鶴瓶の家族に乾杯 | ペナン島(本田翼さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和6年8月19日(月)放送 2024海外SP~マレーシア・ペナン島 Part1~ 本田翼が魅惑のペナン島でドキドキ豪邸探し!(前編)

旅のゲストは、俳優の 本田翼(ほんだ つばさ)さん。東京都三鷹市出身の31歳。13歳の時に渋谷でスカウトされて芸能事務所に入り、2006年にファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルとしてデビュー、その後は2018年まで『ラブベリー』『non-no』の専属モデルを務めます。2011年からテレビドラマにも出演、2012年のフジテレビ『GTO』では一躍脚光を浴びました。テレビドラマやバラエティ番組、映画などへの出演のほか、“CMの女王”と呼ばれるほどテレビCMへの出演依頼が多く、テレビで彼女を見ない日は無いくらい。2012年度には鶴瓶さんが司会のTBS『A-Studio』でアシスタントを務めたことから、二人は入魂の仲みたいです(笑)。

今回は毎年夏休み恒例の『海外スペシャル』、旅先はマレーシアのペナン島です。マレーシアは、長く伸びたマレー半島の南部とその向かいに浮かぶボルネオ島の北部からなる国ですが、首都のクアラルンプールに次ぐ経済規模を誇るペナン州はマレー半島側の北西部に位置し、州の面積の約3割を占めるのがマラッカ海峡に浮かぶペナン島です。島の面積は295Km2、沖縄の西表島と同じくらい、淡路島の半分くらいの大きさにですが、80万人もの人口を擁し、マレー半島とは巨大な2本の橋で繋がっていて州都のジョージ・タウンもペナン島にあります。シンガポールと同様にその昔、イギリスの海峡植民地となったことから独特の文化が形成され、今では「東洋の真珠(The Pearl of The Orient)」とも呼ばれるマレーシア随一の観光地となっています。今回の海外旅行にも、笑福亭恭瓶さんと笑福亭べ瓶さんが同行、6月26日に現地で恒例の落語会が開催されました。鶴瓶さんのインスタグラムには、有名な歴史に残る落書きの前で撮った若い女性と一緒の写真がアップされていますよ(笑)。

ちなみに、これまで過去に14回放送された海外スペシャルの旅先と放送内容は、こちらのページからどうぞ!。


番組の概要(前編)

年に一度の海外スペシャル。舞台はマレーシア北西部のペナン島。旅は世界文化遺産のジョージタウンから始まります。様々な文化が共存するペナン島の特徴を知った鶴瓶さんは、本田翼さんと別れた後、海辺に珍しい集落を発見します。そこは、何と桟橋の上に形成された水上集落でした。一方の本田翼さんは、同世代と交流したいと街歩きを続け、アートエリアとして紹介された通りへ向かいます。その後、いよいよ豪邸探しへ!。果たして、ペナン島のステキな家族に出会えたのでしょうか!?。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

シティホール

ロケが行われたのは、2024年6月25日(火)(テレビ画面のテロップには『2024年6/24(火)』と表示されていましたが、マレーシアでは日本と曜日がズレるのかな?)。鶴瓶さんと本田翼さんが待ち合わせたのは、ペナン州の首都で古い異国情緒あふれる街並みが残りユネスコの世界文化遺産にも登録されている「ジョージタウン(George Town)」の海沿いにある「コタ・ラマ公園(Padang Kota Lama)」。最初に到着した本田翼さんは、カメラに向かって『Selamat pagi(おはようございます)』と挨拶してくれました(笑)。海外に来た時には、スマホの待ち受けをその国の挨拶などをメモした画面にしておくと便利なんだとか!。番組スタッフから旅の目的を聞かれると、『リゾート地ということなので、豪邸を見てみたい』そうです。確かにその国の豪邸をみると、お国柄や土地柄、文化の違いなどが見えてくるようです。そうしているうちに鶴瓶さんも到着、本田さんから『スラマット パギ』と挨拶の言葉を教えて貰いました(笑)。

ここでスタジオの小野アナウンサーが、今回の旅の舞台を紹介してくれました。『ここペナン島は日本から凡そ5,200キロ、海上交通の要衝であるマラッカ海峡にあります。面積は淡路島の半分ほど、そこに凡そ80万人が暮らしています。18世紀後半にイギリスの植民地となり、ヨーロッパとアジアを結ぶ交易の中継地点として発展してきました。その魅力は様々な文化に触れられること。マレー系の人たちに加え、中国系やインド系の人たちが移住、文化も宗教も異なるなか、お互いの違いを尊重しながら暮らしています。二人がいるジョージタウンは、西洋風・東洋風の古い建物が今も残され、世界文化遺産に登録されていますよ。』

