各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。
「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。
今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。
旅のゲストは、タレントで女優の イモトアヤコさん。鳥取県岸本町(現:伯耆町)出身の(1月12日の誕生日が来て)39歳。大学2年の2004年にワタナベコメディスクールに3期生として入学し、現フォーリンラブのバービーさんとトリオやコンビを組んでいましたが売れず、2007年にイモトさんが日本テレビ『世界の果てまでイッテQ!』に出演するようになるとコンビは自然消滅。その後イモトさんは“珍獣ハンター”として人気者となり、2009年には24時間テレビのチャリティマラソンランナーに選ばれました。そしてイッテQ!の登山企画ではキリマンジャロに始まり、2013年には世界で8番目の高峰マナスル(標高8163m)の登頂に成功するなど国内外の山々を制覇、将来的にはエベレスト登頂を目指しているそうです。そのため1年間の半分以上は海外生活ですが、2019年に同番組ディレクターと結婚、2021年11月に産休入りしますが正月には第1子の出産を発表、そして3月には同番組に出演し仕事に復帰しています。イモトさんは2025年1月7日からスタート(全9話)するNHKのドラマ10『東京サラダボウル』(原作は黒丸氏の警察漫画)に警視庁のシンハラ語通訳人として出演しますので、今回はその番宣を兼ねてのゲスト出演でしょう!。
今回の旅の舞台は、山梨県 丹波山村(たばやまむら)。山梨県の北西端に位置し、埼玉県秩父市ならびに東京都奥多摩町と接していて、公共交通的にも峠を越えて甲州市(山梨県側)に出るより奥多摩湖沿いの国道411号(青梅街道)を下ってJR奥多摩駅へ出るのが一般的。村域のほとんどが山林で、人口は僅かに500人ほど…。人気漫画『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎と禰豆子が生まれ育ったとされる「雲取山」へのメインとなる登山口(七ツ石ルート)が丹波山村村営駐車場となっていることから、丹波山村は2人の出身地のモデルとも言われています。また、丹波山村では昔から狩猟が盛んで「タバジビエ」としてブランド化が進められ、ふるさと納税のジビエ肉が人気だそうです。国内外の山々を登り歩き珍獣ハンターとして様々な動物と対峙してきたイモトさん、そんな狩猟文化を探りに丹波山村を訪れたのでしょうか?(笑)。
ゲストはイモトアヤコさん。山梨県丹波山村でぶっつけ本番旅を繰り広げます。東京との二拠点生活に憧れるイモトさんは、その地を求めて丹波山村へやって来ました。まず出会った人たちが移住者だと知ったイモトさんと鶴瓶さんは、次に長年村に住んでいる人に会いたいと移動をします。車窓から見えた女性が気になった鶴瓶さんは、車を降りて話しかけます。その女性も移住者で、家に案内されます。さらに近所の長老夫婦を紹介してもらい、一緒に話を聞いていると、衝撃の事実が!!。
