直木賞 歴代ノミネート作 一覧

最近の直木賞で候補作として選考にノミネートされた小説を一覧にしました。

令和5年7月19日(水)、第169回(2023年上半期)芥川賞・直木賞の受賞作が発表されました! 新着記事、最新記事
過去の直木三十五賞にノミネートされた候補作を年度別に紹介する「【直木賞2022】候補作・受賞作 紹介」のページを作りました! 新着記事、最新記事
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直木賞は、正式には「直木三十五賞」といい、当時文藝春秋社社長だった菊池寛氏が、友人の直木三十五氏の名を記念して、1935年に芥川龍之介賞(芥川賞)とともに創設しました。直木三十五(なおき さんじゅうご)氏は、『南国太平記』(1931年)などを著し、大衆文芸の世界で活躍しましたが、1934年(昭和9年)に、結核により43歳という若さで亡くなっています。

当初、直木賞は、広く各新聞雑誌(同人雑誌を含む)に発表された”無名もしくは新進作家の優秀な大衆文芸作”を表彰する賞とされ、「新人作家の登龍門」とも言われていました。しかし現在では、”無名・新進・中堅作家が対象”とされ、中堅作家まで表彰の対象が拡大されています。

直木賞は、年に2回発表されており、上半期に公開された作品は7月中頃に、下半期の作品は翌年の1月中頃に発表されます。ただ、受賞に値する作品が無かった場合は、”該当なし”とされる回もあります。なお、受賞作の選考にあたっては、財団法人日本文学振興会が選任した選考委員が、討議によって受賞作(1作または2作)を決定します。しかし、当然ながら選考委員がすべての作品を読めるはずもなく、選考会の約1か月前(6月中旬と12月中旬)に、5~6作の候補作品が選ばれ(ノミネートされ)、選考の対象とされます。ちなみに候補作品は、文藝春秋社の『オール讀物』編集部員や出版部員、合わせて20名による多数決で決められているそうです。

現在の直木賞の選考委員は、浅田次郎氏、伊集院静氏、北方謙三氏、桐野夏生氏、高村薫氏、林真理子氏、宮部みゆき氏、角田光代氏、三浦しをん氏の9氏です(2020年1月に宮城谷昌光氏が退任、代わって3月に三浦氏が就任)。ちなみに、9氏のうち8氏は直木賞を受賞した経験のある作家ですが、北方健三氏だけは3回候補に挙がったものの受賞には至っていません。

 2023年 直木賞

2023年 上半期 受賞作発表!

木挽町のあだ討ち [ 永井 紗耶子 ]

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第169回(2023年上半期)直木賞にノミネートされたのは、5作品。5名の作者うち、「機龍警察」シリーズで知られる月村了衛さんが初めて候補に選ばれたほか、高野和明さんと永井紗耶子さんは2度目、冲方丁さんと垣根涼介さんは3度目の候補入りとなりました。なお、永井紗耶子さんの話題作『木挽町のあだ討ち』は、先に第三十六回山本周五郎賞を受賞しています。

そして直木賞に選ばれたのは、垣根涼介さん(57)の『極楽征夷大将軍』と、永井紗耶子さん(46)の『木挽町のあだ討ち』の2作品。垣根さんは3度目、永井さんは2度目の芥川賞候補入りで受賞となりました。

垣根涼介(かきね りょうすけ)さんは、1966年長崎県諫早市生まれで、筑波大学に入学し上京。大学を卒業後、旅行代理店などを経て小説を書き始め、2000年に勤務経験をもとに執筆した『午前三時のルースター』でデビューしました。受賞作は、鎌倉幕府を倒して室町幕府を樹立し征夷大将軍となった足利尊氏の生涯を、やる気も使命感も執着もない無欲の人物という独自の解釈で描いた歴史小説。周囲から「極楽殿」とからかわれていた尊氏の不思議な求心力や、意図せず将軍に上り詰めた背景を、陰の立て役者である弟や家臣の視点から、史実に基づき丁寧に書き上げています。

永井紗耶子(ながい さやこ)さんは、1977年静岡県島田市生まれ。慶應義塾大学文学部を卒業し、新聞社勤務を経てフリーのライターとなり、2010年に時代小説『絡繰り心中』で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。受賞作は、江戸の芝居小屋を舞台に父を殺された若侍のあだ討ちをめぐる物語を描いた時代小説。複雑な過去を背負いながら、芝居に生きる人たちがそれぞれの目線で語るあだ討ちのてんまつを通して隠された真相が描かれる、人情味あふれる物語です。


