これまでの本屋大賞(大賞~10位)および翻訳部門(1位~3位)の受賞作品一覧です。
※ 2024年本屋大賞の大賞受賞作が、4月10日(水)に発表されました!
これまでの本屋大賞で、大賞(1位)から5位までに選ばれた作品を、それぞれの順位ごとに、装丁写真と解説付きで紹介するページを作りました。
→ 【本屋大賞】歴代の大賞受賞作一覧 ( 1位、2位、3位、4位、5位、6~10位一覧 )※ 芥川賞・直木賞の受賞作品一覧のページはこちらへ。
→ 芥川賞 ~歴代受賞作一覧
→ 直木賞 ~歴代受賞作一覧
「2024年本屋大賞」にノミネートされた10作品には、『乳と卵』で第138回(2007年下半期)芥川賞を受賞した川上未映子さんの『黄色い家』や、宮島未奈さん(40)のデビュー作でありながら異例の14万部突破を果たす大ヒットとなった、大津市を舞台に中学生が全力で我が道を突き進む姿を描いた『成瀬は天下を取りにいく』、凪良ゆうさんの『星を編む』などが選ばれました。
凪良さんの『星を編む』は、2023年の本屋大賞を受賞した『汝、星のごとく』の続編で、もし今回も大賞を受賞したら2020年本屋大賞の『流浪の月』と併せて、史上初となる3度受賞の快挙となります。また、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』の続編である、『成瀬は信じた道をいく』も大人気です!。
そして、「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2024年本屋大賞」の発表会が、2024年4月10日(水)に明治記念館にて行われました。一次投票では全国の530書店より書店員736人、二次投票では342書店より書店員443人の投票により、2024年本屋大賞には宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)が決まりました!。
宮島未奈さんは静岡県生まれの40歳。結婚を機に2009年から大津市で暮らし、2021年に『ありがとう西武大津店』(小説新潮 2021年05月号)で「女による女のためのR-18文学賞」大賞など3冠を受賞し、同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー、そのデビュー作で本屋大賞に輝きました。デビュー作での本屋大賞受賞は、逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』以来3人目です。
受賞作は、大津市を舞台に、女子中学生の成瀬あかりの個性豊かな青春を描いた連作短編集。閉店間際のデパートを映す生中継に毎日映り込んだり、M-1グランプリに出場したりと、自分らしく生きる成瀬の言動や人間関係をユーモラスな筆致でつづった作品です。
本屋大賞 | |
---|---|
『成瀬は天下を取りにいく』 宮島未奈(著) 新潮社 中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。 |
|
2位 | |
『水車小屋のネネ』 津村記久子(著) 毎日新聞出版 誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ 18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉 ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生―― 助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説 毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化! |
|
3位 | |
『存在のすべてを』 塩田武士(著) 朝日新聞出版 平成3年に発生した誘拐事件から30年。当時警察担当だった新聞記者の門田は、旧知の刑事の死をきっかけに被害男児の「今」を知る。異様な展開を辿った事件の真実を求め再取材を重ねた結果、ある写実画家の存在が浮かび上がる――。質感なき時代に「実」を見つめる、著者渾身、圧巻の最新作。 |
|
4位 | |
『スピノザの診察室』 夏川草介(著) 水鈴社 現役医師として命と向き合い続けた著者が到達した、「人の幸せ」とは。 累計340万部のベストセラー『神様のカルテ』シリーズを凌駕する、新たな傑作の誕生! 雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。 哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。 |
