鶴瓶の家族に乾杯 | 静岡県浜松市(柴咲コウさん)
~おんな城主直虎SP~

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成29年1月16日放送 静岡県浜松市 ぶっつけ本番旅

旅のゲストは、女優で歌手の、柴咲 コウ(しばさき コウ)さん。2017年放送のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公・井伊直虎役を演じます。

井伊直虎は、江戸時代270年にわたる平和の礎を築いた徳川家康を支え続けた徳川四天王の一人、井伊直政の養母であり、井伊家第二十二代当主・直盛の一人娘です。今川家の軍門に下った井伊家は、男たちが次々と戦死・殺害されてしまいますが、直虎は次期当主・直政の後見人として養育しつつ、女城主として、井伊家を断絶の危機から救いました。その井伊直虎の領土は、遠江井伊谷、今の浜松市北区引佐町にあたります。大河ドラマのロケも、実際に引佐町をはじめ、浜松市内で何度も行われているようです。

そして、今回の旅の舞台は、その大河ドラマのゆかりの地、静岡県浜松市北区です。浜松市には、昨年4月18日放送の「静岡県浜松市ぶっつけ本番旅~朝ドラSP~」で、高畑充希さんをゲストに迎え、浜松市西区(浜名湖の西、海沿いの行政区)を旅しましたが、今回は、浜名湖の北側、「奥浜名湖」と呼ばれる地域です。


ロケが行われたのは、平成28年11月24日(木)。新・大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主演の柴咲コウさんが、井伊家の居館(平時の屋敷)があった「居館跡」、静岡県浜松市北区、引佐町(いなさちょう)井伊谷(いいのや)地区にロケバスから降り立つと、至るところに「井伊直虎ゆかりの地」と書かれた幟が立っています!。今年、真田丸のゆかりの地・上田市は、お蔭さまで、ものすごい数の観光客で溢れかえりました。大河ドラマ様様は、何処も同じようです(汗)。

鶴瓶さん骨折の理由・原因は?、いつ?

まもなくして、鶴瓶さんが到着。二人で歩き始めると、おもむろに立ち止まった鶴瓶さん、柴咲さんに向かって、『俺、絶対言わんとこと思ってたんやけど、足折れてんねん・・・』と、衝撃の告白!。きっと、娘の様にかわいい柴咲さんに心配して欲しかったんでしょうね(笑)。ロケと放送が前後しますが、2月6日に放送予定の「坂口健太郎さんと大分県中津市ぶっつけ本番旅」のロケが行われた11月18日の前日、つまり11月17日に、文芸春秋の本社で宮藤官九郎さんとの対談があり、階段で写真撮影をする際に、階段を踏み外して足を捻ってしまったとか(汗)。その時は捻挫だろうと、スタッフには冷たく対応され、薬局でも病院でも笑われる始末。ところがレントゲンを撮ってみると、なんと「下駄骨折」(下駄履き骨折)していることが判明!。下駄骨折とは、足の一番外側、第5中足骨の基部の骨折のことで、昔下駄を履いていた時代に足を挫くと、鼻緒でこの場所を骨折しやすかったことから、この名が付いたそうです。元気な鶴瓶さんも、寄る年波には勝てませんね~(汗)。しかしケガから一週間が経ち、歩くだけなら特に問題は無さそうです(汗)。

二人が再び歩き始めると、住宅街の一角で、ちょうど熟れ頃・食べごろの実がたわわに生った、みかん畑を見つけます。お腹が空いていた柴咲さんは、『みかん食べたい!』と、まさに直虎そのもの(笑)。通りすがりの人に、誰の畑か尋ねますが、分かりません。代わりに、近くにあるパワースポットで有名な「渭伊神社」の近くには、評判のうなぎ屋があると教えてもらうと、今度は直虎さん、『行く!、そこに行こう!』と(汗)。

出世法師直虎ちゃんここでスタジオから、旅の舞台となっている浜松市北区を、ビデオで紹介。連日の大河ドラマの撮影で疲れが溜まっているという柴咲さんのために、疲れを癒す町の名物を紹介してくれるのは、井伊直虎ゆかりの地浜松のマスコットキャラクター「出世法師直虎ちゃん」と、昨年の地元の伝統行事「姫様道中」で直虎役に選ばれた、地元の可愛らしい女性です。

