鶴瓶の家族に乾杯 | 佐賀県嬉野市(泉里香さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和6年11月11日(月)放送 泉里香が佐賀県嬉野市でぶっつけ本番旅!(前編)

旅のゲストは、モデルで女優の 泉里香(いずみ りか)さん。京都府京都市出身の36歳。14歳の時にスカウトされ芸能事務所に入り、高校生時代にはファッション誌のモデルやTVドラマ『美少女戦士セーラームーン』などに出演、過去には浜千咲・梨華・泉里果といった芸名でも活動していました。現在放送中の2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』には、和泉式部・あかね役で出演しています。30歳を過ぎてもファッションモデルとして活躍する泉里香さん、今年2024年3月の第10回カバーガール大賞ではファッション部門で大賞を受賞しました。そんな泉さんが語る“美の秘訣”は、毎日お風呂につかることだとか。入浴は毎日続けられる美の習慣、毎夜1時間ほど入浴するそうです。食事面では、外食は高たんぱく低脂肪なお肉の塊が基本ですが自宅ではできるだけ自炊、不足しがちな野菜やお豆腐が中心と語る泉さん。嬉野市には、美肌の湯と呼ばれる「嬉野温泉」があり、嬉野名物「温泉湯どうふ」まであります!。嬉野の温泉水で豆腐を煮込むと煮汁が豆乳色に変わり、とろとろの豆腐に仕上がるんだとか。泉さんはそんな温泉と豆腐を求めて嬉野市を旅先に選んだと想像しますが、だとすると、今回も鶴瓶さんの入浴シーンが放送される!?(笑)。

今回の旅の舞台は、佐賀県 嬉野市(うれしのし)。佐賀県の西南部、有明海と大村湾に挟まれる内陸部にあって、南西部に広がる長崎県に接しています。周囲を緩やかな山に囲まれた盆地で人口は約2万5千人、2006年に旧嬉野町と塩田町が合併し嬉野市となりました。隣の武雄温泉と並び称される「嬉野温泉」と重伝建に指定されている「塩田津」(しおたつ)の古い町並みが魅力で、2022年9月に隣の佐賀県武雄市と長崎県長崎市を結ぶ西九州新幹線が開通し「嬉野温泉駅」が開業、武雄温泉駅から新幹線かもめで5分、長崎空港からはバスと新幹線を乗り継げば30分も掛からずに訪れることが出来るようになりました。ちなみに隣接する武雄市には、『奇跡連発?ムロツヨシと佐賀県武雄市ぶっつけ本番旅』(2017年11月放送)で訪れ、ムロさんは武雄温泉の殿様湯に入浴しましたよ(笑)。


番組の概要(前編)

ゲストは、大河ドラマ「光る君へ」で和泉式部を演じた泉里香さん。旅の舞台は「和泉式部伝説」が数多く残る佐賀県嬉野市。公園で鶴瓶さんを待つ泉さんは、出会った親子とソリ滑りを楽しみます。温泉湯豆腐が名物だと聞いた鶴瓶さんと泉さんは、嬉野温泉へ向かうことに。足湯でくつろぎながら旅のヒントを探ります。おススメの温泉湯豆腐店へ向かう道中で嬉野茶の生産農家の方に出会い、興味津々の泉さん。一方の鶴瓶さんは酒屋さんを発見、そこで近くに酒蔵が2軒あると聞き…。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2024年9月21日(土)。鶴瓶さんと泉里香さんが待ち合わせたのは、佐賀県嬉野市にある「和泉式部公園」。和泉式部(いずみ しきぶ)は佐賀県杵島の福泉寺に生れ、塩田郷の大黒丸夫婦にひきとられて9歳まで過ごした後に京の宮廷に召され、優れた才覚と美貌で波瀾に満ちた生涯を送ったと伝えられています。その伝説に基づいて整備された和泉式部公園には、高さ5mもの和泉式部のブロンズ像が建立されています。その和泉式部像の後ろに設置されているのが、巨大な草スキーの滑り場。遊びに来ていた松本さんからソリを借りた泉さん、二人の小さな子供たちと一緒に草スキーにチャレンジ!。上に登ってみると、思った以上の急斜面にビビる泉さん。松本さん親子を見習ってこわごわ滑り出してみると結構スピードが出て悲鳴を上げる泉さんですが、とても楽しかったそうです(笑)。

