鶴瓶の家族に乾杯 | 岩手県盛岡市(吉瀬美智子さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和6年9月2日(月)放送 吉瀬美智子と岩手県盛岡市の旅!わんこそばチャレンジ!(前編)

旅のゲストは、俳優の 吉瀬美智子(きちせ みちこ)さん。福岡県朝倉市出身の49歳。高校卒業後、地元でアルバイト中にスカウトされてモデルの仕事を始め、20歳で上京。ファッション雑誌のモデルやCMに出演し、2003年からTBS『噂の!東京マガジン』の5代目アシスタントを4年間務めました。32歳になる2007年に心機一転、モデルをやめ女優に転身するべく事務所を移籍。その後はテレビドラマを中心に活躍し、2010年にはテレビ朝日『ハガネの女』でTVドラマ初主演し、秋には初主演の映画が公開され、さらに一般男性と結婚もします。11年後の2021年に離婚しますが、現在は2児の母となって芸能活動を続けています。

今回の旅の舞台は、岩手県 盛岡市(もりおかし)。岩手県のほぼ中央部に位置する県庁所在地で、人口約28万人の県内最大都市です。南部氏が安土桃山時代に築いた盛岡城の城下町として栄え、北上盆地を流れる中津川(北上川)と北西に聳える「岩手山」が市民のシンボルとして古くから親しまれてきましたが、6月に市内分譲マンションのポスターに岩手山ではなく岩木山(青森県)の画像が使われたことで大きな話題となりました…。岩手名物「わんこそば」が殊に有名ですが、盛岡冷麺や盛岡じゃじゃ麺などの麺料理や、ひっつみ(すいとん)なども人気です。なぜ吉瀬さんが盛岡市を旅先に選んだのか定かではありませんが、老舗ラーメン店・柳家の「キムチ納豆ラーメン」が盛岡の三大麺(冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺)に続く盛岡名物として近年注目されているんだとか。ラーメンが大好物で、寿司では特に納豆の細巻きが好きだという吉瀬さんに、正にピッタリの旅先じゃありませんか!?(笑)。


番組の概要(前編)

吉瀬美智子さんが名物の麺料理を求めて岩手県盛岡市を旅します。まずは地元の方おススメのかき氷店まで歩いて向かう吉瀬さんと鶴瓶さんですが、なかなか辿り着きません…。ようやく到着したかき氷店は明治時代に創業した老舗。92歳の店主の案内で、南部鉄器の店に行く吉瀬さんと鶴瓶さん。なんとそこは来年で創業400年!。16代目のご主人に話を聞きます。そしてふたりは盛岡名物わんこそばの店へ。吉瀬さんは人生初のわんこそばチャレンジ!。果たして結果は!?(笑)。

なお、今回のスタジオ司会は何時もの小野文恵アナウンサーではなく、林田理沙アナウンサーが担当するそうです!。林田アナは2018年4月から2年間、ブラタモリのアシスタントを務めた経験があり、鶴瓶さんのあしらいもお手の物かもしれませんよ(笑)。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2024年7月17日(水)。鶴瓶さんとの待ち合わせ場所に指定された「井戸」の近くでロケバスを降ろされた吉瀬美智子さん、通りがかった「盛岡市立 大慈寺小学校」の校庭側の裏門からロケ隊を見つけた小学生らに声を掛けられます。『分かる?私のこと』と話し掛ける吉瀬さんですが、子供たちは誰も知らないそうです…(笑)。一方の鶴瓶さん、やはりロケバスを降りて井戸へと向かう途中で日除けの帽子とマスクで顔全面を覆った女性とすれ違い、『あっ!吉瀬さん!?』と話し掛けます。『えっ?あぁ…そうですよ』と鶴瓶さんのボケに乗ってくれた浅沼さん、『(吉瀬さんに)怒られますよぉ』と上手に返してくれました(笑)。

