各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。
「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。
今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。
旅のゲストは、歌手でソングライターの AI(アイ)さん。米国ロサンゼルス生まれ、鹿児島育ちの43歳。母方の祖母がイタリア系アメリカ人のクォーターで、4歳のときに父親の仕事の関係で鹿児島県鹿児島市に移住。中学を卒業後にゴスペル歌手を目指して渡米、ロサンジェルスの名門LACSAに入学しゴスペルクワイアの人気シンガーへと登りつめます。スクールを卒業後、2000年に日本に帰国してシングル『Cry, just Cry』でデビューを果たすと、翌年には1stアルバム『♪my name is AI』をリリースし大人気に。2005年に紅白初出場し、2021年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『カムカムエヴリバディ』の主題歌『♪アルデバラン』を歌って同年末には4回目の紅白出場を果たしました。2014年にロック歌手のHIRØさんと結婚し、現在は2児の母親です。AIさんはコロナ禍でロケが出来なかったその2021年11月、『特別編-こんな旅がしてみたいSP』と題して当番組にスタジオゲストとして出演していますが、ぶっつけ本番旅は今回が初めてです!(笑)。
今回の旅の舞台は、栃木県 栃木市(とちぎし)。県南端部にあり、茨城県・群馬県・埼玉県との境界線に位置しています。ちなみに、明治4年の廃藩置県直後に栃木県庁は栃木市に置かれましたが、明治17年に県央の宇都宮へ移転されました。その後は周辺の多くの村を編入、2010年に周辺3町と合併し新・栃木市が誕生、現在の人口は約15万人です。江戸時代から宿場町、また舟運の問屋町として栄え、今も巴波川(うずまがわ)の岸辺から市中心部にかけて残る「蔵の街並み」から、小江戸,小京都,関東の倉敷などと呼ばれ、市南部のラムサール条約に登録されている「渡良瀬遊水地」と共に観光名所となっています。巴波川周辺は、鶴瓶さんが吉岡里帆さんとW主演したNHKドラマ『しずかちゃんとパパ』のロケ地だったので鶴瓶さんには思い出の地だと思いますが、AIさんがなぜ栃木市を旅先に選んだのかは不明です…。鶴瓶さんは栃木市で開催されていた「あそ雛まつり」の一大イベント、巴波川で行われた流し雛の会場で目撃されていますが、「ひな祭り」が目的だったのでしょうか?(汗)。
ゲストは「Story」「アルデバラン」等の名曲を歌うシンガーのAIさん。冒頭でサッカーに興じる高校生に混じったAIさんは、彼らもビックリの見事なプレーを披露します!。鶴瓶さんと合流し、地元民オススメの絶景ポイント・太平山(おおひらさん)に移動。名物グルメのだんご、焼き鳥、玉子焼(たまごやき)を堪能します。その後一人になったAIさんは、偶然見つけたカラオケ店に飛び込みます。そこで出会った家族に「ハピネス」の歌のプレゼント!。
ロケが行われたのは、2025年3月2日(日)。鶴瓶さんとAIさんが待ち合わせたのは栃木県栃木市にある「永野川緑地公園」。明日が卒業式で高校最後に仲間と遊びたいと元サッカー部の生徒たちが公園でサッカーを楽しんでいる中に参加したAIさん、リフティングなどサッカーがとても上手でビックリです(笑)。元サッカー部の皆さん(岩井さん・渡邉さん・諏訪さん・麻生さん)は栃木高校の生徒で明日の卒業式では校歌を歌うと聞いた鶴瓶さん、『校歌歌えんのか?』と怪しむと4人は見事に校歌合唱を披露してくれて、その姿勢を正して大声で校歌を歌う姿に感動して涙するAIさんでした(笑)。皆さんに栃木市の見どころを尋ねると、市中心部を流れる巴波川(うずまがわ)岸辺の「蔵造りの古い町並み」や、イチゴ農園、景色が素晴らしい「太平山」には三大名物(だんご、焼き鳥、玉子焼)があることなどを教えてくれました。
