【野菜栽培カレンダー】 12月

種まきの時期を逸したりしない様に、家庭菜園で日々すべき必要な作業を記した野菜栽培カレンダー(日誌)を作ってみました。

旧暦で12月の和風月名は「師走(しわす)」。現代では一般に、師(僧、師匠、先生など)といえども趨走(すうそう、走り回る)月という意味で解されていますが、これは後世の語源俗解で、正しい語源は不明とされています。すべての農事が終わった様や、稲が無い田の様を表したとする説などがあります。現在の季節感とは1~2ヶ月ほどズレますが、季節としては 仲冬(ちゅうとう)に当たります(大雪(12/7頃)から小寒(1/5頃)の前日まで)。

12月になると、長野では一日の平均気温が10度を下回り、最低気温は氷点下になる日が多くなります。雪が積もる年もあり、面倒だと先延ばしにしていた自動車のタイヤ交換も、さすがにそろそろしないとマズイです…(汗)。遅くなればなるほど、挨拶回りや大掃除など年末の用事が増えますので、畑は早めに冬支度を整え、年内の作業は手仕舞いにしましょう。長野県の北信地域では、「野沢菜づけ」が年内最後のメイン作業となります!(笑)。

 12月の作業日誌

私が住んでいる長野県長野盆地辺りでの、気候や風土に沿った野菜栽培の作業日誌です。お住まいの地域の寒暖によって、前後させてください。ちなみに、長野の「桜の開花日」(平年)は4月13日です。全国の主要都市のさくらの開花日(気象庁)を参考に、ずらす日数をご判断ください。

年によって日が異なる暦(祝祭や行事、二十四節気など)は、最も一般的な平年日に合わせています。

12月の家庭菜園 作業日誌
主な作業
12


1日
2日 野沢菜の収穫
3日 野沢菜の漬け込み
4日
5日
6日
7日 大雪(たいせつ)
8日
9日
10日
12


11日 冬越野菜(エンドウソラマメニンジン等)の苗に土寄せし、敷き藁などで越冬準備
12日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
12


21日
22日 冬至(とうじ)
23日
24日
25日
26日
27日
28日
29日
30日
31日

 12月に種をまく野菜・植える野菜

南方の暖かい地域なら、12月になってもまだエンドウソラマメの種まきが間に合うそうですが、さすがに長野では、もう何もありません…。


 12月に収穫できる野菜・旬の野菜

旬の野菜・収穫最盛期の野菜

これから収穫が始まる野菜(早生種)

残念ながら、もうありません。

収穫が終盤の野菜(晩生種)

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