プロ野球 勝敗の途中経過と順位表

2023年(令和5年)プロ野球ペナントレース。各球団の星取表と、順位の途中経過が分かる表を作ってみました。

※ このページは過去(2023年シーズン)のページです。今シーズンの情報は、「順位の途中経過(最新)」をご覧ください。
※ 過去のページはアーカイブ(2022年2021年2020年2019年2018年2017年)。

 2023年プロ野球 年間スケジュール

今年は3月に「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」が開催されます!。そして、2023年シーズンの日本プロ野球は、3月30日(木)にパシフィック・リーグが、翌3月31日(金)にセントラル・リーグが開幕します。

2023シーズンも、新型コロナウイルス感染拡大を受けた2022シーズンの特例措置が継続されます。延長戦は12回まで、1軍の登録選手は29人から31人(ベンチ入りは25人から26人)、外国人選手登録枠は4人から5人(ベンチ入りは3人から4人)に拡大されます。

オープン戦
2月23日(木)~3月26日(日)
WBC 2023
第1次ラウンド: 3月9日(木)~3月13日(月)
準々決勝ラウンド: 3月15日(水)~3月16日(木)
決勝ラウンド: 3月19日(日)~3月21日(火)
セ・パ公式戦
3月30日(木) パ・リーグ開幕!
3月31日(金) セ・リーグ開幕!
セ・パ交流戦
5月30日(火)~6月18日(日)
オールスター戦
7月19日(水) 【第1戦】ナゴヤドーム
7月20日(木) 【第2戦】MAZDAスタジアム
クライマックスシリーズ
10月14日(土)~
日本シリーズ
10月28日(土)~ 【第1戦】パ本拠地から

 2023年オープン戦 順位表

12球団をセパに分け、各リーグ毎に勝差を算出し直していますのでご注意ください。更新:2023/3/26時点(オープン戦終了)

※ オープン戦は、そもそも両リーグ12球団混戦ですが、ここではその結果を強引にセパ・リーグ別に分けています。また、試合数が少なくチームによっても試合数が異なるので、勝差(上位球団とのゲーム差)の算出に無理がある点にご留意ください(引分けの数が多いと、マイナスの値もあり得ます)。
※ オープン戦は9回終了のため、引き分けが多くなる傾向があります。支配下登録されていない育成選手も出場可能で、セ・リーグの球団もDH制度を自由に使えます。
2023オープン戦 セ球団の順位表
順位 チーム名 勝-敗-分数 勝率 勝差 HR 盗塁 打率 防御率
3位 巨人 巨人 16試合 10- 6-0 .625 10  9 .236 2.04
5位 中日 中日 16試合  7- 6-3 .538 1.5  7  4 .245 3.45
6位 ヤクルトヤクルト 19試合  8- 7-4 .533 0 11 21 .230 3.38
8位 阪神 阪神 17試合  8- 9-0 .471 1 13  8 .234 3.18
11位 DeNA横浜 19試合  6-13-0 .316 3  4  9 .208 3.31
12位 広島 広島 16試合  4- 9-3 .308 -1  6  3 .223 3.35
2023オープン戦 パ球団の順位表
順位 チーム名 勝-敗-分数 勝率 勝差 HR 盗塁 打率 防御率
1位 オリックスオリックス 16試合  9- 4-3 .692  8  8 .256 2.73
2位 日本ハム日ハム 18試合 11- 6-1 .647 0 15 29 .245 2.43
4位 西武 西武 15試合  8- 5-2 .615 1  7 16 .212 1.77
7位 ロッテロッテ 16試合  7- 7-2 .500 1.5  7 11 .212 2.58
9位 楽天 楽天 20試合  7-10-3 .412 1.5 12 14 .263 3.84
9位 ソフトバンク ホークス 18試合  7-10-1 .412 0 14  5 .243 3.47

 2023年交流戦 順位表

12球団をセパに分け、各リーグ毎に勝差を算出し直していますのでご注意ください。更新:2023/6/21時点(交流戦終了)