【二人旅】 木陰に集う男性陣に声を掛けます

日差しの下は暑いと鶴瓶さん、木陰で涼んでいる年配の男性陣を見つけ声を掛けます。通訳に付いてくれたのはロザイミさん。日本のテレビだと分かると、『おはようございます』と日本語の挨拶を返してくれたほか、現地で放送されているらしい『アジノモト』のCMの真似をしてくれました(笑)。とても陽気なゴーチョンリムさんやオンリーヘンさんら皆さんは中国系マレーシア人だそうで、仲間内では中国語で会話している様です。小野アナによると、天気のいい日の午前中は何時もこの場所に集まって政治や経済について井戸端会議をしているという面々で、最近人気の話題は物価高なんだとか…。

【二人旅】 出会うのは旅行者ばかり

二人が次に声を掛けた外国人の若者は、ドイツから旅行に来たというデイビッドさん。ペナン島には2日間しか滞在しない予定ですが、他の東南アジアとは雰囲気が違い散歩を楽しんでいるそうです。

まだマレー人に出会っていないと再び歩き出した二人ですが、すぐに日本人を見つけると大喜びで声を掛けます(笑)。リゾートに行きたいと日本から旅行に来た小熊さんご夫婦、これからガイドのヨンペソウェンさんが後ろに建つ白亜のコロニアル様式の重厚な歴史的建造物である「シティーホール」と「タウンホール」の見学に連れて行ってくれるそうです。

【二人旅】 異国情緒あふれる街路地で見つけた仏壇屋?

大伯公街 福德祠

異国情緒あふれる古い建物が建ち並ぶ街路地を歩いていた二人が見つけたのは、コンクリートの建物に挟まれて建つ瓦屋根で木造の赤茶色をした古い建物。こんな所に『お寺?』と驚く本田さんに、『これ店やろ』と鶴瓶さん…。それを聞いて『なるほど、仏壇屋さんみたいな?』と返す本田さんですが、鶴瓶さんも『ほんまや!』と変に納得します。しかしそこは、大伯公街の「福德祠」(Tua Pek Kong Temple)という寺院でした(笑)。中に入り、入口横で売っていた大きく赤いローソクを買って見様見真似で火を点け様とする鶴瓶さんですが、売店のリムスーシムさんに違うと制せられると、身振り手振りで怒られながら寺院の奥の方へと連れて行かれ、拝み方の指南を受けます…。ひとり入口に残った本田さん、不安そうに待っていると、左側の通路から奥に入った鶴瓶さんが右側の通路から出て来て、入口正面の大きな香炉に長い線香を3本立てますが、ここでも立て方が違うと怒られる鶴瓶さん…。すると再び急かされ、今度は右側の通路から奥に入ると再び奥の関羽廟にお参りし、左側から出てきました。狭い所をぐるぐる連れ回され、汗だくで『なんでこんなに怒られなあかんのや』と文句をたれる鶴瓶さん、ようやく終わって寺院を出ると、拝まずに済んだ翼さんに向かって『世界遺産 もうえぇわ』と(笑)。小野アナによると、本当は右側から回って左側から出なければいけないのに、案内してくれたリムスーシムさんが間違えて逆に回ってしまったため、改めてやり直してくれたんだそうです(笑)。

【二人旅】 商店街で見つけた洋服屋さん?

再びジョージタウンの街を歩き出した鶴瓶さんと本田さん、音楽が流れる商店街で見つけた「Raani Silks」の看板が掛かる洋服屋さんらしき店に立ち寄ることに。店内は、インド風のドレスなどがびっしり!。接客してくれたアブデュルさん、店の入り口に飾られていたインドの結婚式の男女の衣装が着せられたマネキンからターバン風の帽子を取って鶴瓶さんに被らせてくれると、これが意外と似合うこと(笑)。てっきりマレーの店だと思って立ち寄った二人ですが、店員さんは全員がインド人。話を聞くと、ここは「リトルインディア」の商店街で、周りはインドのお店ばかりだそうです…。