二人が待ち合わせたのは、住宅街の中にある「青龍水」と呼ばれている井戸。地元で古くから生活用水として親しまれている天然の地下水だそうです。二人が到着するとちょうど自転車でペットボトルに水を汲みに来た近所に住む齋藤さん、コーヒーやお米、味噌汁などに火を通して使っているそうです。強い陽射しを避け井戸の裏手にあったベンチに腰掛けた二人、酷暑の東京を抜け出し涼しい所に行きたいと東北の岩手県盛岡市を旅先に選んだ吉瀬さんですが、盛岡市の夏も予想以上の暑さでした…(汗)。とはいえ、せっかく夏の盛岡までやって来た吉瀬さん、ぜひ食べたことがない盛岡名物「わんこそば」など冷たい麺が食べたいそうです(笑)。

そこへ様子を見にやって来たのは近所に住む赤ちゃんを抱いた石ケ森さんご夫婦、わんこそばを食べたことがあるかと訊ねると、ご主人は100杯ほど、奥さんは60杯ほど食べたそうです。こう暑いと冷たいスイーツやかき氷も食べたいと吉瀬さん、すると肴町アーケードの近くに美味しいかき氷屋さんがあると教えてくれました。

【二人旅】 かき氷を求めて「佐藤氷店」へ

鶴瓶さんと吉瀬さんは、石ケ森さんに“近く”と教えてもらった佐藤氷店を探して歩き出しますが、歩けども歩けども一向に見つかりません…(汗)。つい暑さに耐えきれなくなった鶴瓶さん、『バスや!』とロケバスを呼ぶと車で連れて行ってもらうことに(笑)。

やっと辿り着いた“氷”の暖簾が掛かる「佐藤おやき店」は、明治から続く氷屋だそうです。コロナ以降はテイクアウトのみの営業だそうですがイチゴやメロンなどは210円と激安で、鶴瓶さんは あずきミルク(270円)を、吉瀬さんは一番高い 宇治金時(310円)をチョイス。奥から出て来てくれた三代目店主の佐藤さんは御年92歳、店先で『私はお手伝いです』と言いながらかき氷を作っていた方は息子さんでそうです(笑)。四代目に作って貰ったかき氷を立ったままその場で口にした鶴瓶さんと吉瀬さん、さすが氷屋さんのかき氷、氷がふわっふわでとても美味しいそうです!。とてもにこやかに盛岡のことを色々教えてくれた佐藤さんですが、話す言葉尻に『~でやんす』とか『~でがんす』と付ける話し方が気になります…。スタジオの林田理沙アナによると、『やんす・がんす』とは岩手県だけでなく北関東・中国・四国・九州などで幅広く使われていた“なんとかでございます”という意味を表す尊敬・丁寧ことばだそうです。それを聞いた鶴瓶さん、『さすがブラタモリ出身!』、『今まで小野さんの時 そんなん無いもんなぁ』と関心します(笑)。二人は佐藤さんの案内で、近所の南部鉄器店とわんこそばの東屋さんを巡ることに。

【二人旅】 南部鉄器「鈴木主善堂」へ

佐藤さんに連れられて鶴瓶さんと吉瀬さんが訪ねたのは、南部鉄器の「鈴木主善堂」。店で迎えてくれたのは番頭の小野寺さんですが、今から出かけなければならず、社長も外出中だそうです…。そこで、もう一軒の南部鉄器の店へ向かうことに。

ちなみに「南部鉄器」は、17世紀中頃に南部藩主が京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜をつくらせたのが始まりといわれます。以来、良質な原材料に恵まれたことや、藩が保護育成に努め各地より多くの鋳物師・釜師を召抱えたことで発展を続けてきました。特に人気の「南部鉄瓶」は、沸かしたお湯に鉄臭さがなく淹れたお茶はまろやかな味わいになり、サビが出にくく丈夫なため手入れをすれば“一生モノ”と言われています。昭和50年に伝統工芸品に指定された当時は、盛岡市と水沢市に約80の事業者で980人もの職人がいたそうですが、現在協同組合の会員数は14事業所、現役の伝統工芸士は十数人までに減ってしまったんだとか。

