本人が移住した街です。そして二人の旅のスタートは、サーフィン・スポットとして有名な「ホノリイ・ビーチパーク(Honoli'i Beach Park)」からです。
先にホノリイビーチに到着し、旅の目的を聞かれたハワイ島は2回目という吉岡里帆さん、ここは自然がきれいに守られていて観光地のハワイとはちょっと違う雰囲気があるので、地元の人とふれあい身近なハワイを感じたいそうです!。一方の鶴瓶さんは、サーファーの車が道の片側に所狭しと停車し大渋滞する海沿いの狭いカホアストリート(Kahoa St)でロケバスを停めて降りようとしたところで、地元のサーファーから『ここは商業地域じゃない、君らは立ち入れないはずだ』と因縁をつけられ、立止めを食らいます(笑)。撮影許可は取っていると通訳の方が交渉してくれている間に、そーっと後ろをすり抜け吉岡さんが待つ場所まで辿り着いた鶴瓶さん、吉岡さんから海外ロケが今回で14回目だと教えられ、当の本人はその数にビックリします…(汗)。
ビーチ沿いのカホア・ストリートを歩き出した鶴瓶さんと吉岡さん、すれ違うサーファーから『ALOHA~!』と次々に声を掛けられます。だいぶ昔に日本人の大学?に3年通ったという60歳になるアーンさんは、思い出しながら片言の日本語で挨拶をしてくれました。この柔やか(にこやか)に挨拶してくれたアーンさん、なんと小野アナウンサーによると、最初に鶴瓶さんらを怒っていた人と同一人物なんだそうです!(笑)。次に出会ったのは、海から上がってきて車で着替えをしていたアルーダさん親子。7歳の男の子の可愛らしさにすっかり魅せられてしまった吉岡さんでした(笑)。次に車の運転席から声を掛けてくれたラヴァさん、人と触れ合う番組だと聞いて『なら、いいネタがあるよ』と車を降りると、二人に自分が何歳かを当てる様にと上半身裸でマッチョポーズをとります(笑)。鶴瓶さんが52歳、吉岡さんは40歳と予想しますが、なんと60歳というラヴァさん…。驚いた鶴瓶さんが若さの秘訣を尋ねると、なんと『ワカメ』だそうです!。シェフをしていて、お姉さんがガンになったことを機に食品について調べて味噌や納豆、キムチ、ワカメなど日本の食材に辿り着き、自身もワカメを食べて45キロものダイエットに成功したそうです。その話を聞いた吉岡さん、日本に帰ってからワカメをよく食べる様にしているんだとか(笑)。
ヒロの住宅街に辿り着いた鶴瓶さんと吉岡さん、海沿いに建つハワイの古民家らしきステキな家の前で友だちを待っていた13歳のエムズリーさんと出会います。1960年代に建てられた家だそうで、母親と二人暮らしなんだとか。将来バスケット選手になりたいという背がとても高いエムズリーさんですが、まだシャイな少年で、いろいろと話し掛けながら徐々に距離を詰めていく鶴瓶さんと、そんな鶴瓶さんから出会いの極意を学び取ろうと真似する吉岡さん…(笑)。家の中から犬が吠える声が聞こえて来たので見せて欲しいと頼むと、2歳になる白黒ブチのかわいいチワワを連れて来てくれたので、大喜びで抱っこする吉岡さんですが、ロケ先で犬に吠えられてばかりいる鶴瓶さんは近づこうともしません(笑)。
このロケの翌日に開催される海外ロケ恒例となった鶴瓶さんの落語会ですが、その前に帰国しなければならない吉岡さん、せめてその会場を見ておきたいと、ヒロの中心部のダウンタウンにある「パレス・シアター」を訪ねることに!。パレス・シアターは1925年に建てられた歴史ある映画館で、今では週末に映画が上映されるほか、コンサートやお芝居などにも使われています。広々としたロビーには古い映写機が展示され、館内の装飾や赤い布張りの客席までもが趣に溢れ、こんなステキな場所で公演できる鶴瓶さんを羨ましがる吉岡さんでした(笑)。