|
5位 | |
『レーエンデ国物語』 多崎礼(著) 講談社 異なる世界、聖イジョルニ帝国フェデル城。 家に縛られてきた貴族の娘・ユリアは、英雄の父と旅に出る。 呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタンだった。 空を舞う泡虫、乳白色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。 その数々に魅了されたユリアは、 はじめての友達、はじめての仕事、はじめての恋を経て、 やがてレーエンデ全土の争乱に巻き込まれていく。 |
6位 | |
---|---|
『黄色い家』 川上未映子(著) 中央公論新社 十七歳の夏、「黄色い家」に集った少女たちの危険な共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解し……。人はなぜ罪を犯すのか。世界が注目する作家が初めて挑む、圧巻のクライム・サスペンス。 |
|
7位 | |
『リカバリー・カバヒコ』 青山美智子(著) 光文社 新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで、”リカバリー・カバヒコ”。 アドヴァンス・ヒルに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。急な成績不振に悩む高校生、ママ友たちに馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌でケガをしたと嘘をついた小学生、ストレスからの不調で休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長…… |
|
8位 | |
『星を編む』 凪良ゆう(著) 講談社 第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編、前作で語りきれなかった愛の物語 「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは? 「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。 「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。 |
|
9位 | |
『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』 知念実希人(著) ライツ社 大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。 だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。 タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。 |
|
10位 | |
『君が手にするはずだった黄金について』 小川哲(著) 新潮社 認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか? いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作! |
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024年 第21回 |
『成瀬は天下を取りにいく』 宮島未奈(著) 新潮社 |
『水車小屋のネネ』 津村記久子(著) 毎日新聞出版 |
『存在のすべてを』 塩田武士(著) 朝日新聞出版 |
『スピノザの診察室』 夏川草介(著) 水鈴社 |
『レーエンデ国物語』 多崎礼(著) 講談社 |
6位 | 『黄色い家』
川上未映子(著) 中央公論新社 |
7位 | 『リカバリー・カバヒコ』
青山美智子(著) 光文社 |
||||||
8位 | 『星を編む』
凪良ゆう(著) 講談社 |
||||||
9位 | 『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』
知念実希人(著) ライツ社 |
||||||
10位 | 『君が手にするはずだった黄金について』