和泉式部ゆかりの地である佐賀県嬉野市を訪れることにした泉さんですが、大好きなお茶が特産だと知りお茶の生産者にも会いたいそうです。一方の遅れて到着した鶴瓶さんは、昨夜トイレに行って足をぐねった(捻挫した)そうで、足を引きずりながら旅ロケに臨むことに…(汗)。そこで有名な嬉野温泉の足湯に浸かりたいと話す鶴瓶さんですが、何を聞き間違えたか『全部入ったら熱くないですか?』という泉さんに焦って『全部入ってもえぇの?』と聞き返す鶴瓶さんでした(笑)。

するとそこで出会ったのは隣接する鹿島市の役場に勤めているという一ノ瀬さんと細川さん、ここにある長い階段を目当てに走り込みのトレーニングに来たんだそうです。役場勤めの人なら何でも知ってると、嬉野温泉や名物の温泉豆腐、有名な酒蔵などについて教えて貰いました。

【二人旅】 嬉野温泉の「足湯」へ

西九州新幹線各駅乗り放題のTシャツきっぷ「GO NORI-HODAI」

くじいた足が痛い鶴瓶さんのために、まずは足湯に向かうことにした二人が「嬉野温泉」地区でロケバスを降りた所で出会ったのは、胸に“GO WEST”と書かれたおそろいの赤いTシャツを着た松尾さんご夫婦。ライブでもあったのかと尋ねると、西九州新幹線各駅乗り放題Tシャツきっぷ「GO NORI-HODAI」なんだそうです。この日は西九州新幹線の開通2周年の記念イベントが各地で開催されており、このTシャツを着た人が街中で大勢見掛けられました。長崎からTシャツ切符を着て新幹線で旅行に来たという松本さん、温泉湯豆腐を食べようと店を探している最中だそうです。見渡すと、あちこちに湯豆腐の看板が掛かる店があって湯豆腐が食べたいという泉さんですが、まずは足湯と譲らない鶴瓶さんでした(笑)。

ようやく二人が見つけたのは、「湯っつら広場」の足湯。二人並んでお湯に足を浸けると、とても温かくて寝てしまいそうなほど気持ちがいいそうです(笑)。『どうですか?、足治りますかねぇ?』と聞く泉さんに、『そんな急に治らへん』と笑う鶴瓶さんですが、『でも、ええわこれ、ウソみたいにちょっと治ってきたでぇ』と湯の中で足を動かす鶴瓶さんでした!。すると横を通りがかったのは、犬を抱いた川口さん。犬を散歩させているのでてっきりこの辺の方だと思い込み湯豆腐の美味しい店を訊ねると、ドライブついでに立ち寄っただけだそうですが、平川屋さんが有名だと教えてくれました。

そこで、さっそく湯豆腐を食べに教えて貰った「佐嘉平川屋 嬉野店」に行くことにした鶴瓶さん、歩き出すと『何やのこれ、治ったで! 温泉の効果すごいなぁ!』と、さっきまでとても痛かった足が足湯に浸けただけで本当にだいぶ癒えたそうです!。

【二人旅】 温泉湯豆腐の「平川屋」へ向かいますが…

途中で道を尋ねたのは、中華料理店「あんにん」の前で出会った祖母の田中さんと孫の村島さんの二人連れ。平川屋はだいぶ先と知ると、足が痛い鶴瓶さんは『そんなもん車やて!』と我儘を言い出します(笑)。おばあちゃんから誕生日プレゼントに孫に食事に連れて来てもらったと聞き『ええ子やね』と関心する鶴瓶さん、おばあちゃんも78歳には見えず身体がシュッとしていると褒めると、お茶農家で鍛えているからと田中さん。一方、孫の村島さんは佐賀県茶業試験場に勤めていると聞き、これは好都合とお茶に興味深々の泉さん、お茶作りなどについて色々教えて貰うことが出来ました。

車に乗って温泉湯豆腐の有名店「佐嘉平川屋 嬉野店」の前まで来た鶴瓶さんと泉さん、そこで出会った野仲さんに『豆腐行きました?』と尋ねると『私たち予約してます』と…。それを聞いて『予約せなあかんの?』と焦る鶴瓶さん、店の前に出来ていた大行列を見ると速攻で『止めます』と断念します(笑)。

