各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。
「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。
今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。
旅のゲストは、女優でタレントの かたせ梨乃(かたせ りの)さん。東京都出身の67歳。小学校から高校まで女子御三家として名高い雙葉学園に通い、独協大学英語学科に在学中にCMモデルとしてデビューし中退。その後はテレビCMのほか、深夜番組『11PM』のバニーガールやテレビドラマなどでグラマラスなボディスタイルを披露し男性ファンを魅了、1986年から始まった映画『極道の妻たち』シリーズや『吉原炎上』『肉体の門』などで一躍人気を博します。これまでNHK朝の連続テレビ小説ならびに大河ドラマにも数多く出演してきましたが、今度は2015年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』にも出演が決まりました。このドラマは江戸時代の版元(出版人)で歌麿や写楽の浮世絵などを世に知らしめた蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)の生涯を描いた作品で、主人公を横浜流星さんが演じます。かたせ梨乃さんが家族に乾杯にゲスト出演するのは今回が初めて。
今回の旅の舞台は、長崎県 島原市(しまばらし)。島原半島の東端に位置し、内海である有明海を隔てて福岡県大牟田市や熊本県熊本市と向き合います。また島原半島の中心都市として、西には雲仙普賢岳を挟んで雲仙市が、南側には南島原市があります。家族に乾杯は過去にも1999年9月の放送でゲストの加藤茶さんと一緒に島原市を旅しており、今回が2回目となります。島原市が大河ドラマ『べらぼう』に関係するとは思えないので、かたせ梨乃さんの個人的な希望で旅先に選ばれたのではないでしょうか?。だとすれば、2023年5月放送のテレビ東京『あさこ・梨乃の5万円旅 ⑫』でゲストの村上佳菜子さんを加えた女子3人で、長崎新地中華街から出島、島原市を経て南島原にある夕日の絶景スポット・奇岩「モアイの黄昏(両子岩=ふたごいわ)」まで旅したかたせ梨乃さん、中でも『日本一 海に近い駅』として知られる島原鉄道「大三東駅」(おおみさきえき)に甚く感動したそうです。再び絶景の海迫る島原鉄道の景色を見に島原市を再訪することにしたのではないでしょうか?(笑)。
かたせ梨乃さんがどうしても再訪したかった場所、島原鉄道の大三東(おおみさき)駅。以前訪問した時はたった3分しか滞在できなかったそうです。そして今回、目の前に広がる有明海の絶景を眺めながら一人たたずむかたせさん。そこに鶴瓶さんがやって来ます。二人は駅で出会った男性に教えてもらった和ろうそく店へ。さらに、近くの食堂で皿うどんをいただきます。一人になったかたせさんは、畑で白菜農家の人と出会います。一方の鶴瓶さんは、線路沿いを南へ行ってみることに…。
ロケが行われたのは、2024年11月13日(水)。鶴瓶さんとかたせ梨乃さんが待ち合わせたのは『日本一 海に近い駅』として知られる島原鉄道「大三東駅」、駅のホームに立つと目の前は海でその足元から先が砂浜です!。かたせさんは2023年にいとうあさこさんと一緒の旅番組で列車に乗って大三東駅を通り過ぎたそうですが、気になって番組スタッフに我儘を言ってここまで戻ってきたんだとか。そして再びここに来ると誓い、遂にその夢が叶ったと嬉しく涙を流すかたせさんでした。大三東駅にはその景色を撮りに写真愛好家が大勢立ち寄っていて、二人はその内の一人の女性で大きなカメラを抱え背中に三脚を背負った、佐賀から来たという江島さんに話を聞くことに。雲仙の紅葉を目指して長崎に来たついでに、インスタグラムで人気の大三東駅の“幸せの黄色いハンカチ”を撮影しようと立ち寄ったんだとか。すると三人に声を掛けてくれたのは地元に住む年配の柴田さん、満潮時の景色が最高だそうです。駅のホームに掲げられた和蝋燭の看板が気になった鶴瓶さん、柴田さんに聞くと歩いて10分ほどの所に工場があるそうです。
