本屋大賞 ―歴代受賞作― 芥川賞・直木賞も!

全国の書店員の投票で決定する本屋大賞の注目が高まっています。
これまでの本屋大賞・直木賞・芥川賞の全受賞作を一覧に!

 

このページが大きくなり過ぎた為、各賞だけを切り出したページも作りました。モバイル環境の方は、「芥川賞-歴代受賞作|全作品一覧」、「直木賞-歴代受賞作|全作品一覧」、「本屋大賞-歴代受賞作|全作品一覧」の各ページをご覧ください。

 2018年(第15回)本屋大賞 決定!

本屋大賞とは
本屋大賞」は、2004年(平成16年)に設立された、NPO法人 本屋大賞実行委員会が運営する文学賞です。
一般の文学賞とは異なり、作家・文学者は選考に加わらず、「新刊を扱う書店(オンライン書店を含む)の書店員」の投票によって、ノミネート作品および受賞作が決定されます。
この賞は、「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」 をキャッチコピーとして掲げています。商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、過去一年の間に自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。
対象作品は過去1年間に刊行された日本の小説で、1次投票で1人3作品を選び投票を行なった後、選出された上位10作品のうちから2次投票をおこない、大賞を決定します。1次投票には制約はありませんが、2次投票はノミネートされた10作品を全て読んだ上で推薦理由を記載し投票しなければなりません。2次投票は、3作品に順位をつけて投票し、順位に応じた点数をつけて集計されます(1位=3点、2位=2点、3位=1.5点)。
本屋大賞 選考スケジュール
前年11月:   一次投票スタート
当年1月:    一次発表、 発掘部門の投票締切
  1月下旬:  ノミネート作品発表
  2月上旬:  翻訳小説部門の投票締切
  3月上旬:  二次投票 締切
  4月上旬:  本屋大賞・発掘部門・翻訳小説部門 受賞作品発表!

 2018年(第15回)本屋大賞 辻村深月さんの「かがみの孤城」が受賞!

平成30年4月10日(火)、2018年(第15回)の本屋大賞が発表され、辻村深月さんの「かがみの孤城」が大賞に選ばれました。

辻村深月さんは、山梨県笛吹市出身の38歳。千葉大学教育学部を卒業し、2004年にはデビュー作『冷たい校舎の時は止まる』で「第31回メフィスト賞」を受賞。2011年には『ツナグ』で「第32回吉川英治文学新人賞」を、2012年には『鍵のない夢を見る』で「第147回直木三十五賞」を受賞しています。その他の代表作には、『凍りのくじら』『本日は大安なり』『ハケンアニメ!』などが挙げられます。

受賞の喜びを語る辻村さんは、この受賞作について、『かつて子どもだったすべての人へ向けて書いた作品です。主人公は中学1年生のこころという女の子で、あることが原因で学校に行けなくなってしまいます。その子が、ある日家の中にいると部屋の中の鏡が光って、その向こうにお城があって、そこで自分と似た境遇の子どもたちと冒険をする話です』と紹介しています。

本屋大賞
かがみの孤城
辻村深月(著)
ポプラ社
鏡の世界で謎を追う不登校児、生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。
2位
盤上の向日葵
柚月裕子(著)
中央公論新社
埼玉県で発見された白骨死体と、一緒に埋められていた伝説の将棋駒の謎。渾身の将棋ミステリー!
3位
屍人荘の殺人
今村昌弘(著)
東京創元社
大学ミステリ愛好会の葉村と明智は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、探偵少女の剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねる。第27回鮎川哲也賞受賞作。
4位
たゆたえども沈まず
原田マハ(著)
幻冬舎
原田マハが考える「日本人はなぜゴッホが大好きなのか」、アート小説の最高傑作誕生!
5位
AX アックス
伊坂幸太郎(著)
KADOKAWA
最強の殺し屋は……恐妻家。殺し屋シリーズ最新作!
6位
騙し絵の牙
塩田武士(著)
KADOKAWA
話題作『罪の声』塩田武士の待望の最新刊。最後は“大泉洋”に、騙される!
7位
星の子
今村夏子(著)
朝日新聞出版
出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込み、少しずつ家族が崩壊していく。第39回野間文芸新人賞受賞作。2017年上半期芥川賞候補作。
8位
崩れる脳を抱きしめて
知念実希人(著)
実業之日本社
最注目の医療ミステリー作家が描く、究極の恋愛×ミステリー!
9位
百貨の魔法
村山早紀(著)
ポプラ社
百貨店で働く人たちと館内に住むと噂される「白い猫」が織りなす、魔法のような物語!
10位
キラキラ共和国
小川糸(著)
幻冬舎
ツバキ文具店』待望の続編。バーバラ夫人も、QPちゃんも、守景さんも、みんな元気です(店主・鳩子)。

