鶴瓶の家族に乾杯 | 香川県琴平町(北島康介さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和2年4月13日(月)放送 うどん県でそば探し!?北島康介と香川県琴平町ぶっつけ本番旅

旅のゲストは、元競泳選手の 北島康介(きたじま こうすけ)さん。東京都出身の37歳。オリンピックでは、2000年のシドニー大会から2012年のロンドン大会まで、日本の競泳史上初となる4大会連続出場を果たし、2004年のアテネと2008年の北京では100m・200m平泳ぎの2種目で金メダルを獲得した、まさに日本の競泳界のレジェンドです。2004年のアテネ五輪では、男子100m平泳ぎで金メダルを獲得したレース後のインタビューで、『チョー気持ちいい』と話し、この年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれたことでも有名です。しかし2016年4月、リオデジャネイロ大会の代表選考会で五輪出場を逃した後、現役を引退。現在は、東京都水泳協会の副会長を務めるなど、水泳競技の振興に尽力されているようです。昨年度のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では、1949年の全米水泳選手権にて全勝利を世界新記録で飾り”フジヤマのトビウオ”と称賛された、古橋廣之進役を演じました!。また、今年2月に発売された「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」のテレビCMでは、鶴瓶さんや佐藤健さんらと共演し、『3億円気持ちいい!』と絶叫(笑)。さらに北島さんは、「NHK東京2020オリンピック放送アスリートナビゲーター」にも就任、”嵐”と共に、今年の夏はNHKで北島さんを見ない日は無いほど露出が増えることでしょう。北島さんが”家族に乾杯”に出演するのは、今回が2回目。前回は、平成29年(2017年)3月の放送で、復興への歩みを追うべく、震災から6年が経った宮城県東松島市を旅しました。

今回の旅の舞台は、香川県の南西部に位置する、仲多度郡(なかたどぐん)琴平町(ことひらちょう)。”こんぴらさん”と呼ばれて親しまれている「金刀比羅宮(ことひらぐう)」の鳥居前町として、年間300万人もの参拝者で賑わう香川県を代表する観光地ですが、町の面積はたった8キロ平方メートルほど、人口は約8,600人と小さな町です。うどん県にあって讃岐うどんが名物で、「うどん屋発祥の地」とも称されています。また、ニンニク(こんぴらにんにく)の一大生産地でもあります。北島さんがなぜ琴平町を旅先に選んだのか、まったく予想が立ちません・・・(汗)。オリンピックを目指して戦うトップアスリートでも、時にはきっと神頼みしたいと思うことがあったのかもしれません。また、コロナ退治と東京五輪の成功、さらには「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」の当選祈願かな?(笑)。ちなみに、金刀比羅宮へと向かう785段の石段の参道は、聖火リレーのルートにもなっており、4月18日(土)に通過するそうです!(その後、中止が決定されました)。北島さんは「おがわうどん」に立ち寄ったそうなので、ひょっとして讃岐うどんが目的だったりして?(笑)。


ロケが行われたのは、3月1日(日)。金刀比羅宮の神事場で待ち合わせた、鶴瓶さんと北島さん。北島さんにとって香川県は、中学三年生の時に初めて全国大会で優勝した、縁起のいい場所だそうです。また、北島さんは蕎麦好きなんだとか。そこで、”うどん県”にもきっといるであろう”そば好き”を探したいと、香川県を旅先に選んだそうです(笑)。

