鶴瓶の家族に乾杯 | 高知県津野町(ウエンツ瑛士さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和6年11月25日(月)放送 ウエンツ瑛士が四万十川源流点へ?!高知県津野町の旅(前編)

旅のゲストは、タレントでシンガーソングライターや俳優でもある ウエンツ瑛士(ウエンツ えいじ)さん。東京都武蔵野市出身の39歳。4歳からモデルとして芸能活動を始め、NHK教育テレビの人気子供番組『天才てれびくん』にも出演、以後テレビドラマなどで俳優として活動する一方、2002年から2016年まで小池徹平さんとのデュオ「WaT」として歌手活動も行っていました。父親がドイツ系アメリカ人ですが日本生まれの日本育ちで英語が話せなかったため、2018年から1年半の間 英国ロンドンに留学し、帰国後芸能界に復帰しました。ウエンツさんが家族に乾杯にゲスト出演するのは、今回が3回目。1回目は2008年11月の放送で「北海道新ひだか町」を旅し、2回目は2021年に長野県内を旅する予定でしたがコロナ過でロケが中止となってしまい、代わりに2021年11月放送の「特別編 長野スペシャル」にスタジオゲストで出演しました。なので、ぶっつけ本番旅は2008年以来16年ぶり2回目ということになります。

今回の旅の舞台は、高知県 津野町(つのちょう)。高知県の中西部の内陸側に位置し、人口は5千人弱。津野町の中北部に聳える「不入山」(いらずやま、標高1336m)は四万十川の源流点として知られ、〝天空の爽回廊“とも称され森林セラピー基地にも認定された原生林「四国カルスト天狗高原自然休養林」が広がる、とても自然豊かな土地柄です。主な産業は農業と林業で、特に茶の生産が盛んで「津野山茶」としてブランド化が進められています。ウエンツさんといえば田舎より都会派といったイメージで、なぜ津野町を旅先に選んだのか不明ですが、高知を訪れるのは初めてとのこと。うどんやビール、湯葉やかぼちゃの天ぷら等が好物というウエンツさん、津野町には特産のお茶を活かした珍しい津野山ビールや、朝ドラ『らんまん』のモデルになった高知出身・牧野富太郎博士にちなんだ「津野山はいからうどん」があったり、四万十川の源流水を使用した豆腐作りも盛んで津野山地区に伝承される郷土料理「豆腐の梅酢づけ」はチーズのような食感が魅力です。都会を離れ、そんな大自然と素朴な味を求めて高知を訪れたのではないでしょうか?(笑)。


番組の概要(前編)

ゲストはウエンツ瑛士さん。旅の舞台は、『日本最後の清流』とも称される四万十川の源流点があることで知られる高知県津野町。出会った人に四万十川の源流点を目指すことを勧められたウエンツさんは、どんな場所なのか情報を得ようと、近くの図書館で資料を探すことに。一方の鶴瓶さんは、地元の人たちが卒業したという中学校を訪問し、授業に飛び入り参加します。別れ際に生徒たちの大合唱を聞き、感極まる鶴瓶さん…。一方のウエンツさんは、果たして源流点を目指すのでしょうか!?(笑)。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

新田橋から見る東津野中学校

ロケが行われたのは、2024年10月4日(金)。2005年に東側の葉山村と西側にあった東津野村が合併し東西に広い津野町が発足しましたが、鶴瓶さんとウエンツ瑛士さんが待ち合わせたのは、津野町の西端に近い旧東津野村エリアを流れる北川に架かる「新田橋」の上。全国で高知県のみ来たことが無かったというウエンツさん、16年前のロケではたぶん自分の好き勝手の旅をしたであろうことから、大人になった今回はどんな町なのかが観ている人に伝わる様な旅にしたいと意気込みを語ってくれました(笑)。