まずは、浜松名物の「うなぎ」。そこで案内してくれた先は、お寺?。この「方広寺」で人気なのが、豆腐や蓮根を素材に使った『精進うなぎ』で、とてもヘルシーと女性に大人気だそうです。
 次に疲れを癒してくれるのは、浜名湖の北側の東西を結ぶローカル線、天竜浜名湖鉄道。地元では「天浜線」と呼ばれ、親しまれています。車窓から眺める浜名湖の景色は格別。国の登録有形文化財にもなっている、レトロな駅舎もステキです。懐かしくのんびりした鉄道旅で、疲れを癒してください。
 本当に疲れた時に見てもらいたいのが、北区細江町の伝統行事、「姫様道中」。江戸時代の姫様の行列を再現したお祭りで、毎年4月に開催されます。公募で選ばれた姫様を囲むのは、100人もの大行列。華やかで美しく、とても心が癒されます。平成29年は4月1日(土)と2日(日)に開催されます。あなたも腰元や露払侍の恰好をして、行列に参加してみませんか?(申込みはこちら)。

どうしても熟れ頃の”みかん”が気になった鶴瓶さんと柴咲さんは、近所の家を聞きまわり、ついに畑の持ち主、波多野さんを訪ね当てます。しかし、生憎と昨日に消毒をしたばかりで、食べられないとのこと。ところが直虎さん、今度は家の庭に成っていた柿を所望(笑)。二人は、大きく食べごろの「次郎柿 」を頂くことができました。

次に鶴瓶さんと柴咲さんは、先に教えてもらった、井伊家の氏神で、井戸水などを祀っている「渭伊神社」を訪れます。するとそこで、待ってましたとばかりに、キャラの濃そうな二人の男性と出会います。一人は、「竜ヶ岩洞」(りゅうがしどう)と書かれた目立つ帽子をかぶり、もう一人は、その筋の、反社会的勢力の方かと見間違う容姿ながら、みかん農園で働いているとのこと(笑)。そこで、鶴瓶さんは伊藤さんに連れられて、勤め先のみかん農園「昇果園」へ、柴咲さんは廣野さんに案内されて、鍾乳洞の竜ヶ岩洞を訪ねることにしました。

柴咲さんが「竜ヶ岩洞」(りゅうがしどう)を訪ねると、この鍾乳洞が発見された1981年当時から、ここの発掘と開発に携わった小野寺さんが、鍾乳洞の中を案内してくれることに。鍾乳洞の一番奥にあったのが、洞窟の天上から勢いよく水が流れ落ちる「黄金の大滝」。落差は30メートルあり、地底の滝としては日本最大級だそうです。

鶴瓶さんが訪ねた、みかん農園の「昇果園」では、生憎と社長は長野県飯田市の市場へ出荷に行っていて留守でしたが、代わって社長のお母さんが、鶴瓶さんに抱きついて歓待してくれました(笑)。そこで鶴瓶さんが頂いたのは、「三保」という早生ミカン。本当に美味しいと、スタッフ全員にも食べさせることに。

竜ヶ岩洞を後にした柴咲さんが、次は何処に行こうかと町に戻ってみると、昇果園の伊藤さんが、お土産のみかんを渡そうと、わざわざ探し出して会いに来てくれました。伊藤さんから、鶴瓶さんは鰻を食べに行ったと聞いた柴咲さんは、『じゃあ私は別なのがいい』と(笑)。そこで伊藤さんが紹介してくれたのが、芸能人もよく食べに行くというハンバーグ屋、「さわやか」。
しかし、突然のテレビ番組のロケ訪問で、店内の撮影許可が下りるまでだいぶ待たされた柴咲さんは、お腹が空いたとグズグズに・・・。ようやく席に着くことができた柴咲さんは、躊躇なく「げんこつおにぎりハンバーグ」ランチを注文。ハンバーグを待ちながら、スタッフから『腹ごしらえした後はどうしましょうか?』と聞かれた柴咲さんは、もとい直虎さんは、突然に『ネコ飼っているお宅に行きた~い』と(汗)。

一方の鶴瓶さん、昇果園で紹介してもらった関西風で美味しいと評判の鰻屋、「うな吉」(うなきち)を訪ねると、のれんは掛かっていますが、店の前の看板は準備中(汗)。慌てて鶴瓶さんが店に入ると、ご主人が応対してくれて、『ちょうど看板しちゃったばっかりですが、ちょっとなら炭あるんで、もしよかったら』と!。注文した「うな重の上」が出来るまで、ご主人らに話を聞くと、なんとこの店の鰻は、昨年4月放送の「静岡県浜松市ぶっつけ本番旅~朝ドラSP~」で、鶴瓶さんが訪ね、結局鰻を食べることが出来ずに倉庫に置かれた卓球台で中学生らと卓球をした、あの舞阪にある卸し問屋から仕入れていると知り、あまりの偶然に驚かされます。