小川哲(著) 新潮社 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2023年 第20回 |
『汝、星のごとく』 凪良ゆう(著) 講談社 |
『ラブカは静かに弓を持つ』 安壇美緒(著) 集英社 |
『光のとこにいてね』 一穂ミチ(著) 文藝春秋 |
『爆弾』 呉勝浩(著) 講談社 |
『月の立つ林で』 青山美智子(著) ポプラ社 |
6位 | 『君のクイズ』
小川哲(著) 朝日新聞出版 |
7位 | 『方舟』
夕木春央(著) 講談社 |
||||||
8位 | 『宙ごはん』
町田そのこ(著) 小学館 |
||||||
9位 | 『川のほとりに立つ者は』
寺地はるな(著) 双葉社 |
||||||
10位 | 『#真相をお話しします』
結城真一郎(著) 新潮社 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2022年 第19回 |
『同志少女よ、敵を撃て 』 逢坂冬馬(著) 早川書房 |
『赤と青とエスキース 』 青山美智子(著) PHP研究所 |
『スモールワールズ 』 一穂ミチ(著) 講談社 |
『正欲 』 朝井リョウ(著) 新潮社 |
『六人の嘘つきな大学生 』 浅倉秋成(著) KADOKAWA |
6位 | 『夜が明ける
』 西加奈子(著) 新潮社 |
7位 | 『残月記
』 小田雅久仁(著) 双葉社 |
||||||
8位 | 『硝子の塔の殺人
』 知念実希人(著) 実業之日本社 |
||||||
9位 | 『黒牢城
』 米澤穂信(著) KADOKAWA |
||||||
10位 | 『星を掬う
』 町田そのこ(著) 中央公論新社 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2021年 第18回 |
『52ヘルツのクジラたち 』 町田そのこ(著) 中央公論新社 |
『お探し物は図書室まで 』 青山美智子(著) ポプラ社 |
『犬がいた季節 』 伊吹有喜(著) 双葉社 |
『逆ソクラテス 』 伊坂幸太郎(著) 集英社 |
『自転しながら公転する 』 山本文緒(著) 新潮社 |
6位 | 『八月の銀の雪
』 伊与原新(著) 新潮社 |
7位 | 『滅びの前のシャングリラ
』 凪良ゆう(著) 中央公論新社 |
||||||
8位 | 『オルタネート
』 加藤シゲアキ(著) 新潮社 |
||||||
9位 | 『推し、燃ゆ
』 宇佐見りん(著) 河出書房新社 |
||||||
10位 | 『この本を盗む者は
』 深緑野分(著) KADOKAWA |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2020年 第17回 |
『流浪の月 』 凪良ゆう(著) 東京創元社 |
『ライオンのおやつ 』 小川糸(著) ポプラ社 |
『線は、僕を描く 』 砥上裕將(著) 講談社 |
『ノースライト 』 横山秀夫(著) 新潮社 |
『熱源 』 川越宗一(著) 文藝春秋 |
6位 | 『medium 霊媒探偵城塚翡翠
』 相沢沙呼(著) 講談社 |
7位 | 『夏物語
』 川上未映子(著) 文藝春秋 |
||||||
8位 | 『ムゲンのi
』 知念実希人(著) 双葉社 |
||||||
9位 | 『店長がバカすぎて
』 早見和真(著) 角川春樹事務所 |
||||||
10位 | 『むかしむかしあるところに、死体がありました。
』 青柳碧人(著) 双葉社 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2019年 第16回 |
『そして、バトンは渡された 』 瀬尾まいこ(著) 文藝春秋 |
『ひと 』 小野寺史宜(著) 祥伝社 |
『ベルリンは晴れているか 』 深緑野分(著) 筑摩書房 |
『熱帯 』 森見登美彦(著) 文藝春秋 |
『ある男 』 平野啓一郎(著) 文藝春秋 |
6位 | 『さざなみのよる
』 木皿泉(著) 河出書房新社 |
7位 | 『愛なき世界
』(アイ) 三浦しをん(著) 中央公論新社 |
||||||
8位 | 『ひとつむぎの手
』 知念実希人(著) 新潮社 |
||||||
9位 | 『火のないところに煙は
』 芦沢央(著) 新潮社 |
||||||
10位 | 『フーガはユーガ
』 伊坂幸太郎(著) 実業之日本社 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2018年 第15回 |
『かがみの孤城 』 辻村深月(著) ポプラ社 |