橋のたもとで二人が出会ったのは、工事作業に来ていた地元の谷本さんと村中さん、馬場さんの3人。鶴瓶さんが川岸の崖の上に立つ建物を見つけ何かと尋ねると、皆さんが何十年前に、そして皆さんの子供たちも通い育った中学校なんだそうです。高知は初めてというウエンツさんのために、津野町でどこに行ったらいいかと尋ねると、「四万十川の源流点」は行った方がいいと推薦してくれました。車で15分ほど行った場所に登山道の入口があるんだとか…。その話を聞いて行く気満々のウエンツさんですが、『この番組は人と出会うねん、源流に人がおるか!』と鶴瓶さん…。源流に行くと言うウエンツさんを置いて自分は『ここで別れる』と、旅がスタートして早々に二人は別れることに(笑)。

【ウエンツさん】 四万十川源流点の情報を求め…

四万十川源流点

鶴瓶さんと別れ歩き出したウエンツさんを見て、近くでこの会話を聞いていた通りすがりの宮内さん、『その靴で源流は大変ですよ』と声を掛けてくれました。この町の人は皆さん源流に行ったことがあるのかと尋ねると、『行ってません』と即答する宮内さん。それなのに、『いいとこですよ』と勧めつつ『まむしに気を付けて』と…(汗)。なにやら不安になってきたウエンツさん、図書館の看板を頼りに津野町役場西庁舎(旧:東津野村役場)へとやって来ると、そこで出会ったのは役場に勤める鍋島さん。鍋島さんにも源流に行ったことがあるかと尋ねると、『行こうかなと思いつつ、行けてないです』と…。町民のほとんどが源流点に行ったことがないと知り、きっと険しい道のりであろうと察したウエンツさん。図書館で鍋島さんに源流の写真を探してもらうことにし、『絶対に行った方がいいと言われ行かない分けにいかない雰囲気だし、視聴者にも源流の良さは伝えたいので、写真を見て自分がワァーと驚いて、後は(後ろにいた番組スタッフに)編集で映像をうまく差し込んでもらって…』と、自分は源流に行かずに済む手段を講じます(笑)。

【鶴瓶さん】 山の上にある東津野中学校へ

津野町立東津野中学校

地元の皆さんが全員通ったという山の上に建つ「東津野中学校」、資料を見るとその立派な校舎に驚いた鶴瓶さん、どんな中学校なのか訪ねてみると、校長の堅田先生が快く校長室に迎い入れてくれました。現在東津野中学校の生徒数は全校で31名(1学年に約10名)だそうですが、昭和22年に新学制がスタートした当時は旧東津野村内に何と4校が設置され、その後25年で4校が合併、昭和49年に竣工した現在の校舎はとても大きく立派です!。先生方にも話を聞きたいと鶴瓶さん、すると野村先生がちょうど今やっている総合の授業でごみ問題をテーマに生徒が撮った動画を発表し合っているので鶴瓶さんに見学して欲しいと誘ってくれました。鶴瓶さんが教室を訪ねると、突然の来訪に驚き歓声を上げる生徒さんたち。生徒が制作したごみの出し方についての動画を見せてもらい、出されたクイズに答えますが見事に不正解の鶴瓶さんでした(笑)。

授業後に教室を出て校舎の1階に集まってくれた生徒さんたちに両親もこの中学出身かと尋ねると、多くの子がそうだと答えますが、中には違うという子も。その一人、笹岡君にどこから来たかと尋ねるとフィリピンから来たそうです。すると川田君はニュージーランドだと言い、明神君はインドネシアだそうです。でもみんな幼い頃に津野町に引っ越して来たので、幼稚園のゾウ組から小学校、中学校とずうっと1学年1クラスの同級生なんだとか(笑)。

そんな話をしているうちに他の学年の生徒さん達も集まって来てくれたので、卒業ソングの定番の「にじ」が大好きだと鶴瓶さん、皆さんに歌ってもらうことに!。すると恥ずかしがることもなく喜んで、振り付けまでしながらとても楽しそうに合唱を披露してくれた東嬉野中学校の生徒さんたち、『なんて素直な子たちなんだろう』と感動する鶴瓶さんでした。