北島さんが活躍していた当時を振り返りながら、二人が町を歩いていると、一軒の商店を見つけます。軒下には、お菓子の箱が沢山並べられている一方で、奥の棚には調味料類が陳列され、一体何屋なのかと気になった鶴瓶さん、店主の大谷さんに訊ねると、八百屋さんだとか。鶴瓶さんが、『それは無いわぁ、あんたえぇ加減にせぇや』と疑いつつ、冷蔵庫や倉庫の中を覗き込むと、確かにそこには野菜が…。大谷さんによると、「大谷商店」は野菜の卸が専門で、店に買いに来るお客はほとんどいないんだそうです。しかし、神様には休みが無く、こんぴらさんには毎日、”御饌(みけ=お供え)”を配達しているので、結構大変なんだとか!。北島さんが金メダルを獲ったのは、16年前のアテネと次の北京だと覚えていた大谷さん、鶴瓶さんと北島さんがその記憶力に感心すると、スポーツが大好きで、今もテレビで東京マラソンを見ていたところだそうです。『走ってる走っている、いま大迫さんが日本人1位で、新記録が出るかもって!』と。それを聞いた鶴瓶さんと北島さん、慌てて家に上がり込むと、3人でテレビの前に釘付けに!。すると、間もなくして大迫選手が、日本新記録(2時間05分29秒)の4位でゴール。大谷さんも、ロケの最中に他人の家に上がり込みテレビでその瞬間を見ることができた二人も、大喜びです(笑)。

店の表で出会ったのは、向かいの家に住む、都村さんご夫婦。85歳になるご主人は、むかし多度津工業高校でバレーボール部の監督をしていて、1972年のミュンヘンオリンピックで金メダルを獲った横田忠義選手は、自身がスカウトして育てた教え子だとか!?(驚)。ご夫婦から馴初め話を聞いた鶴瓶さんですが、元気なお二人の絶妙なタイミングの”ボケとツッコミ”に、大笑いします(笑)

ここでスタジオから、琴平町の魅力をビデオ紹介。小野アナウンサーによると、北島さんと言えばオリンピックで4つの金メダルを獲得したレジェンドですが、実は琴平町も、「金」が沢山ある町なんだそうです!。案内してくれるのは、首から金メダルならぬ巾着袋を提げた「こんぴら狗(いぬ)」。江戸時代には、自分の代わりに飼い犬に金比羅参りをさせる風習があったそうです。巾着袋には、飼い主に託されたお賽銭(お金)が入っていたとか(笑)。
 こんぴら狗が金を探して参道を歩いていると、かがわ・こんぴら観光案内所の前で、しょうゆ豆本舗表参道店の店員さんから、『何か美味しいもんでも食べていきまい』と声を掛けられます。作ってくれたのは、仕上げに豪華に1枚の金箔を貼った「金箔ソフトクリーム」。金が大好きな北島さんも、いかがですか?(笑)。
 続いて見つけたのは、「旧金比羅大芝居 金丸座」。1835年に建造された、日本最古の芝居小屋で、今でも毎年4月にこんぴら歌舞伎が上演されるそうです。鶴瓶さんも、ここで落語を演じたことがあるとか。
 最後に、785段もの長~い石段を上って辿り着いたのは「金刀比羅宮」。すると、こんぴら狗は消えてどこかへ!?。子供がおみくじを開くと、そこに入っていたのは、金のこんぴら狗でした!(笑)。

こんぴらうどん毎年うどんを送って貰っているお礼が言いたいと、表参道の「こんぴらうどん」に立ち寄った鶴瓶さん。店主の成本さんに北島さんを紹介すると、なんと息子さんが水泳をやっていて、エリート合宿で平井コーチに指導を受けたことがあるそうです!。店員の前田さんも、学生時代は水泳をやっていて、北島さんは一番の憧れだったとか。偶然の出会いに驚く、鶴瓶さんと北島さんでした。

ここで二人は分かれ、ひとり旅に。

鶴瓶さんが参道を戻り、金倉川に架かる一之橋を渡った先にあったのは、古びたアーケードが懐かしい「新町商店街」。商店街の入り口で、鶴瓶さんが嗅ぎ付けた店は、揚げたての肉コロッケやミンチカツが人気の「平岡精肉店」。撮影スタッフの分もと20個のコロッケを注文した鶴瓶さん、揚がるまでの間に試食と貰ったコロッケを頂くと、『めっちゃうまいわぁ』と感動します(笑)。店主の平井さんによると、タマネギが沢山入っているので甘いんだとか。何処で食べようか思案した鶴瓶さん、来た道を戻り、先に寄った八百屋さん「大谷商店」で頂くことに!(笑)。

