本屋大賞-歴代受賞作- 全作品一覧

これまでの本屋大賞(大賞~10位)および翻訳部門(1位~3位)の受賞作品一覧です。

2025年本屋大賞の大賞受賞作が、4月9日(水)に発表されました!新着記事

これまでの本屋大賞で、大賞(1位)から5位までに選ばれた作品を、それぞれの順位ごとに、装丁写真と解説付きで紹介するページを作りました。
→ 【本屋大賞】歴代の大賞受賞作一覧1位2位3位4位5位6~10位一覧

※ 芥川賞・直木賞の受賞作品一覧のページはこちらへ。
→ 芥川賞 ~歴代受賞作一覧
→ 直木賞 ~歴代受賞作一覧

 2025年(第22回)本屋大賞 決定!

本屋大賞とは
本屋大賞」は、2004年(平成16年)に設立された、NPO法人 本屋大賞実行委員会が運営する文学賞です。
一般の文学賞とは異なり、作家・文学者は選考に加わらず、「新刊を扱う書店(オンライン書店を含む)の書店員」の投票によって、ノミネート作品および受賞作が決定されます。
この賞は、「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」を、キャッチコピーとして掲げています。商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、過去一年の間に自分で読んで『面白かった』『お客様にも薦めたい』『自分の店で売りたい』と思った本を選び投票します。
対象作品は過去1年間に刊行された日本の小説で、1次投票で1人3作品を選び投票を行なった後、選出された上位10作品のうちから2次投票をおこない、大賞を決定します。1次投票には制約はありませんが、2次投票はノミネートされた10作品を全て読んだ上で推薦理由を記載し投票しなければなりません。2次投票は、3作品に順位をつけて投票し、順位に応じた点数をつけて集計されます(1位=3点、2位=2点、3位=1.5点)。
本屋大賞 選考スケジュール
前年12月:一次投票 スタート
 1月上旬:一次投票 締切
 1月下旬:ノミネート作品発表
      二次投票 スタート
 3月上旬:二次投票 締切
 4月上旬:本屋大賞 結果発表!

2025年(第22回)本屋大賞 大賞受賞作とノミネート作一覧

新着記事 2025年(第22回)本屋大賞 阿部暁子さんの「カフネ」が受賞!

「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2025年本屋大賞」の発表会が、2025年4月9日(水)に明治記念館にて行われました。一次投票では全国の488書店より書店員652人、二次投票では336書店より書店員441人の投票により、2025年本屋大賞には阿部暁子さんの『カフネ』(講談社)が決まりました!。

阿部暁子さんは岩手県花巻市在住の39歳。高校生のときに小説を書き始め、2008年に『屋上ボーイズ』で第17回ロマン大賞を受賞しデビューしました。2020年には『パラ・スター』2部作が「本の雑誌」が選ぶ2020年度文庫ベスト10の第1位に選ばれた。

受賞作は、弟を亡くした主人公が弟の元恋人が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝いながら、食を通じて弟の元恋人とのきずなを深めていく物語です。

 


作品名(五十音順)
本屋大賞
カフネ
阿部暁子(著)
講談社
 法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。
 
2位
アルプス席の母
早見和真(著)
小学館
 秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?
 
3位
小説
野崎まど(著)
講談社
 五歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに、内海集司の人生は小説にささげられることになった。 一二歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会い、二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。 そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。 しかし、その屋敷にはある秘密があった。
 
4位
禁忌の子
山口未桜(著)
東京創元社
 救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第三十四回鮎川哲也賞受賞作。
 
5位
人魚が逃げた
青山美智子(著)
PHP研究所
 ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。
 そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。
 銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。そして「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか……。
 
作品名(五十音順)
6位
spring
恩田陸(著)
筑摩書房
 自らの名に無数の季節を抱く無二の舞踊家にして振付家の萬春(よろず・はる)。 少年は八歳でバレエに出会い、十五歳で海を渡った。 同時代に巡り合う、踊る者 作る者 見る者 奏でる者―― それぞれの情熱がぶつかりあい、交錯する中で彼の肖像が浮かび上がっていく。 舞踊の「神」を追い求めた一人の天才をめぐる傑作長編小説。
 
7位
恋とか愛とかやさしさなら
一穂ミチ(著)
小学館
 カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。
 
8位
生殖記
朝井リョウ(著)
小学館
 とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。 体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。 この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。
 
9位
死んだ山田と教室
金子玲介(著)
講談社
 夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。
 
10位
成瀬は信じた道をいく
宮島未奈(著)
新潮社
 成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!? 読み応え、ますますパワーアップの全5篇!
 