 本屋大賞 過去の受賞作一覧 2004年(第1回)~最新

本屋大賞 これまでの受賞者『受賞作』 一覧
受賞年 大賞 2位 3位 4位 5位 6~10位
2017年

蜜蜂と遠雷
恩田陸(著)
幻冬舎


みかづき
森絵都(著)
集英社


罪の声
塩田武士(著)
講談社


ツバキ文具店
小川糸(著)
幻冬舎


桜風堂ものがたり
村山早紀(著)
PHP研究所
6位 暗幕のゲルニカ
原田マハ(著) 新潮社
7位 』(アイ)
西加奈子(著) ポプラ社
8位 夜行
森見登美彦(著) 小学館
9位 コンビニ人間
村田沙耶香(著) 文藝春秋
10位 コーヒーが冷めないうちに
川口俊和(著) サンマーク出版
2016年

羊と鋼の森
宮下奈都(著)
文藝春秋


君の膵臓をたべたい
住野よる(著)
双葉社


世界の果てのこどもたち
中脇初枝(著)
講談社


永い言い訳
西川美和(著)
文藝春秋


朝が来る
辻村深月(著)
文藝春秋
6位 王とサーカス
米澤穂信(著) 東京創元社
7位 戦場のコックたち
深緑野分(著) 東京創元社
8位
東山彰良(著) 講談社
9位 教団X
中村文則(著) 集英社
10位 火花
又吉直樹(著) 文藝春秋
2015年

鹿の王
上橋菜穂子(著)
角川書店


サラバ!
西加奈子(著)
小学館


ハケンアニメ!
辻村深月(著)
マガジンハウス


本屋さんのダイアナ
柚木麻子(著)
新潮社


土漠の花
月村了衛(著)
幻冬舎
6位 怒り
吉田修一(著) 中央公論新社
7位 満願
米澤穂信(著) 新潮社
8位 キャプテンサンダーボルト
阿部和重・伊坂幸太郎(著) 文藝春秋
9位 アイネクライネナハトムジーク
伊坂幸太郎(著) 幻冬舎
10位 億男
川村元気(著) マガジンハウス
2014年

村上海賊の娘 上巻
和田竜(著)
新潮社


昨夜のカレー、明日のパン
木皿泉(著)
河出書房新社


島はぼくらと
辻村深月(著)
講談社


さようなら、オレンジ (単行本)
岩城けい(著)
筑摩書房


とっぴんぱらりの風太郎
万城目学(著)
文藝春秋
6位 教場
長岡弘樹(著) 小学館
7位 ランチのアッコちゃん
柚木麻子(著) 双葉社
8位 想像ラジオ
いとうせいこう(著) 河出書房新社
9位 聖なる怠け者の冒険
森見登美彦(著) 朝日新聞出版
10位 去年の冬、きみと別れ
中村文則(著) 幻冬舎
2013年

海賊とよばれた男
百田尚樹(著)
講談社


64
横山秀夫(著)
文藝春秋


楽園のカンヴァス
原田マハ(著)
新潮社


きみはいい子
中脇初枝(著)
ポプラ社


ふくわらい
西加奈子(著)
朝日新聞出版
6位 晴天の迷いクジラ
窪美澄(著) 新潮社
7位 ソロモンの偽証
宮部みゆき(著) 新潮社
8位 世界から猫が消えたなら
川村元気(著) マガジンハウス
9位 百年法
山田宗樹(著) 角川書店
10位 屍者の帝国
伊藤計劃、円城塔(著) 河出書房新社
11位 光圀伝
冲方丁(著) 角川書店
2012年

舟を編む
著/三浦しをん
(光文社)


ジェノサイド
著/高野和明
(角川書店)


ピエタ
著/大島真寿美
 (ポプラ社)


くちびるに歌を
著/中田永一
(小学館)


人質の朗読会
著/小川洋子
(中央公論新社)
6位 ユリゴコロ
著/沼田まほかる (双葉社)
7位 誰かが足りない
著/宮下奈都 (双葉社)
8位 ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
著/三上延 (アスキー・メディアワークス)
9位 偉大なる、しゅららぼん
著/万城目学 (集英社)
10位 プリズム
著/百田尚樹 (幻冬舎)
2011年

謎解きはディナーのあとで
著/東川篤哉
(小学館)


ふがいない僕は空を見た
著/窪美澄
(新潮社)


ペンギン・ハイウェイ
著/森見登美彦
(角川書店)


錨を上げよ
著/百田尚樹
(講談社)


