鶴瓶の家族に乾杯 | 静岡県焼津市(高橋文哉さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和7年3月31日(月)放送 朝ドラ「あんぱん」高橋文哉が静岡県焼津市でマグロ漁船に!?(前編)

旅のゲストは、俳優でモデルの 高橋文哉(たかはし ふみや)さん。埼玉県春日部市の出身の24歳(3月12日が誕生日でロケ時は23歳)。16歳の時に男子高生ミスターコン2017でグランプリに選ばれ、翌年にはテレビ番組や舞台でデビュー。2019年にはテレビ朝日『仮面ライダーゼロワン』で主演を務め人気を博します。2024年1月からは日本テレビのバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン ~グルメチキンレース・ゴチになります~』の新メンバーとしてテレビGP帯に初レギュラー出演、広くお茶の間にも知られる様になりました。そして2025年度前期に放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』では、主人公の夫となる柳井嵩の同級生で親友の辛島健太郎役で出演します。この朝ドラは、漫画家でアンパンマンの生みの親でもある やなせたかしさんとその妻・小松暢さんをモデルにしたフィクション物語で、ヒロインの朝田のぶ役にはTBSテレビ『トリリオンゲーム』で桐姫(黒龍キリカ)役を、映画『東京リベンジャーズ』でヒロイン・橘日向役を演じた今田美桜さんが選ばれました。

今回の旅の舞台は、静岡県 焼津市(やいづし)。静岡県の中南部に位置し、駿河湾に面しています。市内には江戸時代からカツオ漁で栄えた焼津漁港と大井川港があり、カツオやマグロ漁などの遠洋漁業の基地となっていて、2020年の漁業水揚げ額は全国一位。地元民や観光客にも大人気で観光名所ともなっている「焼津さかなセンター」には一年中を通して旬の魚介類が豊富に並び、買ってよし食べてよし、多くのお客さんの舌を喜ばせています。調理師免許を持って料理好きで知られる高橋文哉さん、旬の食材探しに焼津を訪れたのではないでしょうか?(笑)。


番組の概要(前編)

朝ドラ「あんぱん」に出演の高橋文哉さんが静岡県焼津市でぶっつけ本番旅!。マグロやカツオのお刺身が大好物という高橋さん。鶴瓶さんに導かれ、焼津がなぜマグロで有名なのかを探ります。まず訪れたのは小川(こがわ)港。冷蔵倉庫で働く男性や漁師さんたちからヒントをもらい、焼津の漁協へ向かいます。次に漁師さんおススメの食堂を訪れる高橋さんと鶴瓶さんですが、満席のため断念…。もう一軒の食堂へ向かおうとしたその時、鶴瓶さんの勘が働き、旅は急展開します!。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2025年2月18日(火)。鶴瓶さんと高橋文哉さんが待ち合わせたのは、静岡県焼津市の「石津海岸公園」。この日は快晴ですが空気は冷たく澄んでいて、小川(こがわ)港の海越しに富士山が見えとても景色がよい場所です。最近撮影終わりに一人で食事や宿泊しに熱海を訪れることが多いという高橋さん、海なし県の育ちのせいか静岡の海辺の町に憧れがあるようで、マグロやカツオで有名な焼津で美味しいお刺身が食べたい、できれば船に乗ってみたいと、静岡県焼津市を旅先に選んだそうです!。二人が出会って旅のプランを相談していると、ベビーカーを押しながら散歩していた山本さんご夫婦を見かけ声を掛けます。生まれてまだ1か月の赤ちゃんを交互に抱かせてもらった鶴瓶さんと高橋さん、そのかわいさに癒されます(笑)。

【二人旅】 小川魚市場へ

なぜ焼津がカツオやマグロで有名なのか気になった鶴瓶さん、その理由が知りたいと市場に行ってみることに!。二人が向かったのは、タワークレーンが建ち並び大きな船を建造中の造船所もある小川港。その駿河湾沿いの海辺に建つ小川漁業協同組合が営む「小川(こがわ)魚市場」の前で車を降りた鶴瓶さんと高橋さん、向かいにあった焼津市魚仲水産加工業協同組合の事務所を見つけ訪ねてみると、その1階は大勢のお客さんで賑わう「小川港魚河岸食堂」でした。店の前で出会った藤枝市から来たという男性に話を聞くと、この食堂は周辺にある冷蔵庫で働いている従業員も食べに来るとても美味しくて有名な食堂なんだとか!。見ると隣には、大きな冷蔵庫の倉庫が建ち並んでいます。その倉庫の前にいた男性を見つけた鶴瓶さん、今度はその人に話を聞いてみることに。