パレスシアターを出てダウンタウンの街をブラブラしていた二人が見つけたのは、店先で日本の浴衣や着物を売っているビンテージショップ「KD's Gifts and Crafts」。ここヒロは、日本からの移住者が多かったことから町中に日本にまつわる物や名前が溢れていいて、「ヒロ大神宮」や日本庭園の「リリウオカラニ公園」も名所となっているそうです。次に二人が見つけたのは、店のショーウィンドウに飾られていた大小の招き猫。日本の物が沢山売られていて、入口のドアには鶴瓶さんの落語会のポスターも貼られています(笑)。二人がその「Futon Shop DRAGON MAMA」を訪ねると、迎えてくれたのは日本語が堪能な店主のスズキさん。カリフォルニアに渡米しシングルマザーとして3人の子供を育てながら5年後に開業、そして3年後にはハワイ島に移り住んでこの店を開き、今年で31年になるそうです。店にいた孫のキャビンさんは日本語は殆ど喋れないそうですが、縫物を勉強中で、彼が縫ったというソバ殻の枕などが売られていました。
車に乗ってダウンタウンから北へと移動した鶴瓶さんと吉岡さん、二人がやって来たのは人口400人ほどの「ホノム」という町。カラフルな木造の建物とゆったりした時間を楽しめるスモールタウンです。店先のベンチでかき氷を食べている家族を見つけた二人は、自分たちもかき氷が食べたいと「ミスターエドズ・ベーカリー」に立ち寄ることに。店主のエドモンドさんから今日は奥さんの誕生日だと聞き、♪ハッピーバースデートゥーユーを歌ってお祝いした鶴瓶さんと吉岡さん、お二人から馴れ初め話や暮らしぶりについて話を聞きました。その後、人気の“コットンキャンディ”のかき氷を注文した二人ですが、なんと接客してくれたハナシロさんも誕生日だと知り再びハッピーバースデーを歌うことに(笑)。すると、二人の気遣いに店で売っているジャムをプレゼントしたいとエドモンドさん、なんとその数は183種類もあるんだそうです。“コナコーヒーバター”のジャムと、通訳さんに勧められたブルーベリーの親戚でハワイ固有種の“オヘロ”のジャムを頂くことにした鶴瓶さんと吉岡さん、作って貰ったかき氷を手に店の前のテラスで食べようとすると、隣に店を構えるぺローンさんが、パイナップルと庭で育てている花々を飾ったステキなドリンクをサービスしてくれました。米国中部のミズーリ州出身で東海岸のノースカロライナ州育ちというぺローンさん、お兄さんがハワイに留学したのを機に移住し、今年の1月に夢だった自分のコーヒーショップを開くことが出来たんだそうです。一緒にいたアドニッツィオさんは、ノースカロライナで働いていた時の上司だった仲良しで、ハワイに遊びに来たついでに店を手伝ってくれているんだとか。二人とも常に笑顔が絶えない、とても明るく元気な女性でした(笑)。
ここで二人は別れ、ひとり旅に!。
吉岡さんは、店の2階に住んでいると聞いたぺローンさんの自宅を訪ねることに!。広々したリビングには、ハワイらしい調度品が飾られていて、とてもステキなお宅です。ソファーに座って、傍に置かれていたウクレレを手に取った吉岡さん、弾けないそうですがその姿はなぜか絵になります(笑)。ベッドルームの壁に飾られていたのは、ラウハラ(ハラの木の葉を手で編んだハワイの伝統工芸品)のクラウンレス・ハット。以前、ハワイのスーパーマーケット「Target(ターゲット)」で売っていたのを見たことがあるという吉岡さん、ハワイで女性に人気の髪型であるお団子ヘアでも被りやすいと流行っているんだそうです。そして、ベッドの上の散らからったシーツや枕を見て、ぺローンさんの寝相の悪さを察した吉岡さん、自分も寝相が悪くて、先日久しぶりにベッドから落ちたんだとか(笑)。その後、ぺローンさんに結婚願望について訊ねると、心の温かい良い人が現れるのを待っているそうですが、焦って探すつもりはなく妥協はしないという点で意気投合した吉岡さん、年頃の女性同士で笑いが止まらないガールズトークを繰り広げます(笑)。