【二人旅】 リトルインディアで日本語で声を掛けてくれたのは

インドのお店と分かり早々に退店することにした二人ですが、店を出たところで『(大阪の)平野で見たことありますよ』と声を掛けられた鶴瓶さん、日本人に会えて嬉しいとその男女を呼び止めます。お二人は6か月前からペナント島に住んでいるという村井さんご夫婦、ご主人は家具のIKEA(イケア)に勤めていて、大阪から東京、そしてスウェーデン、フィンランド、マレーシアと移り住んで来たんだとか。外は暑いので日差しを避け座って話ができる場所を探す鶴瓶さん、パニプリ(Pani Puri)を売る店の前で売り子から声を掛けられ店内に入ることに。村井さんによると、気温マイナス30度のフィンランドを旅立って着いたマレーシアはプラス35度、65~70度もの気温差に家族全員が身体を壊し、子供は熱中症でタコみたいな真っ赤っかな顔になったとか…。ペナンの治安について尋ねると、皆さん優しくて怖い目にあったことは無いそうですが、車の運転だけは大阪みたい、ウィンカーを出したら車間を詰められ絶対に入れて貰えないそうです(笑)。そこで運ばれてきたインドの定番おやつのパニプリ(パーニープーリー)を頂きながら、お二人に馴初め話などを聞きました。

【マレーシア・ペナン島の魅力紹介】

ここでスタジオの小野アナウンサー、ペナン島の魅力を本田翼さんが好きなゲーム仕立てで紹介してくれるそうです(笑)。
 ファミコン風文字で表現

魔王ツルべを追って旅に出た勇者ツバサが見つけたのは、地元の有力者であるチャン・ケン・クイーの邸宅でした。現在は19世紀のババニョニャ邸宅を知る博物館「Pinang Peranakan Mansion」となっています。ババニョニャとは、中国系移民の男性と現地の女性との間に生まれた子供たちのことで、彼らはプラナカンとも呼ばれ西洋と東洋をミックスさせた独自の生活スタイルを築きました。中国からやって来たこの家の主もそのライフスタイルを取り入れ、ここではプラナカンの豪勢な暮らしや豪華な調度品などに触れることが出来ます。
 ペナンの暑さに弱ったツバサがゲットした謎のドリンクとは「ナツメグジュース」、ペナンでは定番の飲み物です。ペナン島はスパイスの一種「ナツメグ」の産地、ヨーロッパで高い人気を誇り輸出用として生産が広まりました。柔らかく煮込んだナツメグを、甘いシロップとソーダ水と一緒にミキサーにかけて氷でキンキンに冷やしたコップに注げば、名物ナツメグジュースの完成です。ナツメグに含まれる成分が、特に疲労回復に効果があるそうです。
 魔王ツルベの城にやって来た勇者ツバサに立ちはだかったのは「ムサンキング」、なんとその正体はドリアンでした(笑)。ムサンキング(猫山王)とはフルーツの王様と呼ばれるドリアンの品種のひとつ、最高級とされ濃厚な甘さが特徴です。実はペナン島はマレーシア有数のドリアンの産地、6月から7月にかけて旬を迎え、その味を求め海外からも多くの観光客が訪れます。ドリアンといえば強烈な匂いで有名ですが、採れたてはとてもまろやかです。

『絶品のドリアンを食べた魔王ツルベは心を改め、島の人々と仲良く暮らすことにした。そして勇者ツバサは、島の救世主として語り継がれた』とさ…、おしまい(笑)。

ここで二人は別れひとり旅に。

【本田翼さん】 同年代の若者に会いたいと

同年代の若者に会ってみたいと本田さん、花屋の屋台が建ち並ぶ通りを歩いていると、先に鶴瓶さんがお参りして辟易させられた福德祠と似た建物を見つけます。知らずに中に入っては大へんと、入口の外から遠巻きに中の様子を探る本田さんでした(笑)。

そんな通りで出会ったのは、頭にヒジャブ(スカーフ)を被り自転車に乗った若い女性。本田さんの通訳は、二人旅から引き続きロザイミさんです。話し掛けてみると、将来は学校の先生になりたいと大学に通っている19歳のソフィアさん。家に帰ってまずやることを訊ねると、お母さんのお手伝いだそうです。写真を撮ろうと流行っているポーズがあるか尋ねると、日本でも流行っている「ルダハート」(ほっぺハート)でした(笑)。

【鶴瓶さん】 あてもなく街をぶらついていると

一方、あてもなく路地から路地へと歩き回る鶴瓶さん、収穫の最盛期で街中のあちこちで売られているドリアンの匂いが気になりますが、ドリアンが苦手な鶴瓶さんは『絶対食べる勇気ないわ』と見向きもしません(笑)。

