奥多摩への紅葉狩りハイキング

紅葉が美しい奥多摩駅から奥多摩湖まで続く「むかし道」(9km)を3時間半歩いてきました。

写真:奥多摩の紅葉

 1.紅葉の時期

2013年11月20日(水)に、奥多摩に紅葉狩りハイキングに行ってきました。奥多摩駅近くの駐車場から「むかし道」を通って奥多摩湖まで、約9km、3時間半のハイキングです。

奥多摩周辺の紅葉情報は、「奥多摩ビジターセンター」のホームページで詳しく知ることができます。
ハイキングの当日の朝も、まずビジターセンターに立寄り、地図をもらいついでに、話を聞くとよいでしょう。思いがけない通行止めや、迂回路などの情報を、知ることができます。

奥多摩ビジターセンタ
2013年11月15日の紅葉の進捗状況 (奥多摩ビジターセンターより)
  • 標高1000m付近(御岳山、奥多摩周遊道路など) 散り始め
  • 標高800m~600m付近(奥多摩湖周辺、日原鍾乳洞など) 見頃
  • 標高500m~300m付近(むかし道、氷川渓谷、鳩ノ巣渓谷、御岳渓谷) 見頃
 本日の下山者情報ですが、奥多摩湖からむかし道へ歩いた方の話では、むかし道あたりが一番よかったそうです。
過去の奥多摩の紅葉進捗状況
PDFファイル、1.5MB 過去の奥多摩地域紅葉状況一覧表(2001~2012年)はこちら。

 2.ハイキング行程

大宮駅から奥多摩駅までは、朝早かったこともあり車で約2時間で到着。奥多摩駅近くにある奥多摩ビジターセンターに立寄ると、まだ開館時間(9:00~)前にも係わらず、快く応対していただけました。(ビジターセンターは月曜が休館日、月曜が祝日の時は翌平日が休館。)

日程

6時30分
大宮駅前に集合、奥多摩へ向けて車で出発
7時00分
桶川北本ICから圏央道へ
8時30分
奥多摩駅前に到着、「ビジターセンター」で話を聞き地図やパンフレットをもらう
8時50分
町営氷川有料駐車場に駐車(700円)、ハイキング出発
奥氷川神社=消防署(国道411号)=桧村で「むかし道」に入る=奥多摩湖(約3時間30分)
12時30分
奥多摩湖に到着
10時40分
ランチタイム、小河内ダムの堰堤を見学
14時12分
奥多摩湖バス停から奥多摩駅行きバスに乗り下山
14時50分
駐車場を出発、帰路へ
17時00分
大宮駅到着
奥多摩むかし道マップ

【奥多摩「むかし道」ハイキング・ルート】 (約3時間半~4時間)

駐車場=奥氷川神社=消防署=桧村バス停=境駐在所 (約2km、20分)
水道管工事のため、平成25年7月から当分の間、南氷川入口=槐木付近が通行止め、槐木付近=境駐在所付近が通行規制となっています。
町営氷川有料駐車場に車を停めたら、すぐ前にある奥氷川神社の脇から多摩川の右岸沿いにある愛宕山公園の林道を進むと、奥多摩消防署近くで国道411号に出られます。ここから桧村の境駐在所付近にある「むかし道」の分かれ道までは、国道を歩くことになります。車はさほど多くありませんし、歩道もあるので危なくは感じません。
橋詰バス停=不動の上滝=白髭神社=いろは楓巨樹 (約2km、20分)
境駐在所手前でむかし道に入ると、ルートが怪しくなります。ガイドマップをよく見て進みましょう。急な坂を登ったり下りたりしながら5分も歩くと、突然に橋詰バス停辺りの国道に出てしまいます。だったら最初から国道を歩けばよかった・・・と。そこでまたむかし道に入るのですが、ここからは静かで平坦な林道となります。
白髭神社に立寄ると、大勢の村民がお祭りに備えて大掃除をしていました。社殿の横には、高さ約30mもある巨大な御神体の岩がオーバーハングしてそびえ立っています。
道沿いには、「弁慶の腕ぬき岩」や「耳神様」といった歴史・文化財などが所々に紹介されていて、飽きることがありません。
薪のある民家=惚岳渓谷=2本の吊橋=道祖神 (約2km、20分)
薪のある民家を過ぎると、観光トイレがあります。水洗トイレはここが最後になりますので、用を済ませておきましょう。
ここから道沿いに惚岳渓谷が見えてきて、青空と山峯と多摩川の流れに紅葉がマッチして、美しい紅葉のビューポイントが続きます。
しだらく橋、道所橋という二本の吊橋を過ぎると、ベンチが整備された見晴らしのよい休憩所があります。ここでようやくコーヒータイムヽ(^o^)丿。
休憩所=浅間神社=(崖沿い)=青目立不動尊(蕎麦屋) (約2km、1時間)
休憩所を過ぎると、ここから小河内ダムを横目に見ながら、ダムの下から一気にダムの上の頂きにまで登る山道になります。
息を切らしながら足を踏ん張り、水槽タンクを過ぎ、山中の段々畑の細道を抜けると、これまでとは逆の奥多摩から北東に開けた山並みを望む見晴らしポイントに出ます。ここら辺がむかし道のほぼ頂上付近になりますので、上がった息を整えるためしばし休憩。
民家の横を抜け、浅間神社を過ぎると、こんどは崖沿いに手すりのある急斜面の道を下りていきます。途中から少し上り坂を抜けると、目立不動尊の休み処(蕎麦屋)に到着します。蕎麦つゆの香りに空腹がそそられますが、我慢して奥多摩湖を望む景色だけ楽しみましょう。
不動尊見晴らし台=水根観音=陶芸小屋=水根入口 (約1km、15分)
青目立不動尊を過ぎると、水根の集落を迂回しながら奥多摩湖に向かって山を下りていきます。途中、水根観音を過ぎると風変わりな陶芸小屋があり、そこから10分ほどで国道に出ます。ここがむかし道の水根入口で、奥多摩湖側の終点となります。
水と緑のふれあい館」に向かい、ダム湖の横に整備されたベンチでようやくランチタイムヽ(^o^)丿。

 3.写真

 4.他の旅行の話し

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