※ 交流戦は、そもそも他リーグ6球団との対戦ですが、ここではその結果を強引にセパ・リーグ別に分けています。また、試合数が少なく、勝差(上位球団とのゲーム差)の算出に無理がある点にご留意ください。
2023交流戦 セ球団の順位表
順位 チーム名 勝-敗-分数 勝率 勝差 HR 盗塁 打率 防御率
1位 DeNA横浜 18試合 11- 7-0 .611  8  5 .258 2.93
3位 巨人 巨人 18試合 11- 7-0 .611 0 25  9 .274 3.00
7位 広島 広島 18試合  9- 9-0 .500 2  7 13 .238 3.87
9位 中日 中日 18試合  7-10-1 .412 1.5 10 11 .232 2.81
10位 阪神 阪神 18試合  7-10-1 .412 0  5 13 .210 3.23
11位 ヤクルトヤクルト 18試合  7-11-0 .389 0.5 13  5 .251 3.53
2023交流戦 パ球団の順位表
順位 チーム名 勝-敗-分数 勝率 勝差 HR 盗塁 打率 防御率
2位 ソフトバンク ホークス 18試合 11- 7-0 .611 16  6 .266 3.30
4位 オリックスオリックス 18試合 11- 7-0 .611 0 15  7 .232 2.75
5位 日本ハム日ハム 18試合 10- 8-0 .556 1 19 10 .238 2.24
6位 楽天 楽天 18試合  9- 9-0 .500 1 14  8 .260 4.29
8位 ロッテロッテ 18試合  7- 9-2 .438 1 13 13 .215 4.08
12位 西武 西武 18試合  6-12-0 .333 2 11  8 .212 3.17

 2023年 ペナントレース星取表

データ更新日: 2023年10月5日(木)ゲーム終了時点
(1週間毎くらいに更新予定です)

セ・リーグ順位表
順位 球団名 試合数
勝-敗-分
ゲーム差

上位 首位
1位 阪神 阪神 143試合
85-53-5
優勝 0
2位 広島 広島 143試合
74-65-4
11.5 11.5 0
2位 DeNA横浜 143試合
74-66-3
0.5 12.0 0
4位 巨人 巨人 143試合
71-70-2
3.5 15.5 0
5位 ヤクルトヤクルト 143試合
57-83-3
13.5 29.0 0
6位 中日 中日 143試合
56-82-5
0 29.0 0
パ・リーグ順位表
順位 球団名 試合数
勝-敗-分
ゲーム差

上位 首位
1位 オリックスオリックス 143試合
86-53-4
優勝 0
2位 ロッテロッテ 143試合
70-68-5
15.5 15.5 0
3位 ソフトバンク ホークス 143試合
71-69-3
0 15.5 0
4位 楽天 楽天 143試合
70-71-2
1.5 17.0 0
5位 西武 西武 143試合
65-77-1
6 22.5 0
6位 日本ハム日ハム 143試合
60-82-1
5 27.5 0
(勝差)」とは、上位チームとのゲーム差のこと。
 「ゲーム差」とは、上位チームAに下位チームBが追いつくには、直接対戦で最低何試合(何連勝)を要するかを示しています。つまり、引分けが無いとすれば、AチームとBチームの貯金(あるいは借金)の数は、ゲーム差の2倍も違うことになります。
 プロ野球で、3ゲーム差を追いつくには、それが実現できたとしても、経験則的に約1カ月かかると言われています。過去、日本のプロ野球界で、最大のゲーム差を逆転して優勝を果たしたのは、1963年の西鉄ライオンズ(パリーグ)で、南海ホークスとの最大14.5ゲーム差をひっくり返して優勝しました。最近では、長嶋茂雄監督が率いた1996年の巨人が、広島との最大11.5ゲーム差を逆転して優勝した「メークドラマ」や、原辰徳監督が率いた2008年の巨人が、阪神との最大13ゲーム差を逆転して優勝した「メークレジェンド」が、記憶に残っています。つまり、逆にオールスターまでの前半戦で、10ゲーム差も付けられると、滅多なことでは逆転不可能な状態と言えるかもしれません。

セ・リーグ

(順位の推移と変動)

2023セ・リーグ順位の推移と変化チャート図

100試合目以降、最終戦まで

(チームの並びは昨シーズンの順位)

2023年 セ・リーグ球団別 星取表
チーム123456789101112131415161718192021222324252627282930313233343536373839404142434445464748495051525354555657585960616263646566676869707172737475767778798081828384858687888990919293949596979899100101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140141142143
ヤクルト
DeNA
阪神
巨人
広島
中日

パ・リーグ

(順位の推移と変動)

2023パ・リーグ順位の推移と変動グラフ

100試合目以降、最終戦まで

(チームの並びは昨シーズンの順位)