『盤上の向日葵 』 柚月裕子(著) 中央公論新社 |
『屍人荘の殺人 』 今村昌弘(著) 東京創元社 |
『たゆたえども沈まず 』 原田マハ(著) 幻冬舎 |
『AX アックス 』 伊坂幸太郎(著) KADOKAWA |
6位 | 『騙し絵の牙
』 原塩田武士(著) KADOKAWA |
7位 | 『星の子
』(アイ) 今村夏子(著) 朝日新聞出版 |
||||||
8位 | 『崩れる脳を抱きしめて
』 知念実希人(著) 実業之日本社 |
||||||
9位 | 『百貨の魔法
』 村山早紀(著) ポプラ社 |
||||||
10位 | 『キラキラ共和国
』 小川糸(著) 幻冬舎 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2017年 第14回 |
『蜜蜂と遠雷 』 恩田陸(著) 幻冬舎 |
『みかづき 』 森絵都(著) 集英社 |
『罪の声 』 塩田武士(著) 講談社 |
『ツバキ文具店 』 小川糸(著) 幻冬舎 |
『桜風堂ものがたり 』 村山早紀(著) PHP研究所 |
6位 | 『暗幕のゲルニカ
』 原田マハ(著) 新潮社 |
7位 | 『i
』(アイ) 西加奈子(著) ポプラ社 |
||||||
8位 | 『夜行
』 森見登美彦(著) 小学館 |
||||||
9位 | 『コンビニ人間
』 村田沙耶香(著) 文藝春秋 |
||||||
10位 | 『コーヒーが冷めないうちに
』 川口俊和(著) サンマーク出版 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2016年 第13回 |
『羊と鋼の森 』 宮下奈都(著) 文藝春秋 |
『君の膵臓をたべたい 』 住野よる(著) 双葉社 |
『世界の果てのこどもたち 』 中脇初枝(著) 講談社 |
『永い言い訳 』 西川美和(著) 文藝春秋 |
『朝が来る 』 辻村深月(著) 文藝春秋 |
6位 | 『王とサーカス
』 米澤穂信(著) 東京創元社 |
7位 | 『戦場のコックたち
』 深緑野分(著) 東京創元社 |
||||||
8位 | 『流
』 東山彰良(著) 講談社 |
||||||
9位 | 『教団X
』 中村文則(著) 集英社 |
||||||
10位 | 『火花
』 又吉直樹(著) 文藝春秋 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2015年 第12回 |
『鹿の王 』 上橋菜穂子(著) 角川書店 |
『サラバ! 』 西加奈子(著) 小学館 |
『ハケンアニメ! 』 辻村深月(著) マガジンハウス |
『本屋さんのダイアナ 』 柚木麻子(著) 新潮社 |
『土漠の花 』 月村了衛(著) 幻冬舎 |
6位 | 『怒り
』 吉田修一(著) 中央公論新社 |
7位 | 『満願
』 米澤穂信(著) 新潮社 |
||||||
8位 | 『キャプテンサンダーボルト
』 阿部和重・伊坂幸太郎(著) 文藝春秋 |
||||||
9位 | 『アイネクライネナハトムジーク
』 伊坂幸太郎(著) 幻冬舎 |
||||||
10位 | 『億男
』 川村元気(著) マガジンハウス |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2014年 第11回 |
『村上海賊の娘 上巻 』 和田竜(著) 新潮社 |
『昨夜のカレー、明日のパン 』 木皿泉(著) 河出書房新社 |
『島はぼくらと 』 辻村深月(著) 講談社 |
『さようなら、オレンジ 』 岩城けい(著) 筑摩書房 |
『とっぴんぱらりの風太郎 』 万城目学(著) 文藝春秋 |
6位 | 『教場』 長岡弘樹(著) 小学館 |
7位 | 『ランチのアッコちゃん
』 柚木麻子(著) 双葉社 |
||||||
8位 | 『想像ラジオ
』 いとうせいこう(著) 河出書房新社 |
||||||
9位 | 『聖なる怠け者の冒険
』 森見登美彦(著) 朝日新聞出版 |
||||||
10位 | 『去年の冬、きみと別れ
』 中村文則(著) 幻冬舎 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2013年 第10回 |
『海賊とよばれた男 』 百田尚樹(著) 講談社 |
『64 』 横山秀夫(著) 文藝春秋 |
『楽園のカンヴァス』 原田マハ(著) 新潮社 |
『きみはいい子 』 中脇初枝(著) ポプラ社 |
『ふくわらい 』 西加奈子(著) 朝日新聞出版 |
6位 | 『晴天の迷いクジラ