鶴瓶さんとかたせさんは、駅のホームの看板で見た綺麗な絵柄の和蝋燭が気になり、その「本多木蝋工業所」を訪ねます。工場で迎えてくれた社長の奥さんの本多さん、見る・学ぶ・体験するをモットーに“和ろうそく作り・絵付け体験”が出来るそうで、突然の訪問でしたが快く工場内を案内してくれることに。工場の前の畑で栽培されていたのは、和蝋燭の原料になる櫨(ハゼ)の木。その木にブドウのように生った小さな赤い実を収穫し、潰して蒸して搾って“ろう”が作られるんだとか。その行程を一つ一つ見せてくれた本多さん、枝を取ってふるったハゼの実(豆)を潰し、水を入れて煮ると汚れが水に溶け込み上にアクが浮いてくるので、そのアクを固めたものが木蝋(もくろう)。ピスタチオやピーナッツなどと同じ木の実の油の塊みたいなもので、木蝋自体は灰色をしていますが、それを天日に干すと白くなりお相撲さんの髪に付ける“びんつけ油”のもとになるんだそうです。現在べらぼう(時代劇)を撮影中のかたせさん、毎日鬘にびんつけ油を使っているそうですが、こうして作られるものだとは全く知らなかったと勉強になります!。
そこで挨拶に出て来てくれたのは社長の本多さん。びんつけ油が作られているのは関西だけで、特に200年前に雲仙岳が噴火して米や野菜が採れなかった江戸時代、火山灰に強い櫨の木を10万本植えて島津藩を財政を支えたのが木蝋だったと教えてくれました。本多さんご夫妻の達者な説明に関心する鶴瓶さん、聞くとお二人は元々中学校と小学校の先生だったとか(笑)。
鶴瓶さんとかたせさんは、本多さんに紹介された地元でちゃんぽんが美味しいと人気の味処「仲よし」を訪ねることに。ちゃんぽんにするか皿うどんにするか悩む鶴瓶さん、賑わう店内で隣のテーブルにいた女性陣が何を食べているかと尋ねると、長崎和牛のローストビーフが丼ぶりの縁から溢れんばかりに盛られた“名物がぶ丼”(並:1320円)だそうで、参考になりません(笑)。バリ麺かやわ麺かを選べる皿うどんがある仲よしさん、細い皿うどんが好きというかたせさんの意見に乗っかって二人とも同じ細麺(バリ麺)の“皿うどん”(並:990円)を頂くことに!。面がパリパリで、地元の野菜がとても美味しいとかたせさん、鶴瓶さんもご満悦(笑)。
ここでスタジオから、長崎県島原市の魅力をビデオ紹介。紹介してくれるのは地元のかわいいアイドル、小太郎・豆太郎・福太郎という3匹の柴犬「三太郎」。壁の穴から顔を出す姿で人気となった三太郎は、一つ屋根の下に暮らすファミリー、SNS10万フォロワーで海外にも名の知れたアイドル犬です。
島原のシンボルは、なんといっても「雲仙・普賢岳」。その恵みの代表が湧き水、島原市では約70か所で1日22万トンもの水が湧いています。町の至るところに水が溢れ、“水の都”とも呼ばれています。
そんな島原市で小太郎の一番お気に入りの場所は、「武家屋敷」。築城400年を迎えた島原城の近くに作られた武家屋敷街、昔ながらの町並みが今も地元の人たちの手で大切に守られています。
そして福太郎が紹介してくれたのは、その美味しい湧き水を使ったグルメ。地元の人気スイーツ「かんざらし」は、米粉を使った白玉だんごと砂糖そして湧き水で作られる上品な味わいのデザートです。ここで豆太郎がクイズ、島原で「がんば」とは何か?、答えはフグでした!。有明海で穫れるがんばをにんにくや梅干しなどと煮た「がんばのがね炊き」は地元の伝統料理です。
・・・続きは作成中です m(__)m。
前編の再放送は、1月25日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。
紹介してくれるのは、島原のアイドル・柴犬3太郎「小太郎・豆太郎・福太郎」。
ゲストは大河ドラマ『べらぼう』に出演中のかたせ梨乃さん。旅の舞台は長崎県島原市、かたせさんが再訪したいと熱望していた場所です。有明海に面した美しい景色が広がる大三東(おおみさき)駅からスタートした旅。近くの漁港にやって来たかたせさんは、釣りに来たという母と息子に出会います。その母親と同い年だと分かり意気投合するかたせさん。その後、畑で出会った白菜農家さんの自宅を訪問します。一方の鶴瓶さんは、ひたすら島原鉄道沿線を歩き続けますが…。
後編の再放送は、2月1日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。
番組内で紹介されるかもしれない 島原市の名物など
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