ロケが行われたのは、2024年12月4日(水)。鶴瓶さんとイモトアヤコさんが待ち合わせたのは、奥多摩湖に流れ込む丹波川(多摩川の源流部での名称)に架かる吊り橋「やまびこ橋」(メロディ橋)の上。先に到着したイモトさんは吊り橋の上で、ロケ日和の天気と何時もは海外ロケばかりなので日本でのロケを楽しみたいと期待する一方、何時もの“太眉”ではないので村人に気づいて貰えるか心配と話しますが、普段の化粧にしては眉毛がだいぶ濃いと番組スタッフが指摘するとイモトさん、『バレました?』と(笑)。すると遅れて川岸に到着した鶴瓶さん、吊り橋まではだいぶ歩いて登らねばならず、歩くのは嫌だとイモトさんを手招きして呼び寄せます…(汗)。鶴瓶さんは人と出会う番組なのに、なぜ人口が500しかない所に行かせるのかと文句たらたら。一方、もうすぐ3歳のかわいい盛りの子供がいるイモトさんは、コロナ禍以降に田舎暮らしに興味をもち、自然豊かな場所で子供を遊ばせたいと東京との2拠点生活に憧れがあるんだとか。さらに“珍獣ハンター”という職業柄、リアルハンター(猟師)に会ってみたいと、東京から車で2時間の場所で狩猟が盛んな丹波山村が旅先に選ばれた様です(予想が少し当たりました!笑)。
二人が川岸で話をしていると、ちょうど一台の車が通りかかり裏手の林の中に建つ建物の方へと入って行きました。人口500の村で貴重な第一村人を逃すまいと、慌てて追いかけることにした鶴瓶さん(笑)。その一帯は「丹波山村営つり場」で、その脇に建つ現在休業中のそば処「やまびこ庵」の再開に向けて掃除に来たという福島さん、女性ながらに猟師もしているんだとか。先に店内で片付けをしていた石川さんは、7年前に都内から家族5人で移住してきたそうです。再開時期は未定という蕎麦屋の片付けをしていて生活に不安は無いかと尋ねると、子供は学校に行ったり奥さんは温泉(のめこい湯)に行ったり、食材は村人から野菜を貰い猟師さんからは鹿肉を貰ったりと田舎暮らしを楽しんでいる様です(笑)。また地元生まれの船木さんから地元の方と知り合い結婚していると聞いた鶴瓶さん、『(人口500の村で)それ凄いよねぇ!?』と驚きます。
気が付けばちょうど12時、いい匂いが漂ってくる隣で営業中の「やまびこ食堂」へ入ることにした二人、鶴瓶さんはミニ天丼(500円)と温かけそば(800円)、イモトさんは温かい天ぷらそば(1000円)を頂くことに。店を切り盛りしているのは丹波山生まれの今井・小原さん母娘、そばは毎日お母さんが手打ちしているそうで、『とても美味しい蕎麦』と二人とも感嘆。たった二人で営んでいるのに娘さんは配達に出かけたと聞いた鶴瓶さん、『配達してたら大変やなぁ、ウーバーイーツはないんですか?』と…(笑)。
食事を終えた鶴瓶さんとイモトさん、昔から村に住む地元の人に会いたいと車で移動しながら探していると、岡部商店の前で歩いている女性を見つけ声を掛けます。東京から移住してきて1年半という槙田さん、旅行に来て丹波山村が気に入り住むことにしたそうですが、住み心地は『何も無いところが最高』だそうです(笑)。仕事のある夫と高校・大学生の娘2二人は東京で、奥さんと小学4年生の双子2人は丹波山村という2拠点生活なんだとか。しかし槙田さん、有名芸能人の二人に突然声を掛けられ最初こそ驚きはしたものの、その後は動じることなく二人を従えて堂々と先を歩く姿に、鶴瓶さんもイモトさんも『この人 めっちゃ自由やでぇ』と関心しきり(笑)。自宅に到着すると気さくに招き入れてくれた槙田さん、家は4LDKの賃貸で、丹波山村には高校がないので子供が中学を卒業するまでは住むつもりだそうです。夜8時に寝て朝5時に起き、朝ごはん作って子供を学校に送り出したら草むしりしてから近くにある「のめこい湯」に入って、子供が帰ってきたら晩ごはんを作ってという人間らしい生活を満喫していると話す槙田さん、しかし夫は最初移住に反対だったそうで、小学生の双子も早く東京に帰りたがっているんだとか…(汗)。