芥川賞 第169回 候補作品と受賞作
 

骨灰」(KADOKAWA)
冲方丁
芥川賞 受賞

極楽征夷大将軍」(文藝春秋)
垣根涼介
 

踏切の幽霊」(文藝春秋)
高野和明
 

香港警察東京分室」(小学館)
月村了衛
芥川賞 受賞

木挽町のあだ討ち」(新潮社)
永井紗耶子

候補作の作品紹介(内容、あらすじ)

骨灰(冲方丁)
大手デベロッパーのIR部で勤務する松永光弘は、自社の高層ビルの建設現場の地下へ調査に向かっていた。目的は、その現場について『火が出た』『いるだけで病気になる』『人骨が出た』というツイートの真偽を確かめること。異常な乾燥と、嫌な臭い――人が骨まで灰になる臭い――を感じながら調査を進めると、図面に記されていない、巨大な穴のある謎の祭祀場にたどり着く。穴の中には男が鎖でつながれていた。数々の異常な現象に見舞われ、パニックに陥りながらも男を解放し、地上に戻った光弘だったが、それは自らと家族を襲う更なる恐怖の入り口に過ぎなかった。(KADOKAWA)
芥川賞 受賞
極楽征夷大将軍(垣根涼介)
史上最も無能な征夷大将軍、やる気なし、使命感なし、執着なし、なぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?
混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか?幕府の祖でありながら、謎に包まれた初代将軍・足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。(文藝春秋)
踏切の幽霊(高野和明)
マスコミには決して書けないことがある――
都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。同じ踏切では、列車の非常停止が相次いでいた。雑誌記者の松田は、読者からの投稿をもとに心霊ネタの取材に乗り出すが、やがて彼の調査は幽霊事件にまつわる思わぬ真実に辿り着く。
1994年冬、東京・下北沢で起こった怪異の全貌を描き、読む者に慄くような感動をもたらす幽霊小説の決定版!(文藝春秋)
香港警察東京分室(月村了衛)
テロリストを追え! 圧巻の国際警察小説。
香港国家安全維持法成立以来、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。国際犯罪に対応すべく日本と中国の警察が協力する――インターポールの仲介で締結された「継続的捜査協力に関する覚書」のもと警視庁に設立されたのが「特殊共助係」だ。だが警察内部では各署の厄介者を集め香港側の接待役をさせるものとされ、「香港警察東京分室」と揶揄されていた。メンバーは日本側の水越真希枝警視ら5名、香港側のグレアム・ウォン警司ら5名である。
初の共助事案は香港でデモを扇動、多数の死者を出した上、助手を殺害し日本に逃亡したキャサリン・ユー元教授を逮捕すること。元教授の足跡を追い密輸業者のアジトに潜入すると、そこへ香港系の犯罪グループ・黒指安が襲撃してくる。対立グループとの抗争に巻き込まれつつもユー元教授の捜索を進める分室メンバー。やがて新たな謎が湧き上がる。なぜ穏健派のユー教授はデモを起こしたのか、彼女の周囲で目撃された謎の男とは。疑問は分室設立に隠された真実を手繰り寄せる。そこにあったのは思いもよらぬ国家の謀略だった――。
アクションあり、頭脳戦あり、個性豊かなキャラクターが躍動する警察群像エンタテイメント!(小学館)
芥川賞 受賞
木挽町のあだ討ち(永井紗耶子)
ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙は多くの人々から賞賛された。二年の後、菊之助の縁者という侍が仇討ちの顛末を知りたいと、芝居小屋を訪れるが――。現代人の心を揺さぶり勇気づける令和の革命的傑作誕生!(新潮社)

 2022年 直木賞

2022年上半期(第167回)・下半期(第168回)の直木三十五賞にノミネートされた全候補作品の、詳しい内容やあらすじは、「【直木賞2022】候補作・受賞作 紹介」ページをご覧ください。

2022年 下半期 受賞作発表!