大きなハンバーグを食べて人心地ついた柴咲さんは、ネコを飼っているお宅を探しに歩き出すと、動物病院の看板を見つけ、訪ねてみることに。そこは、本間獣医科医院の分院のひとつ、「細江町病院」で、分院長の安井先生が応対してくれました。柴咲さんが、どこか動物を飼っているお宅を紹介して欲しいとお願いしますが、急に突撃されても困ってしまうと、自分の自宅ならと電話してくれますが、生憎まだ子供達は学校から帰っておらず、留守でした。そこで、この動物病院で飼われている、ネコの「部長さん」を紹介してもらうことに。動物病院の前で交通事故に遭い、飼い主が居ないことから、動物病院で引き取って飼っているそうです。なぜ「部長さん」なのか尋ねると、事故後は全く外に出なくなってしまったそうですが、以前は近所のネコの集会場所では必ず見かける猫だったので、たぶんこの辺りの猫仲間ではお偉いさんだったのだろうと、「部長さん」と名付けたそうです。その話をスタジオで聞いた鶴瓶さん、安井先生は見かけはとてもドライそうな女医さんですが、その話はとても人間味に溢れた感じで、『この人、おもろいなぁ~』と感嘆。『この人、かなりおもろいよ。オレ、料理したかったなぁ~』と(笑)。

ここで、ちょっと一息、「家族に一杯」の時間です。

やって来たのは、山間の伊平地区。ここを通る国道257号線は、ツーリングに人気だそうです。その道沿いにあるのが、本日のお店、「手打ちうどん 二五七」。ここで頂く本日の一杯は、「けんちんうどん」(1000円)。こだわりは、地元産の採れたての野菜。この寒い時期、心も体も暖まりそうです。


鶴瓶さんが「うな吉」を出ると、ひとりの女性が、ハイテンションのオーバーアクションで、すぐ目の前にある”むさくるしい”自宅に寄って行って欲しいと、声をかけてくれました。鶴瓶さんがお宅に上がらせてもらうと、さっそくお盆に載せて出してくれたのは、お茶ではなく缶ビール(笑)。自宅に居たお婆さんは大人しそうな方ですが、お母さんは終始ハイテンション・・・。そこに電話をかけてきた娘も、鶴瓶さんが実家に居ると知ると、『ヤバい、ヤバい』と、これまた母親に増してハイテンションに(笑)。娘さんは、ラウンジ「ゾロ」でママをしていると聞き、鶴瓶さんはその店を訪ねることにします。

一方、柴咲さんが、新たな出会いを求めて駅前を歩いていると、ちょうどアニメ版「井伊直虎」のデザインにフルラッピングされた、天浜線の車両が通り過ぎていきました。その後、しばらく歩いていると突然、自分は彫刻家でギャラリーを開いているから家に来いと、ひとりの年配の男性に声をかけられます(驚)。柴咲さんが、その岡田力三さんの自宅兼ギャラリーを訪ねると、なんと広い建物の中に、等身大のブロンズ像が、まるで中国の始皇帝陵の兵馬俑のごとく、沢山展示してあり、ビックリです。柴咲さんは、岡田さんの奥さんにもお会いして、ご夫婦の暮らしぶりについて話を聞くことができました。

ラウンジ・ゾロ

鶴瓶さんが、「Lounge ZORO」を訪ねると、お母さんにも増してハイテンションの娘さん、ラウンジのママをしている沙弥香さんと、お店の女の子らが歓待してくれ、鶴瓶さんの鼻の下はデロデロ?。スタジオでは、後日スタッフがお店を訪ね、化粧と着物で夜の蝶に変身した女性達を撮影したビデオが紹介されましたが、その変身ぶりに鶴瓶さんも誰か分からないほどビックリさせられました!(笑)。


浜松市北区の紹介ビデオ

二人旅

鶴瓶さん

柴咲さん

家族に一杯

 

再放送は、1月20日(金)午前0時10分~午前1時25分に、NHK総合で放送予定です。

 


番組内で紹介された 浜松市の名物など

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感想(22件)

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