シューマンの指
著/奥泉光
(講談社)
6位 叫びと祈り
著/梓崎優 (東京創元社)
7位 悪の教典
著/貴志祐介 (文藝春秋)
8位 神様のカルテ 2
著/夏川草介 (小学館)
9位 キケン
著/有川浩 (新潮社)
10位 ストーリー・セラー
著/有川浩 (新潮社)
2010年

天地明察
著/冲方丁
(角川書店)


神様のカルテ
著/夏川草介
(小学館)


横道世之介
著/吉田修一
(毎日新聞社)


神去なあなあ日常
著/三浦しをん
(徳間書店)


猫を抱いて象と泳ぐ
著/小川洋子
(文藝春秋)
6位 ヘヴン
著/川上未映子 (講談社)
7位 船に乗れ!
著/藤谷治 (ジャイブ)
8位 植物図鑑
著/有川浩 (角川書店)
9位 新参者
著/東野圭吾 (講談社)
10位 1Q84
著/村上春樹 (新潮社)
2009年

告白
著/湊かなえ
(双葉社)


のぼうの城
著/和田竜
(小学館)


ジョーカー・ゲーム
著/柳広司
(角川書店)


テンペスト
著/池上永一
(角川書店)


ボックス!
著/百田尚樹
(太田出版)
6位 新世界より
著/貴志祐介 (講談社)
7位 出星前夜
著/飯嶋和一 (小学館)
8位 悼む人
著/天童荒太 (文藝春秋)
9位 流星の絆
著/東野圭吾 (講談社)
10位 モダンタイムス
著/伊坂幸太郎 (講談社)
2008年

ゴールデンスランバー
著/伊坂幸太郎
(新潮社)


サクリファイス
著/近藤史恵
(新潮社)


有頂天家族
著/森見登美彦
(幻冬舎)


悪人
著/吉田修一
(朝日新聞社)


映画篇
著/金城一紀
(集英社)
6位 八日目の蝉
著/角田光代 (中央公論新社)
7位 赤朽葉家の伝説
著/桜庭一樹 (東京創元社)
8位 鹿男あをによし
著/万城目学 (幻冬舎)
9位 私の男
著/桜庭一樹 (文藝春秋)
10位 カシオペアの丘で
著/重松清 (講談社)
2007年

一瞬の風になれ
著/佐藤多佳子
(講談社)


夜は短し歩けよ乙女
著/森見登美彦
(角川書店)


風が強く吹いている
著/三浦しをん
(新潮社)


終末のフール
著/伊坂幸太郎
(集英社)


図書館戦争
著/有川浩
(角川書店)
6位 鴨川ホルモー
著/万城目学 (産業編集センター)
7位 ミーナの行進
著/小川洋子 (中央公論新社)
8位 陰日向に咲く
著/劇団ひとり (幻冬舎)
9位 失われた町
著/三崎亜記 (集英社)
10位 名もなき毒
著/宮部みゆき (幻冬舎)
2006年

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン
著/リリー・フランキー
(扶桑社)


サウスバウンド
著/奥田英朗
(角川書店)


死神の精度
著/伊坂幸太郎
(文藝春秋)


容疑者Xの献身
著/東野圭吾
(文藝春秋)


その日のまえに
著/重松清
(文藝春秋)
6位 ナラタージュ
著/島本理生 (角川書店)
7位 告白
著/町田康 (中央公論新社)
8位 ベルカ、吠えないのか?
著/古川日出男 (文藝春秋)
9位 県庁の星
著/桂望実 (小学館)
10位 さくら
著/西加奈子 (小学館)
11位 魔王
著/伊坂幸太郎 (講談社)
2005年

夜のピクニック
著/恩田陸
(新潮社)


明日の記憶
著/荻原浩
(光文社)


家守綺譚
著/梨木香歩
(新潮社)


袋小路の男
著/絲山秋子
(講談社)


チルドレン
著/伊坂幸太郎
(講談社)
6位 対岸の彼女
著/角田光代 (文藝春秋)
7位 犯人に告ぐ
著/雫井脩介 (双葉社)
8位 黄金旅風
著/飯嶋和一 (小学館)
9位 私が語りはじめた彼は
著/三浦しをん (新潮社)
10位 そのときは彼によろしく
著/市川拓司 (小学館)
2004年

博士の愛した数式
著/小川洋子
(新潮社)


クライマーズ・ハイ
著/横山秀夫
(文藝春秋)


アヒルと鴨のコインロッカー
著/伊坂幸太郎
(東京創元社)


永遠の出口
著/森絵都
(集英社)


