2016年のプロ野球、解説者による順位予想。混セを制するのは?、ソフトバンクの独走を止めるのは何処のチーム?
※ このページは、2016年の順位予想のページです。新しい、今年のページはこちらへ。
昨シーズン(2015年)のセントラル・リーグは、前半戦を終わってもトップから最下位まで4ゲーム差しかなく、まれにみる大混戦でした。最後に抜け出したのは東京ヤクルトスワローズで、14年ぶり7度目のリーグ優勝を果たしました。
一方のパシフィック・リーグは、圧倒的な強さを見せつけた福岡ソフトバンクホークスが、2年連続17度目のリーグ優勝を決めました!。リーグ優勝を決めたXデーは、なんと9月17日、リーグ史上最速でした。
そして、昨年の日本シリーズは、セパともに各優勝チームがクライマックスシリーズを勝ち上がり、ヤクルト対ソフトバンクの対決となりました。しかし日本シリーズでも、ソフトバンクの力は圧倒的で、ヤクルトは1勝を挙げるのが精いっぱい。結果は、4勝1敗でソフトバンクが2年連続の日本一に輝きました!。
さて2016年、今年のプロ野球はどうなることでしょう?。今シーズンは3月25日(金)に、セパ揃って開幕です。
正月早々の1月3日、新しい年が明けたばかりで、キャンプインどころか、まだ補強だって済んでいないのに、恒例行事とばかりに、産経新聞の大阪運動部プロ野球担当記者の4人が、『昨年惨敗も気にしない!、長年の経験とカンで当てます。当ててみせます!』と、2016年のペナントレースの順位予想を発表しました。
解説者による順位予想が出てくるまで、とりあえず参考までに、この【プロ野球2016年担当記者順位予想】を掲載しておきましょう!。ちなみに、昨年(2015年)の予想では、西暦の下1桁が「5」のシーズンには、セパどちらかで関西球団が優勝するという「法則」があるとの主張の下、セは阪神、パはオリックスと4人中3人が予想、散々な予想結果となってしまいました(汗)。
また、1月22日にはFull-Countも、野球解説者の野口寿浩氏による「日本一早い!? 2016年セ・リーグ順位予想」という記事を掲載しました。この順位予想も掲載しておきます。
2月12日から16日にかけて、Yahoo!のSportsnaviには、ベースボール・タイムズの取材による「2016年プロ野球順位予想」と題した特集記事が掲載されました。ここでセパの順位予想をしてくれたOB解説者は、佐野慈紀氏、ギャオス内藤氏、西山秀二氏の3人です。
また2月14日には、新潟県燕市の「東京ヤクルトスワローズ応燕結束プロジェクト」の第一弾として開催されたトークショー「日本一早い2016プロ野球予想」で、ゲストとして招かれた江本孟紀氏が、各チームの戦力分析をしペナントレースの行方を予想しました。
去年は、3月15日(日)の「Going!Sports&News」で、江川卓さんが予想を発表したのが解説者では一番早かったと思うのですが、今年は先を争うように、予想発表時期が早まっているようです。早く予想すれば、当たらなかった時の言い訳ができるからでしょうか?。でも、昨年の江川さん予想、下馬評でBクラスと大方予想されていたヤクルトを、大胆不敵にも優勝予想して、見事当てましたから!(巨人の5位予想は大ハズレでしたが、叱咤激励からだった?)。
いよいよ今季開幕戦を翌週の3/25に控えた、3月19日(土)の日テレ「Going! Sports&News」では、『プロ野球開幕まで6日!赤星のセ・パ順位予想!順位のカギを握るポイントは?』と題して、赤星憲広氏が今年のセ・パ順位予想を発表。
続いて翌20日(日)のGoing!では、いよいよ江川卓氏が、『江川が優勝のキーマン巨人・阿部を直撃!プロ野球セ・パ順位予想』を発表!。相変わらず江川さんは、したたかな予想を展開してくれました。最下位に予想したチームやそのファンに嫌われるのが、どうしても嫌な様です (^_^;)。
また、20日(日)のTBS「S☆1」では、『今夜は今年のプロ野球ペナントレースはどうなるのか!S☆1ファミリー野村克也・槙原寛己・中畑清が大激論!』と題して、2016プロ野球セ・リーグ順位予想会が繰り広げられました。(翌週、プロ野球が開幕した後に、同三氏によるパ・リーグの順位予想会がありました。TBSさん、来年はもっと早く開いてください!)