』 窪美澄(著) 新潮社 |
7位 | 『ソロモンの偽証』 宮部みゆき(著) 新潮社 |
||||||
8位 | 『世界から猫が消えたなら
』 川村元気(著) マガジンハウス |
||||||
9位 | 『百年法
』 山田宗樹(著) 角川書店 |
||||||
10位 | 『屍者の帝国
』 伊藤計劃、円城塔(著) 河出書房新社 |
||||||
11位 | 『光圀伝
』 冲方丁(著) 角川書店 |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2012年 第9回 |
『舟を編む 』 著/三浦しをん (光文社) |
『ジェノサイド 』 著/高野和明 (角川書店) |
『ピエタ 』 著/大島真寿美 (ポプラ社) |
『くちびるに歌を 』 著/中田永一 (小学館) |
『人質の朗読会 』 著/小川洋子 (中央公論新社) |
6位 | 『ユリゴコロ
』 著/沼田まほかる (双葉社) |
7位 | 『誰かが足りない
』 著/宮下奈都 (双葉社) |
||||||
8位 | 『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
』 著/三上延 (アスキー・メディアワークス) |
||||||
9位 | 『偉大なる、しゅららぼん
』 著/万城目学 (集英社) |
||||||
10位 | 『プリズム
』 著/百田尚樹 (幻冬舎) |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2011年 第8回 |
『謎解きはディナーのあとで 』 著/東川篤哉 (小学館) |
『ふがいない僕は空を見た 』 著/窪美澄 (新潮社) |
『ペンギン・ハイウェイ 』 著/森見登美彦 (角川書店) |
『錨を上げよ 』 著/百田尚樹 (講談社) |
『シューマンの指 』 著/奥泉光 (講談社) |
6位 | 『叫びと祈り
』 著/梓崎優 (東京創元社) |
7位 | 『悪の教典
』 著/貴志祐介 (文藝春秋) |
||||||
8位 | 『神様のカルテ 2
』 著/夏川草介 (小学館) |
||||||
9位 | 『キケン
』 著/有川浩 (新潮社) |
||||||
10位 | 『ストーリー・セラー
』 著/有川浩 (新潮社) |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2010年 第7回 |
『天地明察』 著/冲方丁 (角川書店) |
『神様のカルテ』 著/夏川草介 (小学館) |
『横道世之介』 著/吉田修一 (毎日新聞社) |
『神去なあなあ日常』 著/三浦しをん (徳間書店) |
『猫を抱いて象と泳ぐ』 著/小川洋子 (文藝春秋) |
6位 | 『ヘヴン』 著/川上未映子 (講談社) |
7位 | 『船に乗れ!』 著/藤谷治 (ジャイブ) |
||||||
8位 | 『植物図鑑』 著/有川浩 (角川書店) |
||||||
9位 | 『新参者』 著/東野圭吾 (講談社) |
||||||
10位 | 『1Q84』 著/村上春樹 (新潮社) |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2009年 第6回 |
『告白』 著/湊かなえ (双葉社) |
『のぼうの城』 著/和田竜 (小学館) |
『ジョーカー・ゲーム』 著/柳広司 (角川書店) |
『テンペスト』 著/池上永一 (角川書店) |
『ボックス!』 著/百田尚樹 (太田出版) |
6位 | 『新世界より』 著/貴志祐介 (講談社) |
7位 | 『出星前夜』 著/飯嶋和一 (小学館) |
||||||
8位 | 『悼む人』 著/天童荒太 (文藝春秋) |
||||||
9位 | 『流星の絆』 著/東野圭吾 (講談社) |
||||||
10位 | 『モダンタイムス』 著/伊坂幸太郎 (講談社) |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2008年 第5回 |
『ゴールデンスランバー』 著/伊坂幸太郎 (新潮社) |
『サクリファイス』 著/近藤史恵 (新潮社) |
『有頂天家族』 著/森見登美彦 (幻冬舎) |
『悪人』 著/吉田修一 (朝日新聞社) |
『映画篇』 著/金城一紀 (集英社) |
6位 | 『八日目の蝉』 著/角田光代 (中央公論新社) |
7位 | 『赤朽葉家の伝説』 著/桜庭一樹 (東京創元社) |
||||||