【二人旅】 カフェ「木漏れ日- SAPIN」へ

そこで鶴瓶さん、すぐ近くで『こんなところに“スペイン”があるでぇ』と見つけたカフェ「SAPIN」に立ち寄ることに。すると隣にいた泉さんが『スペインじゃなくて、サピン?』と正すと、『ぜったい言うたらあかんぞ』と釘を刺します(笑)。店員の外尾さんに店名を尋ねると、フランス語で“サパン”(もみの木)と読むんだそうです。抹茶のソフトクリームを食べながら、これから始まる一人旅について話し合う鶴瓶さんと泉さん、そこで予行演習と店内にいたお客さんに泉さんがインタビューしてみることに。

泉さんが話しかけたのは、宮崎県から旅行に来たという祖母の細川さんと娘の吉玉さんとその孫娘の3世代女性。しかし食べかけのソフトクリームが溶けるからと、実際にインタビューするのは鶴瓶さんばかりで、何の練習にもなりません…(笑)。

結局、名物の温泉湯豆腐は食べられず仕舞いになった二人ですが、お土産に“湯豆腐”を買って帰ったというスタジオの泉さん。『温泉湯豆腐って美味しかったですよ』と話す泉さんですが、その話を聞いた鶴瓶さんと小野アナウンサー、『豆腐を買って帰って、東京の水道水で湯豆腐を作ったんですよね?、それって温泉じゃなくて普通の湯豆腐じゃないんですか?』と…(笑)。

【佐賀県嬉野市の魅力紹介】

ここでスタジオから旅の舞台である佐賀県嬉野市をビデオ紹介。紹介してくれるのは、嬉野生まれ・嬉野育ちの“がばいばあちゃん”こと、田中さんと坂口さんのコンビです。『嬉野によ~こそ来てくんしゃった! 嬉野のがばいばぁちゃんが、よかとこば今から紹介すっけんね』と(笑)。

まずは、「嬉野温泉」すかん(大好き)!。江戸時代に宿場町として栄えていた嬉野温泉、歴史に残るだけでも1300年の歴史があるとされています。市内には30軒以上の温泉旅館があり、トロトロとしたお湯は“美肌の湯”として知られています。そのお湯を求めて毎年100万人以上の観光客が訪れるんです。
 次は、温泉水で作った「温泉湯どうふ」じゃあんみゃ~か?。嬉野温泉に含まれる独自の成分が、豆腐のタンパク質をミルクの様に溶かしていくそうですよ。大豆の甘みを感じる味わいで、クリーミーな食感が特徴。今や嬉野市自慢のソウルフードになっています。
 次の良かんとこは、ここんたいじゃあんみゃ~か?。江戸時代の古い町並みが残る「塩田津」、ここはかつて水運で栄えた町でした。有田焼や伊万里焼で使われる原料の石が運び込まれる川の港だったんです。当時は川沿いに豪商の屋敷が連なっていました。、国指定重要文化財「西岡家住宅」など、今でも江戸時代の建物が当時の姿そのままに保存されていて見学することが出来ます。

ここで二人は別れ一人旅に。

【鶴瓶さん】 大きな“酒”の看板を見て「西野酒店」へ

あてもなく車を走らせていた鶴瓶さん、嬉野市塩田地区の県道沿いで大きな“酒”と書かれた看板を見つけ車を降ります。訪ねたのは、漬物・酒販売店「西野酒店」。誰か来たと店に出てきたお嫁さんは鶴瓶さんと気が付くとビックリし、慌ててお義母さんを呼びに中へと戻ります(笑)。出て来てくれたのは、店主の西野さんと息子さんご夫婦に孫の男の子。地酒「東長」の酒粕で漬けた店の手作りという“なら漬”を頂いた鶴瓶さん、『(塩が)きつくなくて美味しい』そうです。その後ご家族から皆さんの暮らしぶりなど話を聞いた鶴瓶さん、近くに東長と東一という2つの酒蔵があると聞き、土曜日なので店は閉まっているかもしれませんが、とりあえず訪ねてみることに。

【泉さん】 うれしの茶交流館「チャオシル」へ

泉さんは、先に出会った佐賀県茶業試験場に勤めている村島さんから教えて貰った嬉野市うれしの茶交流館「チャオシル」へ向かうことに。撮影許可を貰おうと受付を訪ねた泉さんですが、この日が土曜日で市役所の許可が貰えずに見学することが出来ませんでした。そこでお茶の生産者さんを教えて欲しいと相談すると、この通り沿いには製茶園さんが沢山あって、300メートルほど南側には「永尾製茶園」があると教えて貰いました。