槙田さんから近所にマブダチのおじいちゃんがいると聞いた鶴瓶さん、その岡部さんに会いたいと案内してもらうことに。ちょうど玄関先で電気ゴテを使って外玄関灯を修理していた岡部さん、御年91歳だそうです。とてもお元気で家の仕事は何でもこなすという岡部さん、元は郵便配達の仕事をしていて、車の無い時代は大丹波峠を毎日往復歩いて越していたんだとか。奥さんも出て来てくれてお二人にお話を聞いていると、『槙田さんのご主人はテレビに出ていて、先日は笑点にも出ていた』と聞きビックリする鶴瓶さんとイモトさん、誰かと尋ねると槙田さんのご主人はマキタスポーツさんなんだそうです!(驚)。『えぇぇぇ!、こないだご一緒しました』とイモトさん、『先に言えやぁ』と鶴瓶さん、寝耳に水とビックリする二人ですが、馴初めは奥さんがアルバイトしていたライブハウスにマキタスポーツさんが演者で来たことだそうです(笑)。
ここで二人は別れ一人旅に。その前にスタジオの小野アナウンサー、槙田さんからビデオメッセージが届いていると紹介してくれました。槙田さんの隣には、10日ぶりに丹波山村に来たというマキタスポーツさんも!(笑)。ご夫婦でマキタ流の丹波山村での暮らし方を紹介してくれるそうです。のんびりと散歩をする槙田さんご夫婦、やはり移住者が始めたジビエの食肉加工処理工場の前にやって来ると、その方からちょうど獲れたからとイノシシのロース肉をお裾分けしてもらいました。『あとはネギと白菜があれば鍋が出来る』と喜ぶマキタスポーツさんですが、『大丈夫、ちゃんともう頂いたのがあるから』と奥さん(笑)。丹波山村の一大行事としては、正月に門松や正月飾りなどを積み上げた山車を曳いて無病息災を祈る「お松引き」という奇祭があるんだとか。ちょうど隣が空き家だと槙田さん、家賃は2万円なのでここに住めばいいとイモトさんに勧めてくれますが、当のイモトさんは『同じ事務所の先輩と隣同士になるのは気まずい』と辞退した様です(笑)。
ひとり岡部さん家に残ったイモトさん、猟師さんに会いたいと相談すると、ツキムラさんという方が専門に有害駆除をしてくれているそうです。毎日4時過ぎに温泉に来ると聞き、岡部さんも温泉に行くかと尋ねると、温泉は遠いので自宅のまき風呂に入っているそうです。まき風呂とは珍しいと家の裏に回って見せてもらうと、いろいろと不用品を貰ってきては自分で家の改修をしている岡部さん、食料も家の前の畑で自給自足できるのでお金がなくても生活できるんだとか。畑で採れたこんにゃく芋や、納屋の中の手作り味噌にマムシの焼酎漬け、自作の製粉機や流し台を転用した干し柿(ころ柿)用の燻し箱、近くの川から取ってきたという天然の砥石のコレクションなど、自慢の逸品を次から次へと見せてくれた岡部さん、イモトさんに見せたくて見せたくて仕方ないようです(笑)。最後に見せてもらったのは、青竹を切ってきて半日ほどで手作りしたという竹籠、東京でこれを背負っていたらオシャレかもと貰うことにしたイモトさん、スタジオに持ってきて見せびらかしてくれました(笑)。小野アナウンサーによると、岡部さんのモットーは『買わない、捨てない、欲しいものは今あるものから手作りする』だそうです!。
鶴瓶さんは村人が口を揃えていいお湯だと話す丹波山温泉「のめこい湯」へ行ってみることに。入り口で出会った山梨から来たというお客さんに聞くと、『やわらかくて なめらかで、とてもいいお湯』だそうです!。そこへ挨拶に出てきてくれたのは、丹波山村役場職員の芦澤さん。以前は秩父古成層に温泉は出ないと言われていたそうですが、村の活性化を目的に掘削するとその通説をくつがえし平成7年に近隣にない高泉質の温泉が湧出、仮設の入浴施設を経て平成12年に村民待望の「丹波山温泉のめこい湯」が完成したそうです。すると『村長に話を聞いて欲しいので、村役場に来てくれませんか』と芦澤さん、なんと自分は副村長なんだそうです!(笑)。【後編へ つづく】