8位 | 『鹿男あをによし』 著/万城目学 (幻冬舎) |
||||||
9位 | 『私の男』 著/桜庭一樹 (文藝春秋) |
||||||
10位 | 『カシオペアの丘で』 著/重松清 (講談社) |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2007年 第4回 |
『一瞬の風になれ』 著/佐藤多佳子 (講談社) |
『夜は短し歩けよ乙女』 著/森見登美彦 (角川書店) |
『風が強く吹いている』 著/三浦しをん (新潮社) |
『終末のフール』 著/伊坂幸太郎 (集英社) |
『図書館戦争』 著/有川浩 (角川書店) |
6位 | 『鴨川ホルモー』 著/万城目学 (産業編集センター) |
7位 | 『ミーナの行進』 著/小川洋子 (中央公論新社) |
||||||
8位 | 『陰日向に咲く』 著/劇団ひとり (幻冬舎) |
||||||
9位 | 『失われた町』 著/三崎亜記 (集英社) |
||||||
10位 | 『名もなき毒』 著/宮部みゆき (幻冬舎) |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2006年 第3回 |
『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン』 著/リリー・フランキー (扶桑社) |
『サウスバウンド』 著/奥田英朗 (角川書店) |
『死神の精度』 著/伊坂幸太郎 (文藝春秋) |
『容疑者Xの献身』 著/東野圭吾 (文藝春秋) |
『その日のまえに』 著/重松清 (文藝春秋) |
6位 | 『ナラタージュ』 著/島本理生 (角川書店) |
7位 | 『告白』 著/町田康 (中央公論新社) |
||||||
8位 | 『ベルカ、吠えないのか?』 著/古川日出男 (文藝春秋) |
||||||
9位 | 『県庁の星』 著/桂望実 (小学館) |
||||||
10位 | 『さくら』 著/西加奈子 (小学館) |
||||||
11位 | 『魔王』 著/伊坂幸太郎 (講談社) |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2005年 第2回 |
『夜のピクニック』 著/恩田陸 (新潮社) |
『明日の記憶』 著/荻原浩 (光文社) |
『家守綺譚』 著/梨木香歩 (新潮社) |
『袋小路の男』 著/絲山秋子 (講談社) |
『チルドレン』 著/伊坂幸太郎 (講談社) |
6位 | 『対岸の彼女』 著/角田光代 (文藝春秋) |
7位 | 『犯人に告ぐ』 著/雫井脩介 (双葉社) |
||||||
8位 | 『黄金旅風』 著/飯嶋和一 (小学館) |
||||||
9位 | 『私が語りはじめた彼は』 著/三浦しをん (新潮社) |
||||||
10位 | 『そのときは彼によろしく』 著/市川拓司 (小学館) |
||||||
年 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6~10位 | ||
2004年 第1回 |
『博士の愛した数式』 著/小川洋子 (新潮社) |
『クライマーズ・ハイ』 著/横山秀夫 (文藝春秋) |
『アヒルと鴨のコインロッカー』 著/伊坂幸太郎 (東京創元社) |
『永遠の出口』 著/森絵都 (集英社) |
『重力ピエロ』 著/伊坂幸太郎 (新潮社) |
6位 | 『4TEEN』 著/石田衣良 (新潮社) |
7位 | 『デッドエンドの思い出』 著/よしもとばなな (文藝春秋) |
||||||
8位 | 『終戦のローレライ』 著/福井晴敏 (講談社) |
||||||
9位 | 『陰摩羅鬼の瑕』 著/京極夏彦 (講談社ノベルス) |
||||||
10位 | 『ららら科學の子』 著/矢作俊彦 (文藝春秋) |
※ 第3回(2006年)と第10回(2013年)は、1次投票で10位に総得点で2作品が並んだため、11作品が2次投票にノミネートされ、この年の「本屋大賞」は11位までの発表となりました。
「超発掘本!」は、2016年本屋大賞(第13回)から特別企画として始まりました。
第1回の2004年本屋大賞より、「発掘部門」では数々の作品が発表されてきました。発掘部門では、ジャンルを問わず、2002年11月30日以前に刊行された作品のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思う本をエントリー書店員が一人1冊選んでいます。そのため、毎年100冊前後の作品がリストアップされています。