そして見つけたのが、アーケードになった食堂街フードコート「THE JETTY FOOD COURT」。一軒の屋台に立ち寄った鶴瓶さん、話を聞きたいと女性店員に話し掛けます。鶴瓶さんに付いてくれた通訳は、アシュラフさんです。インタビューを受けてくれたのは、この中国料理のフードコートで働いているミャンマー人のキンウィンシュエさん、26歳だそうです。8年前にマレーシアに来て、一緒に働いている同郷のカンツェットゥンさんと2年前からお付き合いしているそうです。カンツェットゥンさんに結婚の予定を尋ねると、ミャンマーの政情が落ち着いたら帰国して結婚する予定だとか。

【本田翼さん】 次に話し掛けた二人の女性は

再び同年代の若者に会いたいと街を歩き出した本田さん、またヒジャブ(スカーフ)を被った二人連れの女性を見つけ声を掛けます。学校の先生をしているというジャミラノールさんとヌルウムハニさん、パートナーはいるかと尋ねると、二人とも結婚して3人の子供がいるそうです。てっきり自分と同年代と思い込んでいた本田さん、年齢を聞くと42歳と37歳と知りビックリします。顔の肌艶がとても若々しいジャミラノールさんに、美容法(お肌の手入れ)はどうしているのかと尋ねると、逆にとてもキレイな本田さんに聞きたいと返されてしまいました(笑)。美容の情報は何処から仕入れるのかと気になると、TikTokやYouTubeなどオンラインからだとか。共働き家庭における夫の子育てに関しても日本と似た様な感じで、マレーシアだから特別変わったことがある分けでは無いようです…。お二人に若い子が集まる場所を教えて欲しいとお願いすると、近くにある「アルメニアンストリート」(Armenian Street)を教えてくれました。

【鶴瓶さん】 再び街をぶらついていると

再び歩き回る鶴瓶さん、外国人らしき家族連れと出会います。イエメンから旅行に来ているというアブドラさんご家族、ペナンはとても素晴らしく人々はとても優しいと絶賛します。日差しを避け、カフェらしきテント内のテーブルに一家を座らせた鶴瓶さん、ご夫婦から馴初め話などを聞きました。

【本田翼さん】 ストリートアートの通りへ

アルメニアン通りにある人気のストリートアート

多くの若者が集まるというストリートアートで有名な「アルメニアンストリート」(Armenian Street)を探す本田さん、落書きが多い通りを見つけますが、何かアートにはほど遠い様な…(汗)。そこで出会った若いカップルにここがアルメニアンストリートかと尋ねると、やはり違うそうです(笑)。そこで二人は親切に、アルメニアンストリートまで案内してくれることに。道すがら二人に流行について尋ねると、やはり日本同様にK-POPが人気だとか(笑)。

ようやく若者で賑わうアルメニアンストリートに辿り着いた本田さん、人気の『自転車に乗った子供たち』の画が描かれた壁の前に置かれた自転車を押すポーズでパシャッと記念撮影!(笑)。

すると近くでアイスクリーム店を見つけた本田さん、大喜びで飛び込みます。何にするか聞かれた本田さん、チョコチップのアイスクリームを、ここは敢えて可愛く見えるコーンではなく何時も通りカップで頂くことにします(笑)。接客してくれたウスマンさんは、7年前にパキスタンから留学でマレーシアに来て、2年前に友だちと一緒にペナン島にアイスクリーム店を開いたそうです。歳は本田さんと同じ32歳、仕事が終わったら何をするか尋ねると、母の面倒を見るため殆ど家にいるそうです。ゲームはするかと尋ねると、毎日10時間働いているのでゲームをするような時間は無いと聞き、なにか恥ずかしくなって恐縮する本田さんでした…(笑)。

【鶴瓶さん】 再び日本人に話し掛けられ

アブドラさん一家と別れた鶴瓶さん、すると今度は『我ら京都から来ています』と日本から旅行に来ていた東福さんが声を掛けてくれました。紹介してくれたのは、ペナン島で働いているという娘さんと、その彼氏でインド系マレーシア人のデクランクリスさん。再び座って詳しく話を聞くと、ほぼほぼご両親とも彼氏を気に入って二人の関係を許してくれているようです(笑)。