【二人旅】 南部鉄器「鈴木盛久工房」へ

次に佐藤さんが案内してくれたのは、鈴木主善堂のはす向かいに店を構える南部鉄器の「鈴木盛久工房」。鶴瓶さんと吉瀬さんが訪ねると、店番をしていた山本さんが大喜びで社長の鈴木さんを呼んでくれました。ここ鈴木家では代々の釜師が“盛久”を襲名し、現・鈴木盛久氏で十六代目、来年で創業400年になるそうです!。出て来てくれた奥さんに馴初めを尋ねると、東京で知り合ったとか。鈴木社長は東京藝術大学を卒業後、35歳まで東京でアパレルブランド「GDC」のデザイナーをしていたそうです。店の奥が工房になっているそうですが、これから職人さん達がお昼になるため、わんこそばを食べた後でまた寄らせて貰うことにして帰ろうとする二人ですが、ちょうど買物に来ていた吉瀬さんの大ファンだという今泉さんに『(インスタの)博多山笠の浴衣の写真、すごくステキでした!』とハイテンションで声を掛けられます(笑)。娘の夫の誕生日プレゼントを買いに立ち寄ったそうですが、結構なお値段の鉄瓶を前にどうしようか悩んでいた最中だったとか…。

【二人旅】 わんこそばを食べに「東屋」へ

鶴瓶さんと吉瀬さんは、佐藤さんに教えて貰ったわんこそばの有名店「そば処 東屋」へ。昼時で店内はお客さんで大そう賑わっていますが、店長の佐藤さんの案内で二階に案内された二人はエプロンを付けて戦闘準備万態(笑)。佐藤さんによると、女性の平均は30~40杯、男性は50~60杯ですが、この店で最高の753杯を食べたのは女の子で、男性の最高は530杯だそうです…。15杯食べて普通のおそば1杯分、多くの人は100杯を目指すそうですが、73歳の鶴瓶さんには73杯は食べて貰いたいと(笑)。お腹いっぱいになったらお椀に蓋をしてお終い、それまではお腹いっぱいと言われても遠慮せずにもっと召し上がってくださいという“遠来のお客様をおもてなしする気持ち”でおそばが次々に注ぎ足されるそうです。

給仕に付いてくれたのは、別の佐藤さん。よーいドン!で始まったわんこそば、『はいどうぞ、あらどうぞ、はいよいしょ、あら上手、はいどんどん、あらどっこい、はいじゃんじゃん、はいよ、もうひとつ、はいじゃんじゃん、まだまだよ・・・』と、佐藤さんの掛け声で次々に椀にそばが注がれ、食べる鶴瓶さんも早く食べなければとペースがどんどん早くなり、鶴瓶さんは34杯、吉瀬さんは26杯で椀に蓋をしてします。でも佐藤さんに『まだダメ!食べないと』と叱られ再スタートした鶴瓶さんですが、ついに41杯で『無理や!』とギブアップ(笑)。それでも100杯以上食べると貰える証明手形を、二人ともプレゼントしてもらうことが出来ました。

【岩手県盛岡市の魅力紹介】 ダジャレで盛岡観光のすすめ

林田理沙アナによると盛岡市は去年、米誌ニューヨークタイムズで『2023年に行くべき52か所(52 Places to Go in 2023)』の2番目に掲載されたそうです!。『人混みなく歩いて回れる宝石のようなスポットがあるまち』と評価され、いま観光客が増え盛り上がっているんだとか。ニューヨークタイムズで紹介されたジャズ喫茶のマスターで、特技はダジャレという“開運橋のジョニー”こと照井顕さんが案内してくれました。

まずは、盛岡の人たちの週に一度の楽しみの場所材木町よ市」4月~11月の毎週土曜日に行われる路上マーケットです。よ市の“よ”には萬(よろず)・余・良・与・喜の5つの意味が込められ、地元の皆さんも観光客もちょっと一杯、お祭り気分。そんな毎週来ているという一人の女性に話し掛けた照井さん、『習慣(週間)になってる?』と…(笑)
 続いては、昔の岩手銀行「岩手銀行赤レンガ館」。歴史ある建物が数多く残る盛岡でも代表的な重要文化財のひとつです。建てられたのは明治時代(1911年落成)ですが、なんと2012年まで100年以上も銀行として使用されていました。すると照井さん、『岩手銀行というぐらいですからカウンターは岩で出来ています、硬いです、こうやって“カウンターパンチ”をしても壊れません!これが意思(石)の固さを示しています』と…(笑)
 最後は、華やかにミス太鼓・ミス横笛の皆さんらが盛り上げてくれる「盛岡さんさ踊り」。踊りながら叩く大迫力の太鼓が見どころの盛岡の夏を熱く彩る盛岡さんさ踊り、今年は4日間で延べ110万人が訪れた東北きっての祭りです。『皆さん盛岡に来てください』と照井さん、『盛岡に来ると感もりおか(感無量)になると思います』と…(笑)。