注目!
セ・リーグは10月1日、パ・リーグは10月5日のゲームで、公式戦の全日程を終了。2016年シーズンのリーグ順位が確定しました。
さて、そこで予想結果ですが、セ・リーグでは、広島カープの優勝を予想し当てた解説者は、達川光男氏と笘篠賢治氏の2人だけ。何れも、現役と監督・コーチ時代ともに広島に在籍したことのある解説者です。しかし、ふたりとも3位・横浜DeNAを最下位と予想するなど、優勝チーム以外の順位予想は全然ハズレでした(汗)。
一方、パ・リーグは、前評判で圧倒的な強さと首位に押されたソフトバンクが、終盤にまさかの失速。代わって優勝を遂げた日本ハムを首位予想した解説者は、残念ながら一人もいませんでした(汗)。しかし、1位・日本ハムと2位・ソフトバンクは、最終戦間近まで優勝争いを繰り広げた接戦でした。この1位と2位を入れ違えただけで、3位以下をすべて的中させた解説者がいます!なんと、前DeNA監督の”絶好調”(ゼッコウチョー)男、中畑清氏です!。
【参考】「2016年プロ野球 解説者の順位予想 一覧」
順位 | 産経新聞(関西) | Full-Count | (最終順位) | ||||
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鮫島(デスク) | 坂井(阪神担当) | 大宮(遊軍) | 上阪(オリ担当) | 西井(編集委員) | 野口寿浩 | ||
優勝 | 阪神 | 巨人 | 巨人 | ヤクルト | 巨人 | ヤクルト | 広島 |
2位 | 巨人 ◎ | ヤクルト | 広島 | DeNA | ヤクルト | 阪神 | 巨人 |
3位 | ヤクルト | 阪神 | 阪神 | 巨人 | 広島 | 巨人 | DeNA |
4位 | DeNA | 広島 | ヤクルト | 阪神 ◎ | 阪神 ◎ | 広島 | 阪神 |
5位 | 広島 | DeNA | DeNA | 広島 | 中日 | DeNA | ヤクルト |
6位 | 中日 ◎ | 中日 ◎ | 中日 ◎ | 中日 ◎ | DeNA | 中日 ◎ | 中日 |
備考 |
※ ボタンを押すと、簡単な解説を表示します(古いブラウザは機能しないかもしれません、ご容赦ください)。解説を消すには、もう一度ボタンをクリックしてください。
順位 | Yahoo! Sportsnavi | 江本孟紀 | 日テレ Going! | (最終順位) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
佐野慈紀 | ギャオス内藤 | 西山秀二 | 赤星憲広 | 江川 卓 | |||
優勝 | DeNA | 阪神 | 阪神 | 中日 | 阪神 | 巨人 | 広島 |
2位 | 阪神 | ヤクルト | 巨人 ◎ | 巨人 ◎ | ヤクルト | 阪神 | 巨人 |
3位 | ヤクルト | 巨人 | 広島 | 阪神 | 巨人 | ヤクルト | DeNA |
4位 | 中日 | 中日 | ヤクルト | ヤクルト | 広島 | 中日 | 阪神 |
5位 | 巨人 | 広島 | DeNA | 広島 | DeNA | 広島/DeNA | ヤクルト |
6位 | 広島 | DeNA | 中日 ◎ | DeNA | 中日 ◎ | 広島/DeNA | 中日 |
備考 |
順位 | TBS S☆1 | スポニチ(Sponichi Annex) | (最終順位) | |||
---|---|---|---|---|---|---|
野村克也 | 槙原寛己 | 中畑 清 | 張本 勲 | 有藤通世 | ||
優勝 | 巨人 | 阪神 | 阪神 | ヤクルト | 阪神 | 広島 |
2位 | ヤクルト | ヤクルト | ヤクルト | 巨人 ◎ | ヤクルト | 巨人 |
3位 | 阪神 | 巨人 | DeNA | 阪神 | 巨人 | DeNA |
4位 | 広島 | 中日 | 巨人 | 中日 | 広島 | 阪神 |
5位 | 中日 | DeNA | 広島 | 広島 | 中日 | ヤクルト |
6位 | DeNA | 広島 | 中日 ◎ | DeNA | DeNA | 中日 |
備考 |
※ 槙原寛己氏と中畑清氏は、スポニチでも予想を発表しています。