重力ピエロ
著/伊坂幸太郎
(新潮社)
6位 4TEEN
著/石田衣良 (新潮社)
7位 デッドエンドの思い出
著/よしもとばなな (文藝春秋)
8位 終戦のローレライ
著/福井晴敏 (講談社)
9位 陰摩羅鬼の瑕
著/京極夏彦 (講談社ノベルス)
10位 ららら科學の子
著/矢作俊彦 (文藝春秋)

 芥川龍之介賞 受賞作品 1935年~現在

芥川龍之介賞」(通称 芥川賞)は、純文学の新人に与えられる文学賞です。

文藝春秋社内の日本文学振興会によって選考が行われ、賞が授与されます。大正時代を代表する小説家の一人・芥川龍之介の業績を記念して、友人であった菊池寛が1935年に直木三十五賞(直木賞)ともに創設し、以降年2回発表されるようになりました。新人作家による発表済みの短編・中編作品が対象となり、選考委員の合議によって受賞作が決定されます。

第159回(2018年上半期)芥川賞の候補作と受賞作の詳細は、「芥川賞 歴代ノミネート作 一覧」のページjをご覧ください。

芥川賞 受賞者『受賞作』 一覧
受賞年 上半期 下半期
受賞者『受賞作』 受賞者『受賞作』
2018年 第159回 高橋弘希『送り火芥川賞受賞作が決定 第160回 候補作発表は12月20日頃、受賞作は2019年1月20日前後に発表!
2017年 第157回 沼田真佑『影裏(えいり) 第158回 石井遊佳『百年泥』、 若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも
2016年 第155回 村田沙耶香『コンビニ人間 第156回 山下澄人『しんせかい
2015年 第153回 羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド
又吉直樹『火花
第154回 滝口悠生 『死んでいない者
本谷有希子 『異類婚姻譚
2014年 第151回 柴崎友香『春の庭 第152回 小野正嗣『九年前の祈り
2013年 第149回 藤野可織『爪と目 第150回 小山田浩子『
2012年 第147回 鹿島田真希『冥土めぐり 第148回 黒田夏子『abさんご
2011年 第145回 該当作品なし 第146回 円城塔『道化師の蝶』、 田中慎弥『共喰い
2010年 第143回 赤染晶子『乙女の密告 第144回 朝吹真理子『きことわ』、 西村賢太『苦役列車
2009年 第141回 磯崎憲一郎『終の住処 第142回 該当作品なし
2008年 第139回 楊逸『時が滲む朝 第140回 津村記久子『ポトスライムの舟
2007年 第137回 諏訪哲史『アサッテの人 第138回 川上未映子『乳と卵
2006年 第135回 伊藤たかみ『八月の路上に捨てる 第136回 青山七恵『ひとり日和
2005年 第133回 中村文則『土の中の子供 第134回 絲山秋子『沖で待つ
2004年 第131回 モブ・ノリオ『介護入門 第132回 阿部和重『グランド・フィナーレ
2003年 第129回 吉村萬壱『ハリガネムシ 第130回 金原ひとみ『蛇にピアス
綿矢りさ『蹴りたい背中
2002年 第127回 吉田修一『パーク・ライフ 第128回 大道珠貴『しょっぱいドライブ
2001年 第125回 玄侑宗久『中陰の花 第126回 長嶋有『猛スピードで母は
2000年 第123回 町田康『きれぎれ』、 松浦寿輝『花腐し 第124回 青来有一『聖水』、 堀江敏幸『熊の敷石
1999年 第121回 該当作品なし 第122回 玄月『蔭の棲みか』、 藤野千夜『夏の約束
1998年 第119回 花村萬月『ゲルマニウムの夜
藤沢周『ブエノスアイレス午前零時
第120回 平野啓一郎『日蝕
1997年 第117回 目取真俊『水滴 第118回 該当作品なし
1996年 第115回 川上弘美『蛇を踏む 第116回 辻仁成『海峡の光』、 柳美里『家族シネマ
1995年 第113回 保坂和志『この人の閾 第114回 又吉栄喜『豚の報い
1994年 第111回 室井光広『おどるでく
笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート
第112回 該当作品なし
1993年 第109回 吉目木晴彦『寂寥郊野 第110回 奥泉光『石の来歴
1992年 第107回 藤原智美『運転士 第108回 多和田葉子『犬婿入り
1991年 第105回 辺見庸『自動起床装置』、 荻野アンナ『背負い水 第106回 松村栄子『至高聖所
1990年 第103回 辻原登『村の名前 第104回 小川洋子『妊娠カレンダー
1989年 第101回 該当作品なし 第102回 大岡玲『表層生活
瀧澤美恵子『ネコババのいる町で
1988年 第99回 新井満 『尋ね人の時間 第100回 南木佳士『ダイヤモンドダスト』、李良枝『由煕
1987年 第97回 村田喜代子『鍋の中 第98回 池澤夏樹『スティル・ライフ
三浦清宏『長男の出家