AIさんは自然がいっぱいの場所で遊びたいと、栃木市を旅先に選んだそうです。鶴瓶さんと歩きながら、子供と一緒に公園に行って鬼ごっこなどして遊ぶ様子を話していると、まさにそんな家族を見つけ声を掛けます。8歳のお姉ちゃんと4歳の男の子とご両親の4人家族で公園に遊びに来ていた高橋さんご家族、ほぼ同じ年恰好の子どもを持つご自身と重ね、ご主人への愚痴やストレス発散方法を高橋さんの奥さんに聞くAIさんでした(笑)。
鶴瓶さんとAIさんは高校生から聞いた街の名物、”だんご・玉子焼・焼き鳥”を食べに「太平山」へ向かいます。桜やあじさいの花や紅葉も美しく人気の太平山ですが、花はなくとも関東平野を一望できる見晴らしのよさから一年を通じて観光客で賑わっています。見晴らし台に到着すると大勢の人の歓声で迎えられた二人ですが、そこで出会ったのは「デジタル小電力コミュニティ無線トランシーバー」で沖縄など見知らぬ遠方の人との会話を楽しむ人たち!。渡貫さんから、見晴らし台の手すりにぶら下げられた無線機から聞こえてくる話声は沖縄の人だと教えられた鶴瓶さん、無線機に向かって『沖縄県の方~!』と大声でしゃべり掛けますが、ボタンを押さないと通じないそうです(笑)。渡貫さんによると、小電力コミュニティ無線はアマチュア無線とは違い資格がいらず誰でも楽しめるんだとか。大江さんによると、改造してはいけない合法の無線機の0.5ワットという弱い電波で如何に遠くまで電波を飛ばすかが面白さの魅力なんだそうです…。一方で違法改造をして強い電波で無線をしている人もいると聞き、『何でそんなことするんですか?、ほな電話したらえぇやん!』と怒る鶴瓶さんですが、『それを言っちゃぁおしまいよ』とAIさん…。渡貫さんもよくそう言われるんだそうですが、『釣りに行かないで魚屋さん行った方が早い』というのと同じなんだと(笑)。
鶴瓶さんとAIさんは高校生が薦めてくれた甘味処「いづみ家」を訪れ、名物の杵つきだんご(350円)と玉子焼(400円)、焼鳥(600円)を注文し、見晴らし台の端に設えられた外のテーブル席で頂くことに!。まず最初に運ばれてきたのはお茶と団子、その餡子の団子を口に運ぶと『シンプルですっごく美味しい』とAIさん、さらに『この景色を見ながらのお茶とだんごですよ!』と感動します。玉子焼は『しっかり甘さのある、手作り感がすごい』とAIさん、『焼き鳥もおいしぃ~』と感動が止まりません。そして皿に残った餡子まで割箸で集めて舐めきる鶴瓶さんでした(笑)。
ここでスタジオの小野アナウンサー、なぜ“だんご・玉子焼・焼鳥”が大平山の名物になったのか調べてきたそうです。ナレーションの三宅さんの解説によると、山頂付近にある「太平山神社」では古くから収穫されたお米と鶏を奉納する風習があり、それらを使って作ったお団子や焼き鳥、玉子焼を参拝者に振る舞っていたことから名物になったんだとか!。
ここで二人は分かれ、一人旅に。
ひとりになったAIさんは、大好きなイチゴを求めて郊外へと向かうことに!。栃木バイパスを北に車を走らせていると、AIさんが道路沿いに見つけたのは「カラオケBanBan」(栃木薗部町店)、すると『カラオケ 超いいじゃないですかぁ、歌います?ちょっと』と立ち寄ることに(笑)。『本当は30時間ぐらい居たいんですけど~』と言いながら30分だけ部屋を借りたAIさん、部屋に行く前に飲み物をもらいに立ち寄ったドリンクバーの前でカラオケに来ていた野尻さんご家族と出会います。一緒にカラオケを楽しむことにしたAIさん、小学3年生のお姉ちゃんに好きな歌手を聞くと、恥ずかしがりながら『セカオワ』(SEKAI NO OWARI)と。AIさんはセカオワはあまり得意じゃないのか?(笑)、ご両親にも思い出の曲などあったりするか尋ねると、『結婚式でハピネスを二人のDVDに使わせて貰いました』と奥さん。その話を聞いたAIさん、普段は自分の歌は歌わないそうですが今日だけと『♪ハピネス』を歌ってくれることに!。身振り手振りにアドリブも加えてハピネスを熱唱してくれたAIさん、野尻さんご一家もスタジオの鶴瓶さんも大喜びです(笑)。
