【芥川賞2024】候補作・受賞作 紹介

令和6年度の芥川龍之介賞において、候補作として選考にノミネートされた全小説の一覧です。

※ 2024年上半期の第171回芥川賞の候補作品が決定しました!。新着記事、最新記事
※ 2024年度の直木三十五賞の候補作・受賞作は、【直木賞2024】のページへ!

 2024年下半期 芥川賞

2024年下半期、第172回芥川龍之介賞(芥川賞)の候補作は 2024年12月15日頃に、芥川賞受賞作は 2025年1月15日頃に発表される予定です。

候補作 一覧

 2024年上半期 芥川賞

候補作 一覧

第171回(2024年上半期)芥川賞にノミネートされたのは、5作品。ロックバンド「クリープハイプ」の尾崎世界観さん(39)が『転の声』(文學界6月号)で、2020年下半期(第164回)にノミネートされた『母影』(新潮12月号)以来、3年半ぶり2度目の候補となりました。尾崎さん以外の4人は全員が初の芥川賞候補で、久々にフレッシュな顔ぶれとなりました。

今回の芥川賞・直木賞の選考委員会は、2024年7月17日(水)午後に東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、夜には選考結果が発表される予定です。


第171回芥川賞 候補作一覧
 

サンショウウオの四十九日」(新潮 5月号)
朝比奈秋
 


転の声」(文學界 6月号)
尾崎世界観
 
 

海岸通り」(文學界 2月号)
坂崎かおる
 
 

いなくなくならなくならないで」(文藝 夏季号)
向坂くじら
 
 

バリ山行」(群像 3月号)
松永K三蔵
 

候補作紹介(内容、あらすじ)

サンショウウオの四十九日

著者:朝比奈あさひなあき

周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。(新潮社)

 

転の声

著者:尾崎おざき世界観せかいかん

「俺を転売して下さい」喉の不調に悩む以内右手はカリスマ”転売ヤー”に魂を売った? ミュージシャンの心裏を赤裸々に描き出す。(文藝春秋)

 

海岸通り

著者:坂崎さかさき かおる

踊る、それがわたしたちの自由
海辺の老人ホームに集う女たちのゆるやかなつながり。いま最も注目される新鋭の最新作。

「これってフツー?」
 「わたしの中じゃね」
 「クズミさんのフツー、ちょっとヘン」(本文より)

海辺の老人ホーム「雲母園」で派遣の清掃員として働くわたし、クズミ。ウガンダから来た同僚マリアさん。サボりぐせのある元同僚の神崎さん。ニセモノのバス停で来ないバスを毎日待っている入居者のサトウさん。

さまざまな人物が、正しさとまちがい、本物とニセモノの境をこえて踊る、静かな物語。(文藝春秋)

 

いなくなくならなくならないで

著者:向坂さきさか くじら

死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。

デビュー作にして第171回芥川賞候補作。(河出書房新社)

 

バリ山行

著者:松永まつなが三蔵さんぞう

古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る気楽な活動をしていたが、職人気質で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿に、危険で難易度の高い登山「バリ山行」に連れて行ってもらうと……。

「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げているだけじゃないですか!」(本文より抜粋)(講談社)

 

 

【関連ページ掲載】
※ これまで、「本屋大賞・芥川賞・直木賞」の全受賞作を、一覧(リスト)にしていましたが、あまりに数が多くなってしまったので、各賞を切り出した、それぞれのページを作りました。
→ 【芥川賞】 歴代受賞作|全作品一覧
  → 芥川賞 歴代ノミネート作一覧
→ 【直木賞】 歴代受賞作|全作品一覧
  → 直木賞 歴代ノミネート作一覧
→ 【本屋大賞】 歴代受賞作|全作品一覧
  → 本屋大賞 歴代の大賞受賞作一覧

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