【本田翼さん】 豪邸探しへ出発

マレーシアの豪邸を見てみたいという本田さんが案内されたのは、ジョージタウン郊外にある高級住宅街。一軒毎の敷地が広大で、それぞれ立派な塀で囲まれた広い敷地の奥に豪華で大きな家が建っていて、通りから声を掛けたところで気が付いてさえ貰えません。『これって渋谷の松濤でインターホンを押すようなものでしょ、気が重い…』とめげそうになる本田さんですが、偶然にも門から出てきた車に乗った女性に出会い話し掛けると、快くインタビューを受けてくれることに!。ママが有名人になるとはしゃいで家に走って戻る娘二人に付いて玄関へと向かう本田さんですが、門から家の玄関までは50-60メートルはありそうな広大な前庭に驚かされます…(汗)。

本田さんを家に招き入れてくれたのは、ミシェルヤップさんのご家族。オシャレで広い邸宅は、広い庭に面した壁一面が開けられる様なガラス張りのドアとなっていて、家具や調度品もみなステキでビックリさせられます…。3人の子供たちが皆日本語で挨拶してくれるので驚くと、以前は日本語の家庭教師を招いていたそうで、今でもアプリで日本語の勉強を続けているそうです。猫の家を見せてくれるというので庭に出ると、子供たちが遊ぶ巨大なトランポリンの横に十畳間以上はありそうな猫専用の小屋が建てられていました…。

【鶴瓶さん】 水上集落のチュージェッティへ

チュー・ジェッティ

街を歩き回っていた鶴瓶さんが辿り着いたのは、「ジェッティ(Jetty)」と呼ばれる桟橋の上。海の上に突き出る様に架けられた桟橋ですが、実はその上に家が建てられ、水上集落を形成しています。この集落の基を作ったのは19世紀はじめに港湾労働者として中国から移住してきた人々で、陸地に土地を持てなかったため桟橋を作って海の上に家を建て、それが発展し今の様な集落になりました。一時期取り壊しの危機もありましたが、世界遺産登録をきっかけに保存活動が進み、今ではかつての暮らしぶりを感じられる貴重な場所となっています。

鶴瓶さんが集落の奥へと桟橋を歩いていると、家に囲まれた場所で行き止まりに…。そこで出会ったのは、向かいの家に住んでいるチュウブンクワンさんご家族。何人で住んでいるのか尋ねると、なんと10人家族と聞いてビックリする鶴瓶さん。掘っ建て小屋のような造りの家かと思いきや、2階建てになっていて8部屋もあるそうです。親切にも家の中に招き入れてくれたチュウブンクワンさん、鶴瓶さんが玄関から海の上まで家の中を通り抜けさせて貰うと、その広さに驚かされます(笑)。

小野アナによると、ジェッティには幾つか種類があり、鶴瓶さんが訪ねたのは「姓周橋(Chew Jetty、チュー・ジェッティ)」、周(チュー)さんという人たちが集まって住んでいる場所なんだとか。他にも「姓李橋(Lee Jetty)」 や「姓林橋(Lim Jetty)」などがあるそうです。

【本田翼さん】 豪邸に住むミシェルヤップさんにインタビュー

椅子に座ってミシェルヤップさんと娘さんらに、ペナン島での生活や暮らしぶりなどについて色々話を聞く本田さん。中国出身で、消防車のエンジンや部品を販売しているご主人と中国で知り合い、現在は香港とペナントの二拠点生活で、中国語はもちろん英語も堪能、日本語も少し話せるマルチリンガルなご家族です。多文化のペナン島では他の文化に対してより寛容で理解があり、香港より家は広いし生活圏はコンパクトで暮らしやすく子育ても楽なんだとか。

ヤップさん母娘ともども日本が大好きで、何回も行ったことがあるそうです。日本の『オンセン』や食べ物、『スシ・オニギリ・ウドン・ソバ』が大好きなんだとか(笑)。昨日はみんなでスシを作り、夕食には冷たい茶そばを出したそうで、子供たちはみんな和食好きとヤップさん。ペナン島で偶然訪ねた豪邸のお宅で、ステキな時間を過ごすことが出来た本田さんでした(笑)。【後編へ つづく】

前編の再放送は、8月24日(土)午後4時45分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

ペナン島の魅力をゲーム風にしてみた

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鶴瓶さん

本田翼さん

 令和6年8月26日(月)放送 2024海外SP~マレーシア・ペナン島 Part2~ 本田翼&鶴瓶がディープな島の魅力を探る!(後編)

番組の概要(後編)