順位 | スポニチ(Sponichi Annex) | (最終順位) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
石井一久 | 吉村禎章 | 牛島和彦 | 東尾 修 | 田淵幸一 | ||
優勝 | ヤクルト | 巨人 | ヤクルト | 阪神 | 阪神 | 広島 |
2位 | 阪神 | ヤクルト | 巨人 ◎ | 巨人 ◎ | ヤクルト | 巨人 |
3位 | 巨人 | 阪神 | 阪神 | ヤクルト | 巨人 | DeNA |
4位 | DeNA | DeNA | 中日 | DeNA | 広島 | 阪神 |
5位 | 広島 | 広島 | 広島 | 中日 | DeNA | ヤクルト |
6位 | 中日 ◎ | 中日 ◎ | DeNA | 広島 | 中日 ◎ | 中日 |
備考 |
順位 | 週刊ポスト | (最終順位) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
達川光男 | 杉本 正 | 広澤克実 | 中西清起 | 金村義明 | ||
優勝 | 広島 ◎ | 巨人 | 阪神 | ヤクルト | 阪神 | 広島 |
2位 | ヤクルト | ヤクルト | 巨人 ◎ | 阪神 | ヤクルト | 巨人 |
3位 | 阪神 | DeNA ◎ | ヤクルト | 巨人 | 巨人 | DeNA |
4位 | 巨人 | 阪神 ◎ | 中日 | DeNA | 中日 | 阪神 |
5位 | 中日 | 広島 | 広島 | 広島 | 広島 | ヤクルト |
6位 | DeNA | 中日 ◎ | DeNA | 中日 | DeNA | 中日 |
備考 |
順位 | 週刊ベースボール | (最終順位) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
伊原春樹 | 大島康徳 | 松沼博久 | 山本 昌 | デーブ大久保 | 藪 恵壹 | ||
優勝 | 阪神 | 阪神 | 阪神 | 阪神 | 阪神 | 巨人 | 広島 |
2位 | 広島 | 巨人 ◎ | ヤクルト | ヤクルト | 中日 | 広島 | 巨人 |
3位 | ヤクルト | ヤクルト | DeNA ◎ | 巨人 | ヤクルト | 阪神 | DeNA |
4位 | 巨人 | DeNA | 巨人 | DeNA | 広島 | 中日 | 阪神 |
5位 | DeNA | 広島 | 広島 | 中日 | 中日 | DeNA | ヤクルト |
6位 | 中日 ◎ | 中日 ◎ | 中日 ◎ | 広島 | DeNA | ヤクルト | 中日 |
※ 週刊ベースボール(4/4号)では、20人の野球解説者が順位予想を発表していますが、全員は載せきれないので、解説者歴が長い人、監督・コーチ歴のある人、最近の露出度などから、6人を勝手に絞らせてもらいました(並びは年齢順)。
※ 敬称略
順位 | 産経新聞(関西) | (最終順位) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
鮫島(デスク) | 坂井(阪神担当) | 大宮(遊軍) | 上阪(オリ担当) | 西井(編集委員) | ||
優勝 | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | 日本ハム |
2位 | 日本ハム | 日本ハム | 西武 | 日本ハム | 日本ハム | ソフトバンク |
3位 | 西武 | 西武 | 楽天 | 西武 | 西武 | ロッテ |
4位 | ロッテ | オリックス | 日本ハム | オリックス | ロッテ | 西武 |
5位 | オリックス | 楽天 ◎ | オリックス | 楽天 ◎ | 楽天 ◎ | 楽天 |
6位 | 楽天 | ロッテ | ロッテ | ロッテ | オリックス ◎ | オリックス |
備考 |
順位 | Yahoo! Sportsnavi | 江本孟紀 | 日テレ Going! | (最終順位) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
