油性塗料と水性塗料を使って、鉄骨の柱と土蔵の扉を塗装します!
掃除が済んだら、いよいよリフォーム工事の本工程に入ります。最初にすべきは、床を汚しても構わないうちにする、「ペンキ塗り」の作業です。
ペンキ塗りの作業で重要なポイントは、まず、①使うペンキを水性にするか油性にするか?、です。
ペンキには、水性塗料と油性塗料がありますでの、それぞれの特徴を押さえて、目的に合った塗料を選択しましょう。
一般的に、水性に比べ油性の方が、密着性や耐久性に優れていると言われていますが、水性塗料も技術が進歩して、昔よりは性能が向上しています。また、油性は臭いがきつく、その臭気がなかなか消えないので、内装への使用は出来ません。ただ、最近は油性塗料にも「弱溶剤タイプ」のものが登場して、だいぶ臭気が抑えられています。なお、水性だと水(雨)のかかる場所に不向きのように思われがちですが、水性塗料は乾燥すると水をはじく性質があるので、その点については、油性よりむしろ優れているとされます。
ペンキを塗った鉄骨の柱と土蔵の扉
次は、②使う量(塗る面積)を見積もりましょう。ペンキは、少量でも結構な値段がします。ただし、量が多くなればなるほど、単価は劇的に下がります。次にいつ使うか分からないペンキを残すのは勿体ないですが、かといって、後から少量を買い足すのは、一番コストが高くつきます。塗る面積が分かれば、おおよその必要量が分かりますので、買いに行く前に、塗る面積を計算します。1回塗りであれば、塗る面の素材や凹凸によりますが、一般的に塗料1Lあたりで、約5~10m²を塗ることができます。少し多めに買って、使い切りで終わらすのが得策です。刷毛も、安い「万能刷毛
」(油性にも水性にも使える万能用)であれば100円もしないものがありますので、使って終わりにした方が、後片付けが楽です。
そして、ペンキを塗る前には、③養生が必要です。床や壁は張り替え前なので、全然汚れても構いませんが、あまりペンキがこぼれるようであれば、新聞紙を敷いておきましょう。また、サッシの窓枠や、出入り口の枠には、ペンキで汚れないように、「マスキングテープ
」を貼っておきます。マスキングテープには、6mm、9mm、・・・、20mm、・・・、30mm~50mmまで、様々な幅のものがあります。一巻はだいたい18m。必要な幅と、必要な長さを見積もってから、買いに行くようにしましょう。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
水性塗料 | ||
油性塗料 |
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