そこで、2016年本屋大賞において、さらにその中から、『これは!』と共感した1冊を実行委員会が選出し、「超発掘本!」として発表することになりました。この超発掘本!の発表は、以降毎年続けられています。
年 | 超発掘本! |
---|---|
2024 年 |
著者: 井上夢人 【内容】 54個の文書ファイルが収められたフロッピイがある。冒頭の文書に記録されていたのは、出張中の夫の帰りを待つ間に奇妙な出来事に遭遇した主婦・向井洵子が書きこんだ日記だった。その日記こそが、アイデンティティーをきしませ崩壊させる導火線となる! 謎が謎を呼ぶ深遠な井上ワールドの傑作ミステリー。(講談社文庫より) |
2023 年 |
著者: 田辺聖子 【内容】 貴族のお姫さまなのに意地悪い継母に育てられ、召使い同然、粗末な身なりで一日中縫い物をさせられている、おちくぼ姫と青年貴公子のラブ・ストーリー。千年も昔の日本で書かれた、王朝版シンデレラ物語。(角川文庫より) |
2022 年 |
著者: 吉村 昭 【内容】 二冬続きの船の訪れに、村じゅうが沸いた。しかし、積荷はほとんどなく、中の者たちはすべて死に絶えていた。骸が着けていた揃いの赤い服を分配後まもなく、村を恐ろしい出来事が襲う……。嵐の夜、浜で火を焚き、近づく船を坐礁させ、その積荷を奪い取る――僻地の貧しい漁村に伝わる、サバイバルのための異様な風習“お船様”が招いた、悪夢のような災厄を描く、異色の長編小説。(新潮社より) |
2021 年 |
著者: みうらじゅん 【内容】 「本業は何?」謎に包まれた著者の仕事術に迫る! |
2020 年 |
著者: 土屋賢二 【内容】 週刊文春の好評連載エッセイ「ツチヤの口車」をまとめた一冊。「妻になる!」「老人の生きる道」など笑い渦巻く60篇。 |
2019 年 |
著者: 神山裕右 【内容】 2年前に死んだはずの兄から届いた手紙。事件の真相は、史上最大の密室・南極大陸に。他殺か事故か。死者からの手紙が、凍てつく大地を呼び覚ますーーカメラマンの矢島拓海のもとに届いた、一葉の絵はがき。差出人は、2年前に南極で死んだはずの兄だった。時を同じくして拓海に、越冬隊への密着撮影の仕事が舞い込んでくる。「死の真相を知りたければ南極に行くといい」。これは偶然なのか、それともあいつが……。冷たく広大な「密室」で、過去の事件が甦る。(講談社より) |
2018 年 |
著者: 折原 一 【内容】 樹海で失踪した息子の伝記の執筆を依頼された売れない作家・島崎の周辺で、次々に変事が。五つの文体で書き分けられた謎のモザイク! |
2017 年 |
著者: C.チャブリス、D.シモンズ 【内容】 ハーバード大学の俊才たちが、最先端科学実験で次々に明らかにする、あなたの記憶のウソ、認知の歪み、理解の錯覚。科学読み物。サブリミナル効果などというものは存在しない。いくらモーツァルトを聴いても、あなたの頭は良くならない。任天堂を信じるな!脳トレを続けても、ボケは防止できません。「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の艦長は、目では船が見えていたのに、脳が船を見ていなかった。徹底的な追試実験が、脳科学の通説を覆す。(文藝春秋より) |
2016 年 |
著者: 二階堂奥歯 【内容】 二十五歳、自らの意志でこの世を去った女性編集者による約2年間の日記と、作家や恋人など生前近しかった十三人の文章を収録。誰よりも本を物語を言葉を愛した彼女の目に映る世界とは。本屋大賞「超発掘本」に選ばれた無二の一冊を文庫化。(河出書房新社より) |
「翻訳小説部門」は、2012年本屋大賞(第9回)から特別企画として実施されている、本屋大賞の部門賞です。
対象作品は、過去1年間に日本で刊行された翻訳小説(新訳も含む)。1人3作品まで選び、推薦理由を記載し投票し、その集計結果から大賞を決定します。
受賞年 | 1位 | 2位・3位 |
---|---|---|
2024年 | 『ようこそ、ヒュナム洞書店へ 』 著/ファン・ボルム 訳/牧野美加 (集英社) |
【2位】 『卒業生には向かない真実』 著/ホリー・ジャクソン 訳/服部京子 (東京創元社) 【3位】 『不便なコンビニ』 著/キム・ホヨン 訳/米津篤八 (小学館) |
2023年 | 『われら闇より天を見る 』 著/クリス・ウィタカー 訳/鈴木恵 (早川書房) |
【2位】 『プリズム』 著/ソン・ウォンピョン 訳/矢島暁子 (祥伝社) 【3位】 『グレイス・イヤー 少女たちの聖域』 著/キム・リゲット 訳/堀江里美 (早川書房) |