佐野慈紀 | ギャオス内藤 | 西山秀二 | 赤星憲広 | 江川 卓 | |||
優勝 | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | 日本ハム |
2位 | 日本ハム | 日本ハム | 日本ハム | 日本ハム | 日本ハム | ロッテ | ソフトバンク |
3位 | ロッテ ◎ | 西武 | 西武 | 西武 | オリックス | 西武 | ロッテ |
4位 | オリックス | オリックス | オリックス | オリックス | 西武 ◎ | 日本ハム | 西武 |
5位 | 楽天 ◎ | ロッテ | ロッテ | ロッテ | ロッテ | オリックス/楽天 | 楽天 |
6位 | 西武 | 楽天 | 楽天 | 楽天 | 楽天 | オリックス/楽天 | オリックス |
備考 |
順位 | TBS S☆1 | スポニチ(Sponichi Annex) | (最終順位) | |||
---|---|---|---|---|---|---|
野村克也 | 槙原寛己 | 中畑 清 | 張本 勲 | 有藤通世 | ||
優勝 | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | 日本ハム |
2位 | 日本ハム | 西武 | 日本ハム | 日本ハム | 西武 | ソフトバンク |
3位 | 西武 | 日本ハム | ロッテ ◎ | 西武 | 日本ハム | ロッテ |
4位 | 楽天 | ロッテ | 西武 ◎ | オリックス | ロッテ | 西武 |
5位 | ロッテ | オリックス | 楽天 ◎ | ロッテ | オリックス | 楽天 |
6位 | オリックス ◎ | 楽天 | オリックス ◎ | 楽天 | 楽天 | オリックス |
備考 |
※ 槙原寛己氏と中畑清氏は、スポニチでも予想を発表しています。
順位 | スポニチ(Sponichi Annex) | (最終順位) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
石井一久 | 吉村禎章 | 牛島和彦 | 東尾 修 | 田淵幸一 | ||
優勝 | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | 日本ハム |
2位 | 西武 | ロッテ | 日本ハム | 西武 | 日本ハム | ソフトバンク |
3位 | 日本ハム | 日本ハム | オリックス | オリックス | 西武 | ロッテ |
4位 | オリックス | 西武 ◎ | 西武 ◎ | 日本ハム | ロッテ | 西武 |
5位 | ロッテ | オリックス | ロッテ | ロッテ | 楽天 ◎ | 楽天 |
6位 | 楽天 | 楽天 | 楽天 | 楽天 | オリックス ◎ | オリックス |
備考 |
順位 | 週刊ポスト | (最終順位) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
達川光男 | 杉本 正 | 広澤克実 | 中西清起 | 金村義明 | ||
優勝 | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | 西武 | 日本ハム |
2位 | 日本ハム | 日本ハム | 日本ハム | オリックス | ソフトバンク ◎ | ソフトバンク |
3位 | 西武 | 西武 | 西武 | 日本ハム | 日本ハム | ロッテ |
4位 | オリックス | ロッテ | ロッテ | 西武 ◎ | オリックス | 西武 |
5位 | ロッテ | オリックス | オリックス | ロッテ | 楽天 ◎ | 楽天 |
6位 | 楽天 | 楽天 | 楽天 | 楽天 | ロッテ | オリックス |
備考 |
順位 | 週刊ベースボール | (最終順位) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
伊原春樹 | 大島康徳 | 松沼博久 | 山本 昌 | デーブ大久保 | 藪 恵壹 | ||
優勝 | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | 日本ハム |