【ウエンツさん】 四万十川源流の写真を探しに図書館へ

ウエンツさんは津野町役場西庁舎(旧:東津野村役場)の前で出会った役場職員の鍋島さんに案内してもらい、地下にある「津野町立図書館 虎太郎館」へ。そこで受付にいた司書の石山さんと三本さんに、『源流点の写真がのっちゅう本』を探してもらうことに(笑)。お二人が本を探してくれている間、図書館なので小声で鍋島さんに彼女の話を振るウエンツさん。実家暮らしで親は聞いてこないが彼女の事は知っているという鍋島さんに対して、自分は隠す人間なので今まで一度も親に彼女を紹介したことがないく逆に事あるごとに母親が聞いてくると、下世話な話で盛り上がる二人でした(笑)。

そうこうしているうちに、ようやく司書のお二人が探し出してくれた四万十川の源流を紹介している本を見せてもらったウエンツさん、その写真を見ただけで行くのを止め、後はNHKスタッフの映像編集力に委ねることに(笑)。代わりに農家さんなどを訪ねたいと皆さんに相談すると、近くに面白い人がいると三本さん、ミョウガ農家の高橋さんに電話して今からウエンツさんが訪ねていくからとアポイントを取ってくれました。

ちなみにウエンツさんから丸投げされた番組の中尾ディレクター、仕方なく自らの足で源流点を目指すことに!。登山道の入口から、沢で滑りやすい道を行き、ゴツゴツと険しい岩場を登ること30分、ようやく標高およそ1000mにある四万十川の源流点に辿り着きました。そこでは“最後の清流”の名にふさわしいキレイな水が流れ出し、この景色を見ずに写真だけで済まそうとしたウエンツさんは本当に信じられないと、中尾ディレクターがウエンツさんに代わって源流点をレポートしてくれました(笑)。

【津野町の魅力紹介】

ここでスタジオから、津野町の魅力をビデオ紹介。小野アナウンサーによると、ウエンツさんといえば子役に歌手にイギリス留学、最近は舞台にと色々な新しいことにチャレンジしていらっしゃる、そんなウエンツさんにちなんで津野町を紹介するテーマは「チャレンジング」だそうです。紹介してくれるのは、生まれも育ちも津野町という津野町観光推進課で働く高橋さん。WaTはなんと!?、ウエンツさん派!(笑)。

まず最初は、森の中の巨大アスレチック「フォレストアドベンチャー・高知」。津野町の山深い地形と森林を活用したレジャー施設で、ロープやつり橋を使って木から木へと渡り歩く空中アクティビティが楽しめます。中でも一番チャレンジングなのは、ジップライン。ケーブルを滑車でビューンと滑り降りるんです。高さ40メートル近い場所から空を飛ぶ感覚を楽しめます!。
 続いては、「津野山ビール」。津野町は高知県屈指のお茶の産地、標高600mほどの茶畑では寒暖差が大きく美味しいお茶が育ちます。そんな地元産のお茶をパウダー状にしてビールに混ぜて頂くのが津野山ビール。お茶の旨みとビールの苦みのコラボを狙ったチャレンジングな一杯です!。

最後は「与作」もとい、「ヨサク」。津野町を東西に横切る「国道439号」、徳島市から高知の四万十市までを結ぶ全長346kmの国道で、“ヨサク”の愛称で親しまれています。このヨサク、国道なのに大部分がすれ違い困難なチャレンジングロード。過酷な道と書いて“酷道”(こくどう)、その代表格としてマニアから熱狂的な人気を誇っています。もし対向車が来ても焦らず、ジャンケンなど平和的な方法で譲り合いましょう!(笑)。
 チャレンジングなドライブを楽しんだ後は、町内にある唯一の天然温泉「郷麓(ごうろく)温泉」へ。川のせせらぎを聞きながら、身も心もリフレッシュできますよ!。