2022年 | 『三十の反撃 』 著/ソン・ウォンピョン 訳/矢島暁子 (祥伝社) |
【2位】 『自由研究には向かない殺人』 著/ホリー・ジャクソン 訳/服部京子 (東京創元社) 【3位】 『クララとお日さま』 著/カズオ・イシグロ 訳/土屋政雄 (早川書房) |
2021年 | 『ザリガニの鳴くところ 』 著/ディーリア・オーエンズ 訳/友廣純 (早川書房) |
【2位】 『神さまの貨物』 著/クロード・グランベール 訳/河野万里子 (ポプラ社) 【3位】 『あの本は読まれているか』 著/ラーラ・プレスコット 訳/吉澤康子 (東京創元社) |
2020年 | 『アーモンド 』 著/ソン・ウォンピョン 訳/矢島暁子 (祥伝社) |
【2位】 『掃除婦のための手引き書』 著/ルシア・ベルリン 訳/岸本佐知子 (講談社) 【3位】 『三体』 著/劉慈欣 訳/大森望ほか (早川書房) |
2019年 | 『カササギ殺人事件 』 著/アンソニー・ホロヴィッツ 訳/山田蘭 (東京創元社) |
【2位】 『きげんのいいリス』 著/トーン・テヘレン 訳/長山さき (新潮社) 【3位】 『元年春之祭』 著/陸秋槎 訳/稲村文吾 (早川書房) |
2018年 | 『カラヴァル(Caraval) 深紅色の少女 』 著/ステファニー・ガーバー 訳/西本かおる (キノブックス) |
【2位】 『13・67』 著/陳浩基 訳/天野健太郎 (文藝春秋) 【3位】 『その犬の歩むところ』 著/ボストン・テラン 訳/田口俊樹 (文藝春秋) |
2017年 | 『ハリネズミの願い 』 著/トーン・テレヘン 訳/長山さき (新潮社) |
【2位】 『すべての見えない光』 著/アンソニー・ドーア 訳/藤井光 (新潮社) 『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』 著/ピ-タ-・トライアス 訳/中原尚哉 (早川書房) 【3位】 『熊と踊れ』 著/アンデシュ・ルースルンド &ステファン・トゥンベリ 訳/ヘレンハルメ美穂・羽根由(早川書房) |
20016年 | 『書店主フィクリーのものがたり 』 著/ガブリエル・ゼヴィン 訳/小尾芙佐 (早川書房) |
【2位】 『紙の動物園』 著/ケン・リュウ 訳/古沢嘉通 (早川書房) 『国を救った数学少女』 著/ヨナス・ヨナソン 訳/中村久里子 (西村書店) 【3位】 『服従』 著/ミシェル・ウェルベック 訳/大塚桃 (河出書房新社) 『歩道橋の魔術師』 著/呉明益 訳/天野健太郎 (白水社) |
20015年 | 『その女アレックス 』 著/ピエール・ルメートル 訳/橘明美 (文藝春秋) |
【2位】 『ハリー・クバート事件』 著/ジョエル・ディケール 訳/橘明美 (東京創元社) 『火星の人』 著/アンディ・ウィアー 訳/小野田和子 (早川書房) 【3位】 『ペナンブラ氏の24時間書店』 著/ロビン・スローン 訳/島村浩子 (東京創元社) 『窓から逃げた100歳老人 』 著/ヨナス・ヨナソン 訳/柳瀬尚紀 (西村書店) |
20014年 | 『HHhH プラハ、1942年 』 ローラン・ビネ(著) 高橋啓(訳) 東京創元社 |
【2位】 『11/22/63』 スティーヴン・キング(著) 白石朗訳(訳) 文藝春秋 『コリーニ事件』 フェルディナント・F・シーラッハ(著) 酒寄進一(訳) 東京創元社 『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』 レイチェル・ジョイス(著) 亀井よし子(訳) 講談社 |
20013年 | 『タイガーズ・ワイフ 』 著/テア・オブレヒト 訳/藤井光 (新潮社) |
【2位】 『湿地』 著/アーナルデュル・インドリダソン 訳/柳沢由実子 (東京創元社) 『ルパン、最後の恋』 著/モーリス・ルブラン 訳/平岡敦 (早川書房) 【3位】 『2666』 著/ロベルト・ボラーニョ 訳/ 野谷, 内田, 久野 (白水社) 『深い疵』 著/ネレ・ノイハウス 訳/酒寄進一 (東京創元社) |
20012年 | 『犯罪 』 著/フェルディナント・フォン・シ-ラッハ 訳/酒寄進一 (東京創元社) |
【2位】 『紙の民』 著/サルバド-ル・プラセンシア 訳/藤井光 (白水社) 【3位】 『メモリー・ウォール』 著/アンソニー・ドーア 訳/岩本正恵 (新潮社) 『忘れられた花園』 著/ケイト・モートン 訳/青木純子 (東京創元社) |