2位 | 日本ハム | 日本ハム | 西武 | 西武 | 西武 | オリックス | ソフトバンク |
3位 | 西武 | 西武 | 日本ハム | 日本ハム | 日本ハム | 日本ハム | ロッテ |
4位 | ロッテ | オリックス | ロッテ | ロッテ | ロッテ | 楽天 | 西武 |
5位 | オリックス | ロッテ | オリックス | 楽天 ◎ | 楽天 ◎ | 西武 | 楽天 |
6位 | 楽天 | 楽天 | 楽天 | オリックス ◎ | オリックス ◎ | ロッテ | オリックス |
※ 週刊ベースボール(4/4号)では、20人の野球解説者が順位予想を発表していますが、全員は載せきれないので、解説者歴が長い人、監督・コーチ歴のある人、最近の露出度などから、6人を勝手に絞らせてもらいました(並びは年齢順)。
※ 敬称略
以上、開幕前までに調べられた解説者による順位予想の一覧は、「2016年プロ野球 解説者の順位予想 一覧」でご覧いただけます。
3月21日に、オープン戦の全日程が終了!。今年もパ・リーグの球団が活躍を見せるなか、トップの成績を残したのは、なんとセの阪神。パでは、前評判が低かったロッテが、阪神に続く2位と、好成績を残しました。(球団により試合数が違い、またセパ対戦を無理やり各リーグのゲーム差に置き換えている点、ご留意下さい。)
そして、いよいよ3月25日(金)に、2016年のプロ野球・ペナントレースが開幕しました。スタートダッシュを決める球団は何処か!?。
開幕から約1か月、4月末現在で、セリーグの首位に立ったのは、去年の4月末時点と同じく、巨人でした。一方のパリーグは、開幕1~2週間は勝ち星に恵まれず、最下位辺りに低迷していたソフトバンクが、ひと月経って蓋を開けてみたら、結局首位に立っていました(汗)。
オープン戦で絶好調だった阪神は、4位へと順位を落としましたが、セ・リーグの上位チームは混戦で、すぐに入れ替わっている状態なので、現時点では何とも評価できません。
一方のパ・リーグでは、解説者の予想ではBクラス候補とのレッテルを貼られたロッテが、オープン戦に引き続き、今のところ好調を維持し、ソフトバンクに続く2位に着けています。
開幕から約2か月、5月31日からは早くも交流戦が始まります。
交流戦前の序盤戦の順位は、セリーグはまさに”混セ”。日替わりで順位が変動し、応援しているチームが何処にいるのかも、一日スポーツニュースを見なかったら、分からなくなってしまいそうです(汗)。 ただ、去年の覇者ヤクルトが、まさかの最下位に転落。巨人も先月の首位から5位へと崖っぷちに!。
パリーグは、早くも2位と6ゲーム差を付けるソフトバンクが独走態勢?。そうなると、関心事は既に史上最速の”X-デー”予想だったりして・・・。
6月20日(月)で、交流戦の全試合が終了しました。交流戦の優勝は、去年に続き断トツでソフトバンク。13勝4敗1分で、勝率は.765、2年連続で過去最高勝率をマークしました。上位チームは今年もパ・リーグが独占。セリーグから”勝ち越し組”に入ったのは、去年の阪神に代わって、広島が唯一で総合3位と奮起。
なお、昨年とまったく同様に、パ・リーグのチームではオリックスが唯一負け越し組に入り、昨年の9位から落ちて、今年は全球団最下位の12位となってしまいました。
7月13日(水)で、前半戦の全てのゲーム日程が終了しました。7月15日(金)にはヤフオクドームで、16日(土)に横浜タジアムで、「マツダオールスターゲーム2016」が開催されます。
前半戦を終了して、セリーグのトップは、2位の巨人に10ゲーム差を付ける広島が、独走態勢に!?一方、2位以下は相変わらずの団子状態で、最下位のヤクルトも差を詰め、浮上の兆しあり!
一方のパリーグは、圧倒的強さを見せつけるソフトバンクが、相変わらずの首位。しかし日本ハムが、あれよあれよと球団新記録の15連勝で、SBと6ゲーム差まで縮め2位浮上。残念ながら、我が誕生の1965年の南海以来、51年ぶりとなる16連勝は成らず!。パは、AクラスとBクラスの差が10.5ゲームに開き、もはやBクラスの球団に残されたのは最下位争いの奮闘なのか?