【ウエンツさん】 ミョウガ農家を訪ね

図書館で司書の三本さんに紹介してもらった高橋さんに会いにウエンツさんが車を走らせると、高橋さんご夫妻とミョウガの収穫を手伝ってくれている片岡さんの3人が道に出て待っていてくれて、大喜びでウエンツさんを出迎えてくれました。立ち話もなんなんでお宅にお邪魔したいとお願いすると、子供が5人いるので散らかっていると恥ずかしがる高橋さん…。とりあえずミョウガの収穫小屋を覗かせて貰うと、採り立ての大きなミョウガがいっぱい!。スーパーで見るミョウガとは全然違うとウエンツさん、食べたら味も違うんだろうと想像しますが、ミョウガ嫌いな奥さんは生で食べたこと無いんだとか(笑)。でも料理すれば食べられるという奥さんですが、そのためには家に帰らないとならないとならず、遂に諦め2分時間をもらい急いで片付けてからウエンツさんを家に迎い入れることに!(笑)。

【鶴瓶さん】 峠道で車窓から見つけたお店へ

津野町の西(旧東津野村)から東(旧葉山村)へと山の中の国道を車を走らせていた鶴瓶さん、途中でお店らしき建物を見つけ車を降ります。すると店の前で出会ったのは、ゆるキャラの「しんじょう君」で有名な須崎市から来たという谷岡さんご家族。しんじょう君に負けず劣らずいいキャラクターの谷岡さんと一緒に鶴瓶さんが訪ねたのは、峠の食事処「山賊茶屋」。小さな峠の茶屋といった雰囲気のお店ですが、名物の世界一大きい焼き鳥(スーパー焼き鳥)を目当てに全国からお客さんが訪ねてくるんだとか!。お腹が空いていた鶴瓶さん、おでんを食べながら見つけたアメゴ(アマゴ=ヤマメ)の塩焼きも頂くと、これまたとても美味しいそうです。店員の浜田さんに話を聞いていると、この番組をよく見ているそうで今日のゲストは誰かと尋ねられたので、『アイドルは来ていない、もう一人はエセ・ミュージカル俳優』と答える鶴瓶さんでした(笑)。

【ウエンツさん】 高橋さんのお宅へ

みょうがの生ハムチーズ巻きレシピ

奥さんが大急ぎで片付けてくれた高橋家にお邪魔したウエンツさん、手早く作ってくれた奥さんが唯一食べられるというミョウガの料理、ミョウガとクリームチーズを生ハムで巻いたのをオリーブオイルをたっぷり付けて頂いてみると、ミョウガのちょっとした苦みが効いていてとても美味しいそうです!。普段家庭では出荷できない傷ついたミョウガを食べているそうですが、ウエンツさんのために今日は特別にAランクのミョウガを使ったと奥さん、そこでご主人と片岡さんも相伴に預かると『何時もと全然味が違う!』と、ミョウガ農家もビックリの大発見でした(笑)。

美味しいミョウガを頂いたウエンツさん、次は恒例の“馴初め”を聞くことに(笑)。高橋さんご夫妻から、19歳と20歳の時に付き合って半年で“作っちゃった婚”したと聞きビックリするウエンツさんですが、これも“田舎あるある”と意に介さない様子のご夫婦でした。ちなみに小野アナウンサーによると、お二人の5人のお子さんのうち中学校に通う長女と次女は、先に東津野中学校を訪ねた鶴瓶さんと会っていたんだそうです!。【後編へ つづく】

前編の再放送は、11月30日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

高知県津野町の紹介

テーマは「チャレンジング」。紹介してくれるのは津野町観光推進課の高橋さんです。

鶴瓶さん

ウエンツ瑛士さん

 

 令和6年12月2日(月)放送 ウエンツ瑛士感動!海を越えた家族の物語・高知県津野町(後編)

番組の概要(後編)