2023年 パ・リーグ球団別 星取表
チーム123456789101112131415161718192021222324252627282930313233343536373839404142434445464748495051525354555657585960616263646566676869707172737475767778798081828384858687888990919293949596979899100101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140141142143
オリックス
ソフトバンク
西武
楽天
ロッテ
日ハム

 2023年 順位の途中経過と最終順位表

セ・リーグ

2023年 セ・リーグの順位変動
順位 オープン戦 4月末 5月下旬
(交流戦前)
6月中旬
(交流戦後)
7月中旬
(オールスター前)
8月末
 
2023年
最終順位
1位 読売ジャイアンツ 横浜ベイスターズ 阪神タイガーズ 阪神タイガーズ 阪神タイガーズ 阪神タイガーズ 阪神タイガーズ 優勝
2位 中日ドラゴンズ 1.5 阪神タイガーズ 3.0 横浜ベイスターズ 6.0 横浜ベイスターズ 2.5 広島カープ 1.0 広島カープ 5.5 広島カープ 11.5
3位 ヤクルト・スワローズ 1.5 広島カープ 4.5 広島カープ 7.5 読売ジャイアンツ 5.5 横浜ベイスターズ 3.0 横浜ベイスターズ 10.5 横浜ベイスターズ 12.0
4位 阪神タイガーズ 2.5 ヤクルト・スワローズ 5.5 読売ジャイアンツ 9.0 広島カープ 6.0 読売ジャイアンツ 6.0 読売ジャイアンツ 12.5 読売ジャイアンツ 15.5
5位 横浜ベイスターズ 5.5 読売ジャイアンツ 6.0 ヤクルト・スワローズ 14.0 ヤクルト・スワローズ 14.5 ヤクルト・スワローズ 11.0 ヤクルト・スワローズ 22.0 ヤクルト・スワローズ 29.0
6位 広島カープ 4.5 中日ドラゴンズ 8.0 中日ドラゴンズ 14.5 中日ドラゴンズ 14.5 中日ドラゴンズ 12.5 中日ドラゴンズ 25.5 中日ドラゴンズ 29.0
予想 1位=DeNA
2位=阪神
と予想
11人
(その上で)
3位=広島
と予想
0人
1位=阪神
2位=DeNA
と予想
18人
(その上で)
3位=広島
と予想
0人
1位=阪神
2位=DeNA
3位=巨人
と予想
4人
掛布雅之②
狩野恵輔
鉄平
川上憲伸②
1位=阪神
2位=広島
と予想
0人
1位=阪神
2位=広島
と予想
0人
1位=阪神
2位=広島
と予想
0人

神広横の
Aクラス予想
0人
※ 便宜上、1位~6位まで順位づけしていますが、同率のタイの場合もありますので、ご留意ください。但し最終順位は、もし勝率で複数球団が並んだら、セ・リーグは勝利数が多い球団を上位とし、パ・リーグは当該球団間の勝率が高い球団が上位となります。
※ オープン戦は、そもそも両リーグ混戦を強引にリーグ別に分けている事、試合数が少なくチームによっても試合数が大きく異なるので、勝差の算出に無理がある点、ご留意ください(引分けの数が多いと、マイナスの値もあり得ます)。
※ 5月下旬(交流戦前)は、交流戦が始まる前(5/29)の順位です。
※ 6月中旬(交流戦後)は、交流戦が終了した時(6/21)の順位です。
※ 7月中旬(オールスター前)は、オールスター戦(7/19-20)時点での順位です。
※ この表での「勝差」の値は、当該末時点における1位チームとのゲーム差です。

8/16、阪神にM29点灯

GW連休明け後の5月14日に単独首位に躍り出た阪神は、6月下旬にDeNAに、7月下旬には広島に一時的に首位の座を奪われるも直ぐに奪還。オールスター明け後からは怒涛の10連勝を含む17勝4敗1分の勝率8割超えの成績で、ついに8月16日、2位広島を下しそのゲーム差をオールスター時の1から8に広げ、2005年から18年ぶりとなるリーグ優勝に向けマジック29が点灯しました!。

さて、ここまでの阪神の強さを振り返ると、今年のセ・リーグの覇者は阪神の優勝で間違いなさそうです…。そうなると、次に気になるのは、優勝決定日は何時か?。そのXデーを予想するためにも、コロナ過だった2020年と2021年を除き、過去5年間のマジック点灯日と優勝決定日を振り返ってみましょう!。