先の記事で、7月末と8月末を間違えていました(汗)。8月末に差し替えさせて頂きます m(__)m。
広島は、8月24日に東京ドームで2位・巨人を撃破、M20を点灯!。すると、それから5勝1敗と絶好調で、8月31日時点で既にマジックをM10まで減らし、既定路線のラストスパート状態。昨年、圧倒的な強さをみせたソフトバンクでさえ、8月末時点でのマジックはM18、優勝を決めたのは9月17日でした。この調子で行けば、9月8日の本拠地マツダスタジアムでの胴上げもあり得るかも!?。その後は外遊が続いてしまい、広島に戻るのは9月15日の巨人戦までお預けとなります。現時点で、リーグ優勝を決める「Xデー」(優勝日予想)として可能性が高そうなのは、10日からの東京ドームでの巨人との2連戦でしょうか?。25年ぶりのリーグ優勝ですから、広島の街は湧くでしょうね!。一方、セ・リーグ最下位に低迷する中日は、8月9日に谷繁監督の休養を発表、事実上のシーズン途中での解任となってしまいました。
一方のパリーグ。下馬評で、圧倒的な優勝候補に押されたソフトバンクが、あれよあれよという間に、最大11.5差から日本ハムに追い上げられ、ついに8月25日、首位の座を明け渡してしまいました。8月27日には日本ハムに「マジック点灯か?」という状況になりましたが、その後はソフトバンクも粘り、首位に返り咲きましたが、差はほぼ無しの状態。むしろ引分数が多いソフトバンクの方が、不利な状態かもしれません(汗)。
ちなみに、全解説者による優勝予想で、セリーグで広島の優勝を挙げたのは、いずれも広島カープに在籍していたことがある笘篠賢治氏と、達川光男氏の2人のみ。ただし、両氏とも2位以下の予想はボロボロの状態ですが・・・。なお、パリーグで日本ハムの優勝を予想した解説者は、私が知る限り一人も居ません(汗)。
広島東洋カープは9月10日、東京ドームで行われた2位・巨人との直接対決に勝利し、1991年以来の25年ぶりとなるリーグ優勝を果たしました!
昨年は、オープン戦から最下位のまま前半戦を終了し、後半持ち直し4位でシーズンを終えた広島が、今年は、混セのなか2位でシーズンをスタート。6月5日に首位に立つと、同14日からは32年ぶりとなる11連勝を記録して、独走状態に。8月24日に「マジック20」が点灯すると、翌日から12勝2敗というハイペースで一気に頂点へと駆け上がり、リーグ優勝を決めました!。
セ・リーグの最速優勝は、1990年に優勝した巨人の9月8日です。一時、広島は9月7日に優勝の可能性も生まれ、史上最速か?との期待もあったのですが、残念ながら最短記録の更新は成りませんでした。しかし、去年、圧倒的な強さでパ・リーグ史上最速Vを達成したソフトバンクが優勝を決めたのは9月17日。それより7日も早いリーグ優勝は立派です。
日本ハムは9月28日、西武ドームで行われた西武と試合に勝利し、4年ぶり、東映時代を含めて7回目、札幌に本拠地を移してから5回目のリーグ優勝を果たしました!