前編の再放送は、2月10日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。
ゲストはイモトアヤコさん。人口約500人の山梨県丹波山村でぶっつけ本番旅!。村で猟師さんを探して歩き回るイモトさんは、猟師さんのお宅を目指します。しかしタッチの差で会えません。次にその方が毎日夕方4時に来るという温泉を訪問するも、またまた入れ違いで会えません。果たしてイモトさんは猟師さんに会えるのでしょうか?。一方の鶴瓶さんは、副村長の案内で村役場へ。村長と対面し、元気な100歳の方がいると聞きます。その方に会いたいとお宅を訪問すると…。
岡部さんからもらった竹かごを背負い、猟師の月村さんを探して丹波山村を歩くイモトさん、道端で出会った芦澤さんから声を掛けられます。岡部さんのお宅でいろいろ見せて貰ったと話すと、『オレもあるよ』と芦澤さん…。家の倉庫を覗くと、そこには熊の顔だという大きな木の根っこに目と眉を描いた置物や蕎麦挽機などが山の様に積まれていました(笑)。天井からぶる下げて干してあったのは、赤モロコシの実。皮を剥いてお餅などに入れて食べるそうで、カルシウムや鉄分が豊富だからとビニール袋に入れて分けてくれたので、ありがたく貰って背中の竹かごに入れるイモトさん(笑)。石を積み上げて作った手作りの庭には、竹で手作りした鹿威しやペットボトルで作った水車などが置かれていました…。
すると表の道から、様子を見に集まって来たおじいさん達の声が聞こえてきました。そのうちの一人、向かいの家に住む舩木さんは『私は日本舞踊の先生だ、日本全国歩いてたんだ』と、また自慢話を聞かされるイモトさん(笑)。船木さんが手に持っていた山で拾ってきたという杖を褒めると、『丹波山村の記念に上げるよ』と言われありがたく頂戴し、また背中の竹かごに入れました(笑)。
鶴瓶さんは、丹波山温泉「のめこい湯」で出会った副村長の芦澤さんに誘われて、村長のいる「丹波山村役場」を訪ねることに。2023年に建てられたという真新しい丹波山村役場は、天井が高く吹き抜けの広い空間とガラス張りのとてもステキな建物でした。村長室で木下村長と対面した鶴瓶さん、聞くと503人いる村民中の2割が移住者で、役場職員の半分は村外から来た人なんだとか。また丹波山村には昭和時代から100歳の誕生日に100万円を贈呈する制度があるそうですが今まで一人もいなくて、初めて2003年秋に1号の100歳が誕生し、2024年3月に2人目が、そして12月に3人目が誕生日を迎える予定で、急に村民が長生きになったと話す木下村長さん(笑)。鶴瓶さんは芦澤副村長の紹介で、2番目に100歳を迎え現在も畑仕事をしているという酒井さんに会いに行くことに!。
ここでスタジオの小野アナウンサー、人口の20%が移住者という移住する人にとって魅力が多い丹波山村、そこで2拠点生活を夢見るイモトさんに丹波山村に移住した先輩たちが「丹波山村移住あるある」を教えてくれたそうです!。
まず『丹波山村来たらジビエ食べていってよ』と紹介してくれたのは、8年前に東京の会社を辞めて村に移住した保坂さん、現在は猟師をしながら鹿肉などジビエの加工会社(株式会社アットホームサポーターズ)を起業、美味しいジビエを全国に向けて販売しています。そんな保坂さんの“丹波山村移住あるある”は、『村民がとにかくグルメ』。商品開発で試食してもらうと、まずい物はまずいとダメだしされるんだとか(笑)。会社の昼休み、グルメな村民の一人で従業員の守屋さんが作って持ってきてくれたのは、丹波山村でしか採れない珍しい「落合いも」。ネットリした食感が絶品で、蒸かして自家製の辛味噌をつけて食べるのが丹波山流。豊かな自然で育った採れ立て食材だけを食べている村人は味にうるさいんだとか。