年度優勝球団マジック点灯日2位との勝差優勝決定日
2022年ヤクルト9/11 M11(残17試合)横浜 7.5差9/25(14日間/M11)
2019年巨人8/24 M20(残28試合)広島 6.5差9/21(27日間/M20)
2018年広島8/15 M32(残42試合)巨人11.5差9/26(42日間/M32)
2017年広島8/ 8 M33(残41試合)阪神 8.5差9/26(41日間/M33)
2016年広島8/24 M20(残26試合)巨人 8.0差9/10(17日間/M20)
※ 2022年シーズンに優勝したヤクルトは、史上最速となる7月2日にマジックナンバー53(残り67試合)を点灯させましたが、その後一度消滅していますので、再点灯日を基準にしました。
※ 2016年シーズンに優勝した広島は、M20の点灯からたった17日目にして優勝を決めていますが、マジック点灯時に2位だった巨人(ゲーム差8)との直接対決が4試合しか残っていなかったことに留意が必要です。

マジックナンバー29を点灯させた阪神の残りゲーム数は37試合。2位広島とのゲーム差は8で、直接対決の残りゲーム数は8試合。過去の例からすると、阪神の優勝が決まるのは9月下旬と予想するのが妥当そうで、甲子園球場での地元優勝の観戦を期待するなら9月26日の対ヤクルト戦か、9月27日の対中日戦となりますが、ここに来ての今年の阪神の強さは桁違いです…(汗)。もし阪神がこの好調さを維持するとしたら、1か月後の9月中旬にも優勝する可能性は大いにありそうです。そうなると、9月17日-18日に甲子園球場で行われるDeNA戦(現在3位)辺りが、天王山となるかもしれませんよ!(あくまで私の勝手な予想なので、悪しからず…笑)。

9/14、阪神18年ぶり6度目のリーグ優勝!!

前日に『アレ』までマジック1とした阪神は、14日(木)に本拠地・甲子園で巨人との伝統の一戦に4対3で勝利し、これまで最速だった優勝決定日を1日縮める史上最短で、2005年以来18年ぶり5度目のリーグ優勝を果たしました!。阪神は前夜に満塁HRを放つなど絶好調の佐藤輝の20号2ランホームランで先制、巨人は岡本和の39号ソロや坂本の19号ソロで追い上げるも一歩届かず、敵地での胴上げを見るという苦渋を強いられる結果に…。

阪神は、8月16日にM29を点灯させた後の8月中は6勝5敗で一度マジックは消えましたが、9月1日にM18が再点灯すると驚異の11連勝、9月に入って負けなしという怒涛のラストスパートで一気に『アレ』まで登り詰めました!。私は最速でも9/17か18と予想していたのですが、それを上回るスピード決着で、岡田監督のアレ采配に脱帽せざるを得ません…(汗)。

パ・リーグ

2023年 パ・リーグの順位変動
順位 オープン戦 4月末 5月下旬
(交流戦前)
6月中旬
(交流戦後)
7月中旬
(オールスター前)
8月末
 
2023年
最終順位
1位 オリックス・バッファローズ オリックス・バッファローズ ロッテ・マリーンズ オリックス・バッファローズ オリックス・バッファローズ オリックス・バッファローズ M20 オリックス・バッファローズ 優勝
2位 日本ハム・ファイターズ 0.0 ロッテ・マリーンズ オリックス・バッファローズ 1.5 ソフトバンク・ホークス 1.0 ロッテ・マリーンズ 3.5 ロッテ・マリーンズ 9.5 ロッテ・マリーンズ 15.5
3位 西武ライオンズ 1.0 ソフトバンク・ホークス 1.0 ソフトバンク・ホークス 2.5 ロッテ・マリーンズ 1.5 ソフトバンク・ホークス 5.5 ソフトバンク・ホークス 13.5 ソフトバンク・ホークス 15.5
4位 ロッテ・マリーンズ 2.5 西武ライオンズ 1.0 日本ハム・ファイターズ 8.0 日本ハム・ファイターズ 7.5 楽天イーグルス 10.5 楽天イーグルス 15.5 楽天イーグルス 17.0
5位 楽天イーグルス 4.0 楽天イーグルス 4.5 西武ライオンズ 8.5 楽天イーグルス 10.0 西武ライオンズ 14.5 日本ハム・ファイターズ 20.5 西武ライオンズ 22.5
6位 ソフトバンク・ホークス 4.0 日本ハム・ファイターズ 5.5 楽天イーグルス 9.5 西武ライオンズ 12.0 日本ハム・ファイターズ 16.0 西武ライオンズ 21.0 日本ハム・ファイターズ 27.5
予想 (同率1位にて)
1位=オリックス
2位=ロッテ
と予想
4人
1位=ロッテ
と予想
1人
権藤 博
1位=ロッテ
と予想
1人
権藤 博
1位=オリックス
2位=ソフトバンク
3位=ロッテ
と予想
15人
内12人が日ハム
最下位予想も
亀山つとむ
楽⇔日だけ逆
1位=オリックス
2位=ロッテ
3位=ソフトバンク
と予想
1人
真弓明信
1位=オリックス
2位=ロッテ
3位=ソフトバンク
と予想
1人
真弓明信
1位=オリックス
2位=ロッテ
3位=ソフトバンク
と予想
1人
真弓明信
4位=日本ハム
5位=西武
6位=楽天