1986年 第95回 該当作品なし 第96回 該当作品なし
1985年 第93回 該当作品なし 第94回 米谷ふみ子『過越しの祭
1984年 第91回 該当作品なし 第92回 木崎さと子『青桐
1983年 第89回 該当作品なし 第90回 笠原淳『杢二の世界』、 高樹のぶ子『光抱く友よ
1982年 第87回 該当作品なし 第88回 加藤幸子『夢の壁』、 唐十郎『佐川君からの手紙
1981年 第85回 吉行理恵『小さな貴婦人 第86回 該当作品なし
1980年 第83回 該当作品なし 第84回 尾辻克彦『父が消えた
1979年 第81回 重兼芳子『やまあいの煙』、 青野聰『愚者の夜 第82回 森禮子『モッキングバードのいる町
1978年 第79回 高橋揆一郎『伸予』、 高橋三千綱『九月の空 第80回 該当作品なし
1977年 第77回 三田誠広『僕って何』、 池田満寿夫『エーゲ海に捧ぐ 第78回 宮本輝『螢川』、 高城修三 『榧の木祭り
1976年 第75回 村上龍『限りなく透明に近いブルー 第76回 該当作品なし
1975年 第73回 林京子『祭りの場 第74回 中上健次『』、 岡松和夫『志賀島
1974年 第71回 該当作品なし 第72回 日野啓三『あの夕陽』、 阪田寛夫『土の器
1973年 第69回 三木卓『 第70回 野呂邦暢『草のつるぎ』、 森敦『月山
1972年 第67回 畑山博『いつか汽笛を鳴らして
宮原昭夫『誰かが触った
第68回 山本道子 『ベティさんの庭』、 郷静子『れくいえむ
1971年 第65回 該当作品なし 第66回 李恢成『砧をうつ女 』、 東峰夫『オキナワの少年
1970年 第63回 吉田知子『無明長夜
古山高麗雄『プレオー8の夜明け
第64回 古井由吉『杳子
1969年 第61回 庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて
田久保英夫『深い河
第62回 清岡卓行『アカシヤの大連
1968年 第59回 丸谷才一『年の残り 』、 大庭みな子『三匹の蟹 第60回 該当作品なし
1967年 第57回 大城立裕『カクテル・パーティー 第58回 柏原兵三『徳山道助の帰郷
1966年 第55回 該当作品なし 第56回 丸山健二『夏の流れ
1965年 第53回 津村節子『玩具 第54回 高井有一『北の河
1964年 第51回 柴田翔『されどわれらが日々── 第52回 該当作品なし
1963年 第49回 後藤紀一『少年の橋 』、 河野多惠子『 第50回 田辺聖子『感傷旅行 センチメンタル・ジャーニィ
1962年 第47回 川村晃『美談の出発 第48回 該当作品なし
1961年 第45回 該当作品なし 第46回 宇能鴻一郎『鯨神
1960年 第43回 北杜夫『夜と霧の隅で 第44回 三浦哲郎『忍ぶ川
1959年 第41回 斯波四郎『山塔 第42回 該当作品なし
1958年 第39回 大江健三郎『飼育 第40回 該当作品なし
1957年 第37回 菊村到『硫黄島 第38回 開高健『裸の王様
1956年 第35回 近藤啓太郎『海人舟 第36回 該当作品なし
1955年 第33回 遠藤周作『白い人 第34回 石原慎太郎『太陽の季節
1954年 第31回 吉行淳之介『驟雨 』その他 第32回 小島信夫『アメリカン・スクール
庄野潤三『プールサイド小景
1953年 第29回 安岡章太郎『悪い仲間・陰気な愉しみ 第30回 該当作品なし
1952年 第27回 該当作品なし 第28回 五味康祐『喪神 』、 松本清張『或る『小倉日記』伝
1951年 第25回 安部公房『壁 S・カルマ氏の犯罪
石川利光『春の草 』他
第26回 堀田善衛『広場の孤独 』『漢奸 』その他
1950年 第23回 辻亮一『異邦人 第24回 該当作品なし
1949年 第21回 由起しげ子『本の話 』、 小谷剛『確証 第22回 井上靖『闘牛
1945~
1948年
(第二次世界大戦のため中断)
1944年 第19回 八木義徳『劉廣福 』、 小尾十三『登攀 第20回 清水基吉『雁立
1943年 第17回 石塚喜久三『纏足の頃 第18回 東野邊薫『和紙
1942年 第15回 該当作品なし 第16回 倉光俊夫『連絡員
1941年 第13回 多田裕計『長江デルタ 第14回 芝木好子『青果の市
1940年 第11回 高木卓『歌と門の盾』(受賞辞退) 第12回 櫻田常久(桜田常久)『平賀源内
1939年 第9回 半田義之『鶏騒動 』、 長谷健『あさくさの子供 第10回 寒川光太郎『密猟者
1938年 第7回 中山義秀『厚物咲 第8回 中里恒子『乗合馬車』他
1937年 第5回 尾崎一雄『暢気眼鏡』他 第6回 火野葦平 『糞尿譚
1936年 第3回 小田嶽夫『城外 』、 鶴田知也『コシャマイン記 第4回 石川淳『普賢』、 冨澤有爲男『地中海
1935年 第1回 石川達三『蒼氓 第2回 該当作品なし(二・二六事件のため審査中止)