ここで二人は別れ、ひとり旅に。

【吉瀬さん】 南部鉄器「鈴木盛久工房」へ

ひとりになった吉瀬さんは、工房を見学させて貰おうと再び「鈴木盛久工房」を訪ねます。案内してくれた鈴木社長によると、職人は社長の他に3人いて、店の裏手にある工房では鉄瓶や茶の湯釜など手作りの物を作っていて、別の場所でも小物などの量産品を作っているそうです。

鋳型を作るのは色々な種類の川の砂を細かくした粉状のもの、それを木型(設計図)に合わせて上下の外型を作り、ひっくり返して上側の外型に中型を入れ込むと隙間ができる。そして下側の外型を上からかぶせ、口から溶けた鉄を流し込むと鉄器が出来る仕組みなので、手作りで作った鉄器は絶対にこの注ぎ口の跡が付いているんだとか。木型は今は鉄板ですが昔は木で作っていて、工房には創業以来の全ての木型が残されており、その収納棚は壁一面に及ぶほど。鉄瓶のあられ模様などを押す鉄棒の数だけで百以上も種類がありそうですが、全部手づくりなんだとか…。

そこへ、十五代鈴木盛久を務めた社長のお母さんが挨拶に出て来てくれました。垢ぬけたステキな雰囲気に驚く吉瀬さん、聞くと十四代だった当主が東京藝大の先生をしていた時に東京で生まれ育ったそうです。その父が若くして急逝し当主の不在を埋めるべく40歳を過ぎて始めた挑戦、それも400年の歴史の中で初の女性当主と言いますから、その苦労は計り知れません…。修行を経て46歳で十五代を襲名、息子に十六代目を譲った今年3月まで33年間も女手で鈴木盛久の銘を冠しその作品は数々の賞を受賞、南部鉄器の名工のひとりとして名を馳せた女性です。

【鶴瓶さん】 酒と料理の店「エンドウ」へ

酒と料理の店「エンドウ」

郊外へ行こうとロケ車を走らせる鶴瓶さんですが、車窓から繁華街の一角に建つ店の玄関先で半袖短パン姿で椅子に座ってくつろぐ男性を見つけ、車を降ります。そこは遠藤さんの自宅兼店舗として営業している酒と料理の店「Bar Endô(エンドウ)」でした。学生時代にアルバイトで飲食の仕事に就いて将来は自分の店を持ちたいと思ったという遠藤さん、盛岡に戻って30年ほどサラリーマン生活をしてから8年前に店を開いたそうです。中学の同級生だった奥さんと結婚して34年、店をやるなら外でやってと言われるも自宅の1階を店舗にし、奥さんは勤めを続けながら家では店の料理から仕込みまで手伝って貰っているという遠藤さん、奥さんに感謝していると言いますが、詳しく話を聞くとこの家も実は奥さんの実家なんだとか…。だんだん遠藤さんの本性が見えてきたと鶴瓶さん、遠藤さんは今でも奥さんには嫌われているそうですが、先に奥さんのお祖母ちゃんとお母さんとお姉さんに気に入られ、済し崩し的に外堀を埋めて現在に至るそうです(笑)。

後編へ つづく】

前編の再放送は、5月25日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

岩手県盛岡市の紹介

ニューヨークタイムズで『2023年に行くべき52か所(52 Places to Go in 2023)』として紹介された盛岡市を、ジャズ喫茶のマスターで“開運橋のジョニー”こと照井顕さんが案内してくれました。

鶴瓶さん

吉瀬美智子さん

 

 令和6年9月9日(月)放送 吉瀬美智子大ピンチ&鶴瓶応援団に感動!岩手県盛岡市の旅(後編)

番組の概要(後編)