第168回(2022年下半期)直木賞にノミネートされたのは、5作品。著者5人のうち、千早茜(43)氏は3度目の候補入り、一穂ミチ(44)氏と小川哲(35)氏は2度目の候補入りです。なお、雫井脩介(54)氏は初ノミネートですが、『犯人に告ぐ』をはじめ、『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『検察側の罪人』『望み』など、映画やドラマの原作を多数手掛けています。また、同じく初ノミネートのボーイズラブ小説家として知られる凪良ゆう(49)氏は、『流浪の月』(2020年第17回本屋大賞受賞)が今年映画化されました。

そして直木賞に選ばれたのは、小川哲さん(36)の『地図と拳』と、千早茜さん(43)の『しろがねの葉』の2作品。

小川哲(おがわ さとし)さんは、1986年生まれで千葉県千葉市の出身。東京大学を卒業後、同大学大学院博士課程を中退。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビューし、直木賞は2度目の候補入りでした。受賞作『地図と拳』の舞台は満州にある架空の都市。日露戦争前夜から第2次世界大戦までの半世紀を描き、戦争の構造に迫る重厚な作品です。
千早茜(ちはや あかね)さんは、1979年生まれで北海道江別市の出身。立命館大学を卒業後、2008年に『魚神(いおがみ)』で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビューし、直木賞は3度目の候補入りでした。受賞作『しろがねの葉』は、戦国末期の石見銀山を舞台とした時代小説。坑道で働く少女・ウメを主人公に、運命に抗いながら力強く生きる姿を描いた作品です。


直木賞 第168回 候補作品と受賞作
 

光のとこにいてね」(文藝春秋)
一穂ミチ
直木賞 受賞

地図と拳」(集英社)
小川哲
 

クロコダイル・ティアーズ」(文藝春秋)
雫井脩介
直木賞 受賞

しろがねの葉」(新潮社)
千早茜
 

汝、星のごとく」(講談社)
凪良ゆう

【直木賞2022】候補作・受賞作 紹介

2022年 上半期 受賞作発表!

第167回(2022年上半期)直木賞にノミネートされたのは、5作品。5名のうち、窪美澄(56)氏と呉勝浩(40)氏、深緑野分(38)氏の3人は3度目の候補入り、河崎秋子(42)氏と永井紗耶子(45)氏は初ノミネートです。なお、芥川賞では史上初めて候補者5人全員が女性でしたが、直木賞でも候補者5人中4人が女性で、女性作家の勢いが感じられます。

そして、直木賞に選ばれたのは、窪美澄さん(56)の『夜に星を放つ』でした。

窪さんは、1965年生まれ。フリーの編集ライターを経て、2009年に『ミクマリ』で第8回女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞しデビュー。2011年に受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞を受賞。同作は本屋大賞第2位、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10で第1位となります。直木賞は、3回目のノミネートでした。


直木賞 第167回 候補作品と受賞作
 

絞め殺しの樹」(小学館)
河崎秋子
直木賞 受賞

夜に星を放つ」(文芸春秋)
窪美澄
 

爆弾」(講談社)
呉勝浩
 

女人入眼」(中央公論新社)
永井紗耶子
 

スタッフロール」(文藝春秋)
深緑野分

【直木賞2022】候補作・受賞作 紹介

 2021年 直木賞

2021年上半期(第165回)・下半期(第166回)の直木三十五賞にノミネートされた全候補作品の、詳しい内容やあらすじは、「【直木賞2021】候補作・受賞作 紹介」ページをご覧ください。

2021年 下半期

直木賞 第166回 候補作品と受賞作
 

同志少女よ、敵を撃て」(早川書房)
逢坂冬馬
 

新しい星」(文芸春秋)
彩瀬まる
直木賞 受賞

塞王の楯」(集英社)
今村翔吾
 

ミカエルの鼓動」(文芸春秋)
柚月裕子
直木賞 受賞

黒牢城」(KADOKAWA)
米澤穂信

2021年 上半期

直木賞 第165回 候補作品と受賞作


スモールワールズ」(講談社)
一穂ミチ
 

おれたちの歌をうたえ」(文芸春秋)
呉勝浩
直木賞 受賞

テスカトリポカ」(KADOKAWA)
佐藤究
直木賞 受賞

星落ちて、なお」(文芸春秋)
沢田瞳子
 

高瀬庄左衛門御留書」(講談社)
砂原浩太朗

【直木賞2021】候補作・受賞作 紹介

 2020年 直木賞

2020年上半期(第163回)・下半期(第164回)の直木三十五賞にノミネートされた全候補作品の、詳しい内容やあらすじは、「【直木賞2020】候補作・受賞作 紹介」ページをご覧ください。