一方、お腹が空いた北島さんは、うどん県で蕎麦屋を探すのかと思いきや、『香川といえば、やっぱ”うどん”でしょ!』と、たまたま見つけたうどん屋「おがわうどん」を訪れます(笑)。店主の王尾さんから、細切りが名物ですと聞いた北島さん、細切りの釜玉うどん(650円)を頂くことに。調理してくれたのは、83歳になるという先代のご夫婦。その細うどんをすすった北島さん、『初めての感覚、のど越しが全然違う、おいしい!』と(笑)。細うどんは切り方が難しいそうで、今でも麺作りはお父さんの仕事だとか。毎日の三食だけでなく、夏には3時のコーヒーの代わりに冷たいざるうどんを食べ、お蕎麦を食べるのは年に一回の年越しだけ、それも年越し蕎麦とうどんと両方作るんだそうです!。そこで、追加で細切りのざるうどん(520円)を出して頂いた北島さん、『これだったら僕10杯いけますよ、おいしい、何も言えねぇ!』と(笑)。

趣のある路地を見つけた鶴瓶さん、その路地裏を歩いていると出会ったのは、こんぴらさんへ散歩に行く途中と話す臼杵さん。立ち話をしていると、何事かと様子を窺っていたのは、近所に住む佐々木さん。立派なお宅に伺うと、「庚申堂」と書かれた看板が掛かり、奥さんが集めた郷土玩具が所狭しと飾られていました。そして、外に出た所で出会ったのは、Livのロードバイクに跨った一人の女性。朝方に家を出て4時間、荘内半島を回って70kmほど走ってきたという、まんのう町に住む馬場さんは、自転車が40年来の趣味だとか!。そこで、馬場さんのお宅に伺うことにした鶴瓶さん。案内されたのは、嫁ぎ先の古民家の釜屋部分を、自転車仲間が集える様にと自身でリフォームした趣味の館。隣の元味噌蔵には、自身のオーダーメイドの自転車フレームが何台も壁に架けられており、それを見た鶴瓶さんは、『嫁ぎ先を乗っ取ったんか?』と驚かされます(笑)。大学から自転車を始めた馬場さんは、結婚して暫くは離れていたそうですが、子育てを卒業してから趣味を再開したとか。息子さんは、水泳で全国大会にも出たことがあると聞き、鶴瓶さんが今日のゲストは北島さんだと教えると、『鶴瓶さんでも良かったですが、北島さんにも会いたかったです』と、吃驚仰天する馬場さんでした(笑)。

おがわうどん店を出た北島さんが出会ったのは、塾に行く途中と話す辻くん。北島さんの顔は見たことがある様ですが、なかなか名前が出てきません(笑)。新たな出会いを求めて車で移動する北島さん、長閑な田園風景の広がる地域で、家の前で髪を切っている男性を見つけ、車を降りて声を掛けます。ミャンマーから仕事をしに日本に来ている3人で、共同生活を送っているとか。そして、すぐ隣で出会ったのは、これから近所でリフォーム中の中古物件を買うための契約に出かけるという、山崎さん母子。義理のお父さんお母さんと一緒に、購入予定の内覧に出掛けることにした北島さん、不動産屋さんに家の中を見学させて貰った上で、お父さんの代わりに金額交渉に臨むことに!(笑)。

讃岐おでんここでちょっと一息、香川県琴平町の「家族に一杯」の時間です。
 金比羅さんにお参りを済ませ、うどんを食べに立ち寄ったのは、路地裏にある評判の「うどんや 井上」。女将さんから、『うどんが出来るまで どうですか?』と勧められたのは、牛筋にコンニャクにハンペン。本日の一杯は、アツアツのダシが染みたおでん!(驚)。『必ず取りますね、癖の様に。香川県のうどん屋さんだと、どこもおでんは置いていると思いますよ』と話すのは、地元の常連客。『うどんのダシを使っていますので、一石二鳥』と話す女将さん。店を訪れるのは、ほとんどが近所の常連さん。ここで、のんびりゆっくりと食事が出来るのが愉しみだそうです(笑)。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、『 Don’t Know Why』(ohana)でした。