 直木三十五賞 受賞作品 1935年~現在

直木三十五賞」(通称 直木賞)は、無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞です。

かつては芥川賞と同じく、無名・新人作家に対する賞でしたが、現在では中堅作家が主な対象とされていて、ベテランが受賞することも多くなりました。文藝春秋社社長の菊池寛が、友人の直木三十五を記念して1935年に芥川龍之介賞(芥川賞)とともに創設し、年2回発表されます。

第159回(2018年上半期)直木賞の候補作と受賞作の詳細は、「直木賞 歴代ノミネート作 一覧」のページjをご覧ください。

直木賞 受賞者『受賞作』 一覧
受賞年 上半期 下半期
受賞者『受賞作』 受賞者『受賞作』
2018年 第159回 島本理生『ファーストラヴ直木賞受賞作が決定 第160回 候補作発表は12月20日頃、受賞作は2019年1月20日前後に発表!
2017年 第157回 佐藤正午『月の満ち欠け 第158回 門井慶喜『銀河鉄道の父
2016年 第155回 荻原浩『海の見える理髪店 第156回 恩田陸『蜜蜂と遠雷
2015年 第153回 東山彰良『 第154回 青山文平『つまをめとらば
2014年 第151回 黒川博行『破門 第152回 西加奈子『サラバ!
2013年 第149回 桜木紫乃『ホテルローヤル 第150回 朝井まかて『恋歌』、 姫野カオルコ『昭和の犬
2012年 第147回 辻村深月『鍵のない夢を見る 第148回 朝井リョウ『何者』、 安部龍太郎『等伯
2011年 第145回 池井戸潤『下町ロケット 第146回 葉室麟『蜩ノ記
2010年 第143回 中島京子『小さいおうち 第144回 木内昇『漂砂のうたう』、 道尾秀介『月と蟹
2009年 第141回 北村薫『鷺と雪 第142回 佐々木譲『廃墟に乞う』、 白石一文『ほかならぬ人へ
2008年 第139回 井上荒野『切羽へ 第140回 天童荒太『悼む人』、 山本兼一『利休にたずねよ
2007年 第137回 松井今朝子『吉原手引草 第138回 桜庭一樹『私の男
2006年 第135回 三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒
森絵都『風に舞いあがるビニールシート
第136回 該当作品なし
2005年 第133回 朱川湊人『花まんま 第134回 東野圭吾『容疑者Xの献身
2004年 第131回 奥田英朗『空中ブランコ』、 熊谷達也『邂逅の森 第132回 角田光代『対岸の彼女
2003年 第129回 石田衣良『4TEEN フォーティーン
村山由佳『星々の舟
第130回 江國香織『号泣する準備はできていた
京極夏彦『後巷説百物語
2002年 第127回 乙川優三郎『生きる 第128回 該当作品なし
2001年 第125回 藤田宜永『愛の領分 第126回 山本一力『あかね空』、 唯川恵『肩ごしの恋人
2000年 第123回 船戸与一『虹の谷の五月』、 金城一紀『GO 第124回 山本文緒『プラナリア』、 重松清『ビタミンF
1999年 第121回 佐藤賢一『王妃の離婚』、 桐野夏生『柔らかな頬 第122回 なかにし礼『長崎ぶらぶら節
1998年 第119回 車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂 第120回 宮部みゆき『理由
1997年 第117回 篠田節子『女たちのジハード
浅田次郎『鉄道員(ぽっぽや)
第118回 該当作品なし
1996年 第115回 乃南アサ『凍える牙 第116回 坂東眞砂子『山妣
1995年 第113回 赤瀬川隼『白球残映 第114回 小池真理子『
藤原伊織『テロリストのパラソル
1994年 第111回 中村彰彦『二つの山河』、 海老沢泰久『帰郷 第112回 該当作品なし
1993年 第109回 高村薫『マークスの山』、 北原亞以子『恋忘れ草 第110回 佐藤雅美『恵比寿屋喜兵衛手控え
大沢在昌『無間人形 新宿鮫
1992年 第107回 伊集院静『受け月 第108回 出久根達郎『佃島ふたり書房
1991年 第105回 宮城谷昌光『夏姫春秋
芦原すなお『青春デンデケデケデケ
第106回 高橋義夫『狼奉行』、 高橋克彦『緋い記憶
1990年 第103回 泡坂妻夫『蔭桔梗 第104回 古川薫『漂泊者のアリア
1989年 第101回 ねじめ正一『高円寺純情商店街
笹倉明『遠い国からの殺人者
第102回 星川清司『小伝抄』、 原尞『私が殺した少女
1988年 第99回 西木正明『凍れる瞳』『端島の女』
景山民夫『遠い海から来たCOO
第100回 杉本章子『東京新大橋雨中図
藤堂志津子『熟れてゆく夏
1987年 第97回 白石一郎『海狼伝
山田詠美『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー
第98回 阿部牧郎『それぞれの終楽章
1986年 第95回 皆川博子『恋紅 第96回 逢坂剛『カディスの赤い星
常盤新平『遠いアメリカ
1985年 第93回 山口洋子『演歌の虫』『演歌の虫 第94回 森田誠吾『魚河岸ものがたり