「小川漁協外港全自動冷蔵庫」の前にいたのは、この冷蔵庫に勤めているという鈴木さん。保管している魚は、マグロも少しはあるそうですが、サバなどが多いそうです。なぜ焼津がマグロで有名なのかと尋ねますが、なぜか話がかみ合いません…。すると鈴木さん、マグロは近くにある焼津港に水揚げされて、『あっちは焼津漁協、こっちは小川漁協』なんだとか!?。スタジオの小野アナウンサーによると、焼津市内には焼津港と小川(こがわ)港の2つの港があって、小川港では主にサバやアジなど近海物が水揚げされ、鶴瓶さんと高橋さんが探していたマグロやカツオなど遠洋漁業の魚が揚がるのは焼津港なんだそうです。この港がてっきり焼津港だと思い込んでいた鶴瓶さんと高橋さんですが、焼津港と小川港の2つを合わせて「焼津漁港」と呼び、2023年まで8年連続水揚げ金額日本一の漁港なんだそうです(笑)。

【二人旅】 岸壁に停泊していた漁船へ

市場横の岸壁に停泊している漁船で何やら作業をしている漁師さんの姿を見つけた鶴瓶さん、鈴木さんに聞くと『今日は市場が休みで、船のメンテナンスをしている』のだろうと…。休みなら先に言って欲しかったと鶴瓶さん、急に声を掛けられ緊張した様子の鈴木さんとは最後まで話が噛み合いませんでした(笑)。

鶴瓶さんと高橋さんが漁船の所に行ってみると、二人に気が付きビックリする山本さんと杉山さん、原さんの3人の漁師さん。『食堂いってきたんですか?』と聞かれ『人がいっぱいで入れなかった』と話すと、焼津港にある定食屋の『かどや』や『やまちゃん』がおすすめと教えてくれました。

【二人旅】 焼津港へ

まわりまわって、ようやくマグロとカツオで有名な「焼津港」へとやって来た鶴瓶さんと高橋さん。「焼津漁業協同組合」の事務所を見つけ訪ねると事務所にいた浦谷さんが出てきてくれて、昔は焼津の近くの海でカツオが獲れていた関係で遠洋漁業になった今でも焼津にカツオやマグロが揚がる様になったと教えてくれました。

【二人旅】 食堂「やまちゃん」に行ってみると…

大漁やまちゃん

浦谷さんの説明を聞いて、やっと焼津に何故遠洋のマグロやカツオが水揚げされるのか理由が分かった鶴瓶さん、次はそのマグロが食べたいと、教えてもらった食堂「やまちゃん」を目指します(笑)。しかし行ってみると、店の中は席が空くのを待っている人でいっぱい…。諦めて、次の「かどや」へ行ってみることにしますが、スタッフから歩いて3分ぐらい掛かると聞いて急に気が萎える鶴瓶さんでした(笑)。

【二人旅】 船の「問屋」とは?

「かどや」を諦め「やまちゃん」に向かうことにした鶴瓶さん、するとかどやの向かいにあった看板が何も出ていない事務所らしき建物を見つけ気になり、いきなり訪ねてみることに…。突然の鶴瓶さんと高橋さんの来訪にビックリする永田さんですが、快く迎い入れてくれました。事務所の中も何やら殺風景ですが、わずか一月ほど前に開業したばかりの船の問屋をしている会社なんだとか。船問屋(廻船問屋等とも)は、その昔は積荷の搬送作業などを担っていましたが、今では漁港を訪れた他県の船舶の食料や燃料、氷などを供給したり、上陸した船員の食事や宿泊の世話などをする仕事を担っていて、一部の漁港だけに残っている特殊な業態の様です。永田さんによると、『例えば船主さんが新潟や宮城だったら船員さんの現金の手配だったり、外国人の乗組員の入国の手配とか』をしているそうですが、もっと上手く説明できる親分が出てしまったいると、その大石さんを電話で呼び戻してくれることに!。しばらくして事務所に顔を出してくれた大石さんですが、船員さんを車で送っていく途中だからと挨拶だけすると、大石さんは急いでまた出かけて行ってしまいました…(汗)。なぜあんなに急いでいるのかと永田さんに尋ねる高橋さん、すると『船員さんのために仕事をしている問屋なので、車の中にいた船員さんを待たせるわけにいかない』からだそうです。そこで鶴瓶さんと高橋さんは永田さんに案内してもらい、大石さんが向かった船に連れて行ってもらうことに!。