2020年 下半期

直木賞 第164回 候補作品と受賞作
 

汚れた手をそこで拭かない」(文藝春秋)
芦沢央
 

八月の銀の雪」(新潮社)
伊与原新
 

オルタネート」(新潮社)
加藤シゲアキ
直木賞 受賞

心淋(うらさび)し川」(集英社)
西條奈加
 

インビジブル」(文藝春秋)
坂上泉
 

アンダードッグス」(KADOKAWA)
長浦京

2020年 上半期

直木賞 第163回 候補作品と受賞作
 

雲を紡ぐ」(文藝春秋)
伊吹有喜


じんかん」(講談社)
今村翔吾
 

能楽ものがたり 稚児桜」(淡交社)
澤田瞳子
 

銀花の蔵」(新潮社)
遠田潤子
直木賞 受賞

少年と犬」(文藝春秋)
馳星周

【直木賞2020】候補作・受賞作 紹介

 2019年 直木賞

2019年上半期(第161回)・下半期(第162回)の直木三十五賞にノミネートされた全候補作品の、詳しい内容やあらすじは、「【直木賞2019】候補作・受賞作 紹介」ページをご覧ください。

2019年 下半期

直木賞 第162回 候補作品と受賞作
 

嘘と正典
小川哲
直木賞 受賞

熱源
川越宗一
 

スワン
呉勝浩
 

背中の蜘蛛
誉田哲也
 

落日
湊かなえ

2019年 上半期

直木賞 第161回 候補作品と受賞作
 

平場の月
朝倉かすみ
直木賞 受賞

渦 妹背山婦女庭訓 魂結び
大島真寿美
 

トリニティ
窪美澄
 

落花
澤田瞳子
 

美しき愚かものたちのタブロー
原田マハ
 

マジカルグランマ
柚木麻子

【直木賞2019】候補作・受賞作 紹介

 2018年 直木賞

2018年上半期(第159回)・下半期(第160回)の直木三十五賞にノミネートされた全候補作品の、詳しい内容やあらすじは、「【直木賞2018】候補作・受賞作 紹介」ページをご覧ください。

2018年 下半期

直木賞 第160回 候補作品と受賞作
 

童の神
今村翔吾
 

信長の原理
垣根涼介
直木賞 受賞

宝島
真藤順丈
 

ベルリンは晴れているか (単行本)
深緑野分
 

熱帯
森見登美彦

2018年 上半期

直木賞 第159回 候補作品と受賞作
 

破滅の王
上田早夕里
 

宇喜多の楽土
木下昌輝
 

じっと手を見る
窪美澄
直木賞 受賞

ファーストラヴ
島本理生
 

傍流の記者
本城雅人
 

未来
湊かなえ

【直木賞2018】候補作・受賞作 紹介

 2017年 直木賞

2017年上半期(第157回)・下半期(第158回)の直木三十五賞にノミネートされた全候補作品の、詳しい内容やあらすじは、「【直木賞2017】候補作・受賞作 紹介」ページをご覧ください。

2017年 下半期

直木賞 第158回 候補作品と受賞作
 

くちなし
彩瀬まる
 

彼方の友へ
伊吹有喜
直木賞 受賞

銀河鉄道の父
門井慶喜
 

火定
澤田瞳子
 

ふたご
藤崎彩織

2017年 上半期

直木賞 第157回 候補作品と受賞作
 

敵の名は、宮本武蔵
木下昌輝
 

会津執権の栄誉
佐藤巖太郎
直木賞 受賞

月の満ち欠け
佐藤正午
 

あとは野となれ大和撫子
宮内悠介
 

BUTTER
柚木麻子

【直木賞2017】候補作・受賞作 紹介

 2016年 直木賞

2016年上半期(第155回)・下半期(第156回)の直木三十五賞にノミネートされた全候補作品の、詳しい内容やあらすじは、「【直木賞2016】候補作・受賞作 紹介」ページをご覧ください。