 本屋大賞 歴代受賞作一覧

各作品のあらすじなど詳細は「【本屋大賞】歴代の大賞受賞作一覧 」( 1位2位3位4位5位6~10位一覧 )の各ページをご覧ください。

本屋大賞 過去の受賞者『受賞作』一覧
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2025年
第22回


カフネ
阿部暁子(著)
講談社
 


アルプス席の母
早見和真(著)
小学館
 


小説
野崎まど(著)
講談社
 


禁忌の子
山口未桜(著)
東京創元社
 


人魚が逃げた
青山美智子(著)
PHP研究所
 
6位 spring
恩田陸(著) 筑摩書房
7位 恋とか愛とかやさしさなら
一穂ミチ(著) 小学館
8位 生殖記
朝井リョウ(著) 小学館
9位 死んだ山田と教室
金子玲介(著) 講談社
10位 成瀬は信じた道をいく
宮島未奈(著) 新潮社
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2024年
第21回


成瀬は天下を取りにいく
宮島未奈(著)
新潮社
 


水車小屋のネネ
津村記久子(著)
毎日新聞出版
 


存在のすべてを
塩田武士(著)
朝日新聞出版
 


スピノザの診察室
夏川草介(著)
水鈴社
 


レーエンデ国物語
多崎礼(著)
講談社
 
6位 黄色い家
川上未映子(著) 中央公論新社
7位 リカバリー・カバヒコ
青山美智子(著) 光文社
8位 星を編む
凪良ゆう(著) 講談社
9位 放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件
知念実希人(著) ライツ社
10位 君が手にするはずだった黄金について
小川哲(著) 新潮社
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2023年
第20回


汝、星のごとく
凪良ゆう(著)
講談社


ラブカは静かに弓を持つ
安壇美緒(著)
集英社


光のとこにいてね
一穂ミチ(著)
文藝春秋


爆弾
呉勝浩(著)
講談社


月の立つ林で
青山美智子(著)
ポプラ社
6位 君のクイズ
小川哲(著) 朝日新聞出版
7位 方舟
夕木春央(著) 講談社
8位 宙ごはん
町田そのこ(著) 小学館
9位 川のほとりに立つ者は
寺地はるな(著) 双葉社
10位 #真相をお話しします
結城真一郎(著) 新潮社
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2022年
第19回


同志少女よ、敵を撃て
逢坂冬馬(著)
早川書房


赤と青とエスキース
青山美智子(著)
PHP研究所


スモールワールズ
一穂ミチ(著)
講談社


正欲
朝井リョウ(著)
新潮社


六人の嘘つきな大学生
浅倉秋成(著)
KADOKAWA
6位 夜が明ける
西加奈子(著) 新潮社
7位 残月記
小田雅久仁(著) 双葉社
8位 硝子の塔の殺人
知念実希人(著) 実業之日本社
9位 黒牢城
米澤穂信(著) KADOKAWA
10位 星を掬う
町田そのこ(著) 中央公論新社
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2021年
第18回


52ヘルツのクジラたち
町田そのこ(著)
中央公論新社


お探し物は図書室まで
青山美智子(著)
ポプラ社


犬がいた季節
伊吹有喜(著)
双葉社


逆ソクラテス
伊坂幸太郎(著)
集英社


自転しながら公転する
山本文緒(著)
新潮社
6位 八月の銀の雪
伊与原新(著) 新潮社
7位 滅びの前のシャングリラ
凪良ゆう(著) 中央公論新社
8位 オルタネート
加藤シゲアキ(著) 新潮社
9位 推し、燃ゆ
宇佐見りん(著) 河出書房新社
10位 この本を盗む者は
深緑野分(著) KADOKAWA
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2020年
第17回


流浪の月
凪良ゆう(著)
東京創元社


ライオンのおやつ
小川糸(著)
ポプラ社


線は、僕を描く
砥上裕將(著)
講談社


ノースライト
横山秀夫(著)
新潮社


熱源
川越宗一(著)
文藝春秋
6位 medium 霊媒探偵城塚翡翠
相沢沙呼(著) 講談社
7位 夏物語
川上未映子(著) 文藝春秋
8位 ムゲンのi
知念実希人(著) 双葉社
9位 店長がバカすぎて
早見和真(著) 角川春樹事務所
10位 むかしむかしあるところに、死体がありました。
青柳碧人(著) 双葉社
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2019年
第16回


そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ(著)
文藝春秋


ひと
小野寺史宜(著)
祥伝社


ベルリンは晴れているか
深緑野分(著)
筑摩書房


熱帯
森見登美彦(著)
文藝春秋


ある男
平野啓一郎(著)
文藝春秋
6位 さざなみのよる
木皿泉(著) 河出書房新社
7位 愛なき世界 』(アイ)
三浦しをん(著) 中央公論新社
8位 ひとつむぎの手
知念実希人(著) 新潮社
9位 火のないところに煙は
芦沢央(著) 新潮社
10位 フーガはユーガ
伊坂幸太郎(著) 実業之日本社
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2018年
第15回


かがみの孤城
辻村深月(著)
ポプラ社


盤上の向日葵
柚月裕子(著)
中央公論新社


屍人荘の殺人
今村昌弘(著)
東京創元社


たゆたえども沈まず
原田マハ(著)
幻冬舎


AX アックス
伊坂幸太郎(著)
KADOKAWA
6位 騙し絵の牙
原塩田武士(著) KADOKAWA
7位 星の子 』(アイ)
今村夏子(著) 朝日新聞出版
8位 崩れる脳を抱きしめて
知念実希人(著) 実業之日本社
9位 百貨の魔法
村山早紀(著) ポプラ社
10位 キラキラ共和国
小川糸(著) 幻冬舎
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2017年
第14回


蜜蜂と遠雷
恩田陸(著)
幻冬舎


みかづき
森絵都(著)
集英社


罪の声
塩田武士(著)
講談社


ツバキ文具店
小川糸(著)
幻冬舎


桜風堂ものがたり
村山早紀(著)
PHP研究所
6位 暗幕のゲルニカ
原田マハ(著) 新潮社
7位 』(アイ)
西加奈子(著) ポプラ社
8位 夜行
森見登美彦(著) 小学館
9位 コンビニ人間
村田沙耶香(著) 文藝春秋
10位 コーヒーが冷めないうちに
川口俊和(著) サンマーク出版
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2016年
第13回


羊と鋼の森
宮下奈都(著)
文藝春秋


君の膵臓をたべたい
住野よる(著)
双葉社


世界の果てのこどもたち
中脇初枝(著)
講談社


永い言い訳
西川美和(著)
文藝春秋


朝が来る
辻村深月(著)
文藝春秋
6位 王とサーカス
米澤穂信(著) 東京創元社
7位 戦場のコックたち
深緑野分(著) 東京創元社
8位
東山彰良(著) 講談社
9位 教団X
中村文則(著) 集英社
10位 火花
又吉直樹(著) 文藝春秋
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2015年
第12回


鹿の王
上橋菜穂子(著)
角川書店


サラバ!
西加奈子(著)
小学館


ハケンアニメ!
辻村深月(著)
マガジンハウス


本屋さんのダイアナ
柚木麻子(著)
新潮社


土漠の花
月村了衛(著)
幻冬舎
6位 怒り
吉田修一(著) 中央公論新社
7位 満願
米澤穂信(著) 新潮社
8位 キャプテンサンダーボルト
阿部和重・伊坂幸太郎(著) 文藝春秋
9位 アイネクライネナハトムジーク
伊坂幸太郎(著) 幻冬舎
10位 億男
川村元気(著) マガジンハウス
大賞おすすめ 2位 3位 4位 5位 6~10位
2014年
第11回


村上海賊の娘 上巻
和田竜(著)
新潮社


昨夜のカレー、明日のパン
木皿泉(著)
河出書房新社


島はぼくらと
辻村深月(著)
講談社


さようなら、オレンジ
岩城けい(著)
筑摩書房


とっぴんぱらりの風太郎
万城目学(著)
文藝春秋
6位 教場
長岡弘樹(著) 小学館
7位 ランチのアッコちゃん
柚木麻子(著) 双葉社
8位 想像ラジオ
いとうせいこう(著) 河出書房新社
9位 聖なる怠け者の冒険
森見登美彦(著) 朝日新聞出版
10位 去年の冬、きみと別れ
中村文則(著) 幻冬舎
年/回
2013年(第10回) ページサイズが大きくなり過ぎた為、
これ以前の本屋大賞の一覧はこちらのページをご覧ください。