8/26、オリックスにM24点灯

パ・リーグでは中盤、オリックスとロッテ、ソフトバンクの3球団が抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げ、混沌とした状態が続きましたが、7月9日にオリックスが首位に再浮上すると、下落していくロッテとソフトバンクを尻目にただ一球団オリックスが勝ち星を重ね、2位との差を広げて行きます。そして8月26日、2位ロッテと引き分けたオリックスがその差を9.5ゲームに広げ、ついにマジックナンバー「24」が初点灯しました!。

今季3連覇を狙うオリックスですが、過去2シーズンは何れも土俵際での逆転優勝だったので、一度もマジックナンバーが点灯しませんでした。そのため、オリックスにマジックが点くのは2位に終わった2014年以来…。優勝が決まるXデーはと予想すると、こちらも9月下旬が濃厚で、9月24日(日)から27日(水)までの京セラドームでのホーム4連戦で3連覇達成を期待したいところですね(笑)。

9/20、オリックス3連覇のリーグ優勝!!

前夜にM2としたオリックスは2023年9月20日、本拠地・京セラドーム大阪で2位ロッテとの直接対決に臨み、ロッテに先制されるも7回に一挙6点を挙げ逆転、6対2で勝ってパ・リーグ3連覇、前身の阪急時代も含め15回目のリーグ優勝を決めました!。

マジック20で9月入りしたオリックスは、この日まで10勝5敗、2位の対ロッテ戦は4連勝、最後の地元での楽天とロッテの各2連戦も4連勝で、一気に頂点へと上りつめました。私は最速でも9/24から27日と予想していたのですが、それを上回るスピード決着で、阪神の岡田監督同様、中嶋監督の采配にも脱帽せざるを得ませんでした。

10/10、CS進出を賭けたソロ楽の3つ巴争いは最終戦決着へ

10月9日、現在2位に付けているソフトバンクは最終戦でオリックスに1―4で敗れ、71勝69敗3分の勝率.5071で全日程を終了。既にクライマックスシリーズ(CS)進出は決まっていますが、最終戦で痛恨の黒星を喫し自力での2位は決められず、最終順位は翌10月10日の楽天-ロッテ戦に委ねられることになりました!。この最終戦、現在3位のロッテが勝てば2位に浮上しソフトバンクが3位に、引き分けならロッテは3位のままながらCS進出は決定。しかし、もしロッテが負ければ、現在4位の楽天が3位に浮上しCS進出を決め、ロッテは4位となってしまいます。Aクラス入りかBクラスに落ちるか、CS進出を賭けた楽天vsロッテの10・10最終戦決戦は、楽天モバイル球場で18時開幕です!。ちなみに、CS出場権を懸けて3位と4位が最終戦で直接対決するのは、プロ野球史上初めてのことだとか。

10/11、ロッテが最終戦を制し勝率でソフトバンクを上回り2位浮上

勝った方がCS進出を決める大一番となったパ・リーグの最終戦、楽天vsロッテ 戦が10月10日に楽天モバイル球場で行われ、0-5でロッテが楽天を下して、CS進出を決めました!。勝ったロッテは、ソフトバンクを勝率で1毛(0.0001)上回り、ゲーム差0で2位となり、前日まで2位だったソフトバンクの最終順位は3位となってしまいました。昨年オフに大補強を敢行した楽天ですが、2年連続の4位・Bクラスに沈み、2018年9月にGMとなり、21年からは3年契約で監督兼任GMに就任し、最終任期となる今季は監督に専任した石井監督は、今季限りで退任する意向を固めたそうです…。


【関連ページ】 こちらも併せてご覧ください。

▲ページTOPへ