ゲストはウエンツ瑛士さん。高知県津野町でぶっつけ本番旅を繰り広げます。山を下りた鶴瓶さんがふと立ち寄った先は小さなパン屋さん。さらに辺りを歩いていると笛の音に誘われて橋の上に行き着きます。鶴瓶さんが目にした光景とは!?。一方のウエンツさんは、「みょうが」の選別作業を手伝うことに。そこで耳にしたのは50年ほど前にアメリカ留学をしていた夫との文通のこと。なんと当時の手紙を今も大切に取っているとのこと。甘酸っぱい青春の記憶がよみがえります。


放送内容(後編)

【ウエンツさん】 ミョウガ選別作業のお手伝い

ミョウガ料理をご馳走になったお礼に何かお手伝いさせて欲しいとウエンツさん、ミョウガの選別作業を手伝わせてもらうことに。作業小屋を訪れると、大量に積み上げられたミョウガの山の前で、奥さんのお母さんの明神さんやお手伝いの方々が黙々と選別作業を行っていました。その横に並んで座ったウエンツさん、皆さんはちゃんとしたイスに座布団を敷いて座っているのに自分のイスは不要になったペール缶で『ぜんぜんちゃんとしたイスじゃない…』と文句を言い、そして奥さんに教えてもらいながら1個ずつ『これはA、これはB、これはC』と言ってはミョウガを選別ケースに入れていくウエンツさん、お手伝いになるどころか、作業の邪魔をしているとしか思えません…(笑)。横で作業しているお母さんにお父さんとの馴初め話を聞くウエンツさん、ご主人とは中学卒業後に行った帰全農場(農業研修所)で先輩後輩だったというお母さん、先生から英語の勉強のため先に卒業してアメリカ留学していた先輩と文通をしなさいと言われ1年間文通をしたのがきっかけなんだとか。当時の手紙は今でも全部取ってあると聞き、ぜひ見たいとウエンツさん、明神さんの自宅を訪ねることに!。

【鶴瓶さん】 山村で見つけたパン屋さん

車で山を下っている途中、車窓から喫茶店「ブルーメ」を見つけた鶴瓶さん、立ち寄ってみることに!。しかし店の玄関には準備中の札が掛かり、中を覗いてみますが人の気配もありません…。仕方なく車を降りたついでと辺りを歩いてみることにした鶴瓶さん、こんな山の中にも郵便局があると関心していると、その更に奥には“オープン”と書かれたのぼり旗が風に揺れています。こんな小さな山村の奥まった場所で何がオープンしたのかと気になり訪ねてみると、そこはパン屋さんでした!。突然の鶴瓶さんの来訪に、店内で開店の準備作業をしていた若い女性二人がビックリし奇声を発します(笑)。

鶴瓶さんを大喜びで迎えてくれたのは、パン屋「小屋」の店主の古谷さんと、お手伝いの林さん。何時オープンしたのかと尋ねると、店の開業は5年前でオープンの旗は開店中の案内だとか…。なぜこの山の中でパン屋を開こうと思ったのか気になる鶴瓶さん、この隣が自宅でパン屋の営業は週1回、金曜日だけなんだそうです。朝の3時に起きて焼いているというお勧めのワッフルを頂いた鶴瓶さん、とても美味しいそうですよ!。ちょうどそこに顔を出したのは、古谷さんのお母さんの山﨑さん、営業日に来て揚げパンを揚げてくれているそうです。5年前に小さい赤ちゃんがいるのにパンを焼きたいと言いだし、すると思い付きでガレージを潰して店まで開いて、ご主人もお母さんもスタッフも次々に手を広げる古谷さんに付いていくのが大変なんだとか…(笑)。