吉瀬美智子さんが名物の麺料理を求めて岩手県盛岡市を旅する後編。ひとり旅となった吉瀬さんがやって来たのは、郊外のりんご畑。大声を出して人を探しますが、誰にも会えません…。一方の鶴瓶さんは、飲食店を営む男性がおススメする喫茶店へ向かいます。次は、喫茶店の主人がおススメするTシャツ屋さんへ。面白いおじさん数珠つなぎの旅となります!。ようやくりんご畑で作業中の農家の皆さんと出会えた吉瀬さんは、りんごの実を切り落とす摘果作業を手伝わせてもらうことに。


放送内容(後編)

【吉瀬さん】 人探しで苦労しているとリンゴ畑で…

盛岡市の郊外へと車で向かった吉瀬さんですが、この暑い日中に道を歩いている人は誰もいません。周りが田んぼだらけの農道へと足を踏み入れると、トラクターで農作業をしている人は見つけたものの、一生懸命作業中で声を掛けるのは憚られます。歩いた先にあったリンゴ畑の脇には車が数台停まっていますが、声を掛けながら畑の中を覗いてみても人の気配が全くしません…(汗)。

道を戻ろうと吉瀬さんが歩き出すと一緒にいたスタッフが、畑の奥から人の声が聞こえると呼び止めます。リンゴの木をくぐりながら畑の奥へと入って行ってみると、畑に座って休憩している農家の方々を見つけ声を掛けます。岸本さんご夫婦と、岸本さんの弟さんなど手伝いに来てくれている人たちでした。現在、リンゴの摘果作業の真っ最中と聞き、吉瀬さんはお手伝いさせて貰うことに!。岸本さんに摘果する実の選別方法を教えて貰いながら、どんどんと小さなリンゴの実を切り落とす吉瀬さん、残す実より落とす実の数の方が多くてビックリです。岸本さんご夫婦に馴初め話などを聞きながら、家庭料理を振る舞ってくれる家を見つけたいと画策する吉瀬さんですが、畑で農作業中の岸本さんご一家にお願いするわけにもいかず、再び新たな出会いを探すことに…(笑)。

【鶴瓶さん】 遠藤さんの紹介で珈琲店「漸進社」へ

一方の鶴瓶さんは、ふらりと立ち寄った酒と料理の店「エンドウ」の遠藤さんから、盛岡は自家焙煎珈琲の店が全国で一番多いらしいとの話を聞き、好きなコーヒーを飲みに行きたいとおすすめの店を尋ねると、近所に面白い店があるからと案内してくれることに!。

珈琲店「漸進社」

遠藤さんが案内してくれたのは、珈琲店「漸進社」。店名も店構えも会社の事務所の様で、知らない人だとなかなか立ち寄れません…(汗)。突然の鶴瓶さんの来店にビックリする店主の鈴木さん、店名の由来を尋ねると『この店が2店舗目なので少しずつ良くなればいいかな』と名付けたそうです。立派な自家焙煎の機械が設えられていて、鶴瓶さんによるととても美味しいコーヒーだそうです。鈴木さんから脱サラして店を開いた経緯や、震災やコロナ禍で大へんだった時期の話などを聞く鶴瓶さんでした。

するとそこへ休憩時間にコーヒーを飲みに来店したのはパン屋で働いているという畠澤さん、聞くと元芸者さんなんだとか!。盛岡にも花街があって、現在盛岡芸妓には4人の芸妓さんがいて、畠澤さんも20歳の頃まで見習いとして修行していたんだそうです。しかも、そうした話を説明してくれたのは、本人ではなく一緒についてきた遠藤さんでした(笑)。

【吉瀬さん】 人を探してスーパーへ

スーパーだったら人がいるだろうと考えた吉瀬さんが訪ねたのは、JAの産地直売所「サン・フレッシュ都南」。店長の高橋さんに、お客さんでも店員さんでもこれから家に帰る人のお宅に付いて行って家庭料理をご馳走になれる家がないかと相談すると、ひとり心当たりがあると探してくれることに!。

【鶴瓶さん】 おやじ繋がりでTシャツ店「6JUMBOPINS」へ

次に鶴瓶さんを何処へ連れて行こうかと遠藤さんが思案していると、鈴木さんが『エンドウから漸進社、次はという絵的な流れでいいかな』と思い立ったのは、去年に秋田から来て店を開いたというTシャツ屋。なるほどと同意し『なんて協力的な市民なんだろうね』と自画自賛する遠藤さんですが、『誰も流れ作ってなんか言うてない、勝手に流れ作ってやで…』と呆れる鶴瓶さんでした(笑)。

