鶴瓶の家族に乾杯 | 山形県山形市(斉藤由貴さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成27年11月2日放送 「山形県山形市(前編)」(ゲスト:斉藤由貴さん)

今回の旅のゲストは、女優の斉藤由貴(さいとう ゆき)さんです。 斉藤由貴さんは、2016年放送予定のNHK大河ドラマ「真田丸」に、家康の最愛の側室である”阿茶局(あちゃのつぼね)”役で出演します。また斉藤さんは、9月22日から始まった、毎週火曜22時放送のNHK総合ドラマ10「デザイナーベイビー」にも出演しています。

斉藤さんの両親は、帯を仕立てる職人さんだったことから、伝統工芸の職人さんの手仕事に興味があることと、子供のころからお小遣いを叩いて箱買いするくらい大好きな桃を食べに特産地に行きたいと、鶴瓶さんと二人で、山形県山形市を旅します。

まず前編(ロケ日は9月16日)。 山形市内の「霞城(かじょう)公園」で待ち合わせた、鶴瓶さんと斉藤さん。鶴瓶さんは、スタイリストが寝坊をして、私服の作業着のようなツナギで現れます。斉藤さんは、鶴瓶さんがその服装のまま収録を始めるとことにビックリです(笑)。
前夜に山形入りして、既に美味しいものを食べたと話す斉藤さんに、鶴瓶さんは『先に食べたらダメでしょ』と。何を食べたか聞くと、斉藤さんが『そば、芋煮、・・・』と話す後ろから、『米沢牛』という赤の他人の声が。花の写真を撮りに来ていた、地元の布施さんです。鶴瓶さんが、『これは城(しろ)ですか?』と聞くと、花にしか目がいかない布施さんは、『赤です』と答え、鶴瓶さんも斉藤さんもスタジオの小野アナウンサーも大笑いです(笑)。

二人は、月山が見えるかもしれないと、布施さんに案内してもらい、山形城跡の土手に向かいます。鶴瓶さんが城主のことを尋ねると、布施さんが『モガミヨシアキ』と教えてくれました。それを聞いた斉藤さんは、『ヨシミツじゃないですか?』と訂正しますが、『義光をヨシアキと読む』と、再訂正されてしまいました(笑)。ご家族のことを尋ねると、長男は仙台でNHKのカメラマンという話に、全員が『え~!?』とビックリ。

次に出会った妊娠8か月の女性は、『山形が大好きで』と話すので、斉藤さんが山形のいいところを尋ねると、『何を食べてもおいしいです。南門を出てすぐの所の"大福もち”も最高に美味しいです』と。それを聞いた斉藤さんは、間入れず『食べたい!!』。そんな斉藤さんを見た鶴瓶さんは、『まるで獲物を狙う獣のよう』と(笑)。

ここでスタジオから、山形の秋の代名詞「芋煮会」を、ビデオで紹介。市役所の人に『芋煮会を取材するならここ』と言われ、山形市内を流れる「馬見ヶ崎(まみがさき)川」の河原に行ってみると、芋煮会をする人たちで一杯です。“芋煮”とは、里芋、牛肉、こんにゃく、ネギなどを醤油味で煮込んだ、山形市民のソウルフード。『芋煮会何回した?』が、山形の挨拶だとか。雨だと中止かと思いきや、橋の下でする芋煮会もいいものと、橋脚には場所取りの予約の張り紙がいっぱいです。準備が大変かと思いきや、スーパーで食材を注文すれば、芋煮会用の大きな竈や鍋は貸し出し無料(驚)。時間が無い人には、電話一本で芋煮会全部を仕切ってくれるサービスも充実しています。

さて、鶴瓶さんと斉藤さんは、売れ切れる前にと、さっそく霞城公園の南門を出たところにある「かすみだんごや」(井上餅店/かすみ餅店)を訪れます。二人は、“豆大福”と“草もち”を『おいしぃ~』と頂きながら、ご家族の様子などを聞きました。忙しいお彼岸は、夜10時に寝て、なんと朝?1時起きだそうです。
ここに、鶴瓶さんのスタイリストさんが到着。ようやく鶴瓶さんは、小奇麗になりました!。

次に二人は、隣のふとん屋さん「ふとん工房ふるうち」を訪れます。二階では、奥さんが布団を仕立てていました。ご夫婦は、かつて東京の板橋にあった職業訓練学校「東京蒲団技術学院」の同級生で、同じ東北出身ということで意気投合してご結婚に至ったそうです。しかし、二人とも“寝具製作技能士”の免許は持っていますが、布団を仕立てるのは奥さんの仕事で、旦那さんは過去に2枚ほど仕立てただけで、もっぱら口を出すのが仕事とか(笑)。

斉藤さんはその後、布団屋さんに案内してもらい、仏壇屋さん「森谷大仏堂本店」を訪ねます。森谷さんの所では、300年前から仏団とお神輿を作られているそうです。店には、宮城県南三陸町で津波被害に逢われた漁師さんが、仏壇と神棚を買いに来ていました。高台に移転して家を新築されるそうですが、家を建てる前にまず、仏壇と神棚を決めてから、それが収まるように建ててもらうそうです。

一方、鶴瓶さんは、山形大学の近くのガソリンスタンドで、“山大”の学生の暮らしぶりが分かるような場所を尋ねます。すると、向かいの「福家食堂」や、笑福亭鶴瓶さんも驚きの「しょうふくてい」には、山大の学生が大勢訪れるとの話を聞き、鶴瓶さんは「しょうふくてい」を目指すことにします!。

 平成27年11月9日放送 「山形県山形市(後編)」(ゲスト:斉藤由貴さん)