2016年 下半期

直木賞 第156回 候補作品と受賞作
 

十二人の死にたい子どもたち
冲方丁
直木賞 受賞

蜜蜂と遠雷
恩田陸
 

室町無頼
垣根涼介
 

また、桜の国で
須賀しのぶ
 

夜行
森見登美彦

2016年 上半期

直木賞 第155回 候補作品と受賞作
 

天下人の茶
伊東潤
直木賞 受賞

海の見える理髪店
荻原浩
 

家康、江戸を建てる
門井慶喜
 

暗幕のゲルニカ
原田マハ
 

ポイズンドーター・ホーリーマザー
湊かなえ
 

真実の10メートル手前
米澤穂信

【直木賞2016】候補作・受賞作 紹介

 2015年 直木賞

2015年上半期(第153回)・下半期(第154回)の直木三十五賞にノミネートされた全候補作品の、詳しい内容やあらすじは、「【直木賞2015】候補作・受賞作 紹介」ページをご覧ください。

2015年 下半期

直木賞 第154回 候補作品と受賞作
直木賞 受賞

つまをめとらば
青山文平
 

ヨイ豊
梶よう子
 

戦場のコックたち
深緑野分
 

羊と鋼の森
宮下奈都
 

孤狼の血
柚月裕子

2015年 上半期

直木賞 第153回 候補作品と受賞作
 

東京帝大叡古教授
門井慶喜
 

若冲
澤田瞳子
 

永い言い訳
西川美和
 

アンタッチャブル
馳星周
直木賞 受賞


東山彰良
 

ナイルパーチの女子会
柚木麻子

【直木賞2015】候補作・受賞作 紹介

 2014年 直木賞

2014年 下半期

直木賞 第152回 候補作品と受賞作
 

鬼はもとより
青山文平
 

あなたの本当の人生は
大島真寿美
 

宇喜多の捨て嫁
木下昌輝
直木賞 受賞

サラバ!
西加奈子
 

悟浄出立
万城目学

2014年 上半期

直木賞 第151回 候補作品と受賞作
 

ミッドナイト・バス
伊吹有喜
直木賞 受賞

破門
黒川博行
 

男ともだち
千早茜
 

私に似た人
貫井徳郎
 

本屋さんのダイアナ
柚木麻子
 

満願
米澤穂信

 2013年 直木賞

2013年 下半期

直木賞 第150回 候補作品と受賞作
直木賞 受賞

恋歌
朝井まかて
 

王になろうとした男
伊東潤
 

あとかた
千早茜
直木賞 受賞

昭和の犬
姫野カオルコ
 

とっぴんぱらりの風太郎
万城目学
 

伊藤くん A to E
柚木麻子

2013年 上半期

直木賞 第149回 候補作品と受賞作
 

巨鯨の海
伊東潤
 

夜の底は柔らかな幻
恩田陸
直木賞 受賞

ホテルローヤル
桜木紫乃
 

ジヴェルニーの食卓
原田マハ
 

望郷
湊かなえ
 

ヨハネスブルグの天使たち
宮内悠介

 2012年 直木賞

2012年 下半期

直木賞 第148回 候補作品と受賞作
直木賞 受賞

何者
朝井リョウ
直木賞 受賞

等伯
安部龍太郎
 

空飛ぶ広報室
有川浩
 

国を蹴った男
伊東潤
 

春はそこまで 風待ち小路の人々
志川節子
 

ふくわらい
西加奈子

2012年 上半期

直木賞 第147回 候補作品と受賞作
 

もういちど生まれる
朝井リョウ
直木賞 受賞

鍵のない夢を見る
辻村深月
 

新月譚
貫井徳郎
 

楽園のカンヴァス
原田マハ
 

盤上の夜
宮内悠介

 2011年 直木賞

2011年 下半期

直木賞 第146回 候補作品と受賞作
 

城を噛ませた男
伊東潤
 

春から夏、やがて冬
安部龍太郎
 

夢違
恩田陸
 

ラブレス
伊東潤
直木賞 受賞

蜩ノ記
葉室麟
 

コラプティオ
真山仁

2011年 上半期

直木賞 第145回 候補作品と受賞作
直木賞 受賞

下町ロケット
池井戸潤
 

アンダスタンド・メイビー
島本理生
 

オーダーメイド殺人クラブ
辻村深月
 

ジェノサイド
高野和明
 

恋しぐれ
葉室麟

 2010年 直木賞

2010年 下半期

直木賞 第144回 候補作品と受賞作
 

」(もぬけ)
犬飼六岐
 

砂の王国
荻原浩
直木賞 受賞

漂砂のうたう
木内昇
 

悪の教典
貴志祐介
直木賞 受賞

月と蟹
道尾秀介

2010年 上半期

直木賞 第143回 候補作品と受賞作
直木賞 受賞

あの日にかえりたい