「notoT」能登ティー

おやじ二人に連れられて鶴瓶さんがTシャツ屋「6JUMBOPINS」を訪ねると、さっきちょうど鶴瓶さん主演の映画『閉鎖病棟』を見ていたところと店主の京野さんが迎えてくれました。すると鶴瓶さん、『おやじ二人に連れ回されているけど、オレは日本アカデミー賞俳優やで』と自慢します(笑)。秋田から盛岡に引っ越してきた経緯を尋ねると、10年ほど秋田で営業していたという京野さん、知り合いが多かった盛岡にたまに来ると北東北の中では珍しく盛岡だけは街を歩いている人が多く、息子が高校を卒業したタイミングで家族全員で盛岡に引っ越して来たんだとか。ここに店を構えるにあたっては、頼んだ内装業者の人が物件を探してきて『ここにしろ』と言われたので『はい』と返事をし、開店するにあたっては周りの店の人たちがお客さんを紹介してくれたりと協力的で、なんの苦労もなくスムーズに開店できたそうです。すると鶴瓶さん、『ここの人ね、別に頼んでないのに“ここへ行け”とかね』と(笑)。現在注文が集中しすぎて店は閉めて中で作る作業だけしているという京野さん、デザインもほぼほぼ自分でしていると聞き最新デザインのTシャツを見せて欲しいとお願いすると、能登地震の復興チャリティのTシャツがあるからと、その印刷作業を見せてくれました。

【吉瀬さん】 スーパーで家に招いてくれる人探し

先に出会ったリンゴ農家の岸本さんから、昼に「わんこそば」を食べたなら次は「じゃじゃ麺」と教えられた吉瀬さん、店長の返事を待つ間、麺売り場に置かれていたうどん玉の様な“じゃじゃ麺”と、麺に掛けるタレらしき“じゃじゃ味噌”を見つけます。これで材料は揃ったと吉瀬さん、次は人探しと、『誰か、おうちに呼んでくれないかなぁ?』と言いながらサン・フレッシュ都南の店内で逃げ惑うお客さんや店員さんを追いかけ回します(笑)。

すると人探しに協力してくれた店長の高橋さんが、『“いいよ”って言ってくれる人が見つかった』と吉報を伝えてくれました!。近所の方なので、5-6分で店に迎えに来てくれるそうです(笑)。

【鶴瓶さん】 更におやじ繋がりで荒物屋「森八商店」へ

一方の鶴瓶さん、今度は遠藤さんと京野さんの二人に連れられて近所の荒物屋「森八商店」を訪ねます。店で迎えてくれたのは森さんご夫婦、ご主人は90歳になるそうです。店は明治以前に建てられた古民家ですが、ステキな吹き抜けのお宅にリフォームされています。間口に対して奥行きが長い昔の商家の中庭を抜けた先は目の前が中津川、子供の頃は勉強せずに毎日川でクキ(ウグイ)を獲って遊んでいたという息子さんも顔を出してくれました。息子さんは遠藤さんと同級生とのことで、今度はこの3人に連れ回されると察した鶴瓶さん、『もうここで離してください!』と、紺屋町周辺のおやじの店繋がりから漸く決別することに(笑)。

【吉瀬さん】 スーパーの店員の伊東さんに泣きつき…

吉瀬さんが店長の髙橋さんが見つけてくれた人を待っていると、なんと急遽ダメになったと髙橋さん…。ご本人はよかったんですが、ご家族の反対に遭ってしまったとか(汗)。

すると再びサン・フレッシュ都南の店内で、『逃げないで、逃げないで…』と逃げ惑うお客さんや従業員を追いまわす吉瀬さん(笑)。『急きょねぇ ダメだったんですって~、すごーい困ってるの 私ぃ~』と泣きつくと、吉瀬さんを見かねた女性従業員の立花さんと菊月さんの二人が近くにいた伊藤さんを指さし、『しんさん!しんさん!しんさん!』と(笑)。なんとか逃げようとする伊東さんですが、女性スタッフには『家が一番近いし』と言われ、吉瀬さんには『吉瀬美智子が家に行くなんて “初”ですよ!、最初で最後かもよ』とせっつかれ、仕方なく奥さんに電話する羽目に(笑)。すると奥さんから同居しているお母さんに聞いてみる様に言われて電話し直すと、なんとかOKを貰うことができました!。そこで吉瀬さん、何か手土産をと大きなスイカを選ぶと、じゃじゃ麺の材料と一緒に買って伊東さんご家族が同居する奥さんの実家、山口さん家に伺います。