後編では、 まず鶴瓶さんは、山形大学(山大)の学生が集まるという「松福亭」を訪れ、『笑福亭ですが』とお邪魔します。テーブルに山大の1年生が2人、カウンターにも1年生が一人座り、ランチを食べていました。それぞれ、全国各地から夢を持って山大の医学部や農学部、人文学部に入学した学生さんで、まだお互いをよく知らない様子。鶴瓶さんは、先輩として気前よく学生らに昼食をおごってあげる代わりに、大学1年生の恋愛状況を調査します(笑)。

一方の斉藤さんは、再び布団屋さんに案内してもらい、「ふとん工房ふるうち」の向かいにある「おやつ屋さん」を訪れ、山形名物B級グルメ「どんどん焼き」を頂くことに。店員さんのおススメは、“チーズ”だそうです。おやつ屋さんは、夜になると商店街の店主さん達の集いの場になるそうで、女将さん達の“婦人部会”に対抗して、お嫁さん達の“若妻会”という会合(飲み会)もあるそうです。若妻も、そこそこのおばさま年齢なのですが(笑)。

鶴瓶さんは、笑福亭を出たところで町の人達に囲まれ、写真撮影をお願いされる傍ら、「日本一の芋煮会 フェスティバル」の準備会場に誘われ、興味津々で付いていくことに。すると、山形商工会議所青年部の方々が、建設用の大型クレーンがある場所に案内してくれ、その大鍋を見た鶴瓶さんは、『ああっ~!!』と(驚)。大鍋で煮た芋煮は、めちゃくちゃ美味しいそうです。事務局の人達が自家栽培した里芋に、ウシ4頭分の牛肉、さらには“隠し味”と言いつつ“日本酒 50升”が入るそうで、それを聞いた鶴瓶さんは思わず、『ぜんぜん隠してへん!』と(笑)。まさに、美味しさもスケールも“日本一です!。

斉藤さんは、さらに布団屋さんに紹介されて、“鋳物の町”として有名な銅町に向かいます。銅町では、交差点を挟んで、何軒もの鋳物店が立ち並んでいて、斉藤さんはそのうちの一軒、「月山堂」を訪ねます。入口には、ご主人の若かりし頃のアーティスト作品が飾ってあり、それを見た斉藤さんは、とても感心します。奥さんの話では、鋳物で沸かしたお湯は甘くなるそうで、お茶は毎日、鉄瓶で淹れているいるそうです。

斉藤さんは、ご主人に案内してもらい、鋳物職人さんの工場、「佐藤鋳造」を訪れます。そこで斉藤さんは「キューポラ」を見て、思わず大興奮。この日は生憎とキューポラに火が入っていなかったのですが、スタジオで小野アナウンサーから、『キューポラには3日に一回火が入るそうで、ロケの翌日に火が入った』と聞いた斉藤さんは、その映像が見られると喜んでいると、小野アナウンサーは、『申し訳ございません、そこは取材しておりませんでした・・・』と(えぇえぇ~)。

しかし、鶴瓶さんの準備会場を訪れた「日本一の芋煮会」については、開催日に再度取材され、その映像がスタジオで放送されました。そのビデオを見た鶴瓶さんと斉藤さんは、スタジオで芋煮が食べられると期待したのですが、小野アナウンサーは、『すみません、ぜひ来年行ってください』と(笑)。

その後、斉藤さんは帰京の時間が迫る中、どうしても大好きな「桃」があきらめきれず、果樹園が広がる地域へと足を運びます。そこで突然、映像がプッっと真っ黒に!。小野アナウンサーの説明では、まさかの撮影トラブルで、このあと暫くの間の映像が、撮影できなかったそうです(驚)。そこで、その間の出来事を、斉藤さんが口頭で説明してくれることに。斉藤さんが、畑仕事をしているおばさんに桃がないかと尋ねると、『あーんら~、さいとうゆきさんでねーの~!?』と、流暢な山形弁?で、経緯を説明してくれました(笑)。斉藤さんの説明によると、まだ桃を収穫中の農家があるそうで、旦那さんが案内してくれたそうです。斉藤さんが、成安地区の伊藤さんという桃農家に辿り着いた所から、ようやく映像が復活しました。

鶴瓶さんは、市内を歩いていると、ベビーカーをおした女性と出会い、声を掛けます。台湾から日本に来て、東京で出会った男性と結婚して、山形に来たそうです。ベビーカーの子供が、盛んに『ママ、ホー・二ー・ニー』と言います。ホーニーニーとは、オッパイという意味だそうで、鶴瓶さんは、『ほな、おっちゃんのホーニーニーはどう?』と(笑)。

スピードスプレヤー斉藤さんが桃農家を訪れると、そこにお父さんが、畑から消毒を終えて、雨合羽に三度笠で、SS(エスエス、スピードスプレヤーの略)に乗って帰ってきました。それを見た斉藤さんは、『マッハGoGoGoかと思っちゃった』と(笑)。お父さんに桃を見せてもらった斉藤さんは、『こんな大きな桃は、初めて見ました』と大喜び。斉藤さんは、畑で木になっている桃を自分でもいでみたいとお願いすると、夕日がとてもきれいな月山の見える畑に連れて行ってもらい、念願を適えることが出来ました。

最後にスタジオで、斉藤さんに芋煮は出てきませんでしたが、日本一遅い桃づくりを目指して、晩生種の栽培に力を注いでいるという桃農家の伊藤さんから、斉藤さんに、立派な桃が届きました!。

後編の再放送は、11月16日(月)、NHK総合第一で、午後2時05分からの放送予定です。

 


番組内で紹介された 山形市の名物など

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