【鶴瓶さん】 教えて貰った酒蔵「東長」へ

鶴瓶さんは西野酒店で教えて貰った酒蔵を訪ねることに。まず向かったのは銘酒東長を造っている「瀬頭酒造株式会社」。“原敬が命名しマッカーサーが愛した”という東長の酒蔵は、昨年1月に佐賀県遺産に認定されたそうで、とても立派な木造建築物です!。大きな土蔵が建ち並ぶ広大な敷地を巡ってみますが、土曜日で生憎どこも門が閉まっていて中に入れません…。

【泉さん】 お茶屋「永尾製茶問屋」へ

泉さんがチャオシルで教えてもらった嬉野茶専門のお茶屋「永尾製茶問屋」を訪ねてみると、オーナーはまたも西九州新幹線開業2周年記念イベント「うれしーの!ハッピーフェスタ」に行っていて不在とのこと…。でも、従業員の山下さんと大抜さんが喜んで迎い入れてくれました!。出して頂いた水だし茶を頂くと、香りがとてもよいと一気に飲み干す泉さん(笑)。水から淹れることで甘みが出るんだそうです。

【鶴瓶さん】 東長の酒蔵を見て廻っていると「東一」へ

広大な東長の酒蔵の敷地の周りを鶴瓶さんが痛い足を引きずりながら回っているうちに、あっちにも“丸に平の字”の屋号(字紋)が掲げられた土蔵があると行ってみると、そこは銘酒東一を造っている酒蔵「五町田酒造」でした。土曜日で会社は休みでしたが開いていた事務所にいたのは社長の瀬頭さん父娘。娘さんによると、東一は曽お祖父さんの代で東長と繋がる分家で、両家とも男子には「平」の字が付くんだとか。『(東一は)102年前に分家したところなので(東長の様な)立派な敷地はなく粛々と…』と聞き驚く鶴瓶さんですが、酒蔵で100年は短い方なんだとか。やっと人に出会えたと喜ぶ鶴瓶さん、事務所に入れて貰い瀬頭さん親子に暮らしぶりなど話を聞きました。子供は3姉妹だそうで、4年前に長女が勤めを辞めて家業を継いでくれることになったと喜ぶお父さんですが、ただ娘が当時お付き合いしていた男性を家に連れて来たら婿入りは無理と断られてしまったと残念がります…。しかし器量よしの娘さんを前に『ぜったい大丈夫!』と太鼓版を押す鶴瓶さんでした(笑)。焼き物が好きという娘さん、知り合いの吉田焼の窯元に作って貰った東一の銘が入った猪口があると見せてくれました。佐賀といえば有田焼が有名ですが、吉田焼もあると初めて知った鶴瓶さん、その瀬頭さんと知り合いの窯元「江口製陶所」を訪ねてみようと思い立ちますが、生憎と今日は駅前で西北九州新幹線のイベントがあるのでそっちに行っているかもと…(汗)。

前編の最後、スタジオで泉さんから『(後編では)このあと西九州新幹線開通イベントに行ったんです』と聞かされた鶴瓶さん、『あんな邪魔しよったとこ?』と(笑)。【後編へ つづく】

前編の再放送は、11月16日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅


佐嘉平川屋 温泉湯豆腐

佐賀県嬉野市の紹介

鶴瓶さん


東一 東長 すみやま 3本セット

泉里香さん

 

 令和6年11月18日(月)放送 「光る君へ」泉里香が佐賀県嬉野市の茶畑へ!鶴瓶足湯で人生語る(後編)

番組の概要(後編)

ゲストは大河ドラマ『光る君へ』で和泉式部を演じた泉里香さん。ぶっつけ本番旅の舞台は「和泉式部伝説」が残る佐賀県嬉野市。お茶が大好きだという泉さんは、名産の嬉野茶の生産農家に会うために嬉野温泉駅前のイベント会場へ。そこでお茶の品評会で日本一に輝いた農家を紹介されます。一方の鶴瓶さんは、酒蔵で聞いた吉田焼の窯元を訪れ、3世代の家族に出会います。さらにそこで紹介された旅館を訪問し、足湯で幼なじみの男性2人と人生を語り合います。


放送内容(後編)