ここをクリック本屋大賞-歴代受賞作- 全作品一覧(第1~10回)」へ

各作品のあらすじなど詳細は「【本屋大賞】歴代の大賞受賞作一覧 」( 1位2位3位4位5位6~10位一覧 )の各ページをご覧ください。
2012年(第9回)
2011年(第8回)
2010年(第7回)
2009年(第6回)
2008年(第5回)
2007年(第4回)
2006年(第3回)
2005年(第2回)
2004年(第1回)
※ 第3回(2006年)と第10回(2013年)は、1次投票で10位に総得点で2作品が並んだため、11作品が2次投票にノミネートされ、この年の「本屋大賞」は11位までの発表となりました。

 超発掘本! 歴代選出作品一覧

「超発掘本!」は、2016年本屋大賞(第13回)から特別企画として始まりました。

第1回の2004年本屋大賞より、「発掘部門」では数々の作品が発表されてきました。発掘部門では、ジャンルを問わず、2002年11月30日以前に刊行された作品のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思う本をエントリー書店員が一人1冊選んでいます。そのため、毎年100冊前後の作品がリストアップされています。

そこで、2016年本屋大賞において、さらにその中から、『これは!』と共感した1冊を実行委員会が選出し、「超発掘本!」として発表することになりました。この超発掘本!の発表は、以降毎年続けられています。

超発掘本!
2025

ないもの、あります

著者: クラフト・エヴィング商會

【内容】 よく耳にするけれど、一度としてその現物を見たことがない。そういうものがこの世にはあります。たとえば「転ばぬ先の杖」。あるいは「堪忍袋の緒」。こういうものは、どこに行ったら手に入れられるのでしょうか?このような素朴な疑問とニーズにお応えするべく、わたくしどもクラフト・エヴィング商會は、この世のさまざまなる「ないもの」たちを、古今東西より取り寄せて、読者の皆様のお手元にお届けします。文庫化にあたり、新たに3品を加えました。(筑摩書房より)

2024

プラスティック

著者: 井上夢人

【内容】 54個の文書ファイルが収められたフロッピイがある。冒頭の文書に記録されていたのは、出張中の夫の帰りを待つ間に奇妙な出来事に遭遇した主婦・向井洵子が書きこんだ日記だった。その日記こそが、アイデンティティーをきしませ崩壊させる導火線となる! 謎が謎を呼ぶ深遠な井上ワールドの傑作ミステリー。(講談社文庫より)

2023

おちくぼ姫

著者: 田辺聖子

【内容】 貴族のお姫さまなのに意地悪い継母に育てられ、召使い同然、粗末な身なりで一日中縫い物をさせられている、おちくぼ姫と青年貴公子のラブ・ストーリー。千年も昔の日本で書かれた、王朝版シンデレラ物語。(角川文庫より)

2022

破船

著者: 吉村 昭

【内容】 二冬続きの船の訪れに、村じゅうが沸いた。しかし、積荷はほとんどなく、中の者たちはすべて死に絶えていた。骸が着けていた揃いの赤い服を分配後まもなく、村を恐ろしい出来事が襲う……。嵐の夜、浜で火を焚き、近づく船を坐礁させ、その積荷を奪い取る――僻地の貧しい漁村に伝わる、サバイバルのための異様な風習“お船様”が招いた、悪夢のような災厄を描く、異色の長編小説。(新潮社より)

2021

ない仕事の作り方

著者: みうらじゅん

【内容】 「本業は何?」謎に包まれた著者の仕事術に迫る!
本書では、それまで世の中に「なかった仕事」を、企画、営業、接待も全部自分でやる「一人電通」という手法で作ってきた「みうらじゅんの仕事術」を、アイデアのひらめき方から印象に残るネーミングのコツ、世の中に広める方法まで、過去の作品を例にあげながら丁寧に解説していきます。(文藝春秋より)

2020

無理難題が多すぎる

著者: 土屋賢二

【内容】 週刊文春の好評連載エッセイ「ツチヤの口車」をまとめた一冊。「妻になる!」「老人の生きる道」など笑い渦巻く60篇。
「ぼっち席」「幸福に目もくれない生き方」「善人になる方法」「運転免許の更新」「住み心地の問題」「よくわからない野球解説」「矛盾との闘い方」など、今日もツチヤ教授のまわりには、一筋縄ではいかない無理難題がいっぱい!読めばたちまち問題解決するかも?な傑作ユーモア・エッセイ。(文藝春秋より)