その後、野尻さんご家族に暮らしぶりなど話を聞いたAIさん、最後になって漸くイチゴを探している途中だったことを思い出します(笑)。すると野尻さん、イチゴ農家を知っていると、その場で電話をしてアポを取り付けてくれました!。小野アナウンサーによると野尻さん、元々栃木市青年会議所の理事長で、さらに人材派遣会社の社長、つまり野尻さんいわく『栃木市の人ならどんな人でも紹介できる』と…。そんな人に偶然カラオケ店で出会ったAIさんは、持っていますねぇ!(笑)。
一方の鶴瓶さんも『栃木のイチゴは美味しいよねぇ』と、誰か見つけてイチゴの情報を得たいと栃木市万町にある蚤の市通りを歩いていると、大きくて古そうな家具屋を見つけますが人の気配がしません…。店の回りを一周してから思い切って店の中へと入って声を掛けてみますが、やはり誰もいない様です。店を出ようと玄関へ向かうと、すぅーと店の奥から出てきて静かに鶴瓶さんの後ろに付いたのは店主の梅田さん、スタッフから知らされ振り向いた鶴瓶さんはビックリ(笑)。すると梅田さん、『あんたいい時に来た、ちょっと見て』と鶴瓶さんを店の奥へと連れて行くとそこにあったのはドイツ製というテーブル、天板を撫でてみるととてもステキなテーブルでした。鶴瓶さんが『ここは古道具屋さんなんですか?』と尋ねると、『違いますよ、家具屋ですよ!』と梅田さん(笑)。「家具の丸三」は、手作りされた海外の新品の家具を売っているお店の様です。
『前の店は洋風でもっと面白いですよ』という梅田さんに誘われ、店内にいたお客さんの福田さんと一緒に向かいの店舗へと移動した鶴瓶さん、引き出しテーブルの付いたタンスやクルミを割るのに使う道具といった珍しい海外の家具を見せてもらいました。
鶴瓶さんが「家具の丸三」で梅田さんに話を聞いていると、店の前を大勢の人の行列が通り過ぎていきます!。その中の法被を着た方に『祭りですか?』と尋ねると、これから雛祭りの“流し雛”をするんだそうです。流し雛なんて滅多に見られんと鶴瓶さん、一緒に行列の後に付いていくことに!。道すがら大勢の人から声を掛けられる鶴瓶さん、たまたま途中で出会った車イスの癸生川さんにも明るく握手で応えます。
流し雛の会場に到着した鶴瓶さん、参加者の人から千代紙で折られた男雛と女雛を乗せた紙の舟をもらうと巴波川(うずまがわ)の畔に下りて、樋伝いにそれを川に流しました。後ろにいた女性から流し雛と一緒に厄が流れるとの謂れを聞き、『厄が流れましたぁ~』と喜ぶ鶴瓶さんでした(笑)。
小野アナウンサーによると、流しびなのイベントは18年前から栃木市で始められていて、参加者の皆さんがそれぞれ願い事を書いて川に流すことで子どもの無病息災を願う行事なんだそうです。さらに「巴波川」でお勧めなのが「蔵の街遊覧船」。栃木市は江戸時代から昭和初めにかけて水運の拠点として栄えた町、今でも情緒ある「蔵の街並み」を船の上から楽しむことが出来ます。3月中旬からは毎年恒例の「うずまの鯉こいのぼり」が開催、“いいこい”に因んで 1151の鯉のぼりが空を舞います。【後編へ つづく】
前編の再放送は、4月19日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。
なぜ、“だんご・玉子焼・焼鳥”が大平山の名物になったのか?。太平山では8軒のお店で三大名物が楽しめます。この名物の由来となったのが山頂付近にある「太平山神社」。827年に淳和天皇から社名をいただいたとされる由緒ある神社です。宮司の小林さんによると、古くから太平山神社では鶏を奉納するという風習があり、そこから焼き鳥と玉子焼を参拝者に振る舞い名物になりました。また、奉納されたお米を使ってお団子を振る舞ったということです。神社では毎年2月に「寒たまご祭」を開催、たまごの奉納行事が終わった後に玉子焼にして参拝者に振る舞います。