次は、7年前に神奈川県から移住してきた坂本さん。3年前に地元の食材を使った食堂「オオカミ印の里山ごはん」をオープンしました。坂本さんの“丹波山村移住あるある”は、『村民が過保護すぎる』。店を作るのにカウンターが欲しいけど高くて買えないと話すと村の人が作ってくれたそうで、超甘やかされているんだとか(笑)。丹波山村では助け合うのが当たり前。坂本さんがキッチンカーで村特産の原木舞茸を使ったうどんをメニューに出そうと考え、原木舞茸の生産者である農事組合法人「丹波山倶楽部」の人たちに話したら、頼んでもないのに山に天然のきのこを態々採りに行ってくれたんだとか。代表者のひとり酒井さんは、『たぶん売ってって言われたら売らないけど、くれって言われたらあげますね』と(笑)。
再び猟師さんを探して歩き出したイモトさん、薪ストーブ用の薪割りをしていた岡部さんと出会います。猟師の月村さん家を探していると話すと『猟友会の親分だ』と岡部さん、そこで家を教えて欲しいとお願いすると川の近くまで案内してくれて、向こう岸の川沿いに建つ赤い屋根の家が月村さんの家だと教えてくれました。
橋の上から見ると、その赤い屋根の家の前に人影を見つけたイモトさん、『つきむらさ~ん』と大きな声で呼び掛けると手を振ってくれました。橋を渡ってようやく月村さんのお宅に辿りついたイモトさんですが、もう誰もいません…。隣の家から出てきた赤ちゃんを抱いた女性に訊ねると、今しがた車で出かけたそうです(汗)。たぶん温泉に行ったのだろうと家の前で待つことにしたイモトさん、すると寒いだろうから中に入ってくださいと山本さん、快く家に迎い入れてくれました。自分の子供が4か月の時なんて大変すぎて記憶がないほど、他人を家に入れるなんて絶対嫌だったと振り返るイモトさん、『“寒いからどうぞ”なんて良い方すぎて涙が出る』と喜びます(笑)。
鶴瓶さんは今年100歳になったという酒井さんに会いに、村でも一番高い場所にあるという山の上へと登って来ました。急な斜面に建つ大きな家を訪ねると迎えてくれたのは息子さん、100歳の酒井さんも『着替えなきゃ』と言いながらとても元気な姿で玄関へ出て来てくれました。大正13年生れで昭和22年に嫁いで来たという酒井さん、何時もこの番組を見てくれているそうで話す声は明るく元気で、身の回りのことは自分で何でも出来るんだとか。買い物は移動販売車が週3回登って来るほか、通販で注文すれば山の上まで配達してくれるので『電気・ガス・水道もあって、もう本当に都会と同じ』と酒井さん(笑)。
里帰り出産で甲府から丹波山村へ来ているという山本さん、2歳になったばかりの女の子は保育園で預かって貰っているそうです。4か月ながら体重は8キロもあるという赤ちゃんを抱っこさせて貰うと、まんまる顔でとても癒されます。山本さんは中学までは丹波山村で、高校時代は甲府で一人暮らしをしていたと聞き通学できないのかと尋ねると、バスも無いし往復2時間かかるので親に送迎してもらうのも無理なんだそうです…。そのためか、村立丹波中学校では調理実習がとても多いんだとか(笑)。普段でも頻繁に丹波山村に帰省しているという山本さん、帰った時の温泉が楽しみだと聞き、イモトさんは月村さんが入りに行っているであろうその温泉に行ってみることに。
イモトさんがつり橋を渡って丹波山温泉「のめこい湯」まで歩いて行ってみると、思いのほか立派な施設にビックリします。施設の中もとてもキレイで、竹かごを担いだまま上がることは流石に無理そう…(笑)。受付の女性に月村さんが来ていないかと尋ねると、今しがた帰ったそうです!(汗)。