馬場さんのお宅があった隣のまんのう町から、琴平町へと戻った鶴瓶さん、たまたま通り掛かった大井八幡神社の前で車を降ります。神社にお参りを済ませると、そこで出会ったのは、十鳥さんと鎌田さんの母娘。十鳥さんのご主人が、まだ現役で大工をしていた当時、建築中の家に鶴瓶さんが”家族に乾杯”で立ち寄ったことがあるとか!。自宅を訪ね、お父さんと再会した鶴瓶さんですが、二人とも当時の記憶が定かでありません(笑)。5年前に火事で自宅を全焼して、へそくりの50万円も燃えてしまったと悔しそうに話す十鳥さんですが、ひ孫にも囲まれて幸せそうな暮らしぶりに、『へそくりよりも命や』と鶴瓶さんが窘めると、『そう思ったらええんやな』と、笑顔になる十鳥さんでした(笑)。

北島さんは、先に出会った山崎さんから教えられた、近所の名所という「ヒトツブビーズ店」を訪ねることに。出迎えてくれたのは、オーナーの三好さん。この店は、ハンドメイドのアクセサリーを作るために、世界中の1200種類以上のビーズを取り揃えている専門店だそうです。北島さんは、店を訪れていた吉田さんのご家族や、網干さんのご家族に、いろいろ話を聞くことが出来ました。

ざるうどんうどんが食べたくなった鶴瓶さん、たまたま見つけた手打ちうどんの店「むさし」を訪ねます。女将さんによると、若い人にはカレーうどんが人気の店だそうですが、昨日カレーを食べたばかりと鶴瓶さん、店に居たひ孫に勧められて、ざるうどん(400円)を頂くことに(笑)。うどんを食べながら、店主の小出さんに話を聞くと、若い時はバレーボールをしていたそうです。そこで鶴瓶さん、ちょうど今日、横田選手をオリンピックに出した先生に会ったと話すと、なんと小出さん、高松工芸高校のバレーボール部に入った1年生の時の監督が津村先生だったそうで、『お元気なんですか?』と二人してビックリ(笑)。

洋菓子のワールド 琴平本店新たな出会いを求めて、琴平町の榎井地区へと移動した北島さん。町をぶらついていると、懐かしい風情のあるケーキ屋さん「お菓子のロック」を見つけ覗き込みますが、生憎と休みの様です(汗)。次に見つけたのは、洋菓子店の「ワールド」。店の前で出会った地元の女性陣から、『美味しいですよ』と勧められ、店を訪ねることにした北島さん。出迎えてくれたのは、店主の三宅さん。店のナンバー1人気は、ショーケースにたった一つだけ残っていた、ドームケーキ(240円)だそうです。さらに、200円以上のケーキには紅茶が無料で付くと聞き、そのセットを頂くことに。すると、たまたま店を訪れていた近所の森さんの娘さんから、20年ほど前になぎなたのジュニア強化合宿でトレーニングセンターを訪れた際に、食堂で北島さんと会ったことがあると聞き、重なる偶然に驚かされます(笑)。ケーキを頂きながら、ご主人と森さんご家族に話を聞く北島さん、気になっていた蕎麦屋について尋ねると、この辺りには殆ど無いそうです(汗)。お母さんから、朝昼晩の食事以外にも、おやつやお茶代わりにもうどんを出すと教えられ、ついに蕎麦屋探しを諦めることにした北島さんでした(笑)。

再放送は、4月16日(木)午後11時45分~午前0時57分に、NHK総合で放送予定です。

 


二人旅

琴平町の魅力紹介

鶴瓶さん

北島さん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 琴平町の名物など

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