2019

サスツルギの亡霊

著者: 神山裕右

【内容】 2年前に死んだはずの兄から届いた手紙。事件の真相は、史上最大の密室・南極大陸に。他殺か事故か。死者からの手紙が、凍てつく大地を呼び覚ますーーカメラマンの矢島拓海のもとに届いた、一葉の絵はがき。差出人は、2年前に南極で死んだはずの兄だった。時を同じくして拓海に、越冬隊への密着撮影の仕事が舞い込んでくる。「死の真相を知りたければ南極に行くといい」。これは偶然なのか、それともあいつが……。冷たく広大な「密室」で、過去の事件が甦る。(講談社より)

2018

異人たちの館

著者: 折原 一

【内容】 樹海で失踪した息子の伝記の執筆を依頼された売れない作家・島崎の周辺で、次々に変事が。五つの文体で書き分けられた謎のモザイク!
8歳で児童文学賞を受賞し天才少年と呼ばれた小松原淳は、なぜ富士の樹海に消えたのか?母親の依頼で淳の伝記を書くことになった作家志望の島崎は、膨大な資料を読み、関係者に取材して淳の人生に迫るが、やがて不気味な“異人”の影が彼の周辺に出没するようになり…。(文藝春秋より)

2017

錯覚の科学

著者: C.チャブリス、D.シモンズ

【内容】 ハーバード大学の俊才たちが、最先端科学実験で次々に明らかにする、あなたの記憶のウソ、認知の歪み、理解の錯覚。科学読み物。サブリミナル効果などというものは存在しない。いくらモーツァルトを聴いても、あなたの頭は良くならない。任天堂を信じるな!脳トレを続けても、ボケは防止できません。「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の艦長は、目では船が見えていたのに、脳が船を見ていなかった。徹底的な追試実験が、脳科学の通説を覆す。(文藝春秋より)

2016

八本脚の蝶

著者: 二階堂奥歯

【内容】 二十五歳、自らの意志でこの世を去った女性編集者による約2年間の日記と、作家や恋人など生前近しかった十三人の文章を収録。誰よりも本を物語を言葉を愛した彼女の目に映る世界とは。本屋大賞「超発掘本」に選ばれた無二の一冊を文庫化。(河出書房新社より)

 翻訳小説部門 過去の受賞作一覧

「翻訳小説部門」は、2012年本屋大賞(第9回)から特別企画として実施されている、本屋大賞の部門賞です。

対象作品は、過去1年間に日本で刊行された翻訳小説(新訳も含む)。1人3作品まで選び、推薦理由を記載し投票し、その集計結果から大賞を決定します。

受賞年 1位 2位・3位
2025年

フォ-ス・ウィング―第四騎竜団の戦姫―
著/レベッカ・ヤロス
訳/原島文世
(早川書房)
【2位】
白薔薇殺人事件
 著/クリスティン・ペリン
 訳/上條ひろみ (東京創元社)
【3位】
別れを告げない
 著/ハン・ガン
 訳/斎藤真理子 (白水社)
2024年

ようこそ、ヒュナム洞書店へ
著/ファン・ボルム
訳/牧野美加
(集英社)
【2位】
卒業生には向かない真実
 著/ホリー・ジャクソン
 訳/服部京子 (東京創元社)
【3位】
不便なコンビニ
 著/キム・ホヨン
 訳/米津篤八 (小学館)
2023年

われら闇より天を見る
著/クリス・ウィタカー
訳/鈴木恵
(早川書房)
【2位】
プリズム
 著/ソン・ウォンピョン
 訳/矢島暁子 (祥伝社)
【3位】
グレイス・イヤー 少女たちの聖域
 著/キム・リゲット
 訳/堀江里美 (早川書房)
2022年

三十の反撃
著/ソン・ウォンピョン
訳/矢島暁子
(祥伝社)
【2位】
自由研究には向かない殺人
 著/ホリー・ジャクソン
 訳/服部京子 (東京創元社)
【3位】
クララとお日さま
 著/カズオ・イシグロ
 訳/土屋政雄 (早川書房)
2021年