酒井さん家を出ると、急斜面のすぐ下にはもう一軒の家があります。訪ねてみると、ちょうど下の畑から野菜を採ってきた小林さんの奥さんと出会います。家にいたご主人は野良猫という黒猫に餌をあげている最中で、なぜこんな山の中に野良猫がいるのかと鶴瓶さんが不思議がると、避妊手術もされているので奥多摩の登山者に連れられて来たんじゃないかと小林さん。
再びイモトさんが月村さんのお宅へと向かうと、さっきは無かった車が家の前に止められていました。声を掛けると家の中から出て来てくれた月村さん、イモトさんが『猟友会のボスに話を聞きたい』とお願いすると笑ってテラスに置かれたテーブルとイスに招き入れてくれました。このログハウスは猟友会の皆さんで建てた家で、月村さんは奥さんのいる横浜との2拠点生活なんだそうです。夕方に柿にかかる(食べにくる)サルのパトロールに出るところだったという月村さんに時間をもらって話を聞くと、定年退職後にこのログハウスに住むようになって23年経つそうですが、奥さんは月村さんが熊に噛まれたりしたので田舎暮らしに馴染めず横浜に戻ったんだとか…。熊に腕と顔を2回噛まれたことがあると聞き、とても驚く珍獣ハンターのイモトさんでした(笑)。
鶴瓶さんは車で山を下っている途中で床屋さんを見つけ、『こんなとこに?』と気になって訪ねてみることに。理髪店「床屋さん よしの」の玄関窓から中を覗くと、ちょうど散髪中だったお客さんの小村さんが『あれ?』っと鏡に映った鶴瓶さんに気が付きます!。すると振り返った店主の吉野さんも鶴瓶さんだと分かると、『めちゃめちゃ嬉しい』と大喜びで歓待してくれました(笑)。先代のお父さん夫妻も店に出て来てくれて話を聞くと、今で4代目になるそうです。すると番組スタッフが、壁の掲示板に貼ってあった『黒猫を見かけたら連絡お願いします』と書かれた迷子ネコ探しのポスター見つけます。そのポスターの黒猫の写真を見て鶴瓶さんが『これ居てましたよ』と伝えると、『本当ですか?、隣の伊東さんに言わないと』と吉野さんもビックリ!。洗髪される小村さんを見て『シャンプーされんの気持ちいいんですよ』と羨む鶴瓶さん、『だったら味わってくださいよ』と吉野さんに促され、鶴瓶さんもシャンプーしてもらうことに(笑)。頭を洗って貰いながら小林さん家で見つけた猫の話をすると、残念ながらその黒猫は既に違うネコであることが判明しているそうです。写真と同じ猫だったと主張する鶴瓶さんですが、後日番組スタッフが写真と映像をよく見比べてみると、確かに去勢手術済みであることを示す耳のカットの仕方が違っていたとか!。
月村さんとの別れ際、テラスに置かれていたサル用のりんごを見せてもらうと『人間が食べても美味いよ』と何個も頂けることに!。さらに壁に掛けられていた鹿の角を貰い、持っていた大きな竹籠の中に入れるイモトさん。まだまだ沢山入りそうだと月村さんは、家の中から鹿のロース肉の大きな塊を出してきて分けてくれました!。『すげぇ貰っちゃった』と喜ぶイモトさん、貰った鹿肉を背中の竹籠の中に放り込みます。家に帰って塩コショウで焼いて食べたら、すごく良い肉でとても美味しかったそうです(笑)。
後編の再放送は、2月15日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。
番組内で紹介された 丹波山村の名物など
![]()
![]() |
![]()
![]() |
![]()
![]() |
![]()
![]() |
![]()
![]() |