ゲストはデビュー25周年のAIさん。イチゴ大好きなAIさんは、自ら旅の舞台に選んだ栃木県栃木市でイチゴ農家を訪ねます。「とちあいか」など様々な品種を試食させてもらい、そのおいしさに感動!。続いてその近所のトマト農家では、仲むつまじい夫婦のお人柄にほっこり。さらにイチゴを使ったカフェを訪ね、店主の工夫が詰まった絶品ケーキにまたまた感動!。一方の鶴瓶さんは、謎の格言を黒板に掲げたお宅を訪問します。すると、驚きの出会いが…。
AIさんはカラオケ店で出会った野尻さんに紹介してもらったイチゴ農家を訪ねようと、栃木市惚社町(そうじゃまち)へとやって来ました。辺り一面に大きなイチゴのビニールハウスが建ち並び、大好きな苺が食べられると期待に胸が膨らみます(笑)。たまたま見かけたビニールハウス内にいた女性に『谷中さんっていらっしゃる?』と尋ねると、相手がAIさんだと気が付いた女性、急いで谷中さん家を案内しようと先に立って走りだしますが、3歩走っては『えぇぇ!?』、3歩走っては『えぇぇ?』と何度も何度も後ろを振り返ります(笑)。
AIさんがイチゴ生産農家「谷中農園」を訪ねると、従業員の女性陣から黄色い歓声と拍手が沸き起こります(笑)。作業小屋で迎えてくれたのは社長の谷中さん、谷中農園では基本的に午前中にイチゴを収穫し午後はパックに詰めているんだとか。作業小屋の中に入ってみると辺り一面がイチゴの山、その景色にAIさんは感動します(笑)。先代のお父さんに勧められるままに栃木県内でも1割未満しか生産されていない希少なイチゴ「スカイベリー」を食べさせてもらったAIさん、大きくて真っ赤な苺に噛り付くと『ほ~んとに、おいしいです…』と!。さらに昔ながらの定番「とちおとめ
」に、栃木の一番新しい品種「とちあいか
」と、次々に立派な苺を食べさせてもらい大感激するAIさん、贅沢すぎます!(笑)。
谷中さんに「とちあいか」を作っているビニールハウスに案内してもらったAIさん、成っている苺をその場で摘んで食べさせてもらうとその甘さに再度感動します(笑)。谷中さんによると、畑でこれだけ完熟させたイチゴは地元でしか味わえず都内には出回らないんだとか!。あまりの美味しさに谷中農園の苺作りに対する“こだわり”を尋ねるAIさんですが、『よく聞かれますが、“こだわり”を作らないのが一番かな』と谷中さん、『イチゴも普通の植物なので、単純にちゃんと育ててあげるだけです』と話します。
帰り際に谷中農園で何と8箱ものイチゴを爆買いしたというAIさん、その量と金額(18,000円)に番組スタッフもビックリしたそうです!。家に帰って家族で苺を堪能したそうで、子供たちが『もっともっと』と食べ続け、8箱のイチゴがみるみる間に減っていったとか(笑)。旦那さんいわく、『ぜんぜん違う、本当においしい』そうですよ!。
一方の鶴瓶さんもイチゴの情報を得ようと、栃木市万町(よろずちょう)界隈をぶらぶらと歩き回ります。すると見つけたのは「ぶんか食堂」という看板の掛かったお店。表の柱には“営業中”の札が掛けられていたので覗いてみますが戸には鍵がかかっていて、よく見ると店の入り口には“CLOSED”の札が…。裏手に回ってみると、そこにいたのは店主の遠藤さんご家族。先代のおじいちゃんが営んでいた“ぶんか食堂”はもう営業しておらず、今は遠藤さんご夫婦が夕方5時からワイン食堂「Sauvage(ソヴァージュ)」を営んでいるそうです。
ほかの農家も訪ねたいとAIさん、谷中さんのお父さんが近所のトマト農家を紹介してくれることに。谷中さんの案内でAIさんが訪れたのは、トマト農家「柏崎農園」のビニールハウス。大きなビニールハウスの中には何列にもトマトの畝が並んで栽培されており、まるでジャングルの様です。柏崎農園のトマトは「ハイワイヤー栽培」、トマトの茎の先端をクキロックで天井から吊り下げて伸びた茎は根元に蜷局のように巻き取って育てます。ワイヤーで茎の高さを調整することで立ち姿で収穫できるため、作業効率がアップするんだとか。柏崎さんご夫婦と従業員の皆さんに歓待されたAIさん、ここでもトマトの枝から成っている完熟トマトを収穫させてもらい丸かじり!(笑)。その後柏崎さんご夫婦から、トマト農家の暮らしぶりなどについて話を聞きました。