【鶴瓶さん】 知り合いに教えられた「盛岡第一高校」へ

知り合いから、応援団がすばらしいと聞いていた「岩手県立 盛岡第一高等学校」を訪ねることに。校門の近くにいた男子生徒らを見つけ手招きすると、すぐに陸上部の及川さん・佐藤さん・平野さん・梅澤さん・志知さんらが駆け付けてくれました(笑)。盛岡一高は1880年(明治13年)に設立された旧制の岩手中学校を前身とする岩手県内で2番目に古い伝統校で、忠實自彊(ちゅうじつじきょう)と質實剛健を校訓とする文武両道の気風が根強く残っており、平野さんによると「『入学して最初の5日間は全新入生が応援練習をさせられ、きつすぎてみんな泣いていた』と…(汗)。

そうしているうちに応援団を呼びに行ってくれた志知さんが、副団長の鈴木さんや幹部の金澤さんらを連れて戻って来てくれました。女性の応援団員もみな下駄履きのバンカラスタイルで、その名も「岩手バンカラ應援団」。応援が見たいと鶴瓶さんがお願いすると、団長を呼んでくると鈴木副団長。そこで鶴瓶さんは、校内に入ると先生に撮影許可をお願いし、ハンドボールコートで応援風景を披露してもらうことに!。

ハンドボールコートに集まってくれたのは、盛岡一高應援団の下道団長・鈴木副団長・金澤幹部・内山幹部・髙橋幹部ほか応援団の皆さん。そしてコートの外には、話を聞きつけた大勢の生徒さん達がコートを取り囲むように集まって来てくれました。下道団長の掛け声で始まった「校歌」の1番、応援団の旗振りに従ってコートの周りに直立不動で立った生徒らも腕を上下に振りながら皆が大声で校歌を熱唱します!。そして最後に、下道団長が『ファイト― ファイト― つるべぇ』と鶴瓶さんにエールを唱えると生徒さんらも追随、『ラーチコー ラーチコー ウラー ウラー ウラー』『イサ イサ イサ イサ … サー』『ラーチ ラーチ ラーラーラー ウラー ウラー 一高』と大きな掛け声で締めてくれました。伝統ある応援風景を目の当たりにして感動しお礼を伝える鶴瓶さん。林田理沙アナウンサーによると、下道団長らは高校1年の5月から髪を伸ばしていて引退と同時に断髪し、がん患者の方たちのためのヘアドネーションに寄贈するそうです。

【吉瀬さん】 山口家でお母さんと一緒にじゃじゃ麺作り

山口・伊東家の2世帯住宅にお邪魔した吉瀬さん、台所に入ると買ってきた材料を広げ、お母さんに教わりながら初めてのじゃじゃ麺づくりにチャレンジします!(笑)。とはいえ、じゃじゃ麺は麺を茹でて味噌を混ぜ、細切りにしたキュウリを載せたら出来上がり。キュウリの千切りを担当する吉瀬さん、『喋りながらで太くなちゃった』と言いますが、お母さんらは『キュウリの切り方がすごくきれい』と褒め上手。そして出来上がったじゃじゃ麺をご家族の皆さんと一緒に頂く吉瀬さん、お母さんの麺の茹で方と吉瀬さんのキュウリの切り方が良かったからとても美味しく出来たそうです(笑)。さらにご家族皆さんに暮らしぶりなど話を聞く吉瀬さん、賑やかなお母さんに物静かなお父さん、そして優しそうな婿の伊藤さんは、母娘から『大事な妻の親なのに平気で怒るし、みんなに正座させて説教するしねぇ』とバラされ、『全国放送やぞ…』と焦りまくって大笑い(笑)。とても明るいご一家で、何よりでした!。

後編の再放送は、9月14日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。


 

番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

吉瀬さん


番組内で紹介された 盛岡市の名物など


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