令和5年のプロ野球、解説者による日本シリーズ予想。果たして日本一になるのは阪神(セ1位)かオリックス(パ1位)か?
※ 2023年シーズンのペナントレース順位予想は「プロ野球 解説者による順位予想」のページをご覧ください。
※ 過去の優勝チーム予想「2022年」「2021年」「2020年」「2019年」「2018年」「2017年」「2016年」「2015年」「2014年」の各ページはアーカイブ!
※ 過去の日本シリーズ勝敗結果の一覧は、「プロ野球セ・パ順位表 順位変動チャート」のページをご覧ください!
2023年のクライマックスシリーズは、セパ共に、ファーストステージが10月14日(土)~16日(月)、セカンドステージが10月18日(水)~23日(月)の日程で、それぞれ上位球団のホーム球場で開催されます。
2023年のクライマックスシリーズに進出を果たしたのは、セ・リーグでは、2位:広島東洋カープと3位:横浜DeNAベイスターズがファーストステージで対戦、勝者がセカンドステージで1位:阪神タイガースと日本シリーズ進出を賭けて戦います。
一方パ・リーグは、2位:千葉ロッテマリーンズと3位:福岡ソフトバンクホークスがファーストステージで対戦、勝者がセカンドステージで1位:オリックス・バファローズと日本シリーズ進出を賭けて戦います。
出場チーム | 第1戦 10/14(土) |
第2戦 10/15(日) |
第3戦 10/16(月) |
勝敗 |
---|---|---|---|---|
2位 | ○ 3 床田 |
○ 4 森下 |
- |
final進出 (2勝0敗) |
3位 | ● 2 東 |
● 2 今永 |
- |
敗退 (0勝2敗) |
※ 名前は先発投手、勝ち投手・負け投手ではありません。
出場チーム | アドバン テージ |
第1戦 10/18(水) |
第2戦 11/19(木) |
第3戦 11/20(金) |
第4戦 11/21(土) |
第5戦 11/22(日) |
第6戦 11/23(月) |
勝敗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ○ |
○ 4 村上 |
○ 2 伊藤将 |
○ 4 大竹 |
- |
- |
- |
日本シリーズ進出 (4勝0敗) |
2位 | × | ● 1 九里 |
● 1 大瀬良 |
● 2 床田 |
- |
- |
- |
敗退 (0勝3敗) |
※ 名前は先発投手、勝ち投手・負け投手ではありません。
出場チーム | 第1戦 10/14(土) |
第2戦 10/15(日) |
第3戦 10/16(月) |
勝敗 |
---|---|---|---|---|
2位 | ○ 8 佐々木朗 |
● 1 西野 |
○ 4 小島 |
final進出 (2勝1敗) |
3位 | ● 2 スチュワート |
○ 3 有原 |
● 3 和田 |
敗退 (1勝2敗) |
出場チーム | アドバン テージ |
第1戦 10/18(水) |
第2戦 11/19(木) |
第3戦 11/20(金) |
第4戦 11/21(土) |
第5戦 11/22(日) |
第6戦 11/23(月) |
勝敗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ○ |
○ 8 山本 |
● 5 田嶋 |
○ 2 東 |
○ 3 宮城 |
- |
- |
final進出 (4勝1敗) |
2位 | × | ● 5 美馬 |
○ 6 メルセデス |
● 0 澤村 |
● 2 種市 |
- |
- |
敗退 (1勝3敗) |
※ 名前は先発投手、勝ち投手・負け投手ではありません。
2023年の日本シリーズ(第74回プロ野球日本選手権シリーズ)は、阪神タイガース(セ1位)とオリックス・バファローズ(パ1位)という【関西ダービー】決戦となりました。阪神が日本シリーズに進出するのはセ2位から下剋上を果たした2014年以来9年ぶり7度目、1985年以来38年ぶり2度目の日本一を目指します。片やオリックスは3年連続15度目の日本シリーズで、2年連続6度目の日本一を目指します。阪神とオリックスが日本シリーズで対戦するのは、オリックスの前身の阪急時代も含めて史上初めて、関西勢同士による日本シリーズは阪神と南海(現ソフトバンク)が対戦した1964年以来59年ぶり2回目です。