シーズン途中、先を走るソフトバンクとの差は、最大で11.5ゲーム差。大差をひっくり返しての、劇的な逆転優勝となりました。この日の先発は、今シーズンの日本ハムを牽引してきた大谷翔平。西武打線をヒット1本に抑える完封勝利で、みごと優勝投手の座まで手中に!。
セ・リーグは、今シーズンは早々と、10月1日の2試合をもって、ペナントレースの日程が終了。パ・リーグも、本日10月5日、QVCマリンで開催されたロッテvs楽天の試合が、2016年レギュラーシーズンの最終戦となりました。
今年の公式戦は、両リーグとも昨年より一週間ほど早く消化。最終順位は、ほとんど9月末時点と変わっていませんが、唯一、阪神タイガースが、ヤクルトの4位・5位争いを制して、一応Bクラスでトップの座を死守しました・・・。逆に、昨年リーグ優勝を果たしたヤクルトは、5位という成績に終わってしまいました(汗)。
順位 | オープン戦 | 4月末順位 | 5月末順位 交流戦前 |
6月中順位 交流戦後 |
7月中順位 前半終了 |
8月末順位 | 9月末順位 | 最終順位 |
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1位 | ![]() |
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2位 | ![]() |
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3位 | ![]() |
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4位 | ![]() |
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5位 | ![]() |
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※ 便宜上、1位~6位まで順位づけしていますが、同率のタイの場合もありますので、ご留意ください。
※ オープン戦は、そもそも試合数が少なく、チームによっても試合数が大きく異なるので、勝差の算出に無理がある点、ご留意ください(引分けの数が多いと、マイナスの値もあり得ます)。
※ 5月末は、5/31から始まる交流戦前の、序盤リーグ戦の最終試合時点の順位です。
順位 | オープン戦 | 4月末順位 | 5月末順位 交流戦前 |
6月中順位 交流戦後 |
7月中順位 前半終了 |
8月末順位 | 9月末順位 | 最終順位 |
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1位 | ![]() |
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3位 | ![]() |
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4位 | ![]() |
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5位 | ![]() |
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6位 | ![]() |
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2016年のプロ野球は、10月5日にセ・パ両リーグのレギュラーシーズンが全て終了し、個人タイトルが決まりました。
打者タイトル | セ・リーグ | パ・リーグ | ||
---|---|---|---|---|
タイトルホルダー | 成績 | タイトルホルダー | 成績 | |
首位打者 | 坂本(巨) | .344 | 角中(ロ) | .339 |
最多本塁打 | 筒香(D) | 44 | レアード(日) | 39 |
最多打点 | 筒王(D) | 110 | 中田(日) | 110 |
最多安打 | 菊地(広) | 181 | 角中(ロ) | 178 |
最多出塁率 | 坂本(巨) | .433 | 柳田(ソ) | .446 |
最多盗塁 | 山田(ヤ) | 30 | 糸井(オ) | 53 |
金子(西) | 53 | |||
投手タイトル | セ・リーグ | パ・リーグ | ||
最優秀防御率 | 菅野(巨) | 2.01 | 石川(ロ) | 2.16 |
最多勝利 | 野村(広) | 16 | 和田(ソ) | 15 |
勝率第1位 | 野村(広) | .842 | 千賀(ソ) | .800 |
最多奪三振 | 菅野(巨) | 189 | 則本(楽) | 216 |
最多セーブ | 澤村(巨) | 37 | サファテ(ソ) | 43 |
最優秀中継ぎ | マシソン(巨) | 41 | 宮西(日) | 39 |
セ・リーグでは、早々と広島が優勝を決めた一方で、巨人とDeNAの2位争いがもつれました。しかし最後は、DeNAがヤクルトに2連敗してジ・エンド。クライマックスシリーズのファーストステージは、10月8日(土)から東京ドームで、読売巨人 vs 横浜DeNA で行われます。そして、ファイナルステージは、10月12日(水)からマツダスタジアムで、広島東洋カープ vs ファーストステージ勝者と行われることに決まりました。
一方、パ・リーグは、Aクラスの3球団は早々に決まったのですが、日本ハムとソフトバンクの優勝争いが、残り数試合という所までもつれ込みました。ファーストステージは、10月8日(土)からヤフオクドームで、福岡ソフトバンク vs 千葉ロッテ で行われます。そして、セカンドステージは、10月12日(水)から札幌ドームで、北海道日本ハムファイターズ vs ファーストステージ勝者と行われることに決まりました。