林真理子『最終便に間に合えば』『京都まで
1984年 第91回 連城三紀彦『恋文』、 難波利三『てんのじ村 第92回 該当作品なし
1983年 第89回 胡桃沢耕史『黒パン俘虜記 第90回 神吉拓郎『私生活』、 高橋治『秘伝
1982年 第87回 深田祐介『炎熱商人』、 村松友視『時代屋の女房 第88回 該当作品なし
1981年 第85回 青島幸男『人間万事塞翁が丙午 第86回 つかこうへい『蒲田行進曲』、 光岡明『機雷
1980年 第83回 向田邦子『花の名前』『かわうそ 』『犬小屋
志茂田景樹『黄色い牙
第84回 中村正軌『元首の謀叛
1979年 第81回 田中小実昌『浪曲師朝日丸の話』『ミミのこと
阿刀田高『ナポレオン狂
第82回 該当作品なし
1978年 第79回 津本陽『深重の海』、 色川武大『離婚 第80回 宮尾登美子『一絃の琴』、 有明夏夫『大浪花諸人往来
1977年 第77回 該当作品なし 第78回 該当作品なし
1976年 第75回 該当作品なし 第76回 三好京三『子育てごっこ
1975年 第73回 該当作品なし 第74回 佐木隆三『復讐するは我にあり
1974年 第71回 藤本義一『鬼の詩 第72回 半村良『雨やどり』、 井出孫六『アトラス伝説
1973年 第69回 長部日出雄『津軽世去れ節』『津軽じょんから節
藤沢周平『暗殺の年輪
第70回 該当作品なし
1972年 第67回 綱淵謙錠『』、 井上ひさし『手鎖心中 第68回 該当作品なし
1971年 第65回 該当作品なし 第66回 該当作品なし
1970年 第63回 結城昌治『軍旗はためく下に』、 渡辺淳一『光と影 第64回 豊田穣『長良川
1969年 第61回 佐藤愛子『戦いすんで日が暮れて 第62回 該当作品なし
1968年 第59回 該当作品なし 第60回 陳舜臣『青玉獅子香炉』、 早乙女貢『僑人の檻
1967年 第57回 生島治郎『追いつめる 第58回 野坂昭如『アメリカひじき 』『火垂るの墓
三好徹『聖少女
1966年 第55回 立原正秋『白い罌粟 第56回 五木寛之『蒼ざめた馬を見よ
1965年 第53回 藤井重夫『 第54回 新橋遊吉『八百長』、 千葉治平『虜愁記
1964年 第51回 該当作品なし 第52回 永井路子『炎環』、 安西篤子『張少子の話
1963年 第49回 佐藤得二『女のいくさ 第50回 安藤鶴夫『巷談 本牧亭』、 和田芳恵『塵の中
1962年 第47回 杉森久英『天才と狂人の間 第48回 山口瞳『江分利満氏の優雅な生活
杉本苑子『孤愁の岸
1961年 第45回 水上勉『雁の寺 第46回 伊藤桂一『螢の河
1960年 第43回 池波正太郎『錯乱 第44回 寺内大吉『はぐれ念仏』、 黒岩重吾『背徳のメス
1959年 第41回 渡辺喜恵子『馬淵川』、 平岩弓枝『鏨師 第42回 司馬遼太郎『梟の城』、 戸板康二『團十郎切腹事件』他
1958年 第39回 山崎豊子『花のれん』、 榛葉英治『赤い雪 第40回 城山三郎『総会屋錦城』、 多岐川恭『落ちる
1957年 第37回 江崎誠致『ルソンの谷間 第38回 該当作品なし
1956年 第35回 南條範夫『燈台鬼』、 今官一『壁の花 第36回 今東光『お吟さま』、 穂積驚『勝烏
1955年 第33回 該当作品なし 第34回 新田次郎『強力伝 』、 邱永漢『香港
1954年 第31回 有馬頼義『終身未決囚 第32回 梅崎春生『ボロ家の春秋 』、 戸川幸夫『高安犬物語
1953年 第29回 該当作品なし 第30回 該当作品なし
1952年 第27回 藤原審爾『罪な女』他 第28回 立野信之『叛乱
1951年 第25回 源氏鶏太『英語屋さん』『颱風さん』『御苦労さん 第26回 久生十蘭『鈴木主水 』、 柴田錬三郎『イエスの裔
1950年 第23回 今日出海『天皇の帽子』、 小山いと子『執行猶予 第24回 檀一雄『長恨歌』『真説 石川五右衛門
1949年 第21回 富田常雄『 』『刺青』他 第22回 山田克郎『海の廃園
1945~
1948年
(第二次世界大戦のため中断)
1944年 第19回 岡田誠三『ニューギニヤ山岳戦 第20回 該当作品なし
1943年 第17回 山本周五郎『小説日本婦道記』(受賞辞退) 第18回 森荘已池『山畠』『蛾と笹舟
1942年 第15回 該当作品なし 第16回 田岡典夫『強情いちご』他、 神崎武雄『寛容 』他
1941年 第13回 木村荘十『雲南守備兵 第14回 該当作品なし
1940年 第11回 堤千代『小指』他 、河内仙介『軍事郵便 第12回 村上元三『上総風土記』他
1939年 第9回 該当作品なし 第10回 該当作品なし
1938年 第7回 橘外男『ナリン殿下への回想 第8回 大池唯雄『兜首 』『秋田口の兄弟
1937年 第5回 該当作品なし 第6回 井伏鱒二『ジョン万次郎漂流記』他
1936年 第3回 海音寺潮五郎『天正女合戦』『武道傳來記 』(武道伝来記) 第4回 木々高太郎『人生の阿呆』他
1935年 第1回 川口松太郎『鶴八鶴次郎』『風流深川唄』『明治一代女 第2回 鷲尾雨工『吉野朝太平記』他