ここでスタジオの小野アナウンサーが、この問屋さんについて説明してくれました。いわゆる魚を仕入れて販売する様な問屋とは違い、船会社の代わりにあらゆる業務をサポートする“何でも屋さん”、それが「問屋」なんだそうです。さらに大石さんはサービス精神を発揮して、例えば船員さんの健康診断や歯医者の手配、パチンコ店への送迎、船員の娘の運動会で動画撮影、船員の妻の誕生日に花束を配達するなどの業務まで請け負っているんだとか(笑)。

【二人旅】 大倉漁業「第三十八常磐丸」に乗船!

第38常磐丸

永田さんが案内してくれたのは、焼津港に停泊中の第三十八常磐丸、間近で見るととても大きな船でビックリします。そこにいたのは、船主である大倉漁業株式会社の猪飼さん、すると船の中から渡辺さんも降りてきてくれて二人に色々と説明してくれることに!。この船は新潟船籍で、港が混んでいるので荷下ろし待ちの船が何隻も岸壁に並んでいて、荷下ろしまで後1週間は掛かりそうなんだとか。この船に積まれているのはカツオとキハダマグロと聞き、『何匹ぐらいいてますの?』と尋ねる鶴瓶さんですが、『数えたことないので…、今回は大体900トンくらいですねぇ』と渡辺さん…。カツオは最大で20kg程度、キハダマグロだと最大80kgにもなるそうですが、平均して45キロだとすると900トンだと2万匹くらいでしょうか?(笑)。

すると大石さん、滅多に見られないからと船内の見学を勧めてくれました。偶然にも高橋さんの船に乗ってみたいという夢が叶い、二人は喜んで乗船させて貰うことに!。カツオやマグロの漁に出ている一航海は約35~40日間だそうで、港に戻って荷下ろし待ちしているこの一週間は船のメンテナンスをする必要があり、船には多くの船員が残って船室での暮らしを続けていました。この船には日本人の他に、キリバスとインドネシア、フィリピンの船員が働いていて、1か月以上の漁を繰り返し行う遠洋カツオ・マグロ漁船の一漁期は約14か月。その間、彼らは自国の家族と離れて船に乗りっぱなしですが、日本のパスポートも持っていて上陸許可もあるので、港の周辺エリアに限ってですが外出することは出来るんだそうです。ただし外で食事すると高いので外食はせずに、食材を仕入れては船のギャレー(調理室)で自炊しているんだとか。そこで鶴瓶さん、ブリッジにいたフィリピン人のクラレンスさんに家族について尋ねると、次に国に戻ったらプロポーズして結婚する予定なんだとか。すると興味津々にブリッジの窓の外から覗いていたのは、コック長のカトニさん(笑)。彼の職場であるギャレーに行ってみると、とても船の中とは思えない調理器具や大きな冷蔵庫が設えられていてビックリします。食堂にいたのはキリバス出身のテビナさん、前の奥さんとの子どもが6人、今の奥さんとの3番目の子どもが3月に生まれるんだとか…(汗)。その後、挨拶に来てくれた船長の阿部さんにもご家族について話を聞く鶴瓶さんでした。

ここでスタジオの小野アナウンサー、番組28年の歴史で遠洋漁業の船の中に入ったのは初めてのことなんだとか。そこでもっと詳しく知りたいと、後日番組スタッフが再び撮影させて貰ったそうです!。第三十八常磐丸では、船員26人が航海中の約1か月以上を船の中で共同生活しています。航海の疲れを癒すのに欠かせないお風呂は、真水は貴重なため普段は海水を温めて入っています。クラレンスさんの部屋を拝見すると、約4畳半の4人部屋ですが、2段ベッドの中は彼のプライベート空間、フィリピンにいる彼女とメールのやり取りをして過ごしているそうです。船員さんたちの一番の楽しみはご飯、今日は焼肉です!。漁が始まると食事は全員バラバラ、港にいる間に皆で一緒にご飯を食べられるのは貴重な機会なんだとか。鶴瓶さんと高橋さんが乗船してから9日後、ようやく水揚げの順番が回ってきました。今回の水揚げ量は合計988トン、全て水揚げするには3日間も掛かるんだそうです。水揚げが終わったら漸く一安心、1日だけ休んだら気合を入れなおして、再び次の漁に出発するそうです。