ザリガニの鳴くところ
著/ディーリア・オーエンズ
訳/友廣純
(早川書房)
【2位】
神さまの貨物
 著/クロード・グランベール
 訳/河野万里子 (ポプラ社)
【3位】
あの本は読まれているか
 著/ラーラ・プレスコット
 訳/吉澤康子 (東京創元社)
2020年

アーモンド
著/ソン・ウォンピョン
訳/矢島暁子
(祥伝社)
【2位】
掃除婦のための手引き書
 著/ルシア・ベルリン
 訳/岸本佐知子 (講談社)
【3位】
三体
 著/劉慈欣
 訳/大森望ほか (早川書房)
2019年

カササギ殺人事件
著/アンソニー・ホロヴィッツ
訳/山田蘭
(東京創元社)
【2位】
きげんのいいリス
 著/トーン・テヘレン
 訳/長山さき (新潮社)
【3位】
元年春之祭
 著/陸秋槎
 訳/稲村文吾 (早川書房)
2018年

カラヴァル(Caraval) 深紅色の少女
著/ステファニー・ガーバー
訳/西本かおる
(キノブックス)
【2位】
13・67
 著/陳浩基
 訳/天野健太郎 (文藝春秋)
【3位】
その犬の歩むところ
 著/ボストン・テラン
 訳/田口俊樹 (文藝春秋)
2017年

ハリネズミの願い
著/トーン・テレヘン
訳/長山さき
(新潮社)
【2位】
すべての見えない光
 著/アンソニー・ドーア
 訳/藤井光 (新潮社)
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン
 著/ピ-タ-・トライアス
 訳/中原尚哉 (早川書房)
【3位】
熊と踊れ
 著/アンデシュ・ルースルンド
   &ステファン・トゥンベリ
 訳/ヘレンハルメ美穂・羽根由(早川書房)
20016年

書店主フィクリーのものがたり
著/ガブリエル・ゼヴィン
訳/小尾芙佐
(早川書房)
【2位】
紙の動物園
 著/ケン・リュウ
 訳/古沢嘉通 (早川書房)
国を救った数学少女
 著/ヨナス・ヨナソン
 訳/中村久里子 (西村書店)
【3位】
服従
 著/ミシェル・ウェルベック
 訳/大塚桃 (河出書房新社)
歩道橋の魔術師
 著/呉明益
 訳/天野健太郎 (白水社)
20015年

その女アレックス
著/ピエール・ルメートル
訳/橘明美
(文藝春秋)
【2位】
ハリー・クバート事件
 著/ジョエル・ディケール
 訳/橘明美 (東京創元社)
火星の人
 著/アンディ・ウィアー
 訳/小野田和子 (早川書房)
【3位】
ペナンブラ氏の24時間書店
 著/ロビン・スローン
 訳/島村浩子 (東京創元社)
窓から逃げた100歳老人
 著/ヨナス・ヨナソン
 訳/柳瀬尚紀 (西村書店)
20014年

HHhH プラハ、1942年
ローラン・ビネ(著)
高橋啓(訳)
東京創元社
【2位】
11/22/63
 スティーヴン・キング(著)
 白石朗訳(訳) 文藝春秋
コリーニ事件
 フェルディナント・F・シーラッハ(著)
 酒寄進一(訳) 東京創元社
ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅
 レイチェル・ジョイス(著)
 亀井よし子(訳)  講談社
20013年

タイガーズ・ワイフ
著/テア・オブレヒト
訳/藤井光
(新潮社)
【2位】
湿地
 著/アーナルデュル・インドリダソン
 訳/柳沢由実子 (東京創元社)
ルパン、最後の恋
 著/モーリス・ルブラン
 訳/平岡敦 (早川書房)
【3位】
2666
 著/ロベルト・ボラーニョ
 訳/ 野谷, 内田, 久野 (白水社)
深い疵
 著/ネレ・ノイハウス
 訳/酒寄進一 (東京創元社)
20012年

犯罪
著/フェルディナント・フォン・シ-ラッハ
訳/酒寄進一
(東京創元社)
【2位】
紙の民
 著/サルバド-ル・プラセンシア
 訳/藤井光 (白水社)
【3位】
メモリー・ウォール
 著/アンソニー・ドーア
 訳/岩本正恵 (新潮社)
忘れられた花園
 著/ケイト・モートン
 訳/青木純子 (東京創元社)
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