芥川賞と直木賞の違いについて

ちなみに、「芥川賞と直木賞の違い」についてですが、「芥川賞」(芥川龍之介賞)は純文学の新人に与えられる文学賞で、「直木賞」(直木三十五賞)は大衆文学の無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞です。

では、「純文学と大衆文学の違い」についてですが、純文学は娯楽性よりも“芸術性”に重きを置いている小説のことで、逆に大衆文学は芸術性よりも“娯楽性”に重きを置いている小説とされています。
ただし、ここでいう「芸術性とは何にか」についての定義は曖昧で、ある読者が低俗な作品だと感じたとしても、著者自身が「これは芸術である」と思って書いていれば純文学に位置付けられます。

過去には、大衆文学が読者の慰安を目的として興味本位に書かれるのに対して、純文学はあくまで作者の芸術的感性に基づいて生み出される作品であり、“純文学は大衆文学より高級である”との前提が広く受け入れられた時代があり、その後の文学論争に発展した経緯があります。

いずれにしても、これらの分類は“日本の近代文学および文壇における独特の用語”であり、自分が好む小説や作家がどっちに当てはまるかなど、まったく気にする必要は無いってことですね。こうした読者の現代的な感性が、古い拘りに未だに縛られ続けている芥川賞や直木賞の受賞作より、本屋大賞の受賞作の方が売れる時代になった背景の一つにあるのではないでしょうか・・・?。

【関連ページ掲載】
※ これまで、「本屋大賞・芥川賞・直木賞」の受賞作を、一覧(リスト)にしていましたが、あまりに数が多くなってしまったので、各賞を切り出した、それぞれのページを作りました。
芥川賞-歴代受賞作|全作品一覧
直木賞-歴代受賞作|全作品一覧
本屋大賞-歴代受賞作|全作品一覧

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