年に一度の海外スペシャル。舞台はマレーシア北西部のペナン島。鶴瓶さんはペナン島南部の小さな漁村でくつろぐ子供たちに出会い、そこで歌を披露してもらいます。一方の本田さんは、島の文化をもっと深く知りたいとイスラム教のモスクへ向かうことに。さらに鶴瓶さんは、ペナン島イチの賑わいを見せるという夜の屋台を訪問し、ふれあい旅を展開します。また、ペナン島ならではのグルメを番組の現地コーディネーターのヤティさんが紹介するコーナーも!。


放送内容(後編)

【鶴瓶さん】 水上集落のチュージェッティへ

後編(Part2)の放送内容は、海辺の漁村へとやって来た鶴瓶さんが現地の子供たちと出会う場面からスタートします。ロケ日のテロップは、Part1放送の『6/24(火)』から『6/24(月)』に変わっていましたね(笑)。

ペナン島の中心部にある漁村にやって来た鶴瓶さん、家々を覗きながら歩いていて海辺に建てられた小屋の下に置かれた大きなソファーでくつろぐ子供たちを見つけると、勝手にそのソファーの真ん中に腰を降ろします(笑)。鶴瓶さんがお母さんだと勘違いした近くにいた高1のアリシャさんに聞くと、鶴瓶さんの両隣はいとこのシャバイヌンさん(小5)と友達のアフィックくん(中3)だそうです。暑いので、学校は朝7時から始まり昼の1時で終わりなんだとか。自転車に乗っていたのはャバイヌンさんの妹のシャルミラさん(小3)、みんな身体が大きくてもっと大人に見えます…。みんなで何をして遊ぶのか訊ねると『カラオケ、80-90年代の古い歌が好き』だというので、アフィックくんとシャバイヌンさん一節謳って貰うと、歌詞は分かりませんがとても上手です!。すると通訳のアシュラフさん、恥ずかしがる年長のアリシャさんにも歌って欲しいとせがみますが、それを横で見ていた鶴瓶さん、『ちょっと待って!なに中心になってんの?、通訳やろ?、回してどうすんの』とお怒りモード…(汗)。

隣に建つ建物がアリシャさんの家で、その向こうが漁師をしている父親が獲ってきた魚を売る市場なんだとか。ちょうど家から出てきたお母さんを見つけた鶴瓶さん、お母さんにも話を聞こうと追いかけますが、恥ずかしがって家の中に逃げ込んでしまいました(笑)。するとそこへスクーターで帰宅したのは、シャバイヌンさんのお母さんのファティマさんと姉のシャルバヌさん(中1)。子供同士がいとこになる2家族ですが、みな同じ家に同居しているそうです。そしてファティマさんは、むかし山口県で働いたことがあるとか!。すると子供たちにドリアンを食べるかと聞かれた鶴瓶さん、勧められて断るのも忍びなく、イヤイヤながら人生初めて生ドリアンを食べること…。その強烈な匂いに顔をしかめ、いまにも吐き出しそうになる鶴瓶さん(笑)。その様子を面白がってスマホのビデオで撮影しだしたのは従姉のローラさん、やはり同居しているそうです。子供たちは全員ドリアンが大好きと言いますが、ただ一人ローラさんは食べないと聞き、現地の人でも嫌いな人がいると知って安堵する鶴瓶さんでした(笑)。実はマレーシアでも、空港(飛行機)やホテル、役所などではその匂いからドリアンは持ち込み禁止になっているんだとか!。

【本田翼さん】 イスラム教のモスクを見学

Kapian Kling Mosque

街を歩いていた本田さん、たまたま見つけたインド系ムスリム寺院「カピタン・クリン・モスク(Kapian Kling Mosque)」を見学させて貰うことに。女性がモスクに入るには髪や肌の露出を控えるためにヒジャブが必要ですが、見学者のためにフードの付いた簡易なガウンを貸してくれるそうです。そしてモスクには靴を脱いで入ります。ちなみに見学は無料だそうです!。

三宅民夫さんのナレーションによると、『本田さんがいるのは様々な宗教の施設が隣り合っているエリア、通称「ハーモニーストリート」。イスラム教のモスクの直ぐ傍にヒンドゥー教の寺院が、さらに別のヒンドゥー教の祠の直ぐ傍には道教の寺院があるんです。異なる宗教が調和して存在していることから、ハーモニーストリートと呼ばれています。』とのこと。