乾ルカ
 

天地明察
冲方丁
直木賞 受賞

小さいおうち
中島京子
 

リアル・シンデレラ
姫野カオルコ
 

かのこちゃんとマドレーヌ夫人
万城目学
 

光媒の花
道尾秀介

 2009年 直木賞

2009年 下半期

直木賞 第142回 候補作品と受賞作
 

鉄の骨
池井戸潤
直木賞 受賞

廃墟に乞う
佐々木譲
直木賞 受賞

ほかならぬ人へ
白石一文
 

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
辻村深月
 

花や散るらん
葉室麟
 

球体の蛇
道尾秀介

2009年 上半期

直木賞 第141回 候補作品と受賞作
直木賞 受賞

鷺と雪
北村薫
 

きのうの神さま
西川美和
 

乱反射
貫井徳郎
 

秋月記
葉室麟
 

プリンセス・トヨトミ
万城目学
 

鬼の跫音」(おにのあしおと)
道尾秀介

 2008年 直木賞

2008年 下半期

直木賞 第140回 候補作品と受賞作
 

きのうの世界
恩田陸
 

汐のなごり
北重人
直木賞 受賞

悼む人
天童荒太
 

いのちなりけり
葉室麟
 

カラスの親指
道尾秀介
直木賞 受賞

利休にたずねよ
山本兼一

2008年 上半期

直木賞 第139回 候補作品と受賞作
直木賞 受賞

切羽へ
井上荒野
 

愛しの座敷わらし
荻原浩
 

あぽやん
新野剛志
 

鼓笛隊の襲来
三崎亜記
 

千両花嫁―とびきり屋見立て帖
本兼一
 

のぼうの城
和田竜

 2007年 直木賞

2007年 下半期

直木賞 第138回 候補作品と受賞作
 

ベーコン
井上荒野
 

悪果
黒川博行
 

敵影
古処誠二
直木賞 受賞

私の男
桜庭一樹
 

警官の血
佐々木譲
 

約束の地で
馳星周

2007年 上半期

直木賞 第137回 候補作品と受賞作
 

玻璃の天
北村薫
 

赤朽葉家の伝説
桜庭一樹
 

まんまこと
畠中恵
 

鹿男あをによし
万城目学
直木賞 受賞

吉原手引草
松井今朝子
 

俳風三麗花
三田完
 

夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦

 2006年 直木賞

2006年 下半期

※ 該当作品なし。

直木賞 第136回 候補作品と受賞作
 

空飛ぶタイヤ
池井戸潤
 

四度目の氷河期
荻原浩
 

ひとがた流し
北村薫
 

一瞬の風になれ
佐藤多佳子
 

どれくらいの愛情
白石一文
 

失われた町
三崎亜記

2006年 上半期

直木賞 第135回 候補作品と受賞作
 

砂漠
伊坂幸太郎
 

安徳天皇漂海記
宇月原晴明
 

遮断
古処誠二
 

愚行録
貫井徳郎
直木賞 受賞

まほろ駅前多田便利軒
三浦しをん
直木賞 受賞

風に舞いあがるビニールシート
森絵都

 2005年 直木賞

2005年 下半期

直木賞 第134回 候補作品と受賞作
 

死神の精度 (文春文庫)
伊坂幸太郎
 

あの日にドライブ (光文社文庫)
荻原浩
 

蒲公英草紙
恩田陸
 

夜市 (角川ホラー文庫)
恒川光太郎
直木賞 受賞

容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野圭吾
 

ハルカ・エイティ (文春文庫)
姫野カオルコ

2005年 上半期

直木賞 第133回 候補作品と受賞作
 

逃亡くそたわけ
絲山秋子
 

ユージニア
恩田陸
直木賞 受賞

花まんま
朱川湊人
 

ベルカ、吠えないのか?
古川日出男
 

むかしのはなし
三浦しをん
 

となり町戦争
三崎亜記
 

いつかパラソルの下で
森絵都
【関連ページ掲載】
※ これまで、「本屋大賞・芥川賞・直木賞」の全受賞作を、一覧(リスト)にしていましたが、あまりに数が多くなってしまったので、各賞を切り出した、それぞれのページを作りました。
 → 芥川賞-歴代受賞作|全作品一覧
 → 直木賞-歴代受賞作|全作品一覧
 → 本屋大賞-歴代受賞作|全作品一覧

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