セ1位 阪神が日本一!と予想
40人
江川卓
4勝3敗 糸井嘉男(神1位、オ3位)
〃 矢野燿大(神1位、オ2位)
〃 張本 勲(神3位、オ2位)
〃 有藤通世(神1位、オ2位)
〃 中畑 清(神1位、オ1位)
〃 牛島和彦(神3位、オ2位)
〃 槙原寛己(神1位、オ2位)
〃 田尾安志(神1位、オ2位)
〃 藪 恵壹(神1位、オ3位)
〃 土井正博(神1位)
〃 江本孟紀(神2位、オ2位)
〃 伊勢孝夫(神2位、オ1位)
〃 遠藤一彦(神2位、オ1位)
〃 宇野 勝(神1位、オ1位)
〃 前田幸長(神1位、オ2位)
〃 岩田 稔(神1位、オ2位)
〃 広岡達朗
〃 谷沢健一(神2位、オ1位)
〃 大矢明彦(神1位、オ2位)
〃 池田親興(神2位、オ2位)
〃 笘篠賢治
〃 谷繁元信(神1位、オ1位)
〃 里崎智也(神2位、オ3位)
〃 下柳 剛
〃 掛布雅之(神1位、オ1位)
〃 福本 豊(神1位、オ1位)
4勝2敗 田淵幸一(神1位、オ2位)
〃 伊東 勤(神4位、オ1位)
〃 黒田正宏(神1位)
〃 中村武志(神2位、オ2位)
〃 上田二朗(神1位)
〃 小早川毅彦(神2位、オ1位)
〃 金村 暁(神2位、オ2位)
〃 伊原春樹(神4位、オ1位)
〃 大下剛史(神5位、オ3位)
〃 斎藤雅樹(神3位、オ1位)
〃 野村弘樹(神2位、オ2位)
〃 館山昌平(神2位、オ1位)
〃 高木 豊(神1位、オ2位)
4勝1敗 高木 豊※プロ野球ニュース
パ1位 オリックスが日本一!と予想
21人
4勝3敗 松田宣浩
〃 東尾 修(神3位、オ1位)
〃 森 繁和(神2位、オ1位)
〃 辻 発彦(神2位、オ2位)
〃 鈴木啓示(神1位、オ1位)
〃 星野伸之(神1位、オ1位)
〃 得津高宏(神3位、オ1位)
〃 門倉 健(神4位、オ1位)
〃 加藤伸一(神1位、オ2位)
〃 野田浩司
〃 齊藤明雄(神3位、オ1位)
〃 達川光男(神2位、オ2位)
〃 岩本 勉(神1位、オ2位)
〃 五十嵐亮太(神3位、オ2位)
〃 鳥谷 敬(神2位、オ2位)
4勝2敗 大友 進(神1位、オ2位)
〃 攝津 正(オ2位)
〃 平松政次(神5位、オ2位)
〃 真中 満(神4位、オ1位)
〃 松中信彦(神3位、オ3位)
〃 坂口智隆(神2位、オ2位)
※ 能見篤史は『3勝3敗1分け』(スポニチ)あるいは『4勝3敗でどっちか』(関テレ)と予想しましたw。
※ (カッコ)内は、各氏がシーズン開幕前に発表した阪神(神)とオリックス(オ)の各リーグにおける順位予想。同氏が複数の予想を発表している場合もあります(その場合は後発メディアを参照)。
【第1戦】始球式:バファローズJr
【第2戦】始球式:吉高由里子さん
【第3戦】国歌斉唱:山本彩さん
始球式:阪神タイガースJr
【第4戦】始球式:稲垣啓太さん
3勝3敗で最終戦までもつれた「SMBC日本シリーズ2023」の第7戦が、2023年11月5日(日)に京セラドーム大阪で開催され、阪神が7-1でオリックスとの“関西対決”を制し、対戦成績4勝3敗で「38年ぶり2度目」となる悲願の日本一を達成しました!。
出場チーム | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 | 第7戦 | 勝敗 | ||
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開催日 球場 |
10/28(土) 京セラD |
10/29(日) 京セラD |
移 動 日 | 10/31(火) 甲子園 |
11/1(水) 甲子園 |
11/2(木) 甲子園 |
移 動 日 | 11/4(土) 京セラD |
11/5(日) 京セラD |
|
セ1位 | ○ 8 村上 |