【ウエンツさん】 50年前の文通の手紙を見せてもらいに明神さんのお宅へ

明神さんが50年前の青春時代、アメリカに留学していた今のご主人と文通していた時に貰った手紙は今でも全部取ってあると聞いたウエンツさん、ぜひその手紙を見せて欲しいとミョウガの選別作業のお手伝いは止めて明神さんのお宅へと伺います(笑)。文通期間は1年間だったそうですが、その手紙の束は数十通はありそうです!。中を読ませてもらうと、きっと奥さんが『青春とは何か?』と相談したのでしょう、アメリカのご主人からとても素晴らしいアドバイスの手紙が送られてきていました。

当日、明神さんのご主人は山の仕事に出かけていて留守でしたが、後日スタッフが訪ねると、なんとご主人も当時の手紙を大切に取ってありました!。ご夫婦ともお互いに当時の手紙を取ってあることを知らず、子供たちも両親にそんな馴れ初めがあったことを初めて知ったそうです(笑)。

ところでウエンツさん、この後どこに行ったらいいかと高橋さんに相談すると、ぜひ町に伝わる神楽を見てほしいと奥さん。神楽に参加しているお兄さんに電話すると、お兄さんから神楽の会長さんに連絡を取ってくれるそうです!。

【鶴瓶さん】 なぜか神楽の笛の音が聞こえてきて…

そんなウエンツさんの行方など何も知らない鶴瓶さんですが、パン屋の「小屋」から戻る途中、どこからか神楽の笛の音が聞こえてきます…。音の聞こえる方へと歩いて行ってみると、橋のたもとで一人で笛を吹いている男性を見つけますが、鶴瓶さんに気が付いても何故か笛を吹くのを止めません…。よく見ると、向かいに立てた三脚に置かれたビデオカメラで、橋の上から遠くに見える風車をバックに笛を吹く様子を撮影している所でした。笛を吹き終わった楠目さんに話を聞くと、YouTubeに「高知山暮らし」というチャンネルを開設し動画をアップしているそうです。そこで鶴瓶さんに、ビデオカメラに向かって『チャンネル登録よろしくお願いします!』と言って欲しいと出演依頼(笑)。

【ウエンツさん】 神楽ハウスへ

高橋さんのお兄さんからの連絡で外出先から急いで帰ってきてくれた「津野山古式神楽」の保存会会長の嶋崎さんと待ち合わせしたウエンツさん、高橋さんと一緒に保存会の活動拠点となっている「神楽ハウス」を訪ねます。そこで嶋崎さんと高橋さんの二人による神楽太鼓の演奏を見せてもらうことに!。嶋崎さんによると、(小太鼓による)小囃子は基本があるそうですが、大胴(大太鼓)は楽譜が無いので叩く人の三者三様なんだとか。そして舞は、18の舞があるので8時間も続くんだそうです…。

スタジオでその様子を見ていた鶴瓶さんは『ジャズですよ、アドリブやねん』と関心しますが、その大胴にチャレンジすることになったウエンツさん。嶋崎さんに『自分のオリジナルを作ってください』と言われ躊躇するかと思いきや、隣の高橋さんに『もぉうちらのバイブスでいきましょう!』と声を掛けると、さすが元ミュージシャン?、初めてにしてはなかなかのリズムを奏でて魅せました(笑)。次は、“金山彦”の面を付けてもらい舞の所作を教えてもらいますが、こちらは『しばらく修行してください』と直ぐに面を外されてしまいました…(笑)。スタジオでは小野アナウンサーが、実際の津野山古式神楽奉納の秋祭りの映像を見せてくれました。すると、神楽のメンバーの中に鶴瓶さんが先に出会ったユーチューバーの楠目さんを見つけます。神楽保存会の一員だという楠目さん、実は神楽ハウスを訪ねたウエンツさんにも自身のYouTubeチャンネルに出演を依頼していたんだとか!。ちなみにこの番組の放送時点での再生回数は、鶴瓶さんの方が257回、ウエンツさんの「ウエンツさんと、コラボしてみた」が203回だそうです…。