一方、ホノムからヒロの中心部へと戻る途中で鶴瓶さんが立ち寄ったのは、たまたまパパイコウという町で見かけた「PAPAIKOU HONGWANJI MISSION」。寺院らしいのですが、ガラス戸は閉まっていて中には誰もいない様です。ただ、何処にロケに行っても犬によく吠えられる鶴瓶さん、何処からか数多くの犬が吠える声だけは聞こえてきます(笑)。建物の裏手へと回ってみると、なぜか広い駐車場らしき広場の真ん中に、どこから見ても日本人なら盆踊りだと分かる櫓(やぐら)が建てられています!。そこで、勝手に櫓に登った鶴瓶さん、エアーマイクを手に「♪河内音頭」をアカペラで披露します(笑)。スタッフが翌日の夕方に再度訪ねてみると、地元の人たちが確かに盆踊りをしていました…。ハワイでは盆踊りのことを「ボン・ダンス」と呼び、盆踊りらしい音頭から意外なJ-popまで、みんな真剣に踊っています。ボンダンスは、ハワイの人たちにとっても特別な意味があるそうで、日系の子孫の方がご先祖様が家族のところに戻ってくるお盆の習わしを英語で語ってくれました!。
再びヒロの街の中心部にある住宅街へとやって来た鶴瓶さん、庭でバーベキューをしていた一家から声を掛けられ立ち寄ることに!。するとアカシオさんの奥さん、10年前にも日本のテレビ局が家にやって来たと話すので小野アナウンサーが調べてみると、なんと2012年12月放送のNHK『世界ふれあい街歩き』で、このお宅を訪問していたことが判明!。当時、庭のプールで遊んでいた4歳の息子は、背の高い好青年に成長し、鶴瓶さんが落語会を開くパレスシアターで今度上演するミュージカル「グリース」の主人公・ダニーを演じるんだとか。とてもいい匂いに惹かれた鶴瓶さん、何を焼いているのかと尋ねると、なんとご主人が獲ってきた野生の豚だそうです…。躊躇しつつも、よく焼けているかご主人に確認してもらった野ブタの肉を一口つまんで口に入れた鶴瓶さん、思いのほかの美味しさに目を丸くします(笑)。味付けはハワイの塩と砂糖とニンニクで、今日のは初めてのソースなので、それを食べた鶴瓶さんらはモルモットだと話すご主人…。この辺りでは野生の豚が農園を荒らすので、その駆除のために銃や罠で野ブタを捕まえているんだそうです。
海沿いから山の方へと車を走らせていた吉岡さん、大好きなヤギを見つけ、そのヤギ牧場「HONOMU GOAT DAIRY」(ホノム・ゴートデイリー)を訪ねることに!。ヤギの乳を搾って作ったチーズやキャラメルを売っているショップにいた牧場の経営者であるヘニングさんの娘さんによると、牧場に放されているヤギと触れ合うのはタダで自由だそうですが、ヤギに髪の毛やきれいな服を噛まれても自己責任だとか…。広場に出た吉岡さん、かわいい子ヤギたちが沢山いると大喜びで近づいていくと、ひらひらとしたフリルが沢山重ねられたスカートを履いていたので、囲まれた子ヤギたちに次から次とスカートのひだを噛まれてしまいます。すると慌てたのが、吉岡さんに付いていたスタイリストの女性、急いで子ヤギの口を手で制します。その様子をスタジオで観ていた鶴瓶さん、『噛め噛め、もっと噛め!』と大喜び(笑)。その後、牧場主のヘニングさんご夫婦に、馴れ初めやご家族の暮らしぶりについて話を聞く吉岡さんでした。
未放送シーンを含む88分スペシャル版の再放送が、8/19(土)午後4:30~5:58(台風により高校野球の日程がズレたため放送中止)と、 8/24(木)午後11:45~翌午前1:13に行われるそうです。
番組内で紹介された ハワイ島の名物など
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