ここで二人は分かれ、一人旅に。

【高橋さん】 食堂「やまちゃん」へ

鶴瓶さんと別れ一人旅になった高橋さん、まずは腹ごしらえと、食堂「かどや」を目指すことに!。ところが行ってみるとお店は定休日…。ならばと高橋さん、さっきは混んでいて入れなかった「大漁やまちゃん」もこの時間なら空いたかもと、リベンジしに再度向かうことに!。

大漁やまちゃんの人気No1「船盛定食・上」

高橋さんが「大漁やまちゃん」に到着したのは午後1時半ですが、既に暖簾は捲り上げられています…。『ひょっとしたら終わってしまったかも?』と恐る恐る声を掛けると店主の山口さん、モノが切れたので営業を終了したそうですが、残っているもので良ければと食事させてもらえることに!(笑)。山口さんが勧めてくれたのは、お店No.1人気メニューの「舟盛り定食(上)2,100円」。通常は約15種類のお刺身が盛り合されていて、高橋さんが食べたいというカツオも2切れ入っているそうです。厨房内の調理担当は山口さんのお母さん、そして山口さんの奥さんが給仕してくれました。カツオが2切れと言っても非常に厚切りで、大満足の食べ応えです。お母さんによると、『ペラペラした薄っぺらより食べ応えのある厚切りの方がおいしいかなぁ~って』と(笑)。これまた厚切りされたマグロも、赤身だそうですがまるでトロのようなサシの入り方!。あまりの美味しさと刺身の量に大満足の高橋さん、普段ご飯のお代わりなんてしたことないそうですが、この日ばかりはお代わりを頂いて2膳をペロッと食べきったそうです(笑)。

食事しながら山口さんにお店の経緯を尋ねると、50年前まで千葉でお父さんは土建業を、お母さんはホテルで板前の修業をしていたそうですが、焼津がとても活気づいていると旅行に来たのがきっかけで焼津が気に入り直ぐに移り住むことになって、この店を開いたんだとか。【後編へ つづく】

前編の再放送は、4月5日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

高橋文哉さん

 

 令和7年4月7日(月)放送 朝ドラ「あんぱん」高橋文哉が静岡県焼津市で足湯&高校生と!!(後編)

番組の概要(後編)

朝ドラ「あんぱん」に出演の高橋文哉さんが静岡県焼津市でぶっつけ本番旅!。食堂で市役所に足湯があると聞いた高橋さんですが、足湯へ向かう道中で「ツナ専門店」を発見し、立ち寄ることに。しっかり試食をし、いよいよ足湯へ。一方の鶴瓶さんは商店街のお茶屋さんを訪問します。3代目の店主に話を聞いていると、次から次へと家族がやって来ます。さらに近くの家で映画の自主上映をする男性に出会います。高橋さんは足湯で教えてもらった水産高校を目指すことに。


放送内容(後編)

【鶴瓶さん】 お茶所静岡でおいしいお茶を探しに駅前へ

お茶好きの鶴瓶さん、せっかくお茶所の静岡に来たのでおいしいお茶が飲みたいと、「焼津駅前通り商店街」へとやって来ました。さそく静岡茶の看板を見つけた鶴瓶さん、その「茶匠 丸玉園(まるたまえん)」を訪ねます。店で迎えてくれたのは店主の増田さん、突然の鶴瓶さんの来店におどろいて声が出ません…(笑)。

増田さんで三代目になるそうですが、鶴瓶さんより年下の先代もお元気で、先代の奥さんが深蒸し茶を淹れて出してくれました。また益田さんの弟さんは向かいにある菓子工房でお茶に合うお菓子を作っていて、従業員の皆さんと一緒に挨拶に来てくれました。若い人のお茶離れに危機感を抱いた三代目は新ブランド「SANOWA」を立ち上げ展開中で、その店舗で販売しているスイーツ「静岡抹茶生プリン」を頂いた鶴瓶さん、とても美味しいそうです。