【鶴瓶さん】 再び喫茶店「ブルーメ」へ

再び喫茶店「ブルーメ」に立ち寄ってみますが、相変わらずドアの鍵は掛かったまま…。すると、道路を挟んだ向かい側の家から鶴瓶さんを見て吠える犬の鳴き声が聞こえて来たので行ってみると、犬の面倒をみていたのが喫茶店店主の西森さんでした!。店を閉めて買物に出掛けていたそうですが、鶴瓶さんがブルーメを訪ねたことを小屋のパン屋さんから聞いて戻ってきたところだとか(笑)。先代のお義母さんから店を引き継いで4年目、既に5歳になる孫娘が次の跡継ぎ候補に手を挙げてくれているそうで、土日に店に行けばカワイイ将来のママさんが給仕してくれるそうですよ!(笑)。

【ウエンツさん】 絶景の「白龍湖」へ

与作狸

ウエンツさんは、高橋さんに津野町の見所として紹介してもらった「白龍湖」へ行ってみることに。先に「酷道ヨサク」として紹介された国道439号沿いの山の中、突然現れた巨大な「与作狸」と呼ばれるタヌキの像の前で車を降りると、その崖下300メートルの所に白龍湖があるそうです。道沿いに立てられた案内看板は、なぜか手作り感が満載の代物…。

紹介してくれた高橋さんによると『今日は曇っているのであまりキレイではないかも』とのことでしたが、ウエンツさんが水辺に近づいてみると水の透明度が高く、大きな鯉が泳いでいてとてもキレイな池した。

【鶴瓶さん】 道で出会った山﨑さんのお宅へ

再び津野町を横切る国道197号を西へと山を下る鶴瓶さん、また集落をみつけると車を降ります。そこで出会ったのは、4-5年ほど前からパーキンソン病を患っていると話す山﨑さん。身体に力が入らないそうですが握手でしっかり手を握れるし、緊張すると上手く会話できないといいますが鶴瓶さんと出会ってもちゃんと話が出来ていると伝えると、『今は(鶴瓶さんと会っても)落ち着いています』と…(笑)。娘の家が近くと聞き山﨑さんのお宅を訪ねることにした鶴瓶さん、突然の来訪にビックリする娘さんと孫、さらに山﨑さんを探しに出ていた奥さんも戻ってきてくれて、皆さんから暮らしぶりについて話を聞くことが出来ました。こんな田舎に鶴瓶さんが来てたまげたでぇと山﨑さん、本当に今日はええ日やと感動すると、スタッフ全員に『今晩みんな泊まっていってもらったらえぇのに』と(笑)。

【ウエンツさん】 白龍湖にウエンツ1号・2号・3号を放流

白龍湖ブルーの写真

酷道もとい国道へ戻ろうとするウエンツさん、すると細い山道を上から下って来る軽トラックとすれ違います。乗っていたのは白龍湖のある土地を所有している田村さん母娘、ウエンツさんが来てくれたと大喜びしますが、今日は曇っていると残念がります。晴れていると、池の底が石灰石なので太陽の光で青くもっとキレイに見えるんだとか。池には沢山の大きな鯉が泳いでいましたが、追加で買ってきたと軽トラの荷台にはビニール袋に入れられた大きな錦鯉が積まれていました!。一緒に放流を手伝うことにしたウエンツさん、水温に慣らすため池にビニール袋を浮かせてから30分後、袋を切って大きな3匹の錦鯉を放流したウエンツさん、すると田村さんが記念にと、放流した鯉に「ウエンツ1号・2号・3号」と名前を付けてくれました(笑)。

スタジオにはキレイな晴れた日の白龍湖を見て欲しいと、田村さんから“白龍湖ブルー”が写ったステキな写真が送られてきていました。そしてウエンツ1号・2号・3号の写真も送られてきていて、その後も元気に泳いでいるそうですよ!(笑)。

後編の再放送は、12月7日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。


 

番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

ウエンツ瑛士さん

今回のロケで出会った皆さん(エンディング)

番組内で紹介された 津野町の名物など


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