● 0 西勇 |
● 4 伊藤将 |
○ 4 才木 |
○ 6 大竹 |
● 1 村上 |
○ 7 青柳 |
日本一 (4勝3敗-分) |
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パ1位 | ● 0 山本 |
○ 8 宮城 |
○ 5 東 |
● 3 山﨑福 |
● 2 田嶋 |
○ 5 山本 |
● 1 宮城 |
(3勝4敗-分) |
※ 名前は先発投手、勝ち投手・負け投手ではありません。
※ 引き分け試合により第7戦で優勝が決定しない場合は、翌日第7戦を行った球場で第8戦を行う。さらに第9戦が必要な場合には、1日移動日を設け、もう一方のチームの球場で行う。第8戦以降は延長回の制限を設けない(但し諸事情により事前協議によって変更する場合もある)。
第1戦は、オリックス先発の山本由伸投手と、阪神先発の今シーズン最優秀防御率の初タイトルを獲得した村上頌樹投手による投げ合いでスタート!。山本投手は、最優秀防御率など先発投手の主なタイトル4つを史上初めて3年連続で獲得した日本を代表する大エースですが、なんと阪神が5回に一挙4点、6回に3点を加えて山本投手を6回途中でノックアウト。0対8で阪神が快勝しました。
第2戦に、オリックスは先発に宮城大弥投手を起用。宮城は前日8点を挙げた阪神打線を抑え、6回4安打無失点の好投。一方、打つ方では大幅に打順を組み替えた打線が機能し8点を挙げ、前夜の借りを返す8対0の完封リレーでオリックスが勝利、1勝1敗のタイにしました。
移動日を挟んで阪神の本拠地・阪神甲子園球場に決戦の場を移した第3戦、満員の4万人の観客はほぼ阪神ファンで埋め尽くされ異様な雰囲気に…。2回に先制点を挙げたのは阪神でしたが、4回から反撃を開始したオリックスが逆転。完封試合だった第1・2戦から一転し、オリックスが4対5の接戦を制し、2勝1敗としました。
第4戦、1勝2敗の阪神はここで負ければ後が無くなってしまいます。その阪神は1回裏に先制点を挙げ試合を主導。その後は両軍一進一退の攻防が続きますが、最後は阪神が大山悠輔のサヨナラ打でオリックスに4対3で競り勝ち、星を2勝2敗の五分に戻しました。
第5戦は、オリックスが4回と7回に1点ずつ挙げ試合をリード。一方の阪神は、オリックス先発の田嶋大樹投手の好投に手が出ず、7回4安打無失点に抑えられます。しかし、オリックスの中島監督が7回から送り込んだ山﨑颯一郎投手が裏目に出て打ち込まれ、続く宇田川、阿部も阪神打線の猛攻を止めることが出来ず、この回一挙6点を取った阪神が逆転。6対2で阪神が3勝2敗とし、日本一に王手を掛けました。
移動日を挟み、阪神ファンで埋め尽くされた甲子園からオリックスの本拠地・京セラドームへと戻っての終盤戦。第6戦のオリックス先発は、初戦でまさかの6回途中7失点KOを食らった山本由伸投手。汚名返上と力投しますが、2回一死から阪神ノイジーに初球、内角高めのボール球、156キロ直球を右翼席に運ばれ先制点を奪われます…。初戦の嫌な負け方が気になりますが、オリックスはその裏すぐに反撃、2対1と逆転に成功。その後は山本投手がマウンドを死守、9回を138球の熱投で完投、積み重ねた14奪三振は日本シリーズの新記録。5対1で第6戦に勝利したオリックスが、3勝3敗の五分に戻し、日本一に逆王手としました。
泣いても笑っても決着がつく運命の第7戦。オリックス先発の宮城大弥投手と、阪神先発の青柳晃洋投手の投げ合いでスタートしますが、試合が動いたのは4回表。一死からヒットと死球で1-2塁となった所で、打席には前夜ホームランを打っているノイジー。カウント1-2からの内角低めのチェンジアップをすくい上げた打球は阪神ファンの待つ左翼席へ飛び込み、助っ人の2試合連続本塁打で阪神が3点を先制します。阪神は続く5回も猛攻で3点を挙げ、6対0とオリックスを突き放します。7対0で迎えた9回裏、後がないオリックスは頓宮の一発で1点を返しますが反撃もここまで、結局7対1でゲームセット。阪神が38年ぶり2度目の日本一を決めました。