案内してくれたのは23歳のソフィアさん。薬学を学ぶ大学生で、イスラム教のことをあまり知らずに誤解している人も多いので誤解が解けてお互いが分かり合えたらいいと、案内ボランティアをしているそうです。ソフィアさんによると、カピタン・クリン・モスクは1801年に建設され約220年の歴史があります。ペナン島で一番古いモスクの一つですが、白亜の建物は全然古さを感じさせません。モスクの中には絵や像などが無く、シンプルなデザインになっています。装飾は花柄の模様や幾何学的なもの、スイレンのイメージなど、マレー系・インド系・中国系など多文化的なペナンの社会を反映して、それぞれの民族のデザインが混ざりあっています。モスクの中心部の広いスペースは男性が祈る場所で、女性は奥のカバーが掛けてある狭い場所で祈ります。まっすぐ立つ、お辞儀をする、うつ伏せになる、これを1日5回、朝・昼・夕方・日没・夜に行います。そして凡そ1400年前に預言者ムハンマドによってもたらされたクルアーン(聖典、コーラン)の一番最初の章をメロディーを付けて唱えます。ソフィアさんが唱えて聴かせてくれましたが、まるで詩を上手に歌っているかの様に聞こえるから不思議です。

モスクの壁に掛けられたデジタルボード

向かいに建つ塔(ミナレット)の上からは、お祈りの時間の前にお祈りを呼び掛ける声が流れます。電気が無かった昔は、男性が塔の上まで登り地声でお祈りを呼び掛けていたそうです。壁に掛けられているデジタルボード(電光掲示板)は、お祈りの時間を表示しています。太陽の動きで当地のお祈りの時間が決まるので、この日の最初の朝のお祈り時間は5時54分とその時間は分単位、モスクに来れない時は身体を清めれば何処でお祈りしても構わないだとか。

【鶴瓶さん】 鶴瓶の屋台で乾杯

ペナン島の夜といえば、何といっても「屋台」。昼の暑さが和らぐ夕方から多くの人々がお腹を満たしにやって来ます。翌日(6/25ですがまたテロップの曜日が(水)に戻ってしまいました…)の夜に鶴瓶さんがやって来たのは、島最大級の屋台街「ガーニードライブ」です。

屋台街の前に置かれたテーブル席で焼きそばの様な麺料理を食べていた3人の男子グループが目に留まった鶴瓶さん、いきなり横の席に座ると、『なぜここに座ったと思う?』と尋ねます。分からないというクアウェイルンさんに『似ているからです』と答えると、すぐに『目が小さいからね』と気が付いたクアくん、一緒にいた友達も大笑いです(笑)。

鶴瓶さんが屋台街を歩いていると、東京から旅行に来たという香港出身のコッフォンさんが落語家の日本人がいると大喜びで声を掛けてくれました。よく『座布団を一枚』の番組で観ているというフォンさんですが、『あぁ笑点ね、出てません!』と返す鶴瓶さん(笑)。すると、フォンさんと一緒に観光に来ていた中国人のチョウシヘさんら元気なおばさん達一行が、鶴瓶さんを取り囲みます。マージャンとお酒が好きなご主人は家に残し、旅行好きの奥様方であちこち海外旅行を楽しんでいるという皆さん。『どこでもこの年齢の女性は一緒やな…』と、おばさん集団のパワーに圧倒される鶴瓶さんでした(笑)。

ロジャの屋台

インド系の屋台にやって来た鶴瓶さん、大皿の上に盛られていたジャガイモと棒状のかまぼこらしき揚げ物に大きなイカの姿揚げを選ぶと、包丁を持ったアユーブさんが耳に残ってクセになりそうなリズムに乗った『ロジャ、ロジャ、ロジャ、・・・』との掛け声で、大きなまな板の上で全部ぶつ切りにして皿に盛りつけてくれました。そして、辛そうなソースをすくったお玉を高々と掲げると、回りながら具材に掛けるパフォーマンスを見せてくれます(笑)。鶴瓶さんが注文したのは「ロジャ」、衣に包んで揚げた魚介や生野菜に甘辛いソースを絡めた料理です。辛そうだとちょっとだけ口に運ぶ鶴瓶さんですが、食べてみると『辛くないわ、おいしい!』と(笑)。

すると、隣のテーブルにいたイズワンさんとエニーさん夫妻が『日本からですか?』と声を掛けてくれました。これまで日本に4回旅行に行き、この4月には金沢と大阪を旅行してきたそうで、日本が大好きというご夫婦に馴初め話を聞く鶴瓶さんでした。

【ペナン食べ歩きツアー】

ここでスタジオの小野アナウンサー、マレー系・中国系・インド系と様々な文化が共存するペナン島にはまだまだ美味しい物が沢山あるそうです。紹介してくれるのは、今回の番組のコーディネーター・ヤティさん。大阪への留学経験があり、自称『心は関西人』のマレーシア人です。