【鶴瓶さん】 吉田焼の窯元が集まる吉田地区へ

鶴瓶さんは銘酒「東一」の瀬頭さん父娘から教えてもらった吉田焼の窯元が集まる嬉野市吉田地区へと向かいます。瀬頭さんと知り合いの「江口製陶所」の場所を訊ねに、まず「肥前吉田焼窯元会館」を訪れます。事務所にいた副島さん(副千製陶所)に江口製陶所の場所を教えて貰ったついでに、吉田焼の特徴について教えてもらいました。吉田焼は有田焼と同じく400年位の歴史がありますが、有田焼や伊万里焼はお殿様の御用達だったりするのに対して、吉田焼は主に庶民が使う食器を生産してきたんだそうです。

【泉さん】 嬉野温泉駅前で開催されていた西九州新幹線イベント会場へ

お茶が大好きという泉さん、お茶の生産農家を訪ねたいと「永尾製茶問屋」のオーナーに会うために、嬉野温泉駅前で開催されていた西九州新幹線開業2周年記念イベント「うれしーの!ハッピーフェスタ」の会場を訪れます。大勢の来場客で賑わう中で永尾製茶問屋のテントを見つけた泉さん、オーナーの永尾さんご夫妻と出会うことが出来ました。これ幸いとご自宅を訪ねたいと相談しますが、既に子供たちは家を出て夫婦二人暮らしだそうです…。すると『大家族の家がいいですよね?』と気を利かせてくれた永尾さん、大家族で茶畑も持っている太田さん家が適任と紹介してくれることに!(笑)。

【鶴瓶さん】 吉田焼窯元「江口製陶所」へ

鶴瓶さんが吉田焼の窯元「江口製陶所」を訪ねると、『東一さんから電話ありました』と窯主の江口さんが入口で待ち構えてくれていました(笑)。戦後すぐにお祖父さんが開業し70年になるそうです。するとそこへ、飛んで帰ってきたと奥さんと生後2か月の赤ちゃんを抱いた娘さんも駆け付けてくれました。赤ちゃんは顔も髪型も自分にそっくりと抱かせてもらった鶴瓶さん(笑)、三人からそれぞれご夫婦の馴初めや暮らしぶりについて話を聞きました。

【泉さん】 嬉野温泉駅前で開催されていた西九州新幹線イベント会場へ

西九州新幹線イベント会場でお茶の生産者さんを探す泉さん、永尾製茶問屋の永尾さんが大家族と紹介してくれたのは伝統的な日本茶だけでなく最近人気のうれしの紅茶の生産に携わる「太田重喜製茶工場」の太田さんご夫妻。しかしご両親は既に引退し応対が難しいと太田さん、知り合いのお茶生産農家で大家族の白川さんに電話して、その場で取材許可を取り付けてくれました!。嬉野でも大きなお茶の生産農家という白川さんのご家族は4世代で、そのお茶は今年の全国品評会で全国1位になったんだそうです!。

【泉さん】 全国1位に選ばれたお茶農家の白川さん家へ

西九州新幹線のイベント会場で教えてもらったお茶農家の白川さんを訪ね、お茶畑が広がる嬉野市岩屋川内地区へとやって来た泉さん。この辺りのはずと探していると出会ったのは、家の裏で栗拾いをしていた白川さん。昼のうちに拾わないと、夜にはイノシシに食べられてしまうので競争なんだとか(笑)。全国1位になったお茶農家の白川さんは隣で、両家は親戚なんだそうです。

その白川さん家(佐賀嬉野白川製茶園)を訪ねると、2歳の男の子と一緒に白川稔さんが玄関で迎えてくれました。てっきり息子さんかと思いきや、なんと孫なんだとか…。とても若くみえる白川さんご夫婦とそのご両親、長女に長男のお嫁さんと子供(孫)の4世代の大家族に迎えてもらった泉さん、白川さんによると普段なら畑に出ている時間だそうですが、今年の第78回全国茶品評会出品茶審査会で農林水産大臣賞(蒸し製玉緑茶の部)を受賞し11月の表彰式に出席するためのスーツを買いに、今日たまたま出掛けていた帰りに太田さんから電話が掛かって来たんだそうです(笑)。おばあちゃんの漬物と一緒に自慢の白川稔さん家の嬉野茶(水だし)を頂いた泉さん、お茶はとても美味しいし漬物はご飯にもお酒にも合いそうと…(笑)。