益田さんが次に紹介してくれたのは営業部長をしてもらっているという尾上さん、以前はビール会社の支社長をしていたそうですが娘さんと同級生だったことから知り合いお客さんを紹介して貰ったりしていた縁なんだとか。今は前職の経験と知り合いを伝手に、飲食店向けに「お茶割り」の営業を行っているそうで、見せてくれたパンフレットのデザインや文字は益田さんのお姉さんによるものなんだそうです。

【高橋さん】 ツナ専門店「TUNALABO」へ

おいしいお刺身定食を頂いた「大漁やまちゃん」で山口さんから焼津には温泉があって市役所の前には足湯もあると聞いた高橋さん、その足湯「ととゆ」に行ってみることに!。

すると途中で見つけたのは、ツナ専門店と書かれた「TUNALABO」。どんな店なのかと気になった高橋さん、来店中のお客さんが帰るのを待って訪ねてみます。ここは世田谷で評判のツナ専門店「おつな」が焼津に出店した実店舗兼製造所で、迎えてくれたスタッフの齋藤さんによると全部で13種類のツナの瓶詰を販売しているそうです。その13種類のツナを盛り合わせた試食プレートを出してもらった高橋さん、食べてみると『ふわっとしてて、味が濃くて』いつも食べているツナ缶とは全然違うそうです。

【鶴瓶さん】 空き地に立っていた映画の看板が気になり…

鶴瓶さんが住宅街を歩いていると、空き地にポツンと立てられた看板を見つけます。なんの看板かと覗き込んでみると、『ご近所シリーズ8回目(ご近所映画館) 青い山脈(吉永小百合主演) 上映会のご案内』と書かれたポスターでした。周囲を見ても映画館の様な建物は見当たらず、何のポスターか気になった鶴瓶さん、ポスターに記されていた連絡先に電話してみることに!。すると電話に出てくれた主催者の太田さん、仕事中の手を休め30分後に看板の立っている場所に来てくれるそうです。

【高橋さん】 焼津温泉の足湯「ととゆ」へ

やまちゃんで教えてもらった足湯を探す高橋さん、焼津市役所の前にあった焼津温泉「ととゆ」を見つけると、地元の方々と一緒にズボンをまくり上げて足を入れさせて貰います。ただしこの足湯は16時に閉まってしまうそうで、あと3分しかありません…(汗)。皆さんはこの足湯で知り合った仲だそうで、野菜農家をしながら子ども達と一緒にホタルの繁殖に取り組んでいるなど地元の話を聞くことができました。さらに焼津の見どころを尋ねると、「焼津水産高校」に行ってみると面白いかもと良いアイデアを貰うことが出来ました!。

【鶴瓶さん】 映画の自主上映会をする太田さんとは?

電話した太田さんと会う約束をした30分後まで街をぶらつく鶴瓶さん、「東京薬局」の前で女性陣の黄色い歓声を受けて大喜びし薬局を訪ねます。大勢の若い女性スタッフに囲まれて顔がにやける鶴瓶さん、気をよくして皆さんと一緒に記念撮影!(笑)。

そうこうして鶴瓶さんが先の空地へと戻ると、既に太田さんが来て待っていてくれました。太田さんはボランティア活動で、月1回ご近所の皆さんを対象にコンサートなどのイベントを開いているそうで、今回初めての試みで吉永小百合さんの映画の自主上映会を開くことにしたんだとか。すると鶴瓶さん、『次やるときは(自分が吉永小百合さんと共演した)「おとうと」もやってくださいね』と(笑)。空地の隣が単身赴任のために2年前に購入したという太田さんのご自宅で、その壁に描かれた大きな壁画は去年は清流館高校の学生に、そして今年は焼津高校の3年生に描いてもらったんだとか。お仕事を尋ねると、3年前まで静岡福祉大学の学長をされていた立派な方で、今は静岡精華学園で事務部門のマネジメントをしながらボランティア活動をしているそうです。

上映会を開くというご自宅の中を拝見すると、2間続きの居間を開きイスを並べ、その前にはプロジェクターを置いて壁にはスクリーンが吊り下げられていました。お一人で全部準備をしていると聞き関心する鶴瓶さん、配給会社に電話したら50人以下で無料の上映会なら上映料は2万7500円と聞いてそれなら奥さんに怒られないかと太田さんは考えたそうですが、たぶん怒られるだろうと危ぶむ鶴瓶さんでした(笑)。