まずは朝の屋台。大勢の人たちが行列を作って買い求めているのは「ナシレマ」。ナシとはご飯、レマは脂分のことで、ココナツミルクで甘くこってり炊いたご飯に卵やエビなどをトッピング、そこにサンバルという辛いソースをかけてバナナの皮で包んだら出来上がり。マレー料理を代表する逸品です。ちなみに「ナシゴレン」のナシはご飯、ゴレンは炒めるや揚げるという意味だそうです。
 次はマルチカルチャーなペナンならではの料理。やって来たのは、ミシュランガイドにも載っているレストラン「RICHARD RIVALEE」。ここでランチタイムにおすすめなのがニョニャ料理。ニョニャとは、中国系移民の男性と現地の女性との間に生まれた女性のこと。豆腐や筍など中国料理の食材とマレー料理に使われるハーブやスパイス、それらをミックスさせた家庭料理、それがニョニャ料理です。パイティーは、米粉をカリっと揚げたカップに甘辛く煮た根菜や卵を詰めた一品、スパイスの効いたソースをかけて頂きます。
 夜の10時だというのに屋台の前には長い行列!。ここは「ナシ・カンダール」と呼ばれるペナン発祥のインド系料理のお店、島の至るところにあります。元はイスラム系教徒向けの料理で、豚肉を使わず鶏や羊を使い、そこにオクラなどの茹で野菜をトッピングしたカレーです。夜通し開いている店が多く、何時でもお腹いっぱいに食べられるペナン島のソウルフードです。

【本田翼さん】 夜に車窓から見えた派手な景色が気になり…

本田さんはペナンに到着した夜、空港からホテルに向かう途中で見たとても派手な景色が気になり訪ねてみることに。まず先に『ここかな?』と覗き込んだ路地は、とあるジェッティ(Jetty)。桟橋は海へと伸びていて、一番奥にはインスタ映え(写真映え)しそうなブランコが置かれていました。フォトスポットになっているらしく、幅広いブランコのベンチの真ん中に一人座ってみた本田さんですが、寂しい画にしか見えず、さっきまではしゃいでいたのに急に無口に…(笑)。そこで出会ったのは、若い女の子たちのグループ。リージョーイさんによると、皆さんペナン島の住人ですがここには来たことがなかったので皆で遊びに来たんだとか。一人の女の子が持っていた買物の包みが気になり『なに買ったの?』と開けて見せてもらうと、かわいい形のタルトやケーキで、写真を撮らせてもらう本田さんでした(笑)。

次に見つけたのが、目的の「姓李橋」(Lee Jetty)でした。夜になると煌びやかなネオンが点灯します。観光客が沢山訪れているので、屋台でもあるのかと桟橋の奥へと進んでみる本田さんですが、何もないまま桟橋の先は海の向こうへと繋がっています。でも、ロケの最後にステキな景色を見ることが出来たと満足そうな本田さんでした(笑)。

【鶴瓶さん】 ビーチに行ってみると

鶴瓶さんは旅の締めくくりに、ガタガタ道で揺れる車に文句をたれながらビーチへと向かいます(笑)。砂浜には大勢の家族が遊びに来ていましたが、ほぼ全員がヒジャブを着けたイスラム教徒の女性(ムスリマ)の人たちです。砂浜で小さな孫をあやしていたロハヤバハリさんに話し掛けると、隣が娘のヌルルナジュワさんで、近くには姉のロハナバハリさんが娘と孫と一緒に遊びに来ていました。砂浜に腰掛けてのんびりビーチを眺める鶴瓶さん。海辺の景色もそこで戯れる人々の仕草は日本のビーチと何ら変わらないのですが、そこにいる人達は全員がヒジャブを着けたイスラム教徒ばかりで、鶴瓶さんは非日常的な違和感に包まれるものの、人々はそこに一人訪れた日本人の鶴瓶さんのことを全く気にする様子はなく、宗教が全く違う多民族が一緒に暮らすペナンの文化に感銘を受ける鶴瓶さんでした。

【エンディング】

番組の最後に小野アナから旅の感想を聞かれた本田さん、『自分の世界、価値観にない文化だったりとか、温かい人柄に触れることが出来た時間がすごく幸せでした、楽しかったです』と語ってくれました(笑)。

後編の再放送は、8月31日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

本田翼さん

美食の島!ペナン食べ歩きツアー

 

番組内で紹介されるかもしれない ペナン島の名物など


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