セ・リーグ、巨人(2位) vs DeNA(3位)のファーストステージは、先勝した横浜DeNAが、第3戦で延長線を制して2位・巨人を下剋上。クライマックス初出場で、初のファイナルステージ出場を決めました。巨人は、初戦で守護神・澤村が打たれ、第3戦では足に打球を受けて降板と、勝利の方程式が完全に崩れ、最後は阿部慎之助の初退場というオマケまで付いてしまいました・・・。
出場チーム | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|
2位![]() |
●3 マイコラス |
○2 田口 |
●3 内海 |
敗退 |
3位![]() |
○5 井納 |
●1 今永 |
○4 石田 |
final進出 (2勝1敗) |
パ・リーグ、ソフトバンク(2位) vs 千葉ロッテ(3位)のファーストステージは、下馬評で圧倒的な強さで優勝候補に押され、まさかの2位となったソフトバンクが、ここに至ってはさすがの強さを発揮し、2連勝でファイナルステージ進出を決めました。
出場チーム | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|
2位![]() |
○4 千賀 |
○4 バンデンハーク |
- | final進出 (2勝0敗) |
3位![]() |
●3 涌井 |
●1 石川 |
- | 敗退 |
※ 名前は、先発投手。
セ・リーグ、広島(1位) vs DeNA(3位)のファイナルステージは、アドバンテージの1勝を含めて”3勝1敗”で王手をかけていた広島が、第4戦で猛追するDeNAを振り切り、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めました!。もし日本一になれば、実に32年ぶりとなります。
出場チーム | advan | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位![]() |
○ | ○5 ジョンソン |
○3 野村 |
●0 黒田 |
○8 岡田 |
- | - | 日本シリーズ進出 (4勝1敗) |
3位![]() |
- | ●0 モスコーソ |
●0 三嶋 |
○3 井納 |
●7 今永 |
- | - | 敗退 |
パ・リーグ、日本ハム(1位) vs ソフトバンク(2位)のファイナルステージは、アドバンテージの1勝を含めて”3勝2敗”で王手をかけていた日本ハムが、第5戦で初回に4点をあげたソフトバンクに対して、最後は抑えに大谷を投入し、完全に封じ込めに成功!。初戦で先発して勝利投手となった大谷は、第2戦以降はDH指名打者で打者としてスタメン入り。大谷は、この第5戦もDH3番で打者としてスタメン入りしていましたが、9回にはDHを解除して「守護神」としてマウンドを上がり、日本最速165キロの直球を連発して、見事セーブポイントまで上げてしまいました!。日本ハムの日本シリーズ進出は4年ぶりです。
出場チーム | advan | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位![]() |
○ | ○6 大谷 |
●4 増井 |
○4 有原 |
●2 高梨 |
○7 加藤 |
- | 日本シリーズ進出 (4勝2敗) |
2位![]() |
- | ●0 武田 |
○6 中田 |
●1 千賀 |
○5 バンデンハーク |
●4 攝津 |
- | 敗退 |
※ 名前は、先発投手。
2016年の日本シリーズは順当に、セ・パともにリーグ優勝を果たした、広島東洋カープと、日本ハムファイターズの対戦となりました。
「SMBC日本シリーズ2016」は、10月22日(土)から、セ・リーグ(広島)の本拠地球場であるマツダスタジアムで開幕します。
出場チーム | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 | 第7戦 | 勝敗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セ1位![]() |
○5 ジョンソン |
○5 野村 |
●3 黒田 |
●1 岡田 |
●1 ジョンソン |
●4 野村 |
- | 2勝4敗 |
パ1位![]() |
●1 大谷 |
●1 増井 |
○4 有原 |
○3 高梨 |
○5 加藤 |
○10 増井 |
- | 4勝2敗 日本一! |
※ 名前は、先発投手。
2016年シーズンの日本シリーズは、本拠地・マツダスタジアムで広島カープの2連勝でスタートしましたが、場所を札幌ドームに移すと、日本ハムが3連勝し、3勝2敗で日本一に王手をかけました。
第6戦は、また広島の本拠地・マツダスタジアムに戻って、地元での巻き返しを誓ったカープですが、先制した日本ハムが2回に逆転されるも、4回に3点を挙げて再び逆転すると、8回には一挙に6点もの大量得点を挙げ、追いすがる広島を突き放し、2連敗の後の4連勝で、日本一に輝きました!。
北海道日本ハムファイターズの日本一は、10年ぶり3度目。胴上げでは、栗山監督のほか、今季限りで引退する武田勝選手も宙を舞いました。
日本シリーズの最優秀選手(MVP)には、日本ハムのレアード内野手が選ばれました。シリーズ6戦で、22打数6安打で打率は.273。3本塁打、7打点と活躍。優勝を決めた第6戦でも、8回にダメ押しの満塁ホームランを放って、文句なしのMVP受賞でした。