そうしているうちに、茶畑に出ていた息子さんも帰宅。小さな子供が喜んで父親に抱きつきますが、すぐに『臭い』と言って離れると母親の胸に抱きつきます…。肥料を配合してきたからと一旦奥に入って着替えてから戻ってきてくれた息子さん、改めてご家族全員が揃ったところで、畑作から茶摘み、茶工場での加工から袋詰め・出荷まで一貫してお茶の生産に携わる白川家の暮らしぶりや、代々受け継がれてきたお茶づくりについて話を聞く泉さんでした。

【鶴瓶さん】 嬉野温泉「旅館吉田屋」へ


嬉野温泉 旅館吉田屋

次に鶴瓶さんは、江口さんからいい旅館があるからと教えてもらった嬉野温泉「旅館吉田屋」を訪れました。佇まいがとても立派で、中に入ると広くて素敵なロビーに驚かされます…。すると直ぐに、鶴瓶さんが黙っておくように伝えた江口製陶所さんから連絡があったと、接客サービスのチーフをしている大山さんが駆け寄ってきてくれました(笑)。生憎と女将は不在とのことで、ロビーのソファーに座らせてもらい大山さんから話を聞くと、この旅館は来年で創業100年になるそうです。大山さんに仕事の様子などを尋ねる鶴瓶さん、帰り際にお客さんから『大山さんに会えて良かった』と言って貰えるのが一番接客冥利に尽きるんだとか。夕べ挫いた足が痛い鶴瓶さん、ロビーの奥に足湯があると知りその足湯サロン「クロニクルテラス」に入らせてもらうことに。


YOSHIDAYA 足湯サロン

お山さんに案内してもらったのは、旅館内のカフェに併設された足湯サロン「クロニクルテラス」。昼は足湯カフェ、夜は足湯BARとして日帰り客にも解放されているそうです。男性二人連れの先客がいましたが大山さんが了解を取ってくれたので、一緒に入らせてもらうことにした鶴瓶さん、嬉野抹茶かき氷を頂きながらお二人に話を聞くことに。大学の同級生という髙橋さんと山上さん、それぞれ仕事の休みに会って日帰りでこの足湯に立ち寄ったんだそうですが、なんと札幌と長崎出身の二人は小学校の時に全国系列の同じ塾に通っていて合宿で一緒になったことがあるので小学生の頃からの知り合いなんだとか(笑)。携帯電話も無かった時代から手紙のやり取りで札幌と長崎の男の子の付き合いが18年間も続いていると聞いてとても関心する鶴瓶さん。自分のかき氷を二人にも勧め、3人で一つのかき氷を突っつきながら、自分が30歳だった頃の楽しい人生話に花を咲かせる鶴瓶さんでした(笑)。

【泉さん】 白川さん家の茶畑へ

白川さん家の茶畑が見たいと泉さん、畑から帰ったばかりの息子さんも一緒に白川家4世代家族全員と一緒に茶畑に連れて行ってもらうことに!(笑)。なんと12~13か所もあるという白川さん家の茶畑の総面積は、東京ドーム4個弱にも及ぶそうです。休みはあるのかと尋ねると、子供の授業参観日くらいなんだとか…。白川さんが連れて行ってくれたのは、28年前に奥さんと結婚した時に植えたという茶畑。辺り一面に広がる広大な茶畑の中で、再びご家族からお茶づくりについて話を聞く泉さん、まわりの人のため・家族のために働く素晴らしさを改めて実感することができました!。

最後にスタジオの小野アナウンサー、後日スタッフが白川さんの家を訪ねたところ、お茶を使った料理を泉さんと一緒に作りたかったと、その料理を見せてくれたそうです。お茶が特産の嬉野市には、お茶のもつ有効成分の余すことなく頂く「お茶を使った郷土料理」が沢山あるんだとか。お茶しゃぶお茶のだご汁お茶のだんご茶葉を使った天ぷらお茶の佃煮お茶のケーキと、お茶を使った料理の数々がテーブル狭しとたくさん並べられていました。大家族の白川家では、誰かの誕生日にはお茶を使った料理で祝うのが恒例。お茶の葉の天ぷらは、ほんのり甘く少しだけ苦い味が特徴で、新茶の時期が最高に美味しいんだそうです。

後編の再放送は、11月23日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん


YOSHIDAYA 足湯サロン

泉里香さん


【ふるさと納税】白川稔選

 

番組内で紹介された 嬉野市の名物など


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