【高橋さん】 「温泉スタンド」を発見

焼津市役所前の足湯「ととゆ」を出た高橋さん、市役所の敷地内で10リットル100円で温泉を売っている「焼津温泉スタンド」を見つけます。行ってみると、ちょうど地元の女性2人が温泉を買いに来ていて話を聞くことができました。この温泉(源泉)20リットルを浴槽に入れて薄めて入浴すると神経痛によく効き、毎日入っているんだとか。

【鶴瓶さん】 魚河岸シャツの店「やきつ家」へ

太田さんの家の脇に立てられていたのは昔懐かしい「竹あかり」。太田さんと一緒に地域活性化に取り組んでいる魚河岸シャツを作っている「やきつ家」の望月さんが、ある時ふと『“竹あかり”っていいよね』と漏らしたことをきっかけに二人で作ってみたんだとか。先にお茶屋さんを訪ねた際、その近くにあった「やきつ家」を見かけ何の店かと気になっていたという鶴瓶さん、太田さんに案内してもらいその店を訪ねることに!。

やきつ家」を訪ねると、迎えてくれたのは店主の望月さん。魚河岸シャツは、昭和初期に焼津の水産業の人たちが手ぬぐいの生地に魚河岸といったロゴやマークを入れてシャツに仕立てたのが始まりで、焼津にしかないシャツなんだそうです。市役所の職員は、夏になるとクールビズで魚河岸シャツを着て仕事をするんだとか!(驚)。元々は子供服を作っていたそうですが、地域活性化に向けた取り組みを続けている中で地元にしかないものを作りたいと魚河岸シャツの専門店に転向し、そんな経緯で太田さんとも知り合ったんだそうです。

【高橋さん】 「焼津水産高校」へ

高橋さんは足湯で出会った地元の方が紹介してくれた「静岡県立 焼津水産高等学校」を訪れます。昨年2月に移転したばかりという真新しい校舎はとてもキレイでモダンな雰囲気!。カッター部の部長さんが案内してくれた職員室で撮影許可が下りると、事務職員の増田さんが3人の女子バレー部の生徒を招き入れてくれた教室で、同じく高校ではバレー部だったという高橋さんは彼女たちから話を聞くことが出来ました(笑)。流通情報科の大畑さんや食品科学科の大石さんと押尾さんに、授業でみかんの缶詰を作ったという話を聞いたり、高校の3年間を卒業した後にもう2年間続けて船員や漁師になるための勉強をするという専攻科の髙畑さんには、1年目は乗船実習をし2年目は資格取得に向けた勉強をしていて、将来は遠洋マグロ船に就職し船長や(魚を取り仕切る)漁労長を目指しているという話を聞きました。

次に高橋さんは職員室へ案内してくれた焼津ならではのカッター部の部長さんにも話を聞きたいと、副校長の向井さんに体育館へ案内してもらうことに。途中の教室で楽器の練習をしていたのは吹奏楽部、高橋さんが覗かせてもらうと女子生徒ばかりなので当然ながら黄色い歓声がすごいことに!(笑)。この日は筋トレ日で、体育館2階のキャットウォークでバーベル上げ等をしていたカッター部の部員さんたち。部長の山本さんに話を聞くと、カッター部の部員は27名、救命艇を漕ぎ手12人と艇指揮と艇長の2人が舵を取って1kmのタイムを競うんだとか。カッター競技は1チーム14人が全長9mのボートに乗り1000mの通過タイムを競うスポーツで、焼津水産高校は過去3回の全国優勝を誇る強豪校なんだそうです。食品科学科の山本さんは、将来は食品関係の仕事に就きたいそうです。そこで海洋科学科の部員の新貝さんと佐野さん、川端さんに話を聞くと皆さん将来は船に乗りたいそうで、新貝さんは実習船で体験したカツオの一本釣りの船に乗りたいと将来の夢を語ってくれました。最後、体育館で部活中の男子バスケットボール部を訪ねた高橋さん、皆さんと一緒に写真撮影をして旅の最後を締めくくりました(笑)。

後編の再放送は、4月12日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。


 

番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

高橋文哉さん

 

番組内で紹介された 焼津市の名物など


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