引き続きイチゴの情報を求めて街をぶらつく鶴瓶さん、おばあちゃん犬で歩けない小犬を肩から吊り下げたショール状の袋に入れて散歩する可愛い女の子とお母さんに声を掛けられます。近所のデパートで働く母親から近くに鶴瓶さんがいると連絡が来て探しに来たそうです(笑)。家には女の子の曾祖母にあたる祖母が居ると聞き、鶴瓶さんは並木さんのお宅を訪ねることに!。“家族に乾杯”をいつも観ているというおばあちゃんに歓待された鶴瓶さん、並木さんご家族の暮らしぶりなどについて話を聞きました。
再びイチゴの谷中農園へ戻ったAIさん、次はどこへ行ったらいいかと谷中さんに相談すると、市内にイチゴを卸しているケーキ屋さんがあると紹介してくれました。AIさんが次に訪ねたのはケーキ店「Patisserie SOIR(パティスリーソワール)」。店内にはイートインのスペースもあるというのでショーケースに並べられた数々の苺ケーキのどれを食べようかとAIさん悩んでいると、先に谷中さんから連絡を受けたという店主の片柳さん、栃木のとちおとめを使った土日限定の商品を作って待っていたと奥から出してきてくれました!。“フレジエ”というフランス菓子で、上下の生地にはピスタチオを使っているそうです。お客様にもスタッフにも断トツの一番人気という「フレジエ・ピスターシュ」を頂いたAIさん、『チョーおいしい~!』そうです(笑)。ここでもAIさん、片柳さんご夫婦から暮らしぶりについてなど話を聞きました。そうしているうちに、柏木さんご家族や従業員の皆さんも集まってきてくれたので、最後に『♪ママへ』の曲をアカペラで歌ってプレゼントするAIさんでした。
再び街を歩く鶴瓶さん、すると屋根に「梓アートサロン」の看板が立てられ、白いチョークで『栃高の賢弟 自分の駄目な処 だらし無い処 いけない処を 認めない事から 不幸は始まる』と書かれた黒板を掲げた小屋のような古い一軒家を見つけ中の様子を伺います…。人の気配がしないのでやっていなのかと思いきや、壁には電話番号の書かれたポスターが貼られていたので電話してみると、今日は自宅で畑作業をしているという石本さんが電話に出て、14分30秒でここに来てくれるそうです(笑)。
しばらく辺りをぶらついてから鶴瓶さんが再び「梓アートサロン」へと戻ると、玄関の戸が開いていて中には石本さんが来て待っていてくれました。黒板に書いてあったのは、前の日に書いた愚痴だそうです。毎朝ここに来ては、前の日に失敗しなぁってことやラジオで聞いた面白い話を書き留めているんだとか。ここは、マスオさん状態で家に居場所がない石本さんの逃げ場所だそうで、趣味の流木を加工しては訪ねてきた旅行者などにプレゼントしているそうです。『どうぞ好きなものを持って行ってください』と石本さんが差し出してくれたのは「流木鉛筆(流木縁ぴつ)」、拾った流木にドリルで穴をあけて鉛筆の芯を差し込んだもの。趣味仲間のおじいちゃんやおばあちゃんと一緒にここで作っているんだとか。石本さんから『たまたま訪ねてきた歌手の半崎美子さんがCDのジャケットに使ってくれて』と聞いた鶴瓶さん、『こいつ、俺の“ツレ”ですよ!』と驚いてその場で半崎さんに電話します!(笑)。電話に出た半崎さん、『えぇぇ!?、ちょっと待って…、栃木?』とビックリ(半崎美子さんのX投稿より)。不思議な出会いとご縁でした!。
後編の再放送は、4月26日(土)午前10時40分から、NHK総合で放送予定です。